どうもです。
最近、公式が意味深なツイートを発信したため、そちらを取り上げたいと思います。
タカ「弊社も贅沢な名だったので、名前とられちゃいました(´・_・`)」
タカラトミー「たから...とみー?......タカラトミーって......弊社の名だわ! 弊社、もう取られかけてた。タカになりかけてた...!(*゚ロ゚)」
※金曜ロードショーで千と千尋の神隠しを放送していた時の話です
・・・えっ、これじゃない???
失礼しました。
アンケートテストです。
- 猫
- ギルガメッシュ
- 電車
- チョウザメ
ギルガメッシュになって、「最強の剣じゃなかったのかー!」(元ネタ:筆者が大好きなFFVです)と叫ぶのもアリだと思いましたが、戦乱の世に放り込まれるのはなぁ・・・と思いチョウザメを選択しました。
キャビアが取れると重宝してくれそうです。
さて、この謎のツイートから1日、ただのふざけたアンケートと見せかけて、そうでないことが発覚しました。
アンケートの結果が発表され、一番人気は予想通りギルガメッシュであったことが発表されました。
皆さんFFが好きなんですね。(まぁ多分Fateの影響でしょうが)
ちなみにチョウザメは僅か10%でした・・・
と同時に、新規カードの情報が発表されました。
【2月23日発売ブースターパック17弾 EXPOSED SELECTOR 新カード紹介】
-- WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) 2017年1月21日
アンケートの結果、皆さまが生まれ変わりたいのは"ギルガメッシュ"ということで本日こちらのSRカードを公開!リル限定のトラッシュ送り効果持ち強力ライズシグニです!#WIXOSS pic.twitter.com/abrahcAurC
ライズシグニと武勇シグニ2体の上に出すという、やや重めの出現コストを要求していますが、その分強力な効果を持ちます。
まず1つ目はパンプ能力で、下敷き1枚につき1000アップするため、元々のライズシグニの下敷きも含めると、最低4000はアップすることが期待できます。
次に2つ目は除去能力で、下敷きを好きな枚数トラッシュに置くことで、「トラッシュ送りにしたシグニの合計レベル」=「相手の場の任意の数のシグニの合計レベル」となるように相手の場のシグニをトラッシュ送りにすることができます。
レベル調整さえうまくいけば、3体トラッシュ送りも可能という破格の能力です。
<サイゾウ>を下敷きにして出し、バニッシュ耐性を付した上で確実に攻撃を通したいですね。
<MPP>や武勇シグニを始め最近増えているバニッシュ耐性も無視でき、非常に強力だと言えます。
出現に3コストを要するのは重いようでも、相手シグニをトラッシュ送りにすることで相手のリソースを奪えるため、むしろアドバンテージを稼いでいるという考え方もできます。
最後に3つ目はトラッシュからLv3以下のシグニを1体出すという能力で、出すシグニに限定がありません。
<ノヒメ>を釣って手札の回復を図ることは勿論、<デュランダ>を釣って詰めに耐性持ちの盤面を形成するという使い方もできます。
<ダイホウイカ>+ギルガメジ+<デュランダ>で徹底的にプレッシャーを掛ける、<ダイホウイカ>を<Li>や<メツミ>に替えて3面バニッシュ不可盤面で押し切る等が考えられます。
赤デッキでありながらデッキ破壊の選択肢が増えるため、<メツミ>も入れてみたいですね。
<Li>や<メツミ>もLv3以下であるため、当然ギルガメジでトラッシュから釣れます。
さて、このアンケートはまだまだ続きます。
続いて2日目のアンケートはこちら。
- 応援されたい
- 叩かれたい
- パーティタイム
- とりあえずご飯
筆者の中に眠るドM精神が目覚めたのか、「叩かれたい」を選択。
一番人気は「とりあえずご飯」でした。
叩かれたいは14%。チョウザメよりは多いながら、一番不人気という結果にw
翌日公開されたカードはこちら。
【2月23日発売ブースターパック17弾 EXPOSED SELECTOR 新カード紹介】
-- WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) 2017年1月22日
アンケートより何かに疲れたらとりあえずご飯、食事は大切ですものね。
ということで本日はこちらのカードを公開!パワーを振り分けるアーツ【大盤振舞(オーバーヒート)】です。#WIXOSS pic.twitter.com/9tFj1UcOdp
好きな数のシグニのパワーを合わせて+20000するという斬新な効果を持つアーツです。
活用悪用できそうな可能性を秘めており、Twitter上でも色々な使い道が考えられていました。
個人的に注目した使い道を挙げておきます。
- <マラカイト>2面をパンプし、<日進月歩>&<雪月>起動で無敵アサシン<マラカイト>
- 2止めアンで相手を3面パンプし、<炎志貫徹>で<マーライ>無敵3面アサシン
- パンプで相手のパワーを調整し、<三焼揃踏>で3面バニッシュ
使い方が違うにもかかわらず、何故か無敵アサシンが2回出てきますね・・・
<三焼揃踏>はアーツを2枚消費する前提だと弱いですが、同じパワーのシグニが揃いやすい環境ならアリかもしれません。
ちなみに大盤振舞は2止めアンを一方的に強化したように見えて、序盤にサーバントランサーで削ろうとしたところで相手が大盤振舞を使ってパンプで守られる可能性もあるため、一方的な強化でないというのは面白いです。
<爾改>は常時5000パンプもあるため、大盤振舞にも若干対抗できそうですが、それでも10000パンプを2体に振られると2面は止まりそうです。
除去スペルにカットインし、パンプして守るという使い方もできますし、攻防に活躍が期待できます。
ちなみに筆者が思い付いた使い道は、
うーん、アーツ1枚消費するにはしょぼい・・・
そこで、アーツ消費に見合うアドバンテージを得る使い道を考えました。
自分の財布の中身を+20000
できたら良いんですけどね・・・
(構築の墓場)
筆者も大盤振舞を使ったデッキを考えましたが、とある理由によりボツになりました。
実現不可能なデッキを誤って公開せずに済んだのは良かったのですが、アイデアがただボツになるのはやはり辛いです。
という訳で、没案ではありますが、簡単にご紹介させてください。
考えていたデッキは、「日進月歩轟炎罪」でした。
<日進月歩>はアーツを無効にできますが、相手が4にグロウするとママのカンニングや<Λ>のダウンといったルリグによる妨害を受ける可能性があります。
無敵<マラカイト>でアーツ以外からも守るというのも一案ですが、<マラカイト>2面しか完全耐性を付与できない、Lv4までグロウするのはスピード・エナの面で劣るという欠点があります。
そこで、筆者は別の視点からルリグによる妨害を封じることにしました。
「そうだ、4にグロウさせなければいいんだ!」
という訳で、相手が3のターンにショットキルする路線を考えました。
そこでふと、以前1度見かけた「日進月歩轟炎罪」の存在を思い出しました。
このデッキを簡単にご説明すると、<轟炎罪 遊月・参>の効果で全面パンプし続け、全体のパワーが25000を超えたところで<日進月歩>でアーツ耐性を付与して一気に詰めるデッキです。
このデッキで<轟炎罪>の効果だけでパンプしようとすると、緑エナが不足しがちになるという弱点がありました。
リミット7のため、通常3,3,1という詰め盤面を作ることになりますが、Lv1のシグニを25000までパンプするには<轟炎罪>の起動を5回使う必要があります。
更に<日進月歩>で2コスト必要になるため、合計7枚の緑エナが必要になります。
ただの7エナではなく、緑7エナというのが厳しく、赤と緑の混色デッキである遊月で緑7エナを用意するのはなかなか大変です。
事前にネタバレしていると、ノーパンで封殺されるおそれもあります。
そこで、《大盤振舞》を併用して効率的にオール25000盤面を達成しようと考えました。
具体的には、「相手を4点まで削り、<ボルシャック>×2+<ペリー>の盤面で詰める」という案です。
龍獣が14枚ある状態だと、
ボルシャック:20000打点
ボルシャック:20000打点
ペリー:1000打点
という状態からスタートします。
ここで<轟炎罪>の起動→<ペリー>に大盤振舞と使うと、
ボルシャック:25000打点
ボルシャック:25000打点
ペリー:26000打点
となり、<日進月歩>を使えばオール30000打点盤面の完成です。
ここまでに要する緑エナは4枚と、アーツを1枚使うだけで3エナも節約することに成功しました。
<轟炎罪>だと全体パンプしかできませんが、大盤振舞を使えばパワーが少ないところに優先的にパンプを振れるため、雑に全体をパンプした後の微調整に使えます。
<ボルシャック>2体の後に残った盤面に<ペリー>を立てることで、アタック時バニッシュもできて良い感じです。
これだと<暴風>等一部を除いて殆どのアーツを無視でき、LBについても「パワー〇〇以下バニッシュ」「パワーダウン」「トラッシュからシグニ蘇生」は効かないため、比較的確度の高いショットが可能になります。
相手がライフ4以上を残してきた場合は、<托生>でウルバン&宝剣を持ってきて<曲折>で回収すれば、<アイドル>で止まる・パンプコストが増えるという欠点はありますが、火力を上げることも可能です。
おお、これは強い!
ですが皆さん、これは・・・
没案なんです!!!
では、ここで問題。
カンニングはダメですよ?
・・・・・・・
A.では解説に入りましょう。
ポイントは「カードテキストの理解」です。
まずは<ボルシャック>から。こちらはご存知の方も多いはず。
「あなたのアタックフェイズの間、このシグニのパワーはあなたのトラッシュにある[龍獣]のシグニ1枚につき+1000される。」
自分のアタックフェイズしかパンプしないという特殊な効果を持ちますが、<ボルシャック>自体は使われることが多いので、筆者も知っていました。
ただ、<日進月歩>のテキストを落ち着いて読むまで、<ボルシャック>と想定外に相性が悪いことに気付きませんでした。
(<ボルシャック>が<日進月歩>と相性が悪い理由)
- メインフェイズしか使えない
- <日進月歩>の解決時にパワーが30000以上ないとアーツ耐性を得られない
つまり、<日進月歩>はメインフェイズにしか使えませんが、その時<ボルシャック>は自身の効果でパンプしていません。
アタックフェイズになればパンプしますが、<日進月歩>を解決したタイミングでパワー30000ないと耐性が得られず、アタックフェイズにパワーが30000に達しても、耐性を持たないただの脳筋になるということです。
<ボルシャック>がメインフェイズでもパンプしたら・・・<日進月歩>がアタックフェイズでも使えたら・・・<日進月歩>解決後にパンプしても耐性を得られたら・・・
どれか1つでも満たせば実現したショットだけに、テキストの壁に阻まれた形になりました。
<日進月歩>を使いたければ大人しく無敵<マラカイト>を使えということですね。
さて、最後に3問目をご紹介してこの記事を締めくくるとしましょう。
- 誘いを断られた
- 選択を迫られた
- 大掃除した
- 風邪をひいた
筆者は「誘いを断られた」を選択。
な、なにを断られたかなんて聞かれても答えないからね///
この選択肢を選んだ人は11%。
筆者は空気が読めないことが発覚してしまった・・・
ちなみに一番人気は「選択を迫られた」で、紹介されたカードは、
【2月23日発売ブースターパック17弾 EXPOSED SELECTOR 新カード紹介】
-- WIXOSS公式アカウント (@wixoss_TCG) 2017年1月23日
アンケートより、直近で皆様は選択を迫られたようです。
ということで本日はこちらのカードを公開!選択式アーツ【エニー・チョイス】です。手札を捨てることを上手く活用しましょう!#WIXOSS pic.twitter.com/sG2hjcyT8G
3つの効果から1つ選べるという形式のアーツで、全ての効果に「あなたは手札を1枚捨てる」というテキストが含まれています。
一見デメリットのように映りますが、イラストが描かれているピルルクの場合は<オタガメ>・サクラエといった凶蟲シグニを捨てて盤面を埋めることができます。
青1コストに見合った軽い効果しかないと言っても、3つの効果を選べ、1枚でできる行動の範囲は広いため、他に重いアーツが多いならバランスを取って投入する価値があると思います。
<APEX>に入れる枠があるかは怪しいですが、Lostorageレギュレーション下でのアロスピルルクならアーツが5枠あるため、1枠割いて入れるのは十分選択肢に入るでしょう。
いかがでしょうか。
アンケート形式とは、公式も面白い企画を仕掛けてきますね。
良い感じに小出しにしてくれるので、ブロガーとしても取り上げ甲斐があります。
4日目以降も継続しているため、引き続き記事で取り上げていきたいと思います。
今回は没案となってしまいましたが、次回は1デッキの簡単なサンプルレシピをご紹介できればと考えています。
ではまた(^^)/