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ユグドラゴF【カマクラル】

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by カマクラル

ユグドラゴF【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。

前回はオーバーラッシュパック2のレビュー記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?


オーバーラッシュパック2 新弾カードレビュー【カマクラル】


ユグドラゴ、磁石の戦士、ラヴという新規の3テーマが登場しました!

また、ギャラクシーや楽姫などにも強化パーツが登場し、既存のテーマも強さの底上げがなされましたね!

デッキ強化もさることながら、最大の目玉である<ブラック・マジシャン・ガール>の<オーバーラッシュレア>も入っているため、何回でも剥きたくなるパックになっています!

来月からはギャラクシーカップの予選も始まりますし、今後の盛り上がりを期待させてくれる弾になったのではないでしょうか。


さて、今回はユグドラゴFを執筆いたしました!

新規3テーマの内、最もパワーが高いのがユグドラゴデッキだと思います。

マキシマム型で組む事も考えましたが、フュージョン型にする最大の利点は<デュアルスペース・ユグドラゴ>でワンキルを狙える点です!

天帝龍樹ユグドラゴ>は4000打点と上限が決まっており、1ターンでライフを削り切る事ができません。

そのため、マキシマム召喚に成功しても決着までに2、3ターンかかってしまいます。

ラッシュデュエルにおける2、3ターンはとても長く、相手に10〜15枚のドローを許してしまうと、盤面を返されかねません。

特に昨今はカードパワーのインフレが激しいため、罠破壊耐性持ちの4000打点くらいなら、突破される可能性が高いです。

その点、<デュアルスペース・ユグドラゴ>なら3300打点の3回攻撃+貫通付与と単体で完結したスペックを誇るため、盤面解決とライフカットに長けています!
さらに横にモンスターを並べれば、ダイレクトアタックを決めてもっとライフを詰められますね!

上記の事からフュージョン型にする事に決めました。


目次
  1. デッキレシピ
  2. デッキコンセプト
  3. メインデッキ解説
  4. 各デッキとの相性
  5. 最後に
それでは、早速観ていきましょう!


1.デッキレシピ
ユグドラゴF
プレイヤー:カマクラル
3



2.デッキコンセプト
「フュージョンメイン、時々マキシマム」です!

冒頭でも触れた通り、基本は<デュアルスペース・ユグドラゴ>によるワンキルを狙っていきます!

ただ、このメインデッキでは破壊以外の罠に対する耐性がありません。
フュージョン召喚に合わせて<強制脱出装置>を打たれたり、攻撃時に<魔法の筒>や<アビスカイト・レイ・モノクローム>でカウンターされるのもキツいです。

粒子加速>や<オーバーラッシュ・ストーム>の採用も考えたのですが、<粒子加速>は<七宝神-良財>や<サンセット・リバース>で使いにくいですし、<オーバーラッシュ・ストーム>は墓地リソースを減らしてしまいます。
また、ただでさえフュージョン召喚に必要なカードやそのサポートで枠が埋まっており、追加の補助カードまで採用する余力はありません。

そのため、罠は破壊せずに踏みに行くプレイングでカバーする事にしました!
天帝龍樹ユグドラゴ>に対して罠などのリソースを割いてくれれば、本命の<デュアルスペース・ユグドラゴ>の攻撃が通りやすくなります!

現環境で盤面に干渉してくる罠の採用はせいぜい3枚くらいだと思いますので、上記のやり方でもギリギリやれると考えています。
また、<不条理の虚孔>という防御札がある事も手助けになっていますね!

マキシマムパーツは<カオス・フェムトロン>、<スカイエンペラー・ミニオン>、<スペース・シードライバー>の回収効果にも対応しており、メインギミックとケンカする事なく採用する事が可能です!
マキシマムパーツは単体では機能しないものの、リリース要員や壁に使えば無駄にはなりませんね。

それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】7枚
マルチスペース・ユグドラゴ...3枚
自身を<スペース・ユグドラゴ>名称に変えながら、墓地の<スペース・ユグドラゴ>や<天帝龍樹ユグドラゴ>のパーツを回収できる強力な効果を持ちます!
特に<スペース・ユグドラゴ>を回収すれば即座にフュージョンに繋げられるため強いですね!
ただし、<ディープワーニング・フュージョン>は手札のみまたは自分フィールドのみでしかフュージョン召喚できないため、場の<マルチスペース・ユグドラゴ>と手札の<スペース・ユグドラゴ>ではフュージョン召喚できません。
回収した<スペース・ユグドラゴ>をフュージョン素材に使う場合は場に出す必要がある事は覚えておきましょう。
また、このカードが手札にある状態では<スペース・ユグドラゴ>名称ではないため、手札フュージョンの素材に使えない点には注意しましょう。
勝ち筋に関連するカードは多いに越した事は無いため、3枚採用しました。

スペース・ユグドラゴ...3枚
フュージョン素材となるモンスターです!
単体でのスペックは今一つであり、コンボありきの性能になっています。
手札に<スペース・ユグドラゴ>または<マルチスペース・ユグドラゴ>がいればすぐにフュージョンに繋げられる点は優秀です!
また、墓地に送る自分フィールドのカードは何でも良いため、魔法・罠ゾーンのカードをコストに使えますし、効果を使い終わった<スペース・バドエクスプロイト>を活用するのも良いでしょう。
このカードを引かない事には始まらないため、3積み必須です!

天帝龍樹ユグドラゴ...1枚
マキシマム召喚用に1枚のみ採用しました!
当初はこの枠に<シードクロトロン・ブラッセルン>を採用していました。
しかし、デッキ内の魔法・罠カードの比率が高いため、墓地からの回収効果の条件を満たせない事が目立ち、デッキから抜けていきました。
このカード自身の単体性能は低いため、デッキをフュージョン軸にするなら枚数を増やさない方が良いと思います。

【下級モンスター】18枚
カオス・フェムトロン...3枚
デッキ内のモンスターをサイバース族に縛る必要はありますが、非常に強力な効果を持つ下級モンスターです!
このカードからアドバンテージを稼ぐため、ユグドラゴのマキシマムパーツを採用し、手札を増やせるようにしています!
回収効果にレベルの指定は無いため、3枚墓地へ送った中に2種類以上の守備力0のモンスターがいれば、状況に応じて好きなカードを引っ張ってこれます!
ただし、<ザ☆クローン>同様に自分の墓地にモンスターが居ない状況では効果を発動できません。
特に自分の1ターン目は<ストレンジ・アトラクター>のコストでサイバース族のモンスターを墓地に送るなどの工夫が必要になるため注意しましょう。
墓地肥やし、パーツ回収と1枚で複数の役割をこなせるため、3積み確定です!

スカイエンペラー・ミニオン...3枚
最強ジャンプ2024年5月号の付録カードです!
効果はサイバース族版の<秘密捜査官ミステイク>ですね!
スペース・ユグドラゴ>だけではサーチ先が少ないため、マキシマムパーツも採用して手札を増やし易くしました!
手札に加えなかったカードはデッキの上に好きな順番で戻すため、墓地肥やしやドローカードとの兼ね合いを見ながら、よく考えて戻す必要があります。
こちらも非常に強力なサポート効果となるため、3積み必須です!

天帝龍樹ユグドラゴ[L] / 天帝龍樹ユグドラゴ[R]...各3枚
単体性能は低いものの、<カオス・フェムトロン>と<スカイエンペラー・ミニオン>、<スペース・シードライバー>の効果に対応しているため、案外邪魔になりません。
たとえステータスの低い下級モンスターであったとしても、手札を1枚増やせる事は強いです!
また、初見殺しな感はありますが、マキシマム召喚を決めれば相手は驚くでしょう。
計算を狂わせる事で本命のフュージョン召喚が通り易くなってくれれば儲けものです!
デッキ間のシナジーを強くするためにも3枚ずつ採用しました。
ただし今後、サイバース族で守備力0のサポートカードが登場したら抜けていく枠だと思います。

スペース・バドエクスプロイト...3枚
ディープワーニング・フュージョン>を回収する強力な効果を持つ下級モンスターです!
500バーンも地味に強いですね!
フュージョン召喚に絡むカードの回収は多いに越した事は無いため3枚採用しました!

スペース・シードライバー...3枚
カオス・フェムトロン>同様にデッキ内のモンスターをサイバース族に縛る必要がありますが、強力な回収効果を持っています!
マルチスペース・ユグドラゴ>、<スペース・ユグドラゴ>の回収はもちろん、<天帝龍樹ユグドラゴ>のマキシマムパーツも回収可能です!
手札を増やせるモンスターは多いに越した事はないため3積みしました!

【魔法】12枚
ストレンジ・アトラクター...3枚
七宝船>と<貪欲な壺>を足したような効果を持つ強力な魔法カードです!
構築をサイバース族に限る必要はあるものの、十分過ぎるパワーを持っています!
序盤から手札交換できる点も強いですが、長期戦になった際にデッキを回復できる点も優秀ですね!
いつ使っても強いカードだからこそ、雑に使うのではなく、打つタイミングを選んだ方が良さそうです。
プレイヤーの技量が試されますね。
もちろん3枚確定です!

スペース・コール...3枚
強力な墓地肥やしカードです!
追加効果で<スペース・ユグドラゴ>を特殊召喚できれば、1ドローのボーナスまで付いてくるためかなり強いです!
スカイエンペラー・ミニオン>の効果で<スペース・ユグドラゴ>が見えた際、あえて手札に加えずにデッキトップにセットしておき、このカードで特殊召喚+1ドローするのも良いですね!
墓地回収の効果を持つカードを多数デッキに搭載しているため、特殊召喚に繋がらなくとも強いです。
そのため、3枚採用しました!

ディープワーニング・フュージョン...3枚
サイバース族版の<メテオフレア・フュージョン>です!
マルチスペース・ユグドラゴ>2体でフュージョン召喚するケースはほとんど無いため、大抵の場合は追加効果も使えます!
破壊するカードの種類も裏表も問わないため、かなり強力な追加効果ですね!
ただし、<七宝神-良財>やサンセット・リバースが流行っている昨今では油断は禁物です。
効果が通る場合は、<デュアルスペース・ユグドラゴ>の威力を最大限に引き出すためにも、魔法・罠ゾーンの除去に当てた方が良いと思います。
当然3積み必須です!

ジョインテック・ジョイント...1枚
このデッキの弱点は、超高打点の処理が苦手な事です。
青眼の究極竜>であれば<ディープスペース・ユグドラゴ>で突破可能ですが、5000打点超えの<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>や<黒曜の魔導兵>を出されると詰んでしまいます。
それを回避するために1枚だけ採用しました。
プライムや闇魔対面以外でも、相手の裏側守備表示のモンスターを攻撃表示に変えて、戦闘ダメージを取れるのも良いですね!

魔法石の採掘...1枚
手札コストがやや重たいものの、手札を増やせるカードが多い事と、強力な魔法カードを状況に応じて引っ張ってこれるのは強いと思い採用しました。

強欲な壺...1枚
当初は墓地を肥やせる<天使の施し>とどちらを採用するか迷いました。
1ターン目に<天使の施し>→<カオス・フェムトロン>と繋げられたら強いのですが、それならいつ打っても強い<強欲な壺>の方が手っ取り早いと判断してこちらにしました。
手札を増やすカードが多いと言えど、手札消費が激しい事には変わりないため、アドバンテージを稼ぐカードは多いに越した事はありません。
今のところは他のカードへの差し替えは考えていません。

【罠】3枚
不条理の虚孔...2枚
サイバース族における最強の防御カードです!
このカードのおかげで強気の攻めに転じれるケースも多々あります!
しかし、攻撃反応罠であるため、割られやすいのも事実です。
このデッキには<七宝神-良財>も<サンセットリバース>も採用していないため、<邪影ダーク・ルーカー>や<レジェンド・ストライク>の餌食になってしまいます。
そのため、相手がどの程度バックに干渉できるかは見極める必要がありますね。
強力なカードではありますが、展開カードを優先したため、枠の兼ね合いから2枚の採用にとどめました。

強制脱出装置...1枚
ジョインテック・ジョイント>のところでも触れましたが、このデッキは超高打点の処理が苦手なため、受動的にも能動的にも除去できるこちらを採用しました!
特に効果破壊耐性持ちのモンスターに有効な点も良いですね!

【エクストラ】6枚
ディープスペース・ユグドラゴ...3枚
基本的には<デュアルスペース・ユグドラゴ>によるワンキルを狙うため、こちらを出すケースは少ないです。
ただ、<青眼の究極竜>を越える時に使えますし、採用枚数を減らす意味も無いため3枚採用しました。

デュアルスペース・ユグドラゴ...3枚
このデッキのフィニッシャーです!
特に相手フィールドに3体のモンスターが居れば、貫通も付与されるため大幅にライフを削る事ができます!
3体のモンスターに攻撃した後は横に出したモンスターでダイレクトアタックを決められるため、そのターン中に勝負がつく事がほとんどですね!
マキシマム型と違って1ターンあれば決着できる点がフュージョン型の強みです!
このカードを出す時は勝負を決め切る時なので、1枚あれば十分かもしれませんが、2枚目以降が必要になる場面もありそうなので念のため3枚採用しました!


4.各デッキとの相性
ユグドラゴFはコンボデッキに分類されます。
それぞれの相性を見ていきましょう!

ビートダウン(闇魔、悪魔など) 相性:○やや有利
最上級モンスターを展開してくるデッキに対しては、こちらが更なる高打点をフュージョン召喚する事で蹂躙できます!
特にビートダウンデッキは罠採用が少ないため、罠対策の薄いこの構築でも渡り合えるでしょう!
また、スピード勝負でもそこまで引けを取りません!
ただし、闇魔の<黒曜の魔導兵>など、5000打点を超えるモンスターの突破は困難です。
その事を加味して、やや有利と判断しました。

ミッドレンジ(爬虫類、ガイアなど) 相性:×やや不利
このデッキには相手のバックに干渉するカードが少ないため、相手の罠の影響を受け易いです。
爬虫類の<アビスカイト・レイ・モノクローム>やガイアの<迎撃するガイア>を打たれると途端にキツくなります。
そのため、この対面においてはフュージョン召喚よりもマキシマム召喚を狙った方がいいかもしれません。
罠対策を積む空き枠も無いため、相性はやや不利と判断しました。

コンボデッキ(プライム、セレブローズなど) 相性:×やや不利
やはりこのデッキは高打点の処理が苦手なため、先にフュージョン召喚を決められてしまうと分が悪くなります。
プライムにせよセレブローズにせよ、擬似サーチや墓地回収のカードが多いため、思った以上に早くフュージョンを決めてきます。
手札消費の激しいこのデッキでは対策カードを積む余裕もないため、相性はやや不利と判断しました。


5.最後に
オーバーラッシュパック2で登場した新テーマの内の1つをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

環境内で見てもパワーは随一ですので、豪快な攻め方が好きなプレイヤーにはマッチすると思います!

ただし、カードの発動順番を工夫したり、あえて相手の罠を踏みに行ったりするプレイングは問われるため、シンプルそうに見えて実は回すのが難しいです。

今回はあくまでもフュージョン軸という事で構築しましたが、環境によってはマキシマム軸に寄せるなど、まだまだ改良の余地がありますね!

これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非ともご参考にしてください!

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。



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