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【絶剣シノン考察】基本的な動き/環境内での立ち位置

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by K

前回の『各採用カードについて(後半)』はこちら
絶剣シノン考察 目次

基本的な動き
マリガン
マリガンは非常に簡単です。レベル0は全て残しますがそれ以外でキープするのは、<>1枚と<絶剣>1枚だけです。絶剣連動を確実に決めたいので1枚ずつは残しますが、2枚目以降は価値が低くなるので切ってしまうということです。これについてはレベル1で。
レベル0
下が厚い構築なので序盤からある程度自由に動きやすいと思います。下が厚いということは上の枚数で劣りがちの裏返しなので、特化してる分序盤に相手と差を付けたいところです。

基本的にダイレクトアタックするのは、アタッカーとして採用しているキャラだけです。具体的には<4000シノン>と<クロック相殺>、<移動>ですね。<赤相殺>もアタッカーなのでアタックしても良いですが、この後も役割があるカードなので優先度は低いです。これらを計11枚採用しているので、意外とアタック出来ると思います。レベル1に登場コストが必要なキャラを採用していないので、後列やシステムを投げてまでストックを貯める必要はありません。もしも何らかの事情でシステムをダイレクト枠に投げることになった際は、なるべく中央に投げるようにしましょう。相殺に上から踏まれた返しに<集中>のレベルパンプが生きやすいわけです。

0の2ターン目以降は、なるべく集中を捻るように心がけましょう。これはヒットさせてハンドを増やしたいという狙いももちろんありますが、このデッキではむしろ山を削りたい目的の方が大きいです。面が強いデッキではなく<絶剣>以外に強い動きがあるわけでもなくて、手札補充を集中に頼ってることもあり、せめて1リフくらいはしないとお話になりません。その布石にもなるので集中はなるべくひねるようにしましょう。

0の2ターン目以降のパンチ数は、2パンから1パンが標準です。これは1パン目に本を噛んだ際に次のターンに使える程度に抑えるためです。特に3パンするとアンコール以外の選択肢がなくなってしまいがちで、ためたストックの無駄使いになってしまうことが多いので、手札次第で1~2にとどめましょう。
レベル1
絶剣>の連動を狙っていきます。但し多面は狙わないどころかあえて避けるくらいです。絶剣の2面目の価値が著しく低いからですね。おそらく1面目の5%もないのではないでしょうか。

そもそも絶剣の強さは、山抜き2枚による圧縮及び手札管理能力と、任意のタイミングでストックを使える事だと考えています。このメリットですが、1面連動と2面連動ではかなり変わってきます。まず手札の質の向上に目を向けると、最初の2サーチ1ディスこそ強力であるもののそれで十分なことが多く、次の連動はただ手札を増やすだけになりがちです。<島風>よりも1コスト余計にかかりますから、手札の質があまり向上しないのならば、強力とは言い難くなるわけです。またこの1コストかかる部分についても、1面連動ならば任意のタイミングで払えるというメリットとして考えることが出来ます。1パン目にトリガーしたクライマックスやアンノウンを使うことが出来るので質の良いストックが作りやすく、これはトリガーしっぱなしの島風にはないメリットです。しかし多面連動となるとそもそもストックを使う順番の自由度が低く、貯まる純ストックも1枚なのでほとんど恩恵がなくなってしまうわけです。

多面連動もコストを手札に還元しているという点では悪くないのですが、ストックの観点でテンポを崩しがちなのでなるべく避けましょう。
また、なるべく高確率で1リフ出来るように心がけるのも大事なポイントです。1周目のキャンセル期待の1リフではなく、物理的に山の枚数が足りないという1リフを目指すわけです。と言っても伝わらないと思うので具体例で。

例えば以下のような状況で集中を使うかどうかは、プレイヤーによって意見が異なるところだと思います。
【1】1-1、山2/13、ストック2で面埋めての3パン
WS盤面1面20170816_1.jpg
【2】1-2、山2/14、ストック2で絶剣1面連動含む面埋めての3パン
WS盤面1面20170816_2.jpg
どちらもおおよそ平均的な1周目の最後で、1リフが狙えそうな状況です。集中すれば1リフは確約されますがヒット率はあまり高くなく、残ってるクライマックスをキャンセルに回したいと考えるプレイヤーもいるかと思います。

【1】は集中しない場合1トリしても1/9。1リフはまだまだできそうな状態です。対して集中した場合は1リフは確約されるものの最悪5確の山が出来上がります。

【2】は絶剣連動が打ててるのでかなり上手く運んでる場面です。集中しなくとも2/9、1トリしても1/8の山が残ります。集中すると低くない確率で3確の山が残ってしまう場面です。

で、じゃあどっちが優れるのかという話ですが、ことこのデッキに限っては、両方とも集中を使うべき場面だと考えています。ストックの無駄遣いだとか、自らキャンセルを消す行為を嫌う意見もあるかと思いますが、1リフが最優先事項なので1リフが確定する集中は少し勿体なくても打つようにしてます。使い始めた頃はストックや山のクライマックスを大切にする使い方も試していたのですが、そのせいで1リフ出来なかった場合の損失がかなり大きく、最優先事項だと感じたわけです。

レベル1後半~レベル2
多面連動を避けたい絶剣ですが、なるべく毎ターン連動したい連動でもあります。平均ソウルを上げつつあらゆる領域を良化出来るので、毎ターン1面連動を狙いましょう。戻って、これを実現するためには中盤以降の<絶剣>や<>の握り方が大事になってきます。絶剣については、いつでも必ず1枚は持っている状態が理想です。いつ宝を手に入れるか分からないですし、連動出来なくとも行き65です。手札に存在する価値が非常に高い1枚なので必ずキープするようにします。宝については、基本的に手札から切る必要はないと思います。もちろん宝4枚全部手札のような特殊な状況は除きますが、手札のクライマックスを切るのは損な行動であるという事実を念頭において、打ちたいクライマックスは全部手札に残すようにしています。もちろん必要なキャラを切ってまでキープする必要は無いので、結局はプレイヤーの状況判断の精度が反映されるわけですが。


邂逅>しかないレベル1と違い、レベル2では使えるキャラの選択肢がだいぶ増えてきます。使うゲームについては先ほど述べた通りなので、その都度必要なカードを使って優利に進められる展開を目指しましょう。
レベル3
基本はレベル2と同じなので特筆すべき事項はあまりありませんが、方向性だけ。ストックの枚数がそのまま取れる選択肢の幅になってくるわけですが、貰ったターン数にもよるので一概には言えません。何ストック貯めましょうという努力目標を言っても展開次第になってしまうので、むしろ現状のストックを有効活用する手段を知りましょう。


シノン連動>をする場合、1面ならば2ストックで十分です。これは直前のターンに<絶剣連動>や<リーファ拳>を打っても良いという事で、両方使うと足りなくなってしまうのでメイン中にどこまで使うかを考えて配置する必要があります。2面ならば6ストックです。よほど酷いゲームでない限り6ストックの確保は比較的容易な印象です。なのでむしろよく出てくるのは、次のターンに6ストック残すためにこのターン何ストック使えるのか、という計算です。5ストックと6ストックでは取れる動きに大きな差があり、対戦相手もそれを想定してプレイすることになるので、ストックを使うかどうかの一つの基準として返し6ストックは意識した方が良いです。

ちなみに3面連動は10ストック必要です。知識としては知っておいても良いと思いますが、このデッキでは全く起こらないのでほとんど関係ありません。シノンが3枚しか入っていないことも理由の一つですが、むしろ10ものストックをシノンに回すことがほぼ無いという理由から枚数を落として3枚にしてると言った方が正しいでしょう。つまり根底にあるのは10ストックをシノンに回す頻度の少なさです。これまで書いてきたように、毎ターン<絶剣連動>を打ちたいデッキです。純ストックなので質は良いものの、枚数としては2枚ずつしか貯まりません。山の事情で序盤から<集中>を捻るデッキであることも手伝って、ストックの貯まりやすいデッキではありません。集中なしを5ターンでやっと10ストックですが、これを道中登場コストや集中その他で使わないとは考え辛く、むしろ10ストックはストックの最大枚数のような気がします。加えて前列が3面ともシノンで埋まってしまう不自由さや手札コストの捻出などを考えると有効に3面連動できる機会はかなり少なくなります。しかも2面連動の手軽さと比べてその3面連動の恩恵はあまりに少ないと感じたので、僕は構築段階で狙わないことにしました。というわけで3枚なのですが、一方で、3面連動も視野に入れられる長いゲームもない訳ではありません。この場合難しいのは、3枚しか入ってないシノンを全て手札に集めることですね。ストックに1枚でも埋まってては不可能で、控えからの回収が出来ないデッキなので難易度は高いです。狙う際は、ストック以外にもシノン3枚を含めた手札7枚を用意できるように強く意識しなければなりません。
ここまでシノンの話をしてきましたが、前述した通りシノンはあくまで選択肢の一つです。正確には「シノンという選択肢を採る可能性を考慮した場合の意識すべきストック数について」ですかね。実際にはシノン以外の要素も多いので、これの応用となります。わかりやすい例としては<Xルックリーファ>ですね。連動やシノンに高い確率で触れ、組み合わせると成功率や致死率が格段に上がるので同じターンに併用することが多く、その時必要なストックは先に述べたストック数に2を加算した数字になります。また<3メタシノン>で<>を<>に替える際に必要なのも同じ2コストですね。逆に1コストだとせいぜい集中かフィレスくらいしか使えないので、クライマックスを手に入れられる確率はほとんど上がりませんね。むしろ<リーファ拳>を打って、1コストでキャンセル率を上げたりダイレクト枠を貰ったりという使い方をする場合が多くなるでしょう。
要は常にシノン連動に必要な2コス6コス10コスを意識しつつも固執せず、計画的にストックを使いましょうって話です。宝のストブ破棄の基準にもなるので、後半は明確なプランを決めて動きたいですね。
環境内での立ち位置
連動を構築段階で想定するデッキの共通する強みとして、レベル1の山が弱いタイミングで手札を増やしつつ平均ソウルを上げられる強みがあります。こういった視点で見た時絶剣シノンは、高い連動成功率と相手の連動に対して強い山で構えやすいという強みがあると思います。相手依存でないため自分の都合で動きやすく、同系統のデッキに山の観点で強く出やすいのが特徴だと思います。一方で<島風>系統に対する抑止力は皆無と言っても良いでしょう。特に連打しやすい宝連動島風全般とまともにやりあったら、効率面でかなり不利になることが予想されます。こういったマッチングでは早くレベル2に上がり島風に割られない面を作らねばならないので必要なパーツが多く、絶剣のサーチ対象として次の<絶剣>を持ってくる余裕が無くなりがちです。

また連動を使わないデッキに対しては、低いハードルで連動を打ちつつ上から踏める点で優位に立ちやすいです。仮に助太刀で返されても連動自体は邪魔されない安定感が良いですね。連動を使わないデッキは連動によるアドバンテージを得られない分を、島風を許さないアドバンテージで相殺する事を前提に組まれていることが多く、絶剣はそこをかいくぐれるのが一つの強みだと思います。


レベル3に注目すると、ヒールが多めであるものの詰めとしてバーンとクロックシュートという対極に位置する二つが搭載出来てるので、苦手とする相手がとても少ないのが特徴です。どれも平均的なスペックですが、全てを兼ね備えるデッキはなかなかありません。


レベル0もかなり踏みやすい構成なので、総じて本当に基本に忠実なデッキという印象です。特筆すべきは絶剣しかありませんがその分汎用性が高く、選択肢が多いため実力が如実に出やすいデッキという立ち位置だと思います。


不採用カードについて』に続きます。

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