
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は新弾レビュー記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
悠久のギャラクティカ新弾カードレビュー【カマクラル】
夢中・HEROといった環境デッキの強化に加えて、アニマジカ・昆遁忍虫という新テーマの登場、デーモンのテーマ化など盛りだくさんの内容になっています!
その他、磁石やサイバースパイスといった複数のテーマにも1〜2枚の強化カードが来ており、多くのテーマの強さが底上げされた印象です!
環境が動くほか、2月末には大宮ACSも控えているため、様々なデッキの研究が進んでいくと思いますが、どのような結果になるのか今から楽しみですね!
さて、今回はカオスギャラクシーデッキをご紹介いたします!
<ギャラクシー・カオス・フュージョン>や<ギャラクティカ・ロスト・オブリビオン>といった切り札と、それらをサポートする<ヴォルテクス・カオス・シューター>、<カオス・クールスター>などの登場によって大幅に強化されました!
アニメ遊戯王ゴーラッシュの主人公ユーディアスが使うカードという事もあり、パーツの数が多く、かなり優遇されている印象です!
使用感としてはワンダーに近いイメージで、コンボを決めて一気に勝負を決める感じですね!
大型モンスターを使って勝ちに行くため、爽快感もあります!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
2.デッキコンセプト
「フュージョンしてワンキル!」です!<ギャラクシー・カオス・フュージョン>はフィールドでレベル7以上のモンスター2体をフュージョン素材にする事で、相手のバックを2枚破壊できます!
条件は重めですが、決まればかなり強いですね!
さらに<ギャラクティカ・ロスト・オブリビオン>を出す事で相手フィールドの裏側表示モンスターを全て表側攻撃表示に変更し、元々の攻撃力が2500以下のモンスターを全て破壊できるため、相手の盤面を空にしつつ4000ダイレクトアタックを決められる事も多いです!
ロマン要素は強いものの、単なるネタデッキではなく、環境でも戦えるデッキとして組める可能性を秘めています!
発売直後という事でまだ荒削りですが、一旦は形になったのでここでご紹介したいと思います!
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.デッキ解説
<潜入開始>から出す事で<栄華夢中のシルビクス>を戦闘破壊できますし、通常モンスターなので<シャイニーシェイディー>の影響も受けず、<夢中の抱擁>でフュージョン素材にされる事もありません!
<カオス・クールスター>でリリースコストを軽減する事もできますし、<任務完了>のコストとしても使えます!
活躍の幅が広いカードなので3枚確定!
<カオス・クールスター>でリリースコストを軽減できる事もあり、思ったより重くない印象です。
相手フィールドに光属性モンスターが居れば3400打点は保証されるため、単体で<栄華夢中のシルビクス>を突破できます!
また、<ヴォイドヴェルグ・フォビドゥン・レクイエム>というフュージョンのバリエーションも増えたため、状況に応じて様々な使い方ができる点も高評価です!
人によっては採用しない選択肢もあるかもしれませんが、個人的には3積み必須!
下級モンスターの中では打点が高いため、セットモンスターの破壊などに役立ってくれます!
<ヴォルテクス・カオス・シューター>の効果で墓地から回収できる点も強いですね!
<ヴォイドヴェルグ・ユニヴァステラ>の存在から、デッキ内の闇属性/ギャラクシー族モンスターの枚数を増やしたかったため、<トランザム・ライナック>ではなくこちらを採用しました!
墓地さえ肥えていれば、最大2枚のカードを増やしてくれます!
打点も1400あり、夢中の下級モンスターを戦闘破壊できるため強いですね!
<ギャラクシー・カオス・フュージョン>の成功率も高めてくれるため3枚確定!
<ギャラクティカ・オブリビオン>と<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>を1体リリースで出せるようになる効果も強いですね!
闇属性なので<ヴォイドヴェルグ・ユニヴァステラ>のコストに使える点も優秀です!
個人的に評価の高いカードなので3枚採用しました!
<ギャラクティカ・オブリビオン>、<ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー>、<ギャラクシー・カオス・フュージョン>、<ユニヴァーストーム>など、墓地にある事でサポートカードの価値が上がるカードが多いため、効果を使えるタイミングなら打った方が強いと思います。
相手のライフを減らしてキルラインを下げられる事も魅力的ですね!
こちらも個人的に評価が高いため3枚採用!
墓地に<ユニヴァーストーム>があれば回収できるため、このカードの効果と組み合わせて2枚のバックを剥がす事ができます!
この動きが思った以上に強く、そのためだけに闇属性/ギャラクシー族モンスターの数を増やす意味がありますね!
このカードを最大限活かすためには構築に縛りが出るものの、それ以上の価値があると判断してモンスターの闇属性比率を増やし、3枚フル投入しました!
特に<ダークネス・ドゥーム・ジャイアント>がこのデッキと相性が良く、場のギャラクシー族モンスター3体を墓地の<ギャラクティカ・オブリビオン>か<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>に変換できます!
<ギャラクティカ・オブリビオン>は<潜入開始>で簡単に場に出せますが、<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>を用意する手段が無かったため、フィールドでのフュージョンを成立させる際に重宝しますね!
<ギャラクシー・カオス・フュージョン>のサポートカードとして文句なしの3枚採用!
能動的に墓地を肥やせる下級モンスターが<寄星体デスタクル>しかなかったため、コンボの速度アップのために採用しました。
<E・HERO プリズマー>という選択肢もありましたが、カード名が変わっても種族が戦士族のままだと<ギャラクシー・カオス・フュージョン>を使えないため、個人的にはこのカード一択だと思います。
光属性と闇属性のギャラクシー族2体を手札・フィールドでフュージョン召喚します!
このデッキは<ギャラクティカ・オブリビオン>と<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>でのフュージョン召喚を目指しています。
状況に応じて<ギャラクティカ・ロスト・オブリビオン>でモンスターを全破壊したり、<ギャラクティカ・カオス・オブリビオン>の超高打点で攻めていくかたちです!
特に場でのフュージョン召喚に成功した場合はバックを2枚も破壊できるため、こちらの攻撃が通る可能性は高いですね!
全てはこのカードを最大限活かすための構築なので3枚確定!
攻撃力2500のレベル7通常モンスターが墓地にいれば、このカード1枚で3200打点+罠破壊耐性持ちのモンスターが出せるのでかなり強力です!
リミットレギュレーションが実装された際、初めて制限カードに指定された1枚でしたが、次第に制限が緩和されて今は3枚入れられるようになりました。
今は各デッキのテーマ化も進んで全てのデッキに入れられるカードではなくなりましたが、今尚そのパワーは現在ですね!
このデッキはシナジー抜群のため3積み必須!
<コーリング・ダーク・メテオ>や<オーバーラッシュ・ストーム>と違って場にモンスターを出す前に打てませんが、下級モンスターを出した後に打てば実質展開前なので、大きな問題はありませんでした。
このカード単体では1:1交換ですが、<ヴォイドヴェルグ・ユニヴァステラ>の効果で回収すれば実質タダでバックを破壊できます!
仮に回収したそのターンに相手のバックが無くて打てなかったとしても、伏せておけば次のターンで使えます!
相手はバックを伏せづらくなるため、プレッシャーをかける意味でもこの動きはかなり強かったです!
文句なしで3枚採用!
ただもちろん、いつでも打てる訳ではないため、基本は場にセットしておいて次のターン以降に使う事が多いです。
相手との盤面の枚数差を埋める際に便利なカードなので採用しました。
ここは自由枠なので、他のレジェンドカードに変えても問題ないと思います。
もともとは<シャイニーシェイディー>3枚だったのですが、手札コスト1枚の確保が案外厳しいと感じたため、こちらにしました。
墓地コストが必要な点と召喚時のみ発動できるカードなので汎用性は下がりますが、最低でも1:1交換できるのは強いですし、手札を5枚にする事で<昂光の呪縛>をケアしつつ、次のターンを手札6枚スタートにできます!
決まれば非常に強力なカードではありますが、読まれ易さのケアも兼ねて罠を散らしたかったため、2枚の採用にとどめました。
このカード3枚はやや重たい印象でしたが、1枚くらいなら何とかなりました。
相手が特殊召喚した際にこのカードを当てる事で、伏せカードへの警戒心を強められるため、動きを撹乱する事ができますね!
他の罠でも特に問題は無いのですが、今回は無難にこちらを採用しました。
他のレジェンドカードでも大きな問題はありませんが、<シャイニーシェイディー>同様、幅広い対面に有効な罠としてこちらを選びました。
フュージョンモンスターやマキシマムモンスターでなければ、大抵の場合は全破壊になります!
自身の効果で攻撃力は4000になるため、正にゲームエンド級のパワーを誇るモンスターです!
1枚あれば事足りるケースがほとんどですが、万が一倒しきれなかった場合のために2枚採用しました。
<ギャラクティカ・カオス・オブリビオン>と同じフュージョン素材となりますが、破壊耐性持ちのモンスターや余程の大型モンスターが居ない場合はこちらを出す事になると思います。
墓地の通常モンスターの数×300打点アップと、相手にバックが無ければ1500打点アップする永続効果を持っています!
特に<ギャラクシー・カオス・フュージョン>でバックを2枚の破壊する事で、打点アップがグッと楽になります。
また、<ヴォイドヴェルグ・ユニヴァステラ>+<ユニヴァーストーム>とも相性が良く、相手のバックを空にして打点を上げる効果は比較的狙いやすいです!
相手にバックが無いだけで5000打点を超えるため、突破方法は限られるでしょう。
<ギャラクティカ・ロスト・オブリビオン>同様に出したターンで勝ち切る事が多いですが、念のため2枚採用しました。
フュージョン素材である<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>と<ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー>はどちらも単体で強いですし、いずれも闇属性/ギャラクシー族なので<ヴォイドヴェルグ・ユニヴァステラ>とも相性が良いです!
デッキの上から3枚を墓地に送ってカードを破壊する効果には運が絡みますが、デッキに戻したフュージョン素材がどちらも条件を満たしているため、終盤でデッキ枚数が減っていれば当たる確率も高まりますね!
長期戦になれば何度も出すケースが出てくると思いますので3枚の採用です。
尚、コンタクトフュージョンする事で相手に与えられる戦闘ダメージは減ってしまうため、ダイレクトアタックの際はフュージョンせずに2体で殴った方が良いです。
ほとんどのモンスターの打点を0にできるだけでなく、永続効果を無効にできるためかなり強いです!
ただ、無理やり狙いにいくと言うよりは、出す機会があれば出す感じです。
このカード単体ではゲームエンドにならず、何回も出せるようにしておいた方が良いと判断して3枚採用しました。
このカード自身が2500打点になってくれる他、墓地の<ギャラクティカ・オブリビオン>か<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>を回収できますし、そのままこのカードをリリースして場に召喚する事もできます!
<ギャラクシー・カオス・フュージョン>のバック破壊効果を発動するにはフィールドでフュージョンする必要があるため、このカードはとても重宝しますね、
文句なしで3枚採用!
また、光属性と闇属性のギャラクシー族の組み合わせでなければならないため、フュージョンのパターンは限られます。
<ギャラクティカ・オブリビオン>+<カオス・クールスター>or<寄星体デスタクル>or<ヴォイドヴェルグ・ユニヴァステラ>
<ギャラクティカ・オブリビオン>+<ダークネス・ドワーフ>の組み合わせでも出せますが、もともと<ギャラクシー・カオス・フュージョン>を使わなくても出せますし、普通に<ダークネス・ギャラクティカ・オブリビオン>を出した方が強いケースがほとんどだと思います。
<ヴォルテクス・カオス・シューター>+<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>or<ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー>
このデッキは光属性モンスターの採用枚数を必要最低限に抑えているため、上記のパターンのどれかになりますね。
バックにバウンス耐性は付与できるものの、優先度は高くないため2枚の採用にとどめました。
4.各デッキとの相性
カオスギャラクシーはコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
相手に序盤から展開されてしまうと、そのまま押し切られて負けてしまいます。
ただ、<ギャラクティカ・ロスト・オブリビオン>のフュージョンさえ決まれば、そのターンで決着できる事がほとんどです。
そのため、相性はやや不利と判断しました。
また、こちらのフュージョンが決まれば高確率でゲームエンドまでいけますね!
そのため、相性は有利と判断しました!
結局はどちらが先に動き出せるかと、相手の展開を返せるかの問題になると思いますが、どちらも一長一短があるため、一概に有利不利をつけるのが難しいです。
そのため、相性は五分と判断しました。
5.最後に
カオスギャラクシーは今期のワンダー枠になれるのか?という個人的な興味が強いデッキです!パワーも高くカードプールも豊富なため、環境入りのポテンシャルは十分にあると思いますね!
ただ、どうしても<ギャラクシー・カオス・フュージョン>を決めるまでに準備が必要なので、ビートダウンデッキには分が悪いです。
そのため、HEROやアニマジカといった速攻デッキが流行る環境だと厳しいかもしれませんね。
最新弾で幅広いテーマが強化されたため、これからどんな環境になるのか楽しみです!
これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar