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[キーセレクション]【第275話】SEED候補生「ユキ」ー後編ー

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by ねへほもん

タイトルトップyuki.jpg
【第275話】SEED候補生「ユキ」ー後編ー
今回はユキデッキの後編ですね。
yuki.jpg
まず構築の方針、そして具体的なサンプルレシピの順で解説していきます。

突然雑談となり恐縮ですが、皆さんは「シード」と聞いて何を連想されますか?
トーナメント戦での優先枠、ガンダムSEED・・・色々あるでしょうが、筆者はFF8の「SEED」を連想しました。
ガーデンに集まったSEED候補生が選別され、実戦経験の中で育ち、開花していく・・・
デッキトップから選ばれたシードを盤面に設置し、後半で開花していく様子と似ていると考え、記事のタイトルにさせていただきました。

雑談はこの程度にして、記事の本論に入るとしましょう。

1.構築の方針
優羽莉とは異なり、構築の方針は分かりやすいです。
Lv1-3のユキのシード仕込みがLv4以降の火力を左右しますので、最大のポイントはやはり、

「有効なシードを埋められるよう、開花時効果持ちを多めに採用する」

これに尽きます。
毎ターン上から4枚を見て仕込むため、少なくとも10枚、余裕を持って後数枚は投入したいところです。
開花時効果持ちは高レベルのシグニばかりのため、開花時にバウンスで除去しつつ高ステータスのシグニが並びやすくなり、Lv4以降の戦いが安定します。

その他、筆者がポイントと思った事項を列挙しておきます。

(1)序盤の安定性
開花時効果持ちを多く採用することで、Lv4以降の戦いが安定する一方、序盤の安定性は落ちてしまいます。
開花時効果持ちを増やしつつ、序盤を安定させるというのも難しいですが、下級シグニは序盤に並べるLv1,2に寄せる、Lv2ルリグはリミット5の《花霞の巫女 ユキ》等、できる範囲で対処するしかありません。
特に後者については、除去能力を持つユリ、パワー5000で疑似的なバニッシュ耐性を持つサンザカと序盤に立てたいLv2シグニが居ますので、Lv2ルリグはバニラの花霞でほぼ確定かと思います。

能力消しの効果は被りますが、公式のレシピのように<ユキキー>を採用し、序盤の安定性を高めるのも一計かもしれません。

(2)開花できる回数
こちらは構築というよりは、プレイングに関係する話かもしれませんが、重要ですので書いておきます。
「毎ターン開花させて、シードが足りるのか?」という話です。

「シードを埋めて、開花させる」という動きは何度も書いてきたのでご理解いただけたかと思いますが、ここで、実際にゲーム内で何回開花できるかを見てみましょう。
キーセレでは、通常Lv4までのルリグと、残り5枚で平均2枚分の防御性能を持つアーツ・キーが採用され、およそ10面分の防御が可能です。
一方、Lv4以降で毎ターン3面要求を繰り返せた(難しいですが)として、要求点数は3点×(Lv4で戦ったターン数)となります。

7ターン目、Lv4で4ターン戦い、12点分要求する辺りには、相手の防御手段が尽き、防ぎきれなかった数点が入ります。
Lv4以前の攻撃では、ユキの序盤の点数要求はユリ程度ですので、ユリで1,2点分、後は初手の空いている盤面の1点、運が良ければスイレンアキザクラLBのバウンスでもう1点入るかもという程度です。
最後に、ガードしきれなかったルリグアタックが1,2点入ります。
以上を寄せ集めると、大体8点に少し足りない程度になります。

長くなりましたが、通常の固さのデッキであれば、7ターン目で微妙、8ターン目で詰め切れるというターン数です。

ここでユキの話に戻りますが、ゲームの長さが7,8ターンで、Lv4グロウ後に4,5ターン戦うことになります。
ゲームの長さを7ターンとすると、開花できる最大枚数は、「メインフェイズ4回(4枚)+トゥルース(1枚)+ホワイト・シーディング(1枚)=6枚」となります。

一方、シードとして埋められる枚数ですが、「Lv1~3グロウ時(3枚)+ホワイト・シーディング(1枚)=4枚」です。
つまり、2枚足りず、2ターンは開花せずに我慢する必要があるということです。
ここから分かることは、

・シードが足りない以上、埋める時には確実に効果持ちをシードにする必要がある
・開花にバウンスは過信できないため、除去の主力であるスイレンは4枚確定
・ガウラで追加で開花させることは稀

ということです。
毎ターン開花させまくれば楽勝かと考えていましたが、現実は甘くないようです。

(3)コインの配分
Lv1で手札1枚を捨てて1枚獲得、後はLv3とLv4で2枚ずつの計5枚のコインを獲得することができます。
これをどのように配分するかですが、悩ましい要素が2つあります。

候補が多い
嬉しい悩みですが、白アーツは防御能力が高いものが多く、候補に悩みます。
キーの選択でも、特に相性が良いものはないため、非常に悩ましいです。

コインを使うか微妙なアーツが多い
代表例が《ホワイト・シーディング》ですが、ベットすればエナコストが減るだけというアーツでは、使用時のエナ事情次第でベットする、しないが分かれます。
他に<イレイズ・ルフラン><ゴールド・ディフェンス>《イクエス・ディフェンス》と、ベットするかが場面によって左右されるアーツが多いです。

「理論上、最大5枚のコインを使う構成だが、ベットしないケースもあるため、コインが余る場合がある」という構成にすると、コインが余る場合に勿体ないです。

コインを無駄なく使うためには、理論上の使用枚数は5枚を超えるものの、基本プランでは5枚で収まるような構成にするのが望ましいです。
具体的には、「2エナなら容易に捻出できるから《ホワイト・シーディング》は基本ベット無しで使うが、アタック時除去が少ないデッキ相手なら<イレイズ・ルフラン>が腐りがちなので、コイン1枚をシーディングに回す」というプランが考えられます。

ゲーム中にエナ・コインをどう配分すれば良いかは、実戦を積まないと分からない点が多いため、筆者も組んでから模索することになりそうです・・・

2.デッキ解説
では、具体的なレシピの解説に写りましょう。

キーカード
新鋭の巫女 タマヨリヒメ
10025.jpg
バウンスを軸に攻めるユキと相性の良いカードとして、<タマキー>を採用しました。
シグニのレベルはバラけていますが、ジンジャーでトップを把握することができます。

また、このデッキでは、「あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中からカード1枚を【シード】としてあなたのシグニゾーンに出してもよい。残りをシャッフルしてデッキの一番下に置く。」という操作を4回繰り返します。
つまり、デッキの下に3×4=12枚カードを置くため、後半はデッキの中身を把握することができます。
シャッフルして下に置くことから、確実に順番を把握することはできませんが、おおよその配置が分かっていればレベルを当てるには苦労しないでしょう。

なお、筆者のように記憶力に自信が無い人には、<華代キー>がオススメです。
所要コインが1枚増えますが、《ホワイト・シーディング》でベットしなければコインはぴったり足ります。
バウンスで再利用されたくないシグニをバニッシュできることを考えると、通常のユキには無い、バニッシュ要素を補えるのはアリかと思います。

ママ MODE LOVE
ママキー.jpg
何かコンボ要素を入れた構築にしたいなと思ったら、「トップ操作」に行き着き、<ママキー>を採用しました。
開花時効果持ちを増やす都合上、アネモネスイレンを各4枚採用するため、それらがトップに見えた時点でライフトップに埋めましょう。

なお、キーを出す順番は、ママキー → タマキーの順がオススメです。
ママキー>を破棄して攻撃を止める効果はライフが残っている段階で使った方が効果的な一方、<タマキー>はデッキの中身が分かる下12枚まで削ってから使った方が当てやすいためです。

偉智の遊 ユキソリ
トップ操作要素として採用しました。
ママキー>のライフ埋めに役立つのは勿論、ジンジャーとセットで使えば2エナチャージすることができます。
植物に有力なLv1シグニが少なく、Lv1で枠が取りやすい点でも好相性です。

その他ポイント
構築の方針で書いたように、効果持ちをシードで埋められるよう、ガウラ2枚、アキザクラアネモネスイレン各4枚の計14枚を採用しています。
初手のマリガンで戻すカードばかりですし、トップ4枚見れば1枚位は来るはずです。
ホワイト・シーディング》は埋めるタイミングを選べるので、埋めたいカードがトップ付近に来た時に使用しましょう。

後は、開花の回数に限界があることから、除去手段として《ハーベスト・フォース》を採用しています。
6エナは重いですが、ジンジャー4投していればさほど苦労せずに発動できるはずです。
Lv1確保の意味では、公式サイトの<ユキキー>も良いかと思いましたが、火力不足を感じたため、除去効果を持つ<タマキー>を採用しました。


いかがでしょうか?

疑似的なバニッシュ耐性を持つアネモネが居る上で、防御LB8枚(アネモネスイレン)、盤面11点分+ルリグアタック1回分を守れるルリグデッキという構成で、やはり固いなという印象です。
コイン技を絡めたタマ、優羽莉の特攻を《イクエス・ディフェンス》で凌げ、環境的にも強そうな気がします。
シード&開花という新要素も面白そうなので、是非組んでみてください!

ではまた(^^)/

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