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【第225話】猫とカニ

    posted

    by ねへほもん

    どうもです。

    先日、甲子園に高校野球を観に行ってきました。
    観戦しながら、負けそうでも諦めない、勝負の流れを掴む辺りはカードゲームに通じるものがあるなと感じました。
    ウィクロスでもLB1つで戦況が一変することがありますが、不利な側はそうしたきっかけから逆転のワンチャンスを掴めるように最善を尽くすこと、有利な側はあらゆる逆転のパターンを想定し、可能な限り逆転の芽を摘むように戦うことが重要です。
    「逆転」という要素は勝負の醍醐味ですよね。


    さて、今回も20弾の新規カードを取り上げます。
    今回の主役はこちらです!
    大拳 ニャックル
    C 大拳 ニャックル
    カード種類:シグニ
    クラス:精武:アーム
    色:白
    レベル:3
    パワー:8000
    限定条件:-
    【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたのカード名に《ニャローブ》を含むシグニ1体をバニッシュしてもよい。そうした場合、このシグニをアップする。
    【自】:対戦相手のターンの間、このシグニが場を離れたとき、あなたのデッキからカード名に《ニャローブ》を含むシグニ1枚を探して公開し手札に加えるか場に出す。その後、デッキをシャッフルする。

    ニャローブ>の妹にあたるシグニで、2つの能力を持ちます。

    gp


    1つ目の能力がメインで、アタック時に<ニャローブ>をバニッシュすることで自身をアップするというもの。
    ニャローブ>をバニッシュすると、<ニャローブ>自身の能力も誘発されるため、2体のシグニをアップすることができます。
    具体的には、下記の手順で5連パンが可能になります。

    (1)<ニャローブ>・もう1体のシグニでアタック
    (2)ニャックルでアタックし、<ニャローブ>をバニッシュ。ニャックルは自身の能力でアップ、もう1体のシグニは<ニャローブ>の能力でアップ
    (3)ニャックル・もう1体のシグニでアタック

    2つ目の能力は、相手ターン中に自身が場を離れた時にデッキから<ニャローブ>をサーチかリクルートするというもの。
    あって嬉しい疑似除去耐性ですね。

    後攻3ターン目に立て、除去された時に<ニャローブ>をサーチする、Lv4以降に立て、除去された時に盤面を埋めるといった使い分けが可能で、柔軟性があります。
    場からの離れ方に指定はなく、バニッシュ、バウンス、戦闘除去、トラッシュ送り等のいずれでも能力を使える点でも優秀です。

    2つの能力共になかなか優秀で、是非記事にしたいと思いましたが、限定がないだけに、どのルリグと合わせるか?に悩みました。
    次に、どのルリグなら合いそうかということについて考えてみます。

    ニャックルと相性の良いルリグ
    ニャックルを活用するに当たり、以下の3点が重要だと考えました。
    • 1.ニャックル&<ニャローブ>を揃えやすい
    • 2.連パンと相性が良い
    • 3.ニャックル&<ニャローブ>が盤面を占領しても問題ない
    1.ニャックル&ニャローブを揃えやすい
    ニャックルは単体では活躍できませんので、重要な要素であると言えます。
    こう書くと使えるルリグが少ないように思えますが、ニャックルが場を離れたら<ニャローブ>をサーチでき、<ニャローブ>の出現時能力でニャックルをサーチできるという関係にあるため、実は揃えるのはさほど難しくないです。
    とはいえ、デッキの一定枠をニャックル&<ニャローブ>セットが占めることになるため、アームシグニと相性が良いルリグ、白エナを消費しやすいアーツ構成と相性が良いでしょう。

    2.連パンと相性が良い
    ニャローブ>&ニャックルの隣に1体シグニを立てますが、そこに連パンギミックと相性の良いシグニを立てられれば、5連パンの有効性が更に高まります。
    現環境でも、5エルドラが<デメニギス>+<グレホザメ>というセット盤面を作り、<デメニギス>アタック時にLB発動→<グレホザメ>効果で1ドロー&<デメニギス>アップ→<デメニギス>アタック時に再度LB発動というギミックが流行しています。

    要するに、「連パンとアタック時誘発効果は相性が良い」ということですね。
    その他、ダブルクラッシュと連パンを組み合わせることでダメージを増やすという使い道もあります。
    リルで<オダノブ>、<ニャローブ>、ニャックルという盤面を作ると、脅威のトリプルクラッシュ2連打を叩き込むことが可能になります。

    3.ニャックル&ニャローブが盤面を占領しても問題ない

    ニャックル&<ニャローブ>セットを使う時においては、3面中2面をニャックル&<ニャローブ>が占めることで、理想の盤面を作りづらくなるという問題点があります。
    例えばユキは<トーチュン・ウィップ>で白シグニをサーチできるため、当初相性が良いのではと考えましたが、ニャックル&<ニャローブ>を立ててしまうと、ユキの強みである<ルーブル>・<ヴェルサ>・<リンダー>等による盤面制圧をしづらくなるという難点があります。
    また上記で紹介したリルの<オダノブ>連パンについても、リルの強みの1つである<サナユキ>による防御が使いづらくなってしまいます。

    相手ターンに能力を発揮するシグニが居る場合には、ニャックル&<ニャローブ>ギミックは使いづらいかもしれません。
    逆に、「とりあえず<ダイホウイカ>を立てておけばいいや」といった限定シグニにさほど拘りのないデッキであれば、ニャックル&<ニャローブ>が活躍する余地は大きいと思います。

    ポイントのご紹介を終えたところで、実際に筆者が採用したルリグについて解説していきましょう。
    アームシグニということで、タマと相性が良いのは勿論ですが、それではありきたりの感があるため、今回は「カーニバル」へ投入してみました。

    カーニバルの利点
    1.ニャックル&ニャローブを揃えやすい
    カーニバルの限定カードでニャックルや<ニャローブ>を直接サーチする手段はありませんが、カーニバルには「<ジョーカー>」という裏ワザがあります。
    トラッシュに1枚落としてしまえれば、場のシグニを自由にニャックルやニャローブに書き換えることができるため、2体を揃えるのは容易です。

    2.連パンと相性が良い
    赤ルリグということで、ダブルクラッシュと組み合わせやすいため、連パンギミックとは相性が良いです。
    具体的には下記の盤面でロングショットを決めることができます。
    • 7点要求プラン
    自分盤面:<ソラフレア>or<カクセン>、ニャックル、<ニャローブ
    相手盤面:3面空き

    5連パンを決め、うち<ソラフレア>や<カクセン>といったダブクラ持ちに2回殴らせることにより、相手に一気に7点与えるプランです。
    下手に殴るとこちらがLv4グロウ前に潰されてしまいかねない止めデッキに対し、Lv4へグロウした瞬間に一気に詰めに行く場合にピッタリです。

    3.ニャックル&ニャローブが盤面を占領しても問題ない
    カーニバルにはこれと言った固定盤面がなく、いざとなれば<ジョーカー>で盤面を書き換えられるため、ニャックル&<ニャローブ>を残しても特に問題ないです。
    むしろ、ニャックルは除去された時にニャローブを呼び出せて盤面維持に役立つため、<ジョーカー>の書き換え先を残せるという意味ではカーニバルと相性が良いと言えます。
    また、相手ターンにジョーカーで任意のシグニをニャックルに書き換え、疑似的な除去耐性を持たせるという使い道もあり、ニャックル&<ニャローブ>と<ジョーカー>は相性抜群です。

    4.その他
    カーニバルはカニと略されることが多いです。
    一方ニャックル&<ニャローブ>はどちらも猫キャラで、猫とカニで動物同士という点でも相性が良さそうです(どうでもいい)

    ニャックル&<ニャローブ>セットをカーニバルに投入することが決まったところで、具体的なレシピの説明に移りましょう。

    デッキレシピ
    ルリグデッキ
    ルリグ アーツ
    1枚 <STカーニバル -0-
    1枚 <LCカーニバル -P-
    1枚 <P-STカーニバル -SA-
    1枚 <P-STカーニバル -TA-
    1枚 <SCカーニバル -Q-
    1枚 <LRカーニバル -MAIS-
    1枚 <SPサード・ディスティニー(セレクターズパックvol.15)
    1枚 <LR龍滅連鎖
    1枚 <P-ST自由自罪
    1枚 <
    キーカード
    カーニバル -SA-
    以前ポテイトさんが書かれていましたが、目玉焼きには醤油かソースかという位に好みが分かれるところです。(参考:ミ (ポテ蟹) ミ)

    宇宙型の構築だと、<スノロップ>型ほどコインを使わず、さっさとLv5へグロウすることが多いため、<S>でも問題ない場合が多いです。
    しかし、今回はニャックル&<ニャローブ>の盤面を作るべく、攻めにジョーカーを使うこともあるため、コインの枚数を増やすべく、<SA>を選択しました。

    蛇足となりますが、筆者は目玉焼きには塩か塩コショウ派です。

    サード・ディスティニー
    ニャックル&<ニャローブ>の白エナを消費できる1枚です。

    ニャックルや<ニャローブ>はサーチ能力を持ちますが、デッキにサーチ先が残っていないと意味がありません。
    サーチ先を引ききってしまった場合には、3枚戻して1枚引く効果でデッキに戻すことが可能です。

    勿論メインはトップ3枚からシグニを出して盤面を埋める効果です。
    無色のシグニは出せないため、サーバントは6枚と枚数を絞っています。
    6枚と枚数こそは絞りましたが、全てLv4にしたことで、<タネガスペ>で加えられ、かつ盤面に出さず手札に抱えやすくしているためガードにはさほど困らないでしょう。

    自由自罪
    攻防共に優秀な1枚です。
    ニャックル&<ニャローブ>連パンにおいて、バニッシュ耐性・アサシン・ダブクラを必要に応じて付与できます。

    羅星 カプスワン
    Lv1枠の充実のために投入しました。
    初手に<カプスワン>が1枚あれば2面埋められるため、Lv1が10枚だけでも何とかなります。

    カプスワン>で<スペースパ>をサーチすると、デッキ内のLv4扱いできないシグニを2枚一気に減らせるため、<ホルス>のヒット率を上げられます。
    その他、<タネガスペ>等でめくったデッキトップがLv4以外の場合に、一旦<カプスワン>でデッキシャッフルを入れてトップを差し替えるという使い方もでき、柔軟な使い方が可能です。

    ニャックル&<ニャローブ>を含めて白いカードが増えるのが難点で、採用アーツや枚数で調整する必要があるかもしれません。

    幻水姫 ダイホウイカ
    相変わらずの活躍を見せる汎用シグニです。
    手札が少ない時に、「ダイホウイカでアタック開始時ドロー→ジョーカーでダイホウイカを別シグニに上書き」とすることで、エンド時のディスカードが不要になります。
    ニャックル&<ニャローブ>に積極的に書き換えていくデッキなので、使用する機会は比較的多いでしょう。

    羅星宙姫 ≡ラアー≡
    ニャックルがLv3シグニのため、5+4+3=リミット12の盤面を作りやすく、<ラアー>の登場機会は多いと思います。
    チャクラム>で簡単にバニッシュされるのが難点ですが、相手がルリグ効果でエクシードを消費するようなルリグで、<チャクラム>が無さそうであれば積極的に立てていけばよいでしょう。


    いかがでしょうか?

    基本的な宇宙軸カーニバルのレシピにニャックル&<ニャローブ>を足す形で構築しているため、十分実戦で通用するレベルかと思います。
    そろそろウィクロスマガジンが発売されるため、発売され次第そちらの情報もご紹介していきます。

    それではまた(^^)/

【第224話】ダウンをケアして攻め倒してやりますよ!

    posted

    by ねへほもん

    どうもです!
    前回のオキクドール9点ショットの記事はいかがだったでしょうか?

    裏話をすると、知り合いの方から、「オキクドールと<アヤトリ>を使ったら1ショットできるよ」と言われたのが書いたきっかけです。
    最初は信じられませんでしたが、「めっちゃ<アヤトリ>起きるやん・・・」と感動し、そのまま記事にしました。
    テキストを一見しただけでは分からない爆発力を持つのが遊具の魅力ですね。

    さて、今回も20弾のカードを取り上げますが、主役はこちらの2枚のカードです。

    羅星 ≡エラキス≡
    SR 羅星 ≡エラキス≡
    カード種類:シグニ
    クラス:精羅:宇宙
    色:赤
    レベル:3
    パワー:7000
    限定条件:-
    【常】:あなたの他のすべてのシグニは対戦相手の効果によってダウンしない。
    【自】:あなたのメインフェイズの間、対戦相手の中央のシグニゾーンにあるシグニがバニッシュされたとき、あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置く。
    【出】:あなたのトラッシュにカード名に《ガーネットスター》を含むカードがある場合、対戦相手の中央のシグニゾーンにあるパワー12000以下のシグニ1体をバニッシュする。

    20弾のSRシグニで、3つの能力を持ちます。

    1つ目が最も特徴的な能力で、他のシグニにダウン耐性を付与することができます。
    Lv3シグニの天敵と言える<ダブル・チャクラム>への対策となるため、3止めデッキでは重宝しそうです。

    2つ目は中央の相手シグニをバニッシュした時に1エナチャージできるというもの、3つ目は出現時にトラッシュにガーネットスターがある場合に、中央のパワー12000以下の相手シグニをバニッシュできるというものです。
    3つ目の能力でバニッシュすると同時に2つ目の能力で1エナチャージでき、能力同士が噛み合っています。

    強力な3つの能力を持ち、SRに相応しい実力を持つ1枚であると言えます。

    羅石 ニジメノウ
    C 羅石 ニジメノウ
    カード種類:シグニ
    クラス:精羅:鉱石
    色:赤
    レベル:2
    パワー:5000
    限定条件:-
    【出】[赤]:あなたの場にカード名に《イリスアゲート》を含むシグニがある場合、あなたのトラッシュから赤のスペル1枚を手札に加える。
    【出】:あなたの手札からコストの合計が1以下の赤のスペル1枚をコストを支払わずに使用してもよい。

    イリスアゲート>の妹シグニで、2つの能力を持ちます。

    1つ目は場に<イリスアゲート>がいる時、出現時に赤1を支払うことでトラッシュから赤スペルを回収することができるというもの。
    汎用的な赤スペルは勿論、<割裂>や<銃声>のようにピンポイントで使うスペルを回収できるのが魅力です。

    2つ目は出現時に手札からコスト1以下の赤スペルをノーコストで使用できるというもの。
    割裂>や<旋嵐の双撃>といった1コストを1つ目の能力で拾い、そのまま使用することも可能です。

    新顔の紹介が終わったところで、実際のレシピの解説に移りましょう。
    イリスアゲート>繋がりということで、使用ルリグは「<縛魔炎>」です。

    gp

    デッキレシピ
    ルリグデッキ
    ルリグ アーツ
    1枚 <P-ST羅輝石 花代//メモリア
    1枚 <ST花代・壱
    1枚 <ST花代・爾
    1枚 <LC縛魔炎 花代・参
    1枚 <LR龍滅連鎖
    1枚 <LC捲火重来
    1枚 <P-STブルー・サジェスト
    1枚 <
    1枚 <
    1枚 <LCクライシス・チャンス
    メインデッキ
    非LB LB
    3枚 羅石 ニジメノウ
    4枚 <R羅原 V
    3枚 <
    3枚 羅星 ≡エラキス≡
    1枚 <C旋嵐の双撃
    2枚 <
    1枚 <
    1枚 <C光欲の宝剣
    2枚 <
    3枚 <C小砲 ブドー
    4枚 <R羅植 カヤッパ
    4枚 <Cサーバント O3
    2枚 <C爆砲 十四年式
    1枚 <
    3枚 <SR羅石 イリスアゲート
    1枚 <SR羅星姫 ≡ガーネットスター≡
    1枚 <R西部の銃声
    1枚 <CSEARCHER


    初めから分かりきった話ですが、<縛魔炎>は構築の枚数比が非常に難しいですね・・・
    出来ることが多く、ピン投のカードが多くなりがちな割に、速攻で勝負を付けるべく、必須パーツにはきちんと枠を割かないといけないという難しさがあります。
    未公開のカードの採用や環境に応じたカスタマイズを含め、実戦投入の際にはまだまだ見直す余地があるのかなという印象です。

    ◆キーカード
    ブルー・サジェスト
    ブルー・サジェスト

    縛魔炎>の負け筋として想定したのは、ノーパンされて相手にLv4,5へのグロウを許し完封されるパターンと、Lv3へグロウする前に速攻で攻め潰されるパターンです。
    前者は防御アーツで対処する問題ではないため、後者に対応できるようなアーツとして、<サジェスト>を採用しました。

    一番の仮想敵は2止め遊月です。
    その他、止めママの統一に対してカットインすることで、相手の5エナチャージを封じるという使い道も考えられます。

    エクシードを奪う効果については、エナを使わずルリグ効果で防御してくる相手への対策になります。
    黄金タマや散華ウリスの防御回数を1回分減らせるほか、最近アザー枠として流行りのハナレの防御能力を完封することができます。

    一蓮托生 / 紆余曲折
    一昔前の<縛魔炎>では定番となっていたアーツ構成です。
    最近では<チャクラム>が流行し、<龍滅>+<重来>でエナを縛っても割と容易に守られるようになったため、逆に縛魔炎側が<チャクラム>を採用し、余りがちな3つのエクシードを有効活用するのが主流になっていました。

    エラキスの登場により、<チャクラム>等のダウンアーツへの対策が可能となったため、今回は<托生>+<曲折>のセットを復活させました。
    托生>は<ガーネットスター>&<宝剣>を落とし、エラキスのバニッシュ補助やニジメノウでの宝剣回収を補助するのが主な役割です。
    その他、<ウルバン>等を引けていない場合は、<托生>で落として<曲折>で回収することもあります。

    クライシス・チャンス
    gp
    主に初手のエナ供給目的での採用ですが、特定のデッキに対しては防御アーツとしても活躍します。
    現状は3止めママや緑子といった<応報>を採用したデッキが多く、アイヤイにも採用されていることがあるらしいので、刺さるタイミングは多そうです。
    盤面ががら空きになった状態でエラキスを出し、1面埋めつつ相手シグニをバニッシュできれば爽快ですね。

    羅原 V
    羅原 V
    縛魔炎>に必要なパーツは2つあり、1つはショットに絡むパーツ(<ウルバン>、<イリスアゲート>、<宝剣>等)ですが、もう1つエナを増やすパーツも必要となります。
    縛魔炎>はガード妨害ができ詰め性能が高く、ノーパンに弱いルリグではありませんが、エナがあればあるほど<曲折>を回収に回せ、ショットの精度が上がるため、エナに絡むカードがあって困ることはありません。

    特に<V>は優秀で、戦闘による相手の除去を誘えるのは勿論、先攻2ターン目でパワー5000の壁を立てられれば、相手によっては除去できずそのままVが生存する可能性もあります。
    Lv3へグロウし、3面空けて<龍滅>+<重来>を決めるのがこのデッキの基本ムーブですので、除去能力持ちが居ると重宝します。

    羅植 カヤッパ
    エナチャ要員その2です。
    先攻の初手で引けた場合、先攻1ターン目には出さず、後攻1ターン目のアタックフェイズにクラチャンで出すようにすると、出す場所が選べるため、戦闘で除去されずそのまま2エナチャージを実現することができます。
    決まればオシャレな動きですね。

    無二の征服 アレクサンド
    赤デッキ相手であれば、<アレクサンド>+エラキスでバニッシュ&ダウン耐性を付ければ大抵のアーツをケアできます。
    基本的に<曲折>で回収することになりますが、赤デッキ相手であれば相手の攻撃でエナは十分貯まっているはずなので、<曲折>を回収に回す余裕はあるでしょう。
    ◆回し方
    5点以下まで削り、Lv3グロウ後に3面空け+<龍滅>+<重来>を決めてロングショットを決めるのみです。
    盤面は必要な要求点数やケアすべきカードに応じて決めれば良いです。

    1.要求点数

    これらを合計し、相手を詰められるような盤面を作れば良いです。
    コイン持ちの相手は<生生流転>で1点分要求点数を増やしてくる可能性が高いので注意しましょう。

    ルリグアタックについては、燐廻遊月が下火で、さほどサーバントのレベルを散らす必要がない現状を考えると、対カーニバルなら1と4宣言でほぼ確実、その他のデッキは1宣言だけでも高い確率で通せるはずです。
    盤面だけでピッタリ詰められるような盤面にし、LB等で1点分ずれた時に備えてルリグアタックも通しやすくしておくのが実戦的かなと思います。

    2.ケア手段

    アレクサンド>については、相手にバニッシュアーツが無い場合でも、バニッシュLB対策になるため、余裕があれば立てておくと良いでしょう。
    例えばライフ5の相手に対し、エラキス・<アレクサンド>・<ウルバン>(ダブクラ&バニッシュ耐性)と立て、<アレクサンド>→<ウルバン>(ダブクラ×2)→ルリグアタックの順に殴れば、バニッシュLBをケアしつつ詰め切ることができます。

    いかがでしょうか?
    知り合いの方でも、20弾は<縛魔炎>が流行りそうと言っている方が多く、無策では一気に攻め潰されかねないことから、無視できない存在になるのではと考えています。
    托生>+<曲折>のセットで構築の自由度は高いため、エルドラ対策に<ナフシュ>を積む等環境を見つつ色々投入できるのも利点ですね。

    次回の記事のネタは考え中ですが・・・またお楽しみに(^^)/

【第223話】9点ショットヴァミルク

    posted

    by ねへほもん

    どうもです!
    今週末は名古屋で世界予選があり、それ以降も各地で世界予選が開かれますね。

    東京在住の筆者は関東の予選を中心に出場するのですが、機会があれば遠征もしてみたいと考えています。
    遠征には交通費がかかりますが、世界大会の出場権を獲得できれば遠征先から関東までの交通費が支給されるため、遠征費をチャラにすることができます。
    遠征費をチャラにするという甘い夢を見て、関東から各地に遠征する人が後を絶たないそうですが、筆者も権利を取れたらラッキー程度の位置づけで、期待し過ぎない範囲で遠征してみたいと思います。

    現地の観光や名物に触れ、現地のセレクターさんと交流するのが一番の楽しみですからね。
    逆に関東の予選を突破した場合には交通費が支給されません。
    関西の方で、2年連続関東に遠征され、そこで出場権を獲得したために、予選や決勝大会への交通費が支給されない方がいらっしゃるそうです・・・
    予選突破者の住所に関係なく、予選突破地から関東までの交通費を支給するという制度は分かりやすいですね。


    さて、今回は20弾のカードを用いた、「1ショットデッキ」をご紹介します。
    今回の主役はこちらです!

    似之遊 †オキクドール†
    R 似之遊 †オキクドール†
    カード種類:シグニ
    クラス:精武:遊具
    色:黒
    レベル:2
    パワー:5000
    限定条件:-
    【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたは[黒]を支払ってもよい。そうした場合、このシグニを場からトラッシュに置き、あなたのデッキからカード名に《ニホニンギョ》を含むシグニ1枚を探して場に出す。その後、デッキをシャッフルする。
    【出】:あなたのトラッシュにカード名に《ニホニンギョ》を含むカードがある場合、ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを4000にする。
    アタック時に<ニホニンギョ>を呼び出す能力と、出現時に相手シグニのパワーを4000に変化させる能力の2つを持ち、どちらも<ニホニンギョ>の効果と噛み合っています。

    gp


    基本的な使い方は以下の通りです。

    (1)出現時能力で相手シグニのパワーを4000に下げる
    (2)アタック時に<ニホニンギョ>を呼び出し、出現時能力で遊具シグニを回収
    (3)<ニホニンギョ>でアタックし、パワー4000まで下がった相手シグニのパワーを0にし、<ニホニンギョ>効果で自身バニッシュ→遊具シグニを場に出してアタック

    これだけでも十分強力ですが、この動きを更に凶悪にするシグニが存在します。
    それは・・・

    壱ノ遊 アヤトリ
    です。
    他のシグニが効果によって場に出る度にアップするという能力を持ちますが、付け忘れてしまったのかターン1制限がなく、条件さえ満たせば何度でもアップします。
    具体的には、下記の流れで一気に9点を通し、相手がライフ7の状態から一気に勝利することが可能です。

    事前準備
    相手盤面:パワー4000のシグニ2体+1面空き
    自分盤面:オキクドール2体+<アヤトリ>1体
    デッキ:<ニホニンギョ>2体
    トラッシュ:<アヤトリ>1体+任意の遊具シグニ

    gp gp

    手順
    • (1)<アヤトリ>でアタック(1点)
    • (2)オキクドールでアタックし、<ニホニンギョ>を呼び出す→<アヤトリ>がアップし、アタック(2点)
    • (3)<ニホニンギョ>がアタックし、相手シグニをパワーダウンしバニッシュしつつ、トラッシュから<アヤトリ>を出す→アタック済の<アヤトリ>がアップし、<アヤトリ>2体でアタック(4点)
    • (4)2体目のオキクドールでアタックし、<ニホニンギョ>を呼び出す→<アヤトリ>2体がアップし、アタック(6点)
    • (5)<ニホニンギョ>がアタックし、相手シグニをパワーダウンしバニッシュしつつ、トラッシュから任意の遊具シグニを出す→<アヤトリ>2体がアップし、3体でアタック(9点)

    オキクドールから<ニホニンギョ>が出たタイミングと、<ニホニンギョ>から遊具シグニが出たタイミングの2つで<アヤトリ>がアップすることにより、怒涛の9点ラッシュが可能になります。
    初期盤面は、相手がパワー4000のシグニ3体、自分がオキクドール3体でも可です。
    この場合、3面埋まった状態から9点通せることになります。
    恐ろしい・・・

    このギミックの一番の長所は、「限定持ちのシグニを使わない」ことです。
    アイヤイの専売特許だった連パンロングショットが他のルリグでも可能になることには大きな可能性を感じます。
    筆者も1つデッキを組んでみましたので、ご参考になれば幸いです。

    ◆デッキレシピ
    キーカード
    コード・ピルルク VERMILION
    オキクドール9点ショットはあらゆるルリグで使えると書きましたが、今回は<ヴァミルク>を選択しました。
    以下のように色々と相性が良いからです。

    ・<ロックユー>を使え、ロングショットと相性が良い
    ・グロウコストに黒エナを使え、色的に相性が良い
    ・後述する<ミリア>を活用できる

    コードピルルク・Φ
    このデッキでは数少ない、黒シグニを回収する能力を持つルリグです。
    オキクドール、<ワラニン>、<ミリア>、<シャフリ>とピンポイントで使いたいシグニが多いため、回収効果があると重宝します。

    アンダー・ワン
    このデッキのコンセプトは、ノーパンして相手のエナを絞り、<ロックユー>を絡めて一気にワンショットを決めるというものです。
    相手のユニークスペルを打消し、エナを絞るために採用しています。

    水天一碧

    緑遊具も一部採用しているため、色的な使いやすさを考慮し採用しました。
    ワンショットを防がれた場合のセカンドアプローチのためのシグニ回収も可能です。

    フォーカラー・マイアズマ

    ワラニン>を次々と蘇生させることで簡単に3面を埋めることができます。
    最後に<フクワラ>や<ブランコ>を蘇生させることで、消費したリソースの一部を回復することが可能です。

    異血之遊 †ワラニン† / 弐ノ遊 フクワラ / 弐ノ遊 ブランコ

    アイヤイのアド取りエンジンこと<ワラニン>をここでも採用しています。
    フクワラ>・<ブランコ>を蘇生し確定で1アドを稼げます。
    序盤でトラッシュに居ない状況であれば、<ミヤコケシ>も蘇生先の候補になります。

    幻水 シャークランス
    レシピを考えていると、ピルルクとは思えない位青いカードが入らなくて驚きました。
    大量には必要になりませんが、<Φ>・<ヴァミルク>へのグロウコスト、<水天>・<ロックユー>のコストと細かなところで青エナが必要になるため、安定してアドバンテージを稼げ、使い勝手の良い<シャークランス>を採用しました。
    エナの色事故を避けたいなら、もう少し青いカードを採用しても良いかもしれません・・・

    紅蓮の使者 ミリア
    オキクドール9点ショットの下準備として、<アヤトリ>をトラッシュに落とすことと、デッキに<ニホニンギョ>を戻すことが必要となります。
    ミリア>が居れば、トラッシュ肥やしと黒シグニの回収を同時にこなせるため優秀です。
    その他<フクワラ>・<ブランコ>が落ちると<ワラニン>の使い勝手が増してオイシイです。

    千夜の五夜 シャフリ

    9点ショットの下準備として、相手の盤面を1面空けることが必要となります。
    バニッシュだと相手にエナを与えるため、トラッシュ送りにできる<シャフリ>を採用しました。

    Lv1と2のシグニをトラッシュへ送る必要がありますが、<ワラニン>で<フクワラ>or<ブランコ>を蘇生させれば簡単に揃います。
    敢えて<フクワラ>・<ブランコ>といったLv2シグニを採用したのはシャフリのためです。

    いかがでしょうか。
    新規カードはオキクドールのみですが、今までにない全く新しいデッキが生まれて面白いなと感じました。
    別のルリグや新規カードと組み合わせると、新しい構築が可能になるかもしれませんので、色々と試してみてはいかがでしょうか。

    今後も色々なカードをご紹介していきます。
    ではまた(^^)/

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