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【ルリグ紹介リレー】オンリーワンの2止めデッキ【華代】

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by しみずき

タイトルトップ.jpg
オンリーワンの2止めデッキ【華代】
1.はじめに
こんにちは。しみずきです。
ルリグ紹介リレーで2週目のバトンが回ってきました。

今回紹介するのは《華代》です。
カラフルに紹介されている"ねへほもんs"と違い今回も赤ルリグです。
赤愛好家としてこのまま赤一色で貫きたいところですね。

「次回 しみずき担当 翠子」デュエr

それでは早速いってみましょう。

2.ルリグ紹介
《華代》と言えばキーセレにおいて、速攻デッキの代名詞とも言えるルリグです。

しかし、最初からそうだったのでしょうか?
僕《華代》が2止めというテーマでの参戦が決まった時、如何にして防御面数を増やせるかを考えていました。

与えられた特色が環境での最適化を経て今の"速攻"というイメージに落ち着いていると思います。
まずはそこから紐解いて行くことで、《華代》というルリグを深堀していきましょう。

華代に与えられた特色を列挙していくとこんな感じになると思います。
◎構築の幅が広い
  • アーツ&キーを7枠採用できる
  • グロウコストの制約が赤1で色の縛りが緩い
◎攻撃力が高い
  • 炎真爛漫>によるルリグアタックによる打点
  • コイン技「バーニング」による問答無用の1点
  • 限定シグニにバニッシュ効果を持つものが多い
◎長期戦には向かない
  • 基本的に除去にはリソースを消費する
  • レベル4シグニの除去はコスト大orルリグデッキを使用

華代の最大の弱点は長期戦が出来ない点です。
羅原 Sk>など相手の下級シグニの除去にもリソースを消費します。
高レベルシグニになってくると<羅原 Nce><羅原姫On>や<大成の爆火>など2リソース消費するものが殆どです。

こんな状態でロングゲームを仕掛けていては、最後の方にはリソースがすっからかんになるのは火を見るより明らかです。

その弱点を全力で補うために残りの特色をフルで使っています。

コイン技「バーニング」によって相手の実質ライフクロス7vs6でのスタート。
更に<炎真爛漫>による追加打点が見込めれば通常のデッキよりダメージレースは加速します。

前回紹介した《レイラ》とは違い、原子シグニによって序盤の火力も保証されているため、採用する攻め札にも幅が出せます。

これ等の要素からやられる前にやるの思想で"速攻"という形に最適化されたのが《華代》というルリグだと認識しています。


また、大きな特徴として速攻を基調としつつも様々な構築に派生している点があります。 このようにキーセレクションへの参戦は最後の方でしたが、どのルリグよりも多くの構築が出てきています。
新弾によって与えられた新規札を取り込んだ"強化"だけではなく、プレーヤーが環境に合わせて大きく"変化"させているのが伺えます。この点も構築の広さのお陰です。

初期の方は、終盤のリソース不足や攻め札の安定が課題で、それを補うために最速を目指す構築が多かった印象です。
後述する<兄妹の原童話 アリョーヌ>や<札探の蒼天 メイ>、<羅原 C3H8>等、コスパの高いシグニが登場した為、環境に合わせて対応力を上げ臨機応変に立ち回れる構築になっていきました。

ちなみに速攻、中速、長期と言っていますが1ターンずつ位の差しかないです。
早ければ対戦相手が4にグロウする前に押し切り。
遅くても6ターン目には決着をつけているイメージです。

他にもデッキ構築の変遷は<炎真爛漫>や《華代》そのものに対しての認識や警戒が薄かったことも関係していると思います。
  • サーバントの枚数やレベルが散らしていない⇒ルリグによる追加打点が多く見込めていた
  • アーツやキー選択⇒序盤の防御が無く、ダブルクラッシュによる強襲を許してしまっていた
  • 歌舞熱曲>のショットプランを知らず、致死圏に踏み入ってしまった etc.
華代側の新たなデッキタイプが浸透するまで上記のようなイージーウィンが出来る試合が多かったと思います。
しかし華代に関する研究が進み、警戒が高くなったことで、理不尽な勝利が得にくくなったことで、必然的にゲームターン数が伸び、自身の防御の薄さを突かれる展開も増えました。
それに対応する為、今度は華代側が再度デッキの形を変化させる。

このように1ルリグでメタゲームを回してのけるのも華代の特色の一つです。

3.デッキレシピ
という事で、華代におけるメタゲームの最前線。
某自分のことをイビルジョーだと勘違いしているウィクロスモンスターが考案し、凄まじい戦績を叩き出したデッキタイプを紹介します。
※本人には掲載許可を頂きました


ルリグ
3
非LB
20
4.戦い方
○序盤
序盤の全面要求は義務です。
豊富な原子のシグニ群を使い、必ず3面要求するようにしましょう。

その上で考えるべきは、"最もコスパの良い攻め"を行うことです。

兄妹の原童話 アリョーヌ><札探の蒼天 メイ>の登場によって、トラッシュやデッキの中のカードにも触れるようになりました。
更にこれらの効果は1:1交換なのでアド損なく使用することが出来ます。
※<アリョーヌ>は手札のカード1枚をコストにトラッシュの同クラスのカードを回収。手札1枚をコストに手札1枚を回収±0。
メイはエナのカード1枚をコストにデッキから同クラスのカードをサーチ。此方もエナ⇒手札への変換はあれど±0です。

対戦相手のシグニのパワーラインに合わせて、サーチ・回収を駆使して無駄のない動きを狙います。

とは言え難しく考える必要はありません。
使い勝手の良い<羅原 Sk><羅原 Anfo>を引いた端から使いたい衝動を抑え、 華代・爾彩焔>の起動効果や<羅原 Fg>でのエナ変換などを駆使し、除去と盤面配置を両立しましょう。

また、<札探の蒼天 メイ>のサーチは便利ですが、レベル2かつ原子シグニではないので考え無しに出すとリムーブする羽目になり手札1枚損です。
そうならないよう、<焔型闘娘 花代&緑姫>のエクシードで面が空いているときに置いて、このターン使う札をサーチするのではなく、次のターンを見据えたサーチをするなど、工夫しましょう。

基本的に2ターン目に<焔型闘娘 花代&緑姫>をアンロック、1面除去+手札を整えます。
返しのターンにエクシードで除去+<セレクト・ハッピー5>のアンコールコストに。
続く3ターンに<時雨の調 ゆきめ>をアンロックし状況に応じてサーチ・バウンスから選択します。

此処まではいわゆるbot行動になります。
○中盤〜
この後は戦況に応じて動きを変えます。

ここで、この型の華代の有名な必殺ムーブを紹介しましょう。

歌舞熱曲>+<炎真爛漫>による「バーニング」や<フォーカラー・マイオーラ>の山落としによる強制リフレッシュによる不意のライフクロス奪取。

ここに<炎真爛漫>のアーツ制限が加わることで、1枚のアーツでシグニによる3面要求+1から4レベルのサーバントが無いと止まらないルリグアタックを対処する状況に持ち込めます。

キーセレクションでこの動きを止められるのは<プリンセス・ディフェンス>のみという事を考えると非常に恐ろしいショットです。

中盤以降はこの動きによるショットを念頭に置きつつ、試合展開を考えます。
3ターン目の段階で戦況を振り返り、自分が以下のどちらの状況なのかを確認します。
  1. ダメージレースに余裕があり、順当に防御アーツを使っていけば逃げ切れるパターン。
  2. 時雨の調 ゆきめ>の破棄時効果や<歌舞熱曲>を攻めに使ってキルターンを早めないと駄目なパターン。
現状のキーセレクションはアーツ構成がわりとテンプレ化しており、流行をチェックしていればかなりの精度で相手のアーツを浮き彫りに出来ます。
相手のライフクロスと残りのルリグデッキの防御面数から逆算して無理してでも攻めるか否かを判断しましょう。

また、どのルートを取った場合でも、その後うっかりルリグアタックが抜け必殺ムーブの圏内に入る場合もあります。
防御の際はそれらを見越して使うアーツの順番を決めましょう。

5.キーカード紹介
フォーカラー・マイオーラ
《リンカーネイション》での強化札。
基板となる赤、<メイ>の青、<アリョーヌ>の黒と要求される色の大半が採用されているので好相性。
残った緑は<焔型闘娘 花代&緑姫>のコストにもなる為、自然に採用できます。

カラーリングの難度が高い分、リターンは大きいです。
1面バニッシュ+蘇生+回収で次のターンの要求が容易になる単純なカードパワーもさることながら、<中装 アダマスフィア>を蘇生しての3面防御、<堕落の砲娘 メツマ>を蘇生or回収しての計10枚の山札落としなど、様々な動きが狙えます。

札探の蒼天 メイ
このカードの登場によって<炎真爛漫>の強さが1段階上がりました。

従来はサーバントのレベルを散らしておけば、"対戦相手とのメンタリズムゲームを制せばガード出来る"効果だったものが、<メイ>の起動効果によって、"サーバントのレベルを2種持っていなければガード出来ない"へと進化しました。
この点は非常に強力で、根本的なサーバントの引きの要求値が跳ね上がっています。
構築がテンプレート化している現環境においては実質ノーコストなのも嬉しいです。

その強力なシナジーに、先述したサーチによるゲームメイク性能までくっついてきているので本当に優秀な1枚です。

兄妹の原童話 アリョーヌ
此方も華代に多大なる強化をもたらした1枚。

トラッシュ再利用+パワーマイナス+トラッシュされたとき効果の補助と1枚で3役こなします。
メイ>と<アリョーヌ>のお陰で、少数採用の原子シグニでもサーチで引っ張り出し、トラッシュ回収で何回も効果を使うといった芸当が出来るようになり、安定感と対応力が大きく広がりました。
羅原 Pab>や<羅原姫 Mdia>など、従来のレシピでは4枚採用が当然だったカード群が、コンパクトな枠に収まっているのに、遜色なく動けるのは<アリョーヌ>のお陰です。

6.デッキ改造のポイント
ルリグ紹介の所でも説明した通り《華代》は構築の幅が広く、様々な型で遊ぶことが出来ます。
この遊々亭のブログでも色々な《華代》が紹介されていますので是非読んでいってください。

それだけでは味気ないので一つ変わり種を紹介しましょう。
サンプルレシピでも取り上げた<歌舞熱曲>+<炎真爛漫>でショットですが、此方に特化させた型です。

従来の「バーニング」+<マイオーラ>のリフレッシュや<焼風水月>のライフクラッシュでは対戦相手のライフクロスを2枚になるまで削らなければなりません。
ロングショット愛好家として2倍くらいのショットレンジが欲しいなと思いました。

そこでこのカード。<E・G UNION イザベラ>です。
10049.jpg
これまでは<E・G UNION イザベラ>の9エナ破棄効果を使った後に除去する手段が殆どありませんでした。

しかし、《リンカーネイション》により<羅菌 バオバブーン>が登場したことで、その後に<三焼揃踏>をブチかませるようになったり、<アリョーヌ>を駆使して全面に-2000を振りまいてから<イザベラ>を起動するなど、実践級の手段が出てきました。

エナこそ大量に消費してしまいますが、3面除去+ライフクロス3枚クラッシュは凄まじい威力です。
「バーニング」によって更に1枚クラッシュできるので、計4点から詰めに行くことが出来てしまいます。

始動に合計13エナ(<歌舞熱曲>⇒<イザベラ>起動)と多大なリソースが必要になりますが、<サポーター 明治&有栖&江良>が1ターンだけの展開でもエナ+1、ハンド+3、1面除去の高コスパを発揮してくれたりするので研究のし甲斐はありそうです。

7.まとめ
ディーセレクションの情報公開でモチベ爆上がりです。
個人的には《DIAGRAM》推しですね。

ムジカが好きです。


以上です。 最後まで読んで頂きありがとうございました。

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