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【第104話】帰って来たゲイヴォルグ

    posted

    by ねへほもん

    遂に2015年も終わりですね。
    ウィクロスマガジンによる11弾の情報や、WPSで使用したデッキの紹介をしていきたいと思いますので、年越しまでもう暫くお付き合いくださいませ。

    今回はウィクロスマガジンで紹介されていた、劇場版記念デッキから1枚取り上げます。
    どうしても復活させたい1枚があるのです・・・
    そんな今回のレシピはこちら。

    ◆デッキレシピ

    ・ルリグデッキ
    0-1 バニラタマ
    流星の巫女 タマヨリヒメ
    火銃舞 タマヨリヒメ之参
    泡沫の巫女 タマ
    スピリット・サルベージ
    モダン・バウンダリー
    ピンチ・ディフェンス
    ウトゥルス・チェイン
    ディストラクト・アウト

    ・非LB
    小壊 棍 4
    サーバント O2 3
    忘得ぬ幻想 ヴァルキリー 2
    サーバント T2 1
    祝福の女神 アテナ 2
    極槍 ゲイヴォルグ 3
    幻獣 ベイア 2
    ゲット・インデックス 3

    ・LB
    宝具 ミカガミ 1
    出弓 ボウ 4
    小砲 ブドー 4
    サーバント O 4
    大壊 アクス 3
    宝具 ミツルギ 1
    原槍 エナジェ 1
    先駆の大天使 アークゲイン 2

    ◆キーカード
    《泡沫の巫女 タマ》
    4/11 白3
    ①常:グロウ時にアーム・天使を各1枚公開するとグロウコストが白1減る
    ②起(エクシード1):自分の白シグニ1体を手札に戻し、シグニ1体をアップ

    劇場版記念デッキで新しく登場するタマです。
    セルフバウンス&アップという斬新な効果を持ちます。
    ただ、白シグニには意外と出現時能力持ちが少なく、セルフバウンスが活きづらいです。

    そこで何とか使える手はないかと考えたところ、かつての自分の切り札《極槍 ゲイヴォルグ》を復活させる案を閃きました。
    具体的には、出現時能力持ちの《小壊 棍》とダウン起動持ちの《極槍 ゲイヴォルグ》を組み合わせると3面トラッシュ送りにすることが可能です。

    ⅰ:ハンドにベイア・ゲイヴォルグ・棍がある場合
    ①ゲイヴォルグ+ベイア→ヴォルグ効果で1体トラッシュ送り
    ②棍でヴォルグをアップし、ヴォルグ効果で2体目トラッシュ送り
    ③泡沫効果で棍バウンス&ヴォルグアップ
    ④ヴォルグ効果で3体目トラッシュ送り&棍でヴォルグをアップし3面アタック

    最も強力な流れです。
    必要なカードが多いため、4グロウ直後の1回目しか実現できないでしょうが、白3エナで3面トラッシュ送りにしつつ、アタックが通ればエナを回収することができます。
    白3エナはなかなか重いですが、火銃&泡沫タマの効果を使えば白1エナでグロウできるため、案外足りると思います。

    ⅱ:ハンドにヴァルキリー・ゲイヴォルグがある場合
    ①ヴァルキリーでアクスをサーチして出し、ヴォルグ効果で1体トラッシュ送り
    ②泡沫効果でヴァルキリー回収&ヴォルグアップ
    ③ヴォルグ効果で2体目をトラッシュ送りにし、空いた盤面に適当なシグニを出して2面アタック

    持続性を意識した流れです。
    この流れの利点は、2枚制限のあるヴァルキリーをハンドに維持できるため、次のターンも同様の展開やゲイン天使軍団からの詰めに持ち込みやすいことです。

    《ウトゥルス・チェイン》

    除去と回収に計3つの効果を持つアーツです。
    このデッキではヴォルグ・パンプ役・棍の3つを揃える必要があるため、回収も可能なこのアーツを採用しました。
    ただ黒2コストがなかなか重いため、エナジェと絡める、サーバントを増やす等工夫が必要です。


    《ディストラクト・アウト》

    黒1 アーツ メインフェイズ
    このターン、このアーツ以外を使用していない場合、ルリグの下からカードを好きな枚数トラッシュに置く。
    お互いのデッキの上から置いた枚数×5枚だけカードをトラッシュに置く。
    その後自分のデッキ枚数が0枚の場合、ルリグをアップする。

    劇場版前売り第3弾で登場するアーツです。
    このデッキはヴォルグ・パンプ役・棍が揃わなくなると回転が止まるため、ある程度早期の決着に持ち込む必要があります。
    泡沫タマがエクシードを1ずつしか使わないことを利用し、残ったエクシードをこのカードで吐いて詰めに行くことができます。

    普段はヴォルグ等でダメージを通し、最終盤面はゲイン天使軍団+アウトで詰めに行く流れが理想でしょう。

    メインデッキは通常のゲイヴォルグタマと同様です。
    泡沫グロウコストを軽減するためには天使とアームの共存が必要ですが、4グロウ直後はアームで除去、詰めのターンでゲイン天使軍団という使い分けをすれば無理なく共存できるかと思います。


    いかがだったでしょうか?
    劇場版デッキ・11弾共に強化されるタマは今後も強くなりそうですね!

【第103話】チャームイオナ

    posted

    by ねへほもん

    どうもですw

    遂に繭の部屋更新が発表されましたね!
    今まで少しずつ規制をかけてきた傾向から考えると、Ar2枚制限とか軽い制限をミルルンにかける+αで終わりかなと思っていましたが・・・
    実際は色々と規制していて驚きました。
    (参考:http://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/rule/rule_mayu_room.html)

    Ar+マジハンセット規制、Rainy1枚制限とミルルンへの徹底的な規制が目立ちます。
    他のデッキが10弾に進む中、ミルルンだけはUuo発売時の7弾以下のレベルまで転落。
    12弾ではSpread勢が強化されるはずですし、ミルルンが強い4ルリグや下級シグニといった真っ当な強化を受けて更生することを願いましょう。

    後はロックユーが1枚制限やらセット規制やらでスペルクも苦しくなっています。
    集結2止めリメンバはロックユーが1枚のみになり、詰めの精度は落ちますがかろうじて生存しています。
    スペルクにとってはセット制限が痛く、CLで回収可能な割裂、相手に合わせてアーツを回収できるスピサルが投入できないのは痛い限り。

    最後に《大器晩成》が2枚目の禁止カードに指定されました。
    筆者は6弾時代に爾改の詰め手段として使い、8弾開幕は晩成爾改で環境を荒らした記憶がありますが、禁止になって一安心。

    緑子終了のお知らせのようですが、ここだけの話、11弾で晩成の後釜アーツが出るらしいです。
    止め系デッキには使いづらく、緑子用の追加効果があるようで、上手く調整したなという印象です。
    晩成の後釜等、ウィクロスマガジンのフラゲ情報をいくつか聞きかじっているのですが、詳細はマガジンの発売後ということで。



    さて、今日もデッキを1つご紹介します。
    今回は現環境のデッキです。
    11弾の情報が増えるとそちらに専念せざるを得ないですからね・・・

    今回のデッキはこちら!

    チャームイオナ.JPG

    という訳でイオナデッキです。
    イオナはイオナでも、「チャームイオナ」という目新しいタイプです。
    知り合いの方が使っているのを見て、なかなか面白そうだと思って自分でも組んでみました。

    11弾で超久々の強化が予定されていますし、今のうちにカード(特にルーブル)を集めておくのも良いかと思います。


    ◆キーカード

    ウラヌス/メイデン イオナ

    レベル2のバニライオナです。
    レベル2を多く引いたらこちら、強制攻撃を使いたければもう一方と使い分けます。

    ヘイケガン積みで、 レベル2から2面並べることも多いので、マユ不採用ならこちらを使うのがおススメです。


    ウトゥルス・チェイン

    グロウ前にアーツを使いきっておきたいマユとは好相性
    です。
    とりあえずチェインピンチとしておくことで、安くサーバントを節約することができます。

    今回はミルルンや速攻デッキのスリーアウトを潰せるコフィンをマユ込みで使い回すプランにしましたが、
    アタックフェイズに使えずチェインとはあまり相性が良くないです。
    チェイン2+ピンチの方が安定するかもしれません。

    除去効果は勿論、青デッキにハンデスされても回収効果で手札を補充できるのも強力です。
    ミルルン相手にルーブルを立てまくると面倒がられることでしょうw

    ちなみにアーツ構成ですが、マユ不採用の場合は アーク・ディストラクトが必須級かと思います。
    このデッキは持久力に乏しいので一気に決めに行くのがおススメです。

    後は序盤の守りに アトラク・パニッシュもアリでしょう。
    マユだと回収後に使いづらいのが難点です。


    コードメイズ 凱旋

    普段のイオナでも序盤の安定性を高めてくれる優秀な1枚ですが、このデッキではいつも以上に重要です。
    スカンダ&ガネシャのヘイケ両方をサーチでき、使い分けられるのが便利です。
    また、コストにバイジェを切れば無駄がありません。

    総じて優秀としか言いようがないですね!


    コードアンチ メイジ

    マユ+コフィンで盤面の守りが手薄になりがちなので2枚投入しています。
    ヘイケ&ガネシャでレベル2が多めなので戻すコストの調達は容易でしょう。


    コードラビリンス ルーブル

    効果を無効化できるのは優秀で、チェインでの回収が可能です。
    11弾ではデッキバウンス時のサーチ効果が使いやすくなるらしいですので、ユキを使いたい方は早めに集めておくことをおススメします。
    筆者は当然4枚確保していますw


    バイオレンス・スプラッシュ

    バイジェに負けず劣らずの優秀な1枚です。
    ヘイケの半端なダウン幅が8000と一人前に早変わりします。

    通常のイオナなら4グロウ以降しか使わないので2枚あれば十分ですが、
    このデッキなら低レベルの段階からヘイケバニッシュを狙え腐りづらいので枚数を増やすのもアリでしょう。
    こちら2枚消費・相手3枚トラッシュ送りというだけでアドを取れますし、使いやすく優秀だと思います。


    こんなところですね。
    ちなみに筆者は、このデッキを家の調整で快調に回したノリでウィクパに持ち込んだところ、1回戦にミュウに当たり、バイジェも凱旋も引かないままにヘイケを立てられて即死しましたw
    4にすら上がれなかった・・・
    改良の余地は多いと思いますので興味を持たれた方は是非組んでみてください。

    それではまた(^-^)/

【第102話】七星の宝刀

    posted

    by ねへほもん

    どうも~

    遂にウィクロス杯が終わりましたね。
    結果はご存知の方も多いかと思いますが、サシェの優勝でした!

    おそらく本戦唯一のサシェで、予選突破の時点で大きな驚きでしたがまさか優勝するとは。
    決勝ではLBタンサーフォーを捲った瞬間に鳥肌が立ちましたw
    と言いつつ筆者は土日に6時間×2日の試験をみっちり受けていたので実は詳細を知らないのですが・・・


    本戦で新情報も色々と公開されたようですので、更新ペースを上げてどんどんご紹介していきたいと思います!

    という訳で、今日は新カードの情報を。
    金曜日に公式サイトで11弾のカードが採用されていましたので、そちらを取り入れたデッキをご紹介します。


    ◆デッキレシピ

    ・ルリグデッキ

    バニラミュウ 0-2
    <<ミュウ=イクロ>>
    <<ミュウ=イマゴ>>
    <<黒幻蟲 クマムス>> 2
    <<黒幻蟲 アラクネ・パイダ>>
    <<チャーム・タクティクス>>
    <<ブラッディ・スラッシュ>>

    ・非LB

    <<幻蟲 ツクツク>> 4
    <<サーバント O2>> 2
    <<幻蟲 ミンミン>> 2
    <<幻蟲 ハイテン>>
    <<幻蟲 ヘイケ>> 4
    <<幻蟲 キイロテン>>
    <<幻蟲 オオマキリ>> 1
    <<キャッチ・リリース>> 4

    ・LB

    <<幻蟲 ハナマキリ>> 4
    <<サーバント O>> 4
    <<幻蟲 ボクマキリ>> 1
    <<サーバント D>> 2
    <<幻蟲 タマムシ>> 3
    <<大幻蟲 ナナホシ>>
    <<ワーム・ホール>>

    という訳で今回のテーマはミュウでした。
    割とブログへの登場回数が多いですね。

    新カードの情報は公式サイトをチェックです!
    http://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/column/play_151218/


    ◆キーカード

    <<チャーム・タクティクス>>

    黒アーツ 黒1(アンコール無1)
    以下のうち1つ選択
    ①自分のシグニ2体までにチャーム付与
    ②相手のシグニ2体までにチャーム付与

    上のリンク先とは別に、来月からのプロモカードで新規に登場する1枚です。
    保湿成分同様、アンコール持ちのアーツです。

    序盤であれば無理矢理チャームを付けてハナマキリ・ボクマキリ・ヘイケ辺りに繋げ、
    4グロウ後であればチャームを増やしてアラクネ等と組み合わせることができます。
    レゾナに枠を取りアーツ枠が少なくなる分、使い回せるアーツがあるのは重宝すると思います。
    カード名の通り、チャーム付与で戦術の幅を広げてくれることが期待されます。

    実は保湿成分を入れてウィクロス杯優勝の保湿サタンならぬ保湿アラクネをやろうかとも思いましたが、さすがに重すぎますねw


    <<幻蟲 ハイテン>>

    公式サイトにも登場している新規シグニで、チャーム付きシグニ1体のパワーを-5000することができます。
    レベル1でパワーを-3000するヒメアテンというシグニも居ます。

    強力な除去効果を持ちながらも、赤エナで活用しづらさが目立つブドーの後任として活躍を期待できます。
    ちなみに個人的な下級除去系の優先順位は、ヘイケ>ハイテン>ヒメアテンです。

    ヘイケは常時で効果を複数回使える可能性があるため優秀です。
    ハイテンはヘイケと異なり、チャームが1枚しかない状況で2枚被って引いても効果が1回分しか使えないのが痛いです。
    ヒメアテンはレベル1で出しやすいですが、そもそもレベル1の時点で相手の場にチャームが付いているのは稀なので、最も優先順位が劣ると思います。

    チャーム外しの手段が増え、より序盤から仕掛けやすくなりましたが、破壊力と安定感のバランスをどう取るかは難しいですね。


    <<幻蟲 キイロテン>>

    こちらも公式で紹介されているシグニで、アタックフェイズに相手の場にチャームが3枚あればノーコストでトラッシュから出せ、その後相手のチャームを3枚外す効果を持ちます。
    公式では、「自分ヘイケ2体、相手チャーム3面という盤面からキイロテンを呼び出してパワーダウンを連発しよう!」と書いてありましたが、自分のターンでも出せるのは覚えておいて損はないでしょう。

    とは言えさすがに上記のような盤面はなかなか発生しづらいと思いますので、現実的には2面以上空いた状態でクマムスを出したらたまたまチャーム3面になったから呼び出す程度かと思います。
    ピン挿ししておいて、使えたらラッキーという程度の認識で良いのではないでしょうか。
    ただ、ヘイケが居る場合はパワーダウンを追加できますので、<<チャーム・タクティクス>>と組み合わせてでも蘇生を狙う価値があると思います。


    <<大幻蟲 ナナホシ>>

    こちらも公式で紹介されているシグニで、ミュウの新たな切り札となる1枚です。
    ①相手の場にチャームがある限りバニッシュされない
    ②1ターンに1度、アタックフェイズにシグニ1体のパワーを場のチャームの数×3000ダウンする(ノーコスト)
    という2つの強力な効果を持ちます。

    ①の耐性効果、アラクネという先に除去すべきシグニの存在から、ナナホシはかなり場持ちが良くなると思います。

    ②の効果は公式の裁定を見て驚いたのですが、自分のシグニにも使えるようです。
    自分のシグニを除去して、無理矢理空けた盤面にクマムスを出してアサシン・ヘブン等を妨害するという奇襲策も使えます。
    ナナホシ自身のパワーを0にして、パワー0だけどバニッシュされないぜwwwと遊ぶことも可能です。

    更に②のテキストを細かく読むと、参照するのは場のチャームの枚数であり、チャームがどちらの場にあるかは問いません。
    相手の場のみであれば9000ダウンが限界ですが、<<チャーム・タクティクス>>で自分のシグニにもチャームを付与することで更にダウン幅を上げることができます。

    空いた場はクマムスで守り、アサシンやヘブンで突破しようとしたらナナホシで除去とすればアーツ消費無しでガチガチに守れます。
    強いですね。

    LBも強力で、1体にチャームを付与→チャーム付きの全シグニのパワー-8000というもの。
    最低でも1体を8000ダウンさせられ、相手の盤面次第では全体に8000ダウンを叩き込めます。
    ミュウ相手にチャームが付いている時は迂闊に殴れないですね・・・

    LBも含め、ミュウの伝家の宝刀となってくれることでしょう。


    <<ワーム・ホール>>

    <<チャーム・タクティクス>>でチャームを増やしやすくなったため採用してみました。
    盤面が1面使用不能になるのは想像以上に大きく、ミルルンのUuoといった3体居る前提のシグニを腐らせられ、真ん中を塞ぐことでヘブンを封じられます。
    オオマキリでも回収可能なのは覚えておくと良いでしょう。



    いかがだったでしょうか?

    ヘラカブト・アラクネ・ヴェスパ・ナナホシとレベル4の候補が増えて非常に悩ましいですね・・・
    ウリスでは、メツム・パイモン・ルシファル・ウンギョウ・シヴァと4の候補が多いながらも何とか共存できていますが、ミュウでも可能なのでしょうか?

    遂に大本命「ユキ」の情報も出ましたし、少しずつご紹介していきたいと思います。
    それではまた(^-^)/

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