1.はじめに
どうも、ねへほもんです。。キーセレのルリグ紹介第4弾は「ユヅキ」を取り上げます。
本文は使いまわしではない(というか無理)ので、ご安心ください。
2.ルリグ紹介
遊月は、手札からシグニを公開するという、一見損な行動を行うことで戦いを有利に進めるルリグです。<オワンクラゲ>を出してアタッカーを回収し続けるだけで、Lv4以降の盤面要求が安定するため、初心者の方でも扱いやすいルリグかと思います。
一方で、手札情報という、目に見えづらい要素を扱う点で、ただ単純なだけではない、奥深さも併せ持っています。
下手に手札を公開し過ぎると、「<マレガビ>を抱えているな」とか、「サーバントを持ってないな」とか、「<オワンクラゲ>でアタックしてきたけど、水獣が4種居ないな」など、相手の判断に資する情報を与える可能性があります。
個人的には、最終盤・手札4枚の状態で<オワンクラゲ>がアタックする時の読み合いが一番好きです。
筆者個人の話では、昨年1月3日(お正月!)のセレモニーで優勝し、翌週3連休のウィクロスカップでも優勝できたルリグで、オイシイ思いをさせてもらった記憶があります。
※参考:【第287話】マレガビ暗殺拳
昨年始は1月3日優勝、3連休は毎日優勝と、最初の2週間で大型大会に4回優勝という、謎に勝ちまくった時期なので、よく覚えています。
3.デッキレシピ
<オワンクラゲ>を軸に攻める点は昨年始から変わらないため、今回は「守り」に工夫を凝らしたレシピをご紹介します。LB
計20枚
非LB
計20枚
4.戦い方
初動は<ライムラス>+<オタガメ>or<カワウソ>のセットが揃うとラッキーで、ランサーを付けることができます。元々サーバントを9枚採用しており、Lv4以降は<オワンクラゲ>の回収や<獣群邁進>の3ドローで引き込めるため、序盤に1体出す程度であれば特に問題ありません。
Lv3にグロウしたら、<花代&緑子>を発動します。
除去した1面と、残りに<ティロス>×2か<ティロス>+<ライムラス>を立てると、3面要求することができます。
Lv4以降は淡々と3面要求を繰りかえすのみ。
最後<ママキー>に貼り換える都合上、<花代&緑子キー>は早めに使い切っておきましょう。
エナに<ミミック>が落ちれば<オワンクラゲ>で回収し、次のターンに<ミミック>を出し、トップに<エレクトイール>を仕込んで<ママキー>でライフに埋めます。
相手が盤面空けが得意か、アタック時要求が得意かに応じて、腐りやすい方から先に使うのがポイントです。
5.キーカード紹介
ママ MODE LOVE
<オワンクラゲ>で<ミミック>+ライフに埋める対象を回収できるため、相性が良いです。
<幻水電 エレクトイール>をライフに埋めておけば、LBで1体を場に出し、出現時に<オタガメ>・<ダンクルテウス>のいずれかを公開すれば2面守ることができます。
<ミミック>は<ママキー>以外の用途で使うことは無いことから、1枚採用が限界ですが、もし公開領域に見えないようなら、<獣群邁進>で再抽選することも可能です。
まぁ、そうやってお祈りで<ミミック>を掘りに行く時に限って、<獣群邁進>の5枚公開の時に見え、そのままトラッシュに行って再利用不可になるのはよくある話ですが・・・
昔から<ミミック>+<アルキメス>等で可能なコンボではありましたが、水獣以外の不純物が増えるため、実用的な構築になりませんでした。
<エレクトイール>が登場し、コンボの片方を水獣が担えるようになったことで、ようやく実用的になったのかなと思います。
自縄自縛
相手のアタック時除去持ちをダウンさせつつ、元々その前に居たシグニを空いた盤面に移動させることで、安定的に2面分の防御性能を発揮してくれます。
更に、出し直したシグニの出現時で、<オタガメ>・<ダンクルテウス>を公開できれば、3面防御に繋がる可能性もあります。
安定的に2面以上守れ、独特な守り方で相手の除去耐性を掻い潜れる可能性があるという意味では、<獣群邁進>と並ぶ必須級の1枚だと思います。
幻水 オタガメ
以下の通り、初手から最終盤まで、一生活躍してくれます。 盤面埋めの代役が出てきたため、<マレガビ>を0枚としました。
幻水 オオサンショウ
- 以前は<ケロモドキ>を採用しており、序盤のエナが不足気味だったが、今回は採用していないため
- 色々なルリグで序盤の除去力が上がり、ダメージを受ける機会が増えた分、エナが足りやすくなったため
- 基本序盤でしか使わない、4枚採用でも引けるか不安定であり、それならいっそ引けない想定で枚数を削った方がプランが安定するため
以前はLv2以下で唯一の5000打点として、相手の高パワーシグニを殴るのに役立ってくれましたが、<オタガメ>の登場で、打点としての役割も薄くなったため、これを機に1枚まで減らすことにしました。
<オオサンショウ>の枚数を変えたからも、<オタガメ>の影響力が窺えますね。
コードハート O・P・A
相手のアタック時除去持ちをバニッシュしたいが、手札に<ダンクルテウス>が無い場合には便利です。
手札に来ると<オワンクラゲ>等で公開できず、負担になりやすいので、アタックフェイズ開始時に<エレクトイール>でエナに設置するのがオススメです。
<ミミック>も同様にエナに置けたら良かったのですが、<エレクトイール>は緑限定なんですよね・・・
幻水 カワウソ / 幻水 プロテロ / 幻水 セベク / 幻水 ダンクルテウス
同名シグニで固め過ぎると、<オワンクラゲ>のアタック時4種公開が達成しづらい場合があるため、適度に名称を散らしておくと良いでしょう。
6.デッキ改造のポイント
<オオサンショウ>やLv4ルリグの能力で、恐ろしいほどにエナが貯まるとだけ書けば、何が候補になるかお分かりでしょうか。大器晩熟
防御に手札から公開するシグニも、<オタガメ>が登場したので特に問題ありません。
<ミミック>や<OPA>など、<ママキー>関係を<オオサンショウ>の4枚目等に替え、<ママキー>を<晩熟>に替えるだけでも十分戦える構築だと言える位、遊月では使いやすい1枚だと思います。
7.まとめ
懺悔します。同名被りやサーバントのせいで水獣4種が揃わないのに、何食わぬ顔で<オワンクラゲ>を立てたことが何度もあります。
読み合い、重要ですね。