目次
- デッキレシピ
- 各カードについて
- 動かし方
- 各デッキに対して意識する点
- 青比例応援について
青比例応援について
今回は<赤比例応援>を採用したのですが、デッキとしては青比例応援も充分考えられるのでそれについて。<赤比例応援>と青比例応援は全く別の方向性を持った面取りテキストを持っています。赤は行きにパワーパンプするテキストですが、青は返しに生き残ることを狙うテキストです。特に早だしとの相性がよく、<杏>や<凛>を移動させることが出来れば高い確率で返ってきます。先ほど早だししてもあまり返ってこないと書きましたが、青比例応援を配置出来れば返ってくるようになります。そういった意味で強力な1枚と言えます。
ここで考えたいのは、このデッキ、この環境の中でどちらが勝るのかということです。どちらも長所があり、両方採用するには枠を取りすぎるとしたら、取捨選択をしなければいけません。そう考えると、青に比べて赤の方が勝る点が多いと思います。
まずは2000上昇の必要性です。これが<新田>と相性が良いのは先に述べたとおり。加えてそもそもレベル1を中心に戦うデッキなので、2000上昇によりレベル2のキャラにも対抗できるようになるのが大きく、このデッキの中でかなり重要な役割を持ってると言えます。特に<羽川>に触れるようになるのは大きいですね。
また、移動テキストによって受けられる恩恵が、デッキコンセプトにマッチしないという点が決め手でした。移動テキストの恩恵は、パワーの低いキャラの正面に移動しての生き残りですが、必然的にダイレクト枠を作られてしまうことになります。リバースが条件となる連パンをコンセプトにしてるので、あまりコンセプトに合った動きとは言えません。出来れば上から踏んでもらいたいところですし、チャンプしてくれるのならば移動の必要はありません。移動テキストが生きるのはチャンプされるのを回避し自らリバースされに行く時くらいでしょうか。そんな状況はあまりない気がしますが。
環境的には、全面開けてくるカナンと全面上から踏んでくる3アドがいるのであまり移動が生きる局面が少ないかなと思います。
このようにコンセプトや環境との兼ね合いで、現段階では<赤比例応援>の方が優れるとの結論になりました。環境次第で採用も考えられますが、そもそも<応援美波>までの繋ぎとしての採用なので、好きな方を採用しても大差ないとの考え方もあります。
おわりに
以上で連パンデレマスの考察を終わりにします。相手を見ない強力な詰めが売りですが、あまり好きなデッキタイプではないですね。興味が湧いた方は是非試してみてください。今回はわざと細かく分けてみたんですけど、こっちのほうが読みやすいですかね?