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攻略コラム:2021年12月 アーカイブ

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人気のあのカードについて教えて!part.5「メモリーシグニピックアップ紹介」

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    by 攻略コラム

    タイトルトップ.jpg
    「メモリーシグニピックアップ紹介」
    ■はじめに
    こんにちは。しみずきです。
    突然ですが、ディーセレ遊んでますか?
    僕は最近自分でもびっくりするくらいドはまりしています。
    近場のショップでセレモニーが開催されるようになったというのもありますが、シンプルにデッキを考えるのが楽しいフォーマットだなと感じるようになりました。
    考えれば考えるほど、バランス調整が上手くできていますね。(クッソ上から)

    どのようにデッキを組んでも絶対に完璧には仕上がらない......

    と、知り合いのモンスターが嘆いていましたが本当にその通りでしたね。

    僕もビルダーの端くれです。
    環境の最適解を模索して日々ウィクロス図鑑とにらめっこする日々を送っています。

    良い感じのデッキが完成したら紹介したいと思うのでその際は宜しくお願いします。

    ■本題
    今回は《WELCOME BACK DIVA〜selector〜》にて登場したメモリアシグニのピックアップレビューになります。
    とはいえ、私しみずき、以前に公式サイト様にてメモリアシグニ全14種のレビューをさせていただいています。
    それと同じこと書いても仕方がありません。
    ですので、今回は実際に使ってみて評価が変わったメモリアシグニを3体ピックアップして紹介したいと思います。
    早速行ってみましょう。

    ■WXDi-6で注目しているメモリアシグニ
    コードアート ララ・ルー//メモリア
    このカードの強い点は大きく分けて3つ。
    順に解説していきましょう。

    1)レベル2で12000という次世代のパワーライン
    皆さん。
    自分のデッキのパワーライン、意識してますか?

    私個人の感想ですが、ディーセレで勝つ為にパワーラインを意識することは""必須""レベルの事象です。
    しかし、このパワーライン意識の思想は全プレーヤーに浸透しているとは言えない状況でしょう。

    キーセレクション黎明期。
    最初は割とおざなりだった相手のルリグアタックを止めることの重要性が見直され、"相手のルリグアタックは全部ガードする"のが徐々に必須になっていったのを覚えているでしょうか?

    歴史は繰り返すと言いますが"パワーラインの意識"は似たようなソリューションになると考えています。

    ......という話を踏まえて次世代のパワーラインと言う部分を深堀りしていきましょう。

    最近はパワーライン意識で10000バニラの採用をちょこちょこ見かけるようになってきました。
    が、しかし今の段階でもパワー10000じゃ力不足です。
    更に次弾環境からは更に向かい風になってしまいます。

    その元凶が以下のカードです。


    現環境TOPと名高い《原子デウス》のレベル2アタッカー<羅原 BP>は、-10000という恵まれた火力を有しています。
    また、次弾の有力アシストである《ナナシ ご選択》も-10000の補正値を有しています。
    その為、10000バニラを並べても安泰ではありません。

    ここで<コードアート ララ・ルー//メモリア>の12000というパワーラインが活きてきます。
    上記のカードだけでは焼き切ることが出来ない為、もうひと手間ないし、1面分の防御になってくれます。

    用意できる防御面数が多くても4面が限界なディーセレにおいて、置いたシグニが1点分の防御になるのはメチャクチャ大きいです。
    あまりのめでたさにお寿司食べに行っちゃうレベルです。

    特に次弾以降は火力面を《ナナシ ご選択》に任せきりにするような構築も出てくると思います。
    そこに、レベル2の段階で12000ラインのシグニを複数体展開してやれば、形成を優位に傾けられるでしょう。

    2)防御貫通
    効果付与を弾く点も見逃せません。
    現環境最優秀アシストと名高い《マキナ》の大型防御である<マキナバインド>を貫通できる点が大きいです。
    存在をチラつかせるだけでも、防御の吐き方を歪にさせ十全な状況での使用を牽制できます。

    じゃあ<マキナバインド>採用しなきゃ良いじゃん!!
    という話になりますが、やっぱり防御面数は偉大です。
    貫通される恐れがあると分かっていても採用しなきゃならない場合も多々あります。

    特にDXMで組んだ《デウス》は顕著で、正直<マキナバインド>以外の選択肢がありません。
    ※<マキナスマッシュ>にしたいけど防御面数2面はヤバいでしょって話です。

    3)《コードアートDンドウバ》とのセット運用
    このカードの上にライズ出来れば<紅将 ランスロット>になってくれます。
    手札消費的に<紅将 ランスロット>を出した後に高いパワーのシグニに張り替えれば、得られる結果は同じです。

    ......と、ひと前昔まではそうでした。

    先述した通り、今後は12000というパワーラインが非常に重要になってくると考えています。

    また、リミット7の際は3+3+1という盤面を組みたいことが多く、レベル2シグニにそこまで多くの枠を割けません。
    その為、"焼き+12000ラインの形成"という役割を、少ないレベル2の枠でこなせるこの組み合わせは非常に強力です。

    以上3点、使ってみたら想像以上に強かった<コードアート ララ・ルー//メモリア>のレビューでした。
    個人的にもかなりお気に入りで、ディーセレのカードは光らせないと決めていたのですが、気付いたらパラレルになっていました。

    不思議ですね。

    凶天姫 タマ//メモリア
    正直、使われる/使う前はパワーの高いバニラ位の印象でした。
    このカードの真価は、ここ2ヵ月連続でトップディーヴァに輝いている《デウス》対面で発揮されます。
    コイツを並べられるとビックリするくらい点要求できなくなります。

    その要因は"パワー13000"+"下級耐性"にあります。

    レベル2シグニの意識すべきパワーラインは12000と先述しました。
    現環境においてレベル3シグニが意識すべきパワーラインは13000です。
    理由としては《デウス》のレベル2ソウル(-12000)だけで除去されなくなるから。
    しかし、それだけでは少し不足しています。

    13000ラインが意識されていることは《デウス》の使用者も承知しています。
    その為、<葉加瀬冬雪>や<小装 フラガラッハ>等の小型マイナスを併用してきます。

    ここで活きてくるのが<凶天姫 タマ//メモリア>の持つレベル2以下シグニに対するシャドウです。
    これによって<凶魔 アンナ・ミラージュ>や<コードアンシエンツ スチームパンク>といった、レベル3のパワーマイナス手段を介さなければ除去されない状況を作ることができます。
    どちらも大量に採用されているカードではないので、1面分の防御になり易いです。

    先述しましたが置いたシグニが1点守ったら寿司です。

    1点の攻防を争うディーセレにおいて非常に環境にマッチした1枚と言えるでしょう。

    コードハート リメンバ//メモリア
    僕自身の事前評価もかなり高かった1枚。
    色んな行動に課税(※エナの支払い要求)してきます。

    使われたら面倒なんだろうなーとは思っていましたが、思い違いをしていました。
    ウザs....... 厄介過ぎ!!

    僕が《デウス》メインで使っているので《デウス》視点の話ばかりで恐縮ですが、<デウススリー>は起動効果のオンパレードです。
    その為、起動効果への課税がマジでぶっ刺さります。

    今まで2面<コードハート リメンバ//メモリア>の盤面で返されたことはないですが、実際に直面したら、あまりの厄介さに泡吹いて倒れそうな気がします。

    そして、地味ながら非常に強力なのが、ダウン時パワー15000という<凶天姫 タマ//メモリア>もビックリのパワーラインです。
    15000という値がデカ過ぎて、先述したパワー13000ラインに対抗するための<葉加瀬冬雪>や<小装 フラガラッハ>のマイナス値+レベル2ソウルじゃ足りません。
    ある意味、下級に対する耐性を持っていると言えますね。
    また、純粋に<羅原姫 H2O>などの13000ラインのシグニを踏み越えられるのも優秀です。

    此方もかなり環境にマッチした1枚です。
    《デウス》がトップディーヴァに君臨している間はずっと旬だと思います。

    ■WXDi-7で注目しているメモリアシグニ
    大幻蟲 アロスピルルク//メモリア
    このシグニが居れば全カードが<大幻蟲 §オタガメ§>に早変わり。
    ひと手間は挟まるが、メインフェイズ中にノーコストでアドを取れるカードは珍しい。
    マイナス効果は高くなりつつあるパワーラインの調整に使え、凍結効果は厄介な耐性を持つ<羅原姫 H2O>を止めるのに役に立ってくれる。
    コインがあればついで感覚でハンデスも可能になるが、コインを拾えないデッキでも十分に採用圏内だ。

    個人的には<エクス・スリー>と組み合わせて使ってみたい。
    ソウルを付けたときに手札を捨てられるので、蘇生効果がいつでも使える点は再現性が高くて良い。

    また、《原子》基板のデッキであれば<羅原 BP>や<羅原 Pa>など手札を捨てる効果を持ったシグニが多いので使いやすいだろう。それぞれのマイナス値に加え更に-2000を振ることが出来るので、パワー10000や12000ラインに手が届くようになったのは嬉しい点だ。

    ■メモリアシグニについて
    花代//メモリア......どこ......どこ????


    以上です。
    最後まで読んでいただき有難うございました!!

ウィクロスパーティーに出よう!

    posted

    by 攻略コラム

    wxp.jpg
    ウィクロスパーティーに出よう!
    はいこんにちは、からばこです。
    今回は「ウィクロスパーティーに出よう!」と題し、店舗大会「ウィクロスパーティー」の内容や流れなどについてご紹介します。2019年8月に書いた「ウィクロスの世界にレッツゴー!」の最新版です。

    ディーヴァセレクションの開始や新アニメ放送などの影響で、ここ最近新しくウィクロスを始めた方が増えて参りました。そういった方の中には、「ウィクロスパーティーってどんな感じなんだろう」「ガチな雰囲気なのかな......」と不安に思う方もいらっしゃると思います。今回の記事では、大会の流れや特徴、マナーや楽しみ方などを徹底的に紹介します。

    「レッツゴー」の後編と重複する内容も多く、本来はそれを読んでいただければ済む話です。ですが新型コロナウイルスの影響で大会のシーンが大きく変わり、そのままではNGな内容もあったため、今回リメイクさせていただきました。内容が重なることもありますが、改めてご紹介させていただきます。
    これさえ読めばスムーズに、ウィクロスパーティーを楽しめること間違いなし!それではレッツゴー!

    おことわり
    今回紹介する内容はあくまで「一例」であり、筆者の経験に則ったものが多く含まれています。
    ウィクロスパーティーの流れはもちろん、カードの宣言やシャッフル、時間の使い方に対する考え方などは、店舗様やプレイヤー間において異なることが多々あります。「自分のところでは違う」「そうはならない」と引っかかる内容もあるかもしれませんが、どうぞご理解ください。
    実際の場では、対戦相手とのコミュニケーションや、店舗でのルールやマナーに沿って、バトルやウィクロスをお楽しみいただければ幸いです。

    また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う事象は、社会情勢によって都度変化することが多々ございます。
    大会参加の際は開催店舗様などの指示に従ったうえで、参加される皆様でのご理解やご判断をよろしくお願いします。

    あくまで一例は一例であり、当然例外がございます。
    読者の皆様におかれましては、何卒ご理解いただいたうえで本記事をお楽しみください。よろしくお願い申し上げます。

    「店舗大会」ではないよ
    多くの方が「大会」「店舗大会」と言っているウィクロスパーティーですが、厳密に言えば大会ではございません。
    公式ホームページを見ると「カジュアルバトルを楽しみたい方だけでなく、バトルの腕を磨きたい方も楽しめるイベント」「ファン同士の対戦・交流を目的としたカジュアル店舗イベント」とあります。賞品が出たり、勝敗や優勝者は決まりますが、ウィクロスパーティーは「交流会」「ウィクロスの仲間が楽しむイベント」です。

    なので「トップディーヴァにコテンパンにされるのでは......?」という心配はご無用です。
    私も長くウィクロスパーティーに出ていますが、毎回楽しい時間を過ごしています。初めてのお店に行っても和気あいあいとされていて、温かく迎え入れてくださることがほとんど。安心してお店に行きましょう。
    といっても強いプレイヤーはいらっしゃいますし、全敗してしょんぼりすることもあります。勝ち負けを決めるゲームなのでそこは仕方なしです。「そういう日もあるよ」と思うのがオススメです。私もよく全敗してますし......。

    ウィクロスパーティーで何をするの?
    「大会ではない」と書きましたが、ウィクロスパーティーはカードショップで行われる「店舗大会」です。この記事でもこの表現を使います。もっと正確に言えば、「参加者とウィクロスの対戦を行うイベント」です。
    多くの場合、全勝者が1人になるまで対戦を繰り返し、優勝者には特別なカードパック(コングラッチュレーションズパック)が渡されます。参加賞や、優勝者と同じ賞品が手に入るかもしれないお楽しみ抽選会もあります。
    参加人数にもよりますが、1回のウィクロスパーティーで2〜4試合が行われます。楽しいバトルあり、真剣勝負ありの、ウィクロスプレイヤーの社交場。全国のカードショップなどで、だいたい週1回や2週間に1回の頻度で行われています。初めての大会参加にはうってつけです。
    日程やフォーマットなどはウィクロス公式ホームページや、店舗のツイッターなどで確認できます。特にフォーマットはうっかりしがちなので、間違えないように要注意。自分が好きなフォーマットに参加しましょう。

    準備と開催までの流れ
    必須の持ち物は「デッキ一式、参加費、ボールペン」です。加えて「プレイマット」ですね。

    店舗にもよりますが、15分前〜開始時間ごろから参加受付が始まります。その辺りに到着するようにしましょう。
    レジや大会受付カウンターなど所定の場所で、参加する旨を伝えてください。分からなかったらそれっぽい人の動きを真似すれば大丈夫です。
    ウィクロスセレモニーのような大規模大会になると、事前の受付が必要になる場合がほとんど。店舗様のツイッターや「イザジン」などをチェックしておきましょう。ここでは割愛します。

    多くの場合は大会受付の際に参加費を払い、スコアシートにハンドルネーム(自分の名前)を記載することになります。
    皆様の名前を書きましょう。私で言うところの「からばこ」ですね。
    01:スコアシート.jpg
    (前回の記事にも載せたスコアシート。こんな感じのものが配られます)

    昨今は店舗ごとに、「検温」「消毒」「個人情報の確認」「マスク必須」「COCOAのインストールの確認」などなど、感染症予防についてのルールがございます。入店時や受付時など都度求められることがありますので、店舗や店員さんの指示に従ってください。
    また、熱っぽかったり体調が悪かったりする場合は、大会への参加は控えましょう。社会通念から各自ご判断ください。

    受付を済ませたら、大会開始まで店内で待ちましょう。時間になったら所定のテーブル周辺に集まるようアナウンスがされますので、そちらに向かってください。
    大会進行の店員さんが1回戦の組み合わせを発表します。ハンドルネームを呼びながらスコアシートを机においたり、店内のディスプレイにハンドルネームと席の番号を表示したりなど、形式は色々。
    正面に座った人が1回戦の対戦相手です。「よろしくお願いします」と挨拶し、対戦の準備をしましょう。

    ゲームの準備とシャッフル
    ウィクロスパーティーでは1試合の制限時間が設けられているので、全ての席で同時にゲームを始めます。席に座ってすぐに「オープン!」ではありません。全てのテーブルで対戦の準備ができるまで待ちます。
    対戦の準備といってもシンプルです。
    1. お互いのデッキをシャッフルする
    2. 手札を引き、先攻・後攻を決める
    3. 手札を引き直す(マリガン)
    4. ライフクロスを並べる
    です。一つずつ丁寧にしていきましょう。

    1.お互いのデッキをシャッフル
    デッキはお互いにシャッフルします。トランプでやっているようなあれで、要するにカードを混ぜます。
    カードゲームのシャッフルには、「自分のデッキをシャッフルした後は、相手にデッキをシャッフルしてもらう」というルール(マナー?)があります。試合前に限らず、試合中にデッキを混ぜる際も同様です。自分→相手の順に行うのは、「シャッフルの時に好きなカードを上に置いてませんよ」「デッキの中身を自分の有利なようにしていませんよ」ということを、お互いに明確にするため、だと思われます。他にもいろいろな説がありますが、要するに「正々堂々バトルしましょう!」ということをはっきりさせることが目的です。

    といっても感染症予防の観点から、「相手の持ち物には触らない」ということが多いです。
    店舗にもよりますがテーブルにはパーテーションが置かれていて、アクリルパネル越しのバトルとなることがほとんど。
    ですので最近のシャッフルは、以下の手順が行われることが多いです。
    1. 自分のデッキをシャッフルする
    2. シャッフルしたデッキを3つの山(かたまり)に分け、並べる
    3. 「左から右に」「真ん中、左、右」など、相手に重ねる順番を決めてもらい、その順番に重ねて1つのデッキにする
    4. 相手に枚数を指定してもらい、デッキの上からその枚数分、デッキの一番下に戻す
    4は略されることもありますが、「自分でシャッフルした後、3つに分けて相手に指定してもらう」がほとんどです。
    対戦前に加え、対戦中のデッキシャッフルもこの手順で行います。詳細な手順について店舗側から指示がある場合もありますので、それに従ってください。お互いに良いのであれば、試合中は3も省略することもあります。そこは相手と決めましょう。

    2.手札を引き、先攻・後攻を決める
    シャッフルが終わったら5枚引いて、先攻・後攻を決めます。ウィクロスでは、「じゃんけんなどで勝ったプレイヤーが必ず先攻」です。「勝ったけれど後攻を選びたい」ということはできません。(夢限-P-のFAQを参照しています)
    じゃんけん後に手札交換があるので、その間に先後を忘れないように気をつけましょう。私は後攻の時はアシストルリグの1人を横向きに倒して、忘れないようにしています。

    3.手札を引き直す
    引いた5枚の中から好きな枚数をデッキに戻し、その分引き直します。「マリガン」「引き直し」などといいます。
    好きな枚数をデッキに戻した後は、上記のシャッフルを行い、また引き直しましょう。

    4.ライフクロスを並べる
    ライフクロスを並べます。上から順番に7枚です。「強いバースト埋まってくれ!」と祈りを込めておきましょう。位置は「ルリグゾーンの下に横向き」です。
    コインカードやサイコロなど、カード以外に必要なものがあれば、お互いが見える位置に置いておきましょう。デッキケースや使わないカードは、カバンにしまっておいてください。
    02:対戦前.jpg
    (ここまでやっておけばOKです)
    これで完了です。全ての席で準備が終わったら、試合開始の合図とともに、バトル開始です。オープン!

    バトル中の色々
    それではバトルスタートです。「ドロー、チャージ、グロウ、メイン」と、覚えた通りにやりましょう。
    ここではウィクロスパーティーに初めて出る方や、ウィクロスを始めて日が浅い方が知っておきたいことをご紹介します。
    紹介するのはあくまで「私の経験」です。実際のバトルでは、対戦相手とコミュニケーションを取りながら、お互いが納得した形で進めてください。

    1.宣言はよりはっきり!
    「ドローします」「エナチャージして、グロウ」など、はっきり声を出して、相手に伝えましょう。
    カードを使うときも、例えば「<ハニエル>を出します。出現時にエナの<アークゲイン>を払って、3枚見ます。加えるのは<サーバント>です」とはきはき伝えましょう。エナの支払いや手札に加えるカードは相手の方を向けて、しっかり見せるのがグッドです。

    アタックフェイズに移行する際も、宣言が大切になります。
    ウィクロスではアタックフェイズ中に、相手がアシストルリグにグロウしたり、アーツを使うタイミングがあります。ですので「アタックフェイズに入ります。こちらは何もありません。何か(アーツやアシストルリグのグロウ)などありますか?」と伝えると、バトルがスムーズに進みます。
    メインフェイズでも、<END OF THE TURN>や<永遠不滅 きゅるきゅる〜ん>などカットイン系のピースもあります。「<グッド・ディグ>使います。何か(カットイン)ありますか?」と、都度確認すると良いでしょう。相手を待たずにドローしたりするのはNGです。

    対戦中はいつも以上に声を出しましょう。
    マスクあり、パーテーションありの対戦環境です。普段の声量では伝わらないこともあるでしょう。「腹の底から叫べ」とまでは言わずとも、しっかり、はっきり伝えるのがマナーです。言葉や声色、口調などはその時々で変わっていくかと思いますが、「はっきり伝える」ことを心がけたいですね。
    声だけでなく、手や指を使ったジェスチャーも有用な手段になります。<ピルルクxi>のゲーム1のレベル宣言の際は指で数字を作ったり、フェイズ移行の際は手のひらを向けたり、対象を取る際は指差しをしたりと、対戦環境に合わせたコミュニケーションを意識しましょう。

    私も常々心がけるようにしていますが、マスク越しなどではどうしても伝わらないこともあります。
    聞こえなかった場合は「もう一度お願いします」と、きちんと聞き返しましょう。「言った言わない」にならないよう、お互いに要注意ですね。

    カードゲームは、対戦相手とコミュニケーションを重ねて遊ぶツールです。
    以前に比べ不自由な環境ではありますが、せっかくの店舗イベント。声と体で乗り越えて楽しみましょう。
    (声を出すと結構喉が渇くので、ペットボトルの飲み物やのど飴があると便利です)

    2.相手のカードの確認の仕方
    カードの能力が分からなければ、「テキストいいですか?」「読んでいいですか?」と聞きましょう。能力を教えてくれたり、見せてもらえます。
    また、相手にトラッシュやエナゾーンを確認されることもあります。以前は「トラッシュ見せてもらっていいですか」と聞かれたら、相手にカードを渡して見てもらっていましたが、昨今ですとそれも難しくなっています。相手に「確認したい」と求められたら、分かるように広げましょう。
    例えば「公開領域にサーバント何枚見えてますか?」と聞かれたら、エナやトラッシュなどを自分で確認し、サーバント以外のカードも全て広げながら、「トラッシュに2枚、エナに1枚です」と答えるといいでしょう。トラッシュの枚数を聞かれたら5枚ごとに分けて「17枚です」と見せたり、でしょうか。

    RANDOM BAD><蒼黒GAIA>などのランダムハンデスの場合は、相手に裏向きに手札を出してもらって、「これとこれ」「左から2枚」などと選び、手札を捨てさせます。
    パーテーション越しで難しいところもありますが、うまくやっていきましょう。
    03:トラッシュ.jpg
    (対戦が進むとトラッシュがこうなりがち)
    3.時間の使い方
    ウィクロスパーティーには1試合に制限時間があり、だいたい25〜40分です。この時間を「自分と相手で(できるだけ半分に)分け合って」使ってバトルします。ですので、プレーや思考に過度に時間をかけるのはバッドマナーです。

    とはいえ慣れていないとどうしても時間はかかるもの。これは仕方がないことです。ですので、対戦前に「まだ始めたばかりで慣れていないので、ちょっと時間がかかったりします」と伝えておけば、ピリピリするようなことは減ると思います。
    自分のカードの能力やルール、デッキの動かし方はバトルの前にある程度覚えておいたり、アシストルリグのグロウするタイミングは事前に想定しておいたりするなど、プレイを速めるコツはいくつかあります。バトルを重ねるうちに慣れていくので、ぼちぼちで大丈夫です。

    もちろんこれは大会の色合いによって変わります。
    セレモニーやディーヴァグランプリといった競技性の濃い大会であれば、時間制限やプレイの速度についての意識は一層厳しくなります。意図的な遅いプレーは「遅延」とみなされ、大会規定でゲームロス(強制敗北)や失格になることもあります。
    ただ、どうしてもしっかり考えたい局面はあります。その時はきちんと相手に「考えます」と伝え、頭をフル回転させましょう。重要なシーンで「素早く、正確な」判断ができるのも、ウィクロスの実力のひとつです。私は今もできません。

    カードゲームにおいて「時間」はとてもナーバスで難しい問題です。
    大会規定に従うのは当然としても、ルールやマナー、モラルや通念、地域性など、さまざまな要素が複雑に絡み合っている部分です。他タイトルでも定期的に議論になる内容ですね。パーティーやセレモニーなどにプレイヤーとして参加する際は、頭の片隅にちょっとだけ、入れておいてください。
    逆に相手のプレーが速すぎて、何が起こっているのかわからなくかったら、「もうちょっとゆっくりお願いします」と伝えましょう。

    バトルが終わったら
    試合終了後はスコアシートに対戦結果を書き、受付や店員さんなど、所定の場所に提出しましょう。書き方や提出場所は店舗によって異なるので、対戦相手や周りの人に聞いてください。
    他の机が終わっていなければ、自分の席で待っていることがほとんど。対戦相手の人と話して、「感想戦」のように試合を振り返ったり、ウィクロスのことを聞いたりすることが多いです。そこも相手によりけりです。
    04:スコアシート02.jpg
    (1回戦では勝てたので勝ち点3です)
    全ての対戦が終わったら、次の対戦の組み合わせが発表されます。移動する前に「ありがとうございました」と伝えて、次のテーブルに向かいましょう。

    所定の回数を繰り返すと、優勝者が決まります。参加賞や景品の配布、お楽しみ抽選会などが終わったら、ウィクロスパーティーは終了です。
    デッキはうまく使えましたか?バトルは楽しめましたか?それでは、また来週!

    まとめ
    あれやこれやと偉そうに書きましたが、一番伝えたいのは「相手とコミュニケーションを重ねて、楽しくバトルしましょう」ということです。
    カードゲームは「対戦相手とのコミュニケーション」のうえに成り立つ遊びです。難しさもありますが、そこに楽しさや奥深さも間違いなくあります。

    ですので、カードゲーム初心者であることや、ウィクロスに慣れていないことを恥ずかしがらず、相手に伝えてみましょう。多くの方は「ようこそ!」と温かく迎え入れ、プレーやルールなどを手ほどきしながら、優しく対戦してくれるはずです。
    ぜひ、ウィクロスパーティーでお会いしましょう。お待ちしております。

    ではまた次回の更新で!
    この記事を出した後も、変わらず店舗での大会が開ける世の中でありますように。


    ちなみに「WIXOSSBOX」という、セレモニーで入賞したデッキがたくさん載ったサイトもあります。
    デッキを作ったり大会の対策にも役に立ちますので、そちらもご利用ください。私が運営しています。よろしゅう。

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