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VSキーを使い倒そう!! 〜闘争の記憶 リルVSカーニバル編〜

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    by デッキレシピ

    タイトルトップ.jpg
    VSキーを使い倒そう!! 〜闘争の記憶 リルVSカーニバル編〜
    お久しぶりです。しみずきです。

    今まで4回にわたりお送りしてきた"VSキーを使い倒そう"企画も今回が最終回です。
    最後に紹介するのは、Lostorageを象徴するリルとカーニバルの戦いが描かれた<闘争の記憶 リルVSカーニバル>です。
    10027.jpg
    これもこれでかなり癖のあるキーです。
    早速行ってみましょう。

    所感
    「防御に振った<劫末の唄鍵 ワールドエンド>」というのが第一印象です。

    また、堅実な方の上段コイン効果と、悪さしそうな下段コイン効果。
    それぞれの効果が、元となったルリグと真逆の性格をしているのが面白いですね。
    ※<サバZERO>⇒カーニバル、ダメージ&バニッシュ⇒リル

    当初は<闘争の記憶 リルVSカーニバル>でコインを使い切る前提で考えていました。
    しかし、序盤に2〜3回<サバZERO>出し効果を使って防御。
    グロウコストの軽減の恩恵を受けきったタイミングで<セレクト・ハッピー5>のコストに。
    満を持してエクシードキーに張り替え。

    といった使い方が出来れば、最大3点分守りつつ<セレハピ>のコストに出来ます。
    3エナ稼ぎながらのこの防御面数はそこそこ強いのではないでしょうか?

    トータルの防御面数は多くなる方向なので、対戦相手の攻め方が緩く、防御が間に合いそうな場合には、リル側の効果で攻めに転じることで状況に合わせた攻防が出来るのも良いですね。

    後、リンカーネイション発売前のレビューにも書いたのですが、
    キーセレの序盤において「エナチャしたくない」と「ガードしたい」が重なると、3レべのグロウが怪しい時ってあると思います。特に3が1エナでコイン拾うルリグだと尚更です。
    グロウコストのZERO化が、そのジレンマを払拭してくれるのはありがたいです。

    上手に使う為に求められる特徴
    1.序盤にコインが手に入る
    これは<劫末の唄鍵 ワールドエンド>と同様です。
    序盤から防御として機能させたいので、少なくともレベル1の段階で2枚以上のコインが欲しいです。

    2.手札が確保できる
    サバZERO>としてシグニを出す以上、その分の手札が必要になります。
    パワーも最低値の1000なので、相手はこちらの手札事情を見ながら踏むか踏まないかを選択できます。
    可能な限り、序盤から多くの手札を構えられるデッキに採用したいです。
    コードライド ドリカー>などの出現時にトップが同クラスなら回収できるサイクルや、<コードアンチ ラティナ>や<古代乗機 ギュウシャ><中罠 アルババ>などの手札・盤面を稼げるカードを採用したいです。

    3.攻め用のキー無しに要求が出来る
    最も重要な点はここでしょう。
    途中で張り替えるにしろ、最後まで使い倒すにしろ<真・遊月・鍵>などの攻撃用のキーとの併用はできません。
    このキーを上手く使えば最大4点分の防御になりますが、その間に此方が攻めることが出来なければダメージレースで差を付けることが出来ません。
    むしろ手札を使って防御をしている分、此方が不利になってしまいます。

    その為<リルカニ>を使う際には、下級シグニの攻撃性能が高いルリグと組み合わせたいです。

    実践編
    ごめんなさい。

    ここまでキーセレでの運用を語ってきたにも拘わらずキーセレのレシピじゃないです......
    闘争の記憶 リルVSカーニバル>を初めて見た時から考えていた"ロマン砲"があるんです。
    今回はそのデッキを紹介させて下さい。

    早速レシピから行ってみましょう。

    デッキレシピ


    特徴的なカードの解説
    星占の巫女 リメンバ・ナイト
    リメンバ:オリジン

    かなり初期のカードですが、対戦相手の起動効果を【無1】増やすという、珍しい効果を持っています。
    当時は<ピルルクΩ>とか<太陽の巫女 タマヨリヒメ>などの自分のターン中に使う起動効果が重くなっちゃうねー。位のテキストでした。

    しかし現代ウィクロスはどうでしょうか?

    エクシードやコイン技、キーカード。強力な防御手段の殆どに【起】と書いてあります。

    もうお解りですね。

    ピルルクだけに許された<因果応報>+<ロック・ユー>でアーツを封殺。
    そして<リメンバ・ナイト>の常時効果で相手のルリグやキーによる防御を封殺。
    グロウコストが3と重たい弱点は<闘争の記憶 リルVSカーニバル>が解決。
    相手もグロウコストが軽くなりエナを与えてしまう点は<因果応報>が解決。

    THIS IS K・A・M・I・A・I !!!!

    ということで以下、愉快な仲間たちを紹介します。

    時雨の調 ゆきめ
    10018.jpg
    流石に<レイラ=クレジット>で<応報>が通らないと話が始まらないので採用。
    ピン投の札が多いので、サーチ効果が重宝します。

    幻獣 コサキ
    応報>と言えばこのカード。

    コードアート T・M・B>でメインフェイズ中に手札から、<コードハート H・C・P・U>でトラッシュからでも<幻獣神 オサキ>をエナに置けるようになったので扱いやすくなりました。

    水英の蒼天 モーセス
    羅菌 バオバブーン>&<羅植華姫 バオバブーン>へのメタカード。
    投げられて起動効果を使われると困る対面には積極的に使っていきます。

    追英の文章 #オイツキ#
    折角相手を何もできない状態にしているのに、LB踏んで負けたら業腹なので採用。
    サーチと<セレクト・ハッピー5>の回収を駆使して3枚集めましょう。

    幻竜 シルシュ
    対戦相手のマルチエナを消しましょう。
    より確実性を求めたいなら<炎真爛漫>を採用するのも手。

    弩砲 アヴェンジャー
    ショットレンジが短めなので強引に伸ばします。
    LBが発動しないのが本当に優秀。

    弩書 ザ・ロウ
    行動権引換券。
    1枚持っていると、場に出せるシグニの枚数が1枚増えます。
    不要分は<アヴェンジャー>の弾になるのも◎

    炎魔の巨人 スルト
    盾落ちケア兼、リソース回収札。
    残った盾を全部手札に変換して、エナを伸ばしたり<アヴェンジャー>の弾を集めます。

    最後に
    23 : 以下、名無しにかわりましてYYTがお送りします[] : 投稿日:2020/07/15 21:23:46 ID:@simizuki1128 [11/15回(PC)]

    くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
    実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
    本当は話のネタなかったのですが←
    ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
    以下、アルフォウ達のみんなへのメッセジをどぞ

    アルフォウ「みんな、見てくれてありがとう
    ちょっとハンデスに脆いところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

    タマ「いやーありがと!
    私のテメェのルリグに腹パンをねじ込むという気概は二十分に伝わったかな?」

    ウルトゥム「見てくれたのは嬉しいけど全面空けに弱くてちょっと恥ずかしいわね・・・」

    ピルルク「見てくれありがとな!
    正直、作中で言った私(筆者)の苦言は本当だよ!」

    リル「・・・ありがと」ファサ

    では、

    ハイティ、ウリス、リワト、リメンバ、カーニバル、俺「皆さんありがとうございました!」



    全員「って、なんで俺くんが!?
    改めまして、ありがとうございました!」

    本当の本当に終わり

    (このネタ、どれだけの読者が分かるんだろうか?)

【キーセレクション】エナの次はハンドを絞れ!リソースカットの二刀流!

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    by デッキレシピ

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    【キーセレクション】エナの次はハンドを絞れ!リソースカットの二刀流!
    どうも、ハリューです。

    公式配信にて新レギュレーションの概要が触りだけですが発表され、期待が高まっているこの頃ですが、今回もキーセレクション回です。

    直近よりも一つ前の発表での話によると、今後はポイント制の大会でオールとキーも継続してサポートされ、競技シーンも盛り上げていこうみたいな話も有ったり無かったり。

    そんなわけで今回もまたまた華代の紹介です!
    一生華代を擦ってる気がしなくもないですが、リンカーネイション環境でもまだまだ華代はベストデッキだと思っていて、華代を使うにしろ対策するにしろ、キーセレクションにおいては華代を考え、理解する事が勝ちに繋がると言っても過言ではない程の影響力が有ります。

    これから新レギュレーション前にウィクロス予習しておきたいよって人も、ポイント制を見越してキーセレクションのデッキを組んでおいて損は無いと思いますし、特に華代は競技シーンにおいてしばらく使い続けられるコスパの良いデッキではないでしょうか。

    デッキレシピ
    前回紹介した華代」は<鈴原るるキー>や<ぶくぶタマキー>によるバウンスを取り入れ、アタックトリガーでの攻めを主体とする事で相手のエナゾーンを操作する構築でした。

    今回紹介する華代は逆にハンデスを取り入れてみた形です。
    ざっくり言うとハンデスして相手の要求値を上げてルリグを通して勝つ!!です。

    レシピがこちらです。

    ルリグ
    3
    非LB
    20
    デッキ解説
    ハンデス札として<アンシエントグルーヴ>と<コードピルルク KEY>、<鎮護国禍>を、またそれに伴い青エナの発生源として<メイ>に追加して、新弾リンカーネイションから<THREE OUTSIDE>を採用しました。

    今回レシピの主軸となるカードを中心に解説して行きます。
    基本的な華代のカードに関しては前回と前々回の記事もご覧ください。
    THREE OUT SIDE
    採用理由としては、
    • 青色のカードである
    • 強力なライフバーストを持っている
    この2点を買って採用しました。

    ライフバーストの効果は「3枚引いて1枚捨てる」という転生元となったカードのメインテキストを受け継いだ物で、手札が増えるLBの為、実質的な5枚目以降の<羅原姫On>です。

    この枠に欲しかったのは上記の採用理由でも挙げた通り<グルーヴ>を撃つ為の青エナ発生源なので、その中で最も素引きしても困らないカードとして白羽の矢が立ちました。

    メインのテキストも手に入るカードは不確定ですが手札を増やせる為、<祝福の五光>と合わせドロソを多く積んだトップデッキに強い山になりました。
    と言ってもハンデス対面でもなければ積極的にメイン効果を使うわけでは無いので、基本的にはエナチャージで置いてOKです。

    コードピルルク KEY
    10009.jpg
    主にエクシード1のドローハンデスをメインに使います。

    相手の手札リソースを枯らす事がイコール相手側の点数要求値を上げ、そしてこちら側の点数要求値を下げる事に繋がる為、ゲーム全体で見ると実質的にリソースの増減が防御面数や攻撃点数に関わってきます。

    エクシード2を使うのはミラーマッチなどの防御面数が必要になる試合です。

    鎮護国禍
    10029.jpg
    主にバニッシュとハンデスモードを使用し、相手の手札を削って行きます。

    キーを貼る順番は、

    鎮護>→<ピルルク>→<ゆきめ

    となるので、このキーが一応の初動枠となります。

    ただ手札を増やすモードがトラッシュ回収でサーチやドローと違い山を掘れない為、初動としては微妙な立ち位置だと思っています。

    鈴原るるキー>もそうですが、レベル1と2のシグニしか入っておらず初動のサーチキーの必要が薄い華代でこそのキー選択ですね。

    アンシエントグルーヴ
    実は昔チームメイトが華代に採用していたカードです。

    このデッキのコンセプトのハンデスは勿論ですが、ドローも手札の細い華代には有難いですね。
    ピルルクキー>と<グルーヴ>により手札が増やしやすい為、バウンス型よりも手札の取捨選択を間違ってもカバーしやすく、こちらの方が初心者向けのタイプだと思います。

    羅原 Sk
    バウンス型ではエナを与えるという理由で枚数を減らしていましたが、ハンデス型ではシグニをバニッシュし手札に圧をかけたい為4枚採用です。

    魔法の呪文 ありょーぬあんふぉえすけー

    羅原 C3H8
    メインフェイズにバニッシュして手札に圧をかけたいのなら、なんで4枚入ってるの?と思った人もいると思います。

    このカードは華代ミラーでパワー3000ラインなのが偉く、ミラーマッチは3000.5000.5000のパワーラインを作り合うゲームになりがちな為、毎ターンちゃんと盤面を作り、遅れを取らない為にフル投入です。

    何よりそもそもが単純に強いカードなので、よっぽどの理由が無い限りは枚数は減らないと思っています。

    動きのおさらい
    • デッキコンセプトはハンデスしてルリグアタックを通す!
    • キーを貼る順番は<鎮護>→<ピルルク>→<ゆきめ
    • 青いカードは積極的にエナチャージ
    • 盤面はなるべくメインでバニッシュ
    まとめ
    と言うわけで、今回はハンデス型の華代の紹介でした!

    前回のエナを絞るバウンス型と今回のハンデス型、両方を組み替えれる様にしておくと、対戦相手からはどちらの方向から攻めてくるか分からない...まさに二刀流です!

    オープン時点でバウンス型と思ってエナ手置きしてたらハンデスされてボロボロに...!なんて事もあると思います。

    こんな感じで同じルリグでも違った方向でデッキを組めるのも、ルリグデッキ枠が多く柔軟性のある華代の強みだと思っています。

    それではまた。

VSキーを使い倒そう!! 〜反覆する思念 ピルルクVSリメンバ編〜

    posted

    by デッキレシピ

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    VSキーを使い倒そう!! 〜反覆する思念 ピルルクVSリメンバ編〜
    このシリーズも残すところあと2回。
    週1という更新頻度でもアイディアがおぼつかなくなってきました()

    ここにきて"ねへほもん"という男の執筆性能に、改めて畏敬の念を抱いていますw

    ということで、早速本題に移りましょう。

    反覆する思念 ピルルクVSリメンバの所感
    10029.jpg
    「逆に聞くけど青ピル以外で使えんの?」

    素直にこう思いました。

    最大の特徴は1コインで<ドント・ラッシュ>2発内蔵という破格の防御性能です。
    しかし、その代償として計6枚の手札を失います。

    流石にこのデメリットが重すぎます。
    ハンドレスで戦うことを前提としている、もしくは埒外のハンド補充能力を有したデッキでもなければ、とてもじゃないけど使えません。

    サーバントが無いから相手のルリグは通り、次のターンはデッキの上2枚で戦わないといけないので要求もおぼつきません。

    現状のキーセレクションに埒外のハンド補充能力を持ったデッキは存在しません。
    その為、順当に考えるとハンドレスを前提とする《青ピルルク》デッキでの使用に行きつきます。

    デザイナーズとしてそこに誘導されているといっても過言ではありません。

    しかし、僕もビルダーの端くれ。
    なんとか現実的に他のルリグでも使えないか考察してみます。

    ということで早速行ってみましょう。

    上手く使う為に求められる要素
    ◎山上2枚で要求を安定させる
    反覆する思念 ピルルクVSリメンバ>に盤面を空ける能力がありません。
    なので、エクシードで防御した次のターンは、手札が3枚減った状態から点数要求を組む必要があります。
    そもそも、エクシード後にハンドレスなら、単純に3面埋まらない場合も出てきます。
    ここで3面要求出来ないようであれば、キーを見直した方が良いです。

    減った手札でしっかり要求を組む為のアプローチは以下の3つ。
    1.トラッシュから出現できるシグニを利用する。
    シンプルに<魔界の末娘 アナスタシア>、<円卓の予言 マーリン>のトラッシュから出現+要求となるカード群を採用します。1面分埋まるので手札0の状態から盤面を埋めることにもつながります。

    2.後続を連れてこれるシグニを利用する。
    炎魔の先駆 アークゲイン>や<味覚の惑魔 タピピ>などですね。
    それぞれレベル3のアタッカーを回収することで、自身と合わせて2面分の要求になれます。

    3.山札を強くする。
    白雪の童話 ユキジロヒメ>で山札を積み込みトップを強くします。
    そして、山札から落ちた時に回収or場に出せる<山羊座軍の童話 セブンゴーツ>、<不可思議な誇超 コンテンポラ>を織り込むことで要求と盤面の補充を両立することが出来ます。

    ◎凍結状態にすることで恩恵を得られる。
    反覆する思念 ピルルクVSリメンバ>のもう一つの大きな特徴と言えば、ダウン状態になったシグニを片っ端から凍結させるアイスエイジ的な能力。

    プロモパックにて登場した<コードアート I・Z・R・H>なら、ノーコストでのバニッシュができるので、良コスパです。
    他にも<占英の星術 アストロノミカ>やリメンバが有する、<走英の空力 スリスト><浮英の揚力 マグナス><占英の星術 ホロスチャート>などのシグニ群の条件達成が非常に容易になります。

    ピルリメ>を使うのであれば此方の点も意識したいところです。

    ◎エクシード使用後にルリグアタックを止められる
    折角の4面防御も、デメリットの手札消費によって本来貰わなくてよかったダメージを受けてしまっていては意味がありません。
    手札が減った、無くなった状態でも相手のルリグアタックを止める手段が欲しい所です。

    その為のアプローチとしては2つ。
    1.アロス&コードピルルクKEYとの同時展開
    キーを複数展開できる《カーニバル》《夢限》で可能な戦法です。
    それぞれ、先述した<山羊座軍の童話 セブンゴーツ>等のシグニを採用しやすいのも噛み合っていますね。

    2.エクシード集中使用+ルリグ止めアーツを併用
    これはどういうことかというと、エクシード2ターン連続で使用。
    その間はルリグ止めアーツ+<アナスタシア>などのハンドレスでも戦えるシグニを用いて応戦します。
    その後、<リメンバ>の「アストロジ」や<アンシエント・グルーヴ>といった手札を補充できる効果を使い、通常通りの戦い方に戻す。といった感じです。

    こうすることで例に挙げた《リメンバ》は凍結シグニ生産マシンというメリットを享受しつつも、防御面数を稼ぐことが出来ます。
    このように、ハンドを消費するターンと構えるターンで、メリハリを付けた構成にしてみるのも面白いかもしれません。
    という流れで、1ターンハンドレスから要求が組めれば良いので、意外と悪くはないかもしれません。
    手札を使い切るターンにハンデスを織り込むと、<ピルリメ>の凍結効果も相まって効果的です。

    ◎1コインに意味を見出す。
    このキーの良い所は、1コインでアンロックできる点です。
    5th Anniv.Heroines>や<聖マルディウス教会>のように追加のエナコストも必要ありません。

    折角採用するなら、1コインで2×2面防御が出来る点を活かしたいです。

    安直な所では<血晶魔杖>との同時採用ですね。

    1コインを活かすという意味では《夢限》に白羽の矢がたちます。
    繚乱する花束 アルフォウVSハイティ>の登場で、<ヒロインキー>用の下敷きを用意できない可能性も出てきた今、後継としてワンチャンスあるかもしれません。

    実践編
    さて、ここまで《青ピルルク》以外のデッキで上手く使う方法を模索してきました。

    これ等の特徴を収束させて完成したデッキが此方。


    結局《青ピルルク》やないかーーーーい!!

    逆に聞くけど"ハンドレス"がデメリットのオーバースペックカード使うのに、"ハンドレス"がテーマのデッキ以上に噛み合うデッキある???????

    ということで、いろいろ考えたんですけど、これが僕の限界でした。
    僕はデザイナーの下僕です

    と、自虐はさておき。

    アロス&コードピルルクKEY>を採用。
    サーバントの枠を要求札へと置き換えることで、序盤のサポートキー無しにそこそこの火力を実現。

    反覆する思念 ピルルクVSリメンバ>が防御性能を底上げしてくれているので、最大13面とかなり多めの防御面数を有しています。

    また、サバが無い分必然的にトップデックが強くなっています。
    アナスタシア>に頼らずとも山上2枚での3面要求が出来るターンも出てきます。
    • 序盤のダメージレースが早め
    • 防御面数多い
    • ルリグアタックを被弾することがない
    • 要求も割と安定
    • いざとなればハンデスも
    と総合力の高いデッキに仕上がりました。

    特徴的なカードの解説
    アロス&コードピルルクKEY
    10037.jpg
    4ターン目以降ルリグアタックを通さない《青ピルルク》と相性が良いのは言わずもがなです。
    アンロック時はピン投の<MIRACLE>をサーチすることで安定して運用できます。

    また、<オリジナル・サプライズ>の為の黒エナは<舞踏の小悪 サユラギ>しかいません。
    引けてない+早いターンに<オリサプ>を使いたい場合は、此方をエナに置きましょう。

    炎魔の先駆 アークゲイン ⇒ コードVL えま★おうがすと ⇒ 舞踏の小悪 サユラギ
    上記3体の組み合わせで、<アークゲイン>1枚から非常にお手軽にアタック時除去3面の布陣を作ることが出来ます。

    アークゲイン>のレベル条件、<えま★おうがすと>の色条件を綺麗にクリアできる点がお洒落です。
    しかし、お手軽さの代償に1面でも除去を喰らうと、一気に機能停止してしまいます。

    対戦相手の除去を伴う防御手段が尽きたころを見計らって射出しましょう。

    炎魔の冥土 アイリ
    このデッキは<MIRACLE>以外悪魔なので、出現時は確定でランサーが付きます。※<MIRACLE>は<アロス&コードピルルクKEY>アンロック時にエナ。
    また、<反覆する思念 ピルルクVSリメンバ>のエクシードを使い始めるまで、手札はあるに越したことはないです。
    その為、ライフクラッシュ時の手札補充もしっかりと活きてきます。

    魔界の五裁 マルバス
    登場から久しく日の目を見ることの無かったカードではないでしょうか?

    出現時にノーコスで-10000とレベル2では最高峰の焼き性能を有してします。
    しかし、発動条件のハンド5枚差があまりにも使い辛く、採用されているのを殆ど見たことがありませんでした。

    しかし、今回のデッキでは
    • 構築上序盤にハンデスをしない
    • 昨今のインフレで序盤にしっかりハンドを構えられるデッキが増えた
    • アロス&コードピルルクKEY>の登場によって序盤にハンドレスで返しても良くなった
    これ等の点から、焼き効果が非常に使いやすくなりました。

    また<反覆する思念 ピルルクVSリメンバ>で守った返しに要求札を回収できる点も非常に優秀です。

    埋もれていた強キャラ感がありますね。

    魔海の蛇亀 アスピドケロン
    最初期のピルルクには採用されていた1枚。
    枠の都合上、採用できなかった<魔界の公爵 クロケル>に代わる、ダメージソースです。
    1枚以下の条件は後述する<魔海の金管 ベレト>のお陰で無駄なく達成できるので以前より使いやすくなっています。

    魔海の金管 ベレト
    枠の縛りが緩い非LBで序盤の焼きを担当してくれます。
    魔海の船員 ティーチ>や<魔海の赤将 ウルージ>と組み合わせることで、悪魔2枚消費の効果も無理なく使っていけるので、非常に優秀な1枚です。

    最後に
    今回は悪魔に寄せてみましたが、<コードアート I・Z・R・H>や<占英の星術 アストロノミカ>といった凍結要素を入れた型も面白いと思います。

    気になった方は是非組んで遊んでみてください。

    以上です。

    最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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