前弾までのハイペースが異常だったのでしょうが、まだ新弾が出ていないのかと違和感に襲われています。
後1ヶ月の辛抱、少しずつ情報が出てきているので、徐々に予習に移ろうと思います。
ディーセレ新弾ラッシュが落ち着いた所で、今回はキーセレのデッキをご紹介します。
ディーセレのカードが追加され、構築が大きく変わり、面白みを増した所を感じていただけますと幸いです。
今回紹介するデッキはこちらです!
デッキレシピ
ルリグ
計7枚
アーツ/ピース
計5枚
LB
計20枚
非LB
計20枚
今回は「エマ」をご紹介します。
<ネクスト・フューチャー>を絡めた速攻を仕掛けるデッキとして以前から強力でしたが、今回は更に「エナ縛り」の要素を追加し、より防御しづらい構築を目指しました。
劫末の唄鍵 ワールド・エンド
クラスを散らしやすいということで、<ワールド・エンドキー>を使いやすくなっています。
僕が最近組んだデッキでは、
エマ
夢限
3止めカーニバル
優羽莉
リメンバ
と、5つのデッキに採用されています。
自分はリソースを稼いで速攻に繋げる一方、相手はデッキバウンスされてエナが貯まらず、防御しづらい状況を作り出せます。
このデッキでは更に2つのディーセレ要素を採用し、徹底的にエナを絞る展開を目指します。
GO TO The TOP!
エナが大量に貯まった状況では、<GO TO> + <ネクスト・フューチャー>という脅威の特攻を繰り出すことも可能です。
サーチ効果も強力で、<ダイヤブライド>(<ハッピー5>・ダウン耐性)、<詩子>(アンコール、ベット封じ)といった防御妨害要員や、後述するエナ縛り要素その3を自由に回収することができます。
きゅるり☆きゅるりら
そこで、一気に2アド稼ぐ手段として採用しました。
エマ側が先攻の場合を例に流れを1つ示すと、
先攻1ターン目:1エナチャージしてグロウ。<きゅるりら>を使用し、2体立ててエンド。(2エナ)
後攻1ターン目:2体立ててアタック。盤面1面+ルリグアタックで2点通る。(4エナ)
先攻2ターン目:1エナチャージしてグロウ。残った4エナで<ネクスト・フューチャー>を使用。
という流れで丁度エナが足ります。
後攻1ターン目に相手がアタックを控えるとエナが足りなくなりますが、その場合はこちらのライフが残せるため大きな問題になりません。
2ターン目に仕掛けられずとも、先攻4ターン目に<GO TO> + <ネクスト・フューチャー>で攻めるというサブプランがあるのはこのデッキの長所と言えます。
コードVL ルイス・キャミー
<ネクスト・フューチャー>は単なる4エナではなく白4枚が要求されていることから、基本的にエマは白カードのみで組む必要があり、<ルイス・キャミー>の2色条件を満たすのが難しかったためです。
ディーセレ期で多色バニラが登場し、1体だけで簡単に2色条件を満たせるようになったことで、ようやくエマに<ルイス・キャミー>を採用できるようになりました。
GF ギルダ
2,3ターン目に3面要求を狙う場合、先攻なら計5面、後攻なら計6面除去する必要があります。
つまり、<ワールド・エンドキー>以外で1,2回除去する必要があるのですが、4投の<ルイス・キャミー>だけだと引けない可能性があります。
<ルイス・キャミー>の盤面除去手段として、<ギルダ>を採用しました。
当初このデッキを組んだ時は、<ワールド・エンドキー>の影響で好き放題クラスを散らしていました。
その方針自体は誤りではないのですが、英知シグニが皆無だと<Lv4エマ>のドロー&回収能力を使えないことに気付きました。
そこで、<ルイス・キャミー>の5枚目以降となりつつ、4ターン目以降立てる英知シグニとして<ギルダ>を採用しました。
その裏で、当初の下級除去要員だった<ラティナ>を断腸の思いで削ることとなりました・・・
聖天姫 アークゲイン
このデッキでは、初動でLv1コイン獲得やエナ置きに手札を消費しまくる影響で、Lv3以降で手札が不足しがちになる、<アークゲイン>の出現に手札を補充できると助かります。
防御面でも、ルリグデッキでは5面防御(<ハッピー5>×3回+<ノーマン&レイ>2回)しか無いため、シャドウ持ちで場持ちが良く、LBで守れる点でも噛み合っています。
従来のキーセレだと、「8000以下焼きでLv3シグニを除去して、2体のLv4除去に本気を出そう」という発想が普通でしたが、Lv3除去にも手を焼くとなると、盤面除去の考え方が変わりそうですね。
凶魔姫 エレシュキガル
従来のエマは盤面除去が息切れしやすく、4ターン目に<ノーマン&レイ>で2面除去した後は、上級シグニを上手くやりくりして数面空けるのが限界で、5ターン以内に決着が付かないと息切れするのが通常でした。
が、1体で3面トラッシュ送りというシグニが登場し、除去力は飛躍的に向上しました。
<GO TO>でエナを削られた上から3面トラッシュ送りを喰らうと、相手はエナ不足で相当苦しむはずです。
ライフを2枚破棄する都合上、5ターン以内に決着が付かないと負けという状況に変わりはないですが、相手のエナを絞ることで詰めの精度が増しています。
後は、相手が殴らずにエマ側のエナを絞って耐え切ろうと試みた場合だと、エマ側のライフに余裕が生まれるため、より<エレシュキガル>を出しやすくなります。
このデッキはLv3の防御で<ハッピー5>のアンコールに<ワールド・エンドキー>を破棄するプランなので使えませんが、別のデッキだと<ワールド・エンドキー>で<エレシュキガル>を蘇生して3面防御するという使い道もあります。
相手の攻撃でダメージを受けた上で、自ターンに<エレシュキガル>を出すのはライフ2枚が重く感じられますが、相手ターンに防御しつつ<エレシュキガル>を出す場合だと、ライフ2枚が減っても許容範囲かと思います。
欠片へ一歩 ヒラナ / 明日へ飛翔 レイ
センタールリグの横に添えるアシストルリグは、デッキを回すだけなら<GO TO>が使えるように赤ルリグが1体居れば十分なのです。
しかし、アシスト2体の選択を工夫することで、相手の読みを惑わすことができ、案外奥が深いです。
アシスト2体の選択のコツは以下の通りです。
- アシストLv1以上にグロウする余地を残すため、ディーセレ期のルリグを採用するのは大前提
- デッキと相性の良いアシストLv1以上を使えるルリグを採用する→<ヒラナ*グローイン>の1ランデスの可能性を残すため、<ヒラナ>を採用
- デッキと相性の良いピースを使える色構成にする→今回は<ITTEN-TOPPA>の可能性を残すため、青ルリグ(<レイ>)を採用
いかがでしょうか?
ディーセレ期のカードが多数採用され、構築や戦い方が様変わりしたことが感じられたかと思います。
今後も時々キーセレのデッキをご紹介する予定ですので、皆さんが久々に触るきっかけとなれば幸いです!
ではまた(^^)/