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【第41話】無色~はじまりの色~ | WIXOSS|ウィクロス

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【第41話】無色~はじまりの色~

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by ねへほもん

「無色。それは始まりの色。」

・ルリグデッキ
0~2 バニラウリス
叫喚の閻魔 ウリス
黒沙の閻魔 ウリス
虚無の閻魔 ウリス
アンシエント・サプライズ 2
クロス・ライフ・クロス
レインボーアート

・非LB
コードアンチ ヘンジ 4
サーバント O2 2
コードアンチ アステカ 4
手榴 アヤボン 2
コードアンチ キティラ 4
コードアンチ マズフェイス 1
デス・バイ・デス 3

・LB
コードアンチ テキサハンマ 4
羅植 サクラ 3
堕絡の砲女 メツム 2
コードアンシエンツ ネクロノミコ 2
ノー・ゲイン 2
アーク・オーラ 2

エニグマ・オーラ 3
ファイナル・ディストラクション 2

いきなりデッキレシピから書いてしまいましたが、最近新デッキの実験中でして、
その一環で組んだ虚無ウリスのデッキを今回はご紹介します。

虚無ウリスの情報判明時に一度レシピをご紹介しましたが、今回は実際に回し、
大会でも使ったレシピを載せています。

虚無ウリスは型が様々あり、あまりウィクロスのまとめサイト等にもレシピが載らないため、
構築を自力で考えるしか無かったのですが、自分は古代兵器を軸に組んでみました。
虚無ウリスというと、グロウ条件に3色のカードを要することから様々な色のカードを多く
投入する必要があると思われがちですが、実際に回してみると、そこまで必要でないことに気づきました。

要するに、「レベル5にグロウするまでに黒以外の2色のエナを1枚ずつエナに用意すれば良い」
のであって、他色のカードは最低2枚あれば足りるのです。
勿論、2枚投入だけではエナに貯めることは困難ですが、デッキの半分を黒以外にするといった極端な構築にまでする必要はありません。
逆に黒以外のカードを投入しすぎることで、レベル4までグロウができないという事故が発生する可能性もあるため、
バランスが難しいところです。

上の構築では、白4枚・赤2枚・緑3枚だけに留めていますが、エナに置くのは、引いたカードをチャージするだけでなく、
ライフから捲れることでも可能であるため、意外とエナがちゃんと貯まってくれるものです。
互いにシナジーし合う古代兵器と、虚無ウリスのコンセプトに合った他色のカードのみを採用することで、
安定感を保ちつつ、高い意外性と爆発力を達成することが可能になります。

それでは続いてキーカードのご紹介を。
《クロス・ライフ・クロス》
変則的な効果な割に、そこまで強力という訳ではないですが、たった1エナで手札交換・ライフ仕込み・アヤボン用のルリグトラッシュ肥やしと様々な役割を果たしてくれます。
特攻前にファイナル・ディストラクション等の防御LBを保険に仕込んだり、攻める1ターン前にノー・ゲインを仕込んで踏ませたりするのが有効な使い方です。

《レインボーアート》
アヤボンorサクラ+アークオーラorノーゲインというセットで回収することが多いです。
追加効果で除去して点数を稼ぐことも可能ですが、エナが大量にある場合には単なる回収カードとして使用し、直後にアーク・オーラから特攻に入ることも多いです。
トラッシュの溜まりやすいウリスとは非常に相性が良いです。
回収対象を増やしたければ、事故率と相談した上で他色のカードを増やすのも手でしょう。

《手榴 アヤボン》
虚無グロウ条件の赤エナになりつつ、最後に回収して詰めの一撃を叩き込みます。
虚無エクシード効果だけでルリグトラッシュは5枚溜まりますが、後2枚使わないとダブクラが付与されないため、足りないようならクロス・ライフ・クロスで微調整すると良いでしょう。

《デス・バイ・デス》
アステカで釣った古代兵器をバニッシュするのはあまりに有名なコンボですが、このデッキではエナ確保目的で使用することが多いです。
特にエニグマを使用すると黒エナが枯渇することが多いため、事前に補給しておくとグロウ事故を防げます。
当然除去効果も強く、終盤の詰めまでに削れる点数が増えます。

《羅植 サクラ》
虚無のグロウ条件、バニッシュ時のエナチャージ、強力なLBとこのデッキには完璧に噛み合っている1枚です。
サクラが手札にある場合、デスバイデスをレベル4まで温存しておくとエナの面で少しお得になります。
後はマズフェイスやレインボーアートでも除去可能ですし、一気に仕掛ける場合にはアンサプやファイナルディストラクションで大量チャージすることも可能です。

《コードアンシエンツ ネクロノミコ》
完全にバースト要員です。
キティラ対応の古代兵器でありながら、サーチ関連のLBでは全シグニ中最強とも言えるサーチ能力を持っています。
単に欲しいカードを落としてそのまま回収しても良いですが、テキサハンマを落として別のカードを回収することで、
テキサハンマを出しつつもう1枚回収して計2枚分のアドバンテージを得ることが可能です。

《ノー・ゲイン》《アーク・オーラ》
無敵の特攻コンボ。
ダメージが不足しそうでも次にターンを渡すと負けるという局面では無理矢理オーラに訴えることも多いです。
ライフに仕込んでも強力で、特にノーゲインは特攻の直前に1ターン余裕があれば仕込んでおきたいところ。
投入しすぎても事故要因になるため各2枚採用としましたが、もう少し増やしても良いかもしれません。

《エニグマ・オーラ》
この構築のセールスポイントとでも言うべき1枚。
黒以外のカードを多く採用するとグロウするためのエナ確保に苦労し、とてもエニグマを使用する余裕はありませんが、
他色の枚数を絞りこむことで投入することが可能になります。
古代兵器を軸にしているためトラッシュに送るコストの調達が容易な上に、強力なLBのカードばかりであるためライフに仕込む楽しみが非常に大きいです。

~回し方~
・レベル2まで
強力なLBのカードを採用する都合上、レベル1シグニは10枚とかなり絞り込まれ、事故を起こす可能性もそこそこあります。
盤面を埋めることを原則としつつも、埋まらない場合にはLBに願うか、何とかレベル5まで耐えてグロウしたターンに勝負を付ける方針で戦うことになります。

・レベル3、4
3にグロウし、キティラ効果でシグニを回収できれば手札不足はだいぶ解消されるかと思います。
古代兵器は計19枚採用しているため高確率で回収できるはず。
4にグロウできれば黒エナ不足の危険が無くなり一安心。次のターンに5にグロウできるよう、他色の準備を怠らないよう。
3ウリス効果やサクラ+バイデスで盤面を空けていき、詰めの射程圏内までライフを削っておきます。

・レベル5
序盤に事故を起こしやすい上に、サーバントを2枚しか採用していない都合上、防御がスカスカでグロウしたターンに決めないといけないということもあるでしょうが、
1ターン余裕があるのであればクロス・ライフ・クロスでノーゲインを仕込んでおきたいところ。
余裕が無ければファイナル・ディストラクション等保険LBを仕込んだ上でアークオーラから特攻に入ります。
エナの余裕や相手の《アイドル・ディフェンス》の採用状況にもよりますが、余裕があればレインボーアートからアヤボンやノーゲインを回収しておけば更に特攻の成功率は高まるでしょう。

ここで重要なイベントが。

「私が選んだ、色を当てて。」

ここで当てられるとほぼジ・エンドですので必ず当てられないようにしましょう!
とはいえ6色中の1色ですので、6分の5、上手く選べればそれ以上の確率でトラッシュ送りを成功させられます。

過去の経験から出した結論から言うと、
無色
の順で当てられやすい気がします。(青のカードは1枚も入っていません)

・白
オーラ、ノーゲインと相手にとっては印象が強い色である上、最も割合の多い黒以外の裏をかく選択肢としては最も有力であるため、
対戦相手も選択する傾向があると言えます。

・黒
単純にデッキの中の枚数が最多であるため選ばれやすいです。
裏の裏をかく相手にも有効であるため、ストレートに黒を宣言されることも比較的多い気がします。

・赤
白ほどでは無いですが、詰めにアヤボンもよく登場するため相手の印象に残りやすく、宣言されやすいです。

・無色
色を宣言しろと言われて無色を言うのは違和感があるため宣言されづらいです。
また、サーバントは詰めのタイミングでは使わず、その前に防御で使い切っているものと思わせることも可能であるため、
宣言される確率は低いと思われます。
ただし、Selectorのアニメファンは最終回のノリで宣言する可能性があるので注意しましょう。

・緑
サクラは何かと便利なカードですが、相手へのインパクトが薄いためほぼノーマークかと思います。
詰めの段階で使うカードが無い色であり、読みの深い人でも緑は持っていないと判断する可能性が高いと考えられるため、
もしサクラが手札にあれば是非選択しておきましょう。

ここまで書いてきましたが、筆者は現時点で色を当てられたことはありません。
ただ、上で書いた通りにやって当てられても責任は取れませんのでご了承くださいm(_ _)m

実際の大会に出たと書きましたが、その時の模様を最後にご紹介します。
1回戦 ユヅキ ○
2回戦 ピルルクACRO ○
3回戦 タママユ ○
優勝!

優勝しちゃいましたよ・・・
ちなみに色当ては、
1回戦 無色選択→赤宣言
2回戦 黒選択→白宣言
3回戦 緑選択→黒宣言
と全て通りました。
若干2回戦は危ない橋を渡りましたが、そこはシンプルに黒という訳がないだろ!という自信満々の表情で乗り切りましたw

ざっとこんなところです。
ただのネタデッキのようで、突き詰めれば意外性を残しつつ、爆発力ある構築にすることも可能ですね。
まだまだ構築には可能性があるため、こんなカードはいかが?と紹介した上で終わりにさせていただきます。

・もっと色々なネタカードを入れたいけど事故りそう!
《幻水 シャコタン》
不要なカード2枚を他のカードと交換できます。
エナが不要で、盤面を埋められるのも魅力。
手札からアリトンを捨ててチャームを仕込む構築も可能ですが、あまり欲張ると事故率が上がるためご注意を。

・6弾のカードを入れて強化したい!
《コードアート T・A・P》
レベル1の枚数を確保するためにテキサハンマを4枚投入していましたが、LBが1枚ドローと地味なのが難点でした。
このカードはレベル1でありながら、「対戦相手の手札を見て1枚選び、捨てさせる」という脅威のハンデス能力を有しており、
4枚投入して手札に来ても良し、ライフに眠っても良しという性能を有しています。

貴重な青のカードですから、虚無のエクシード効果の選択肢にもなりますし、出現時効果で相手の手札を見て、オーラ特攻時に与えられるダメージを計算することも可能です。
爾改でもオススメしましたが、それ以上の噛み合いがあると思います。

興味を持たれた方は一度組んで、色当てゲームを楽しんでみてください!
では(^-^)/
 

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