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8宝ディーサイド考察【7】

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by K

8宝ディーサイド考察【7】
Dサイドの考察、いよいよ今回が最後になります。
最終回の今回は、魔改造したレシピの話と、規制後の話をしようと思います。


東京地区&全国大会使用レシピ
レベル2
2
クライマックス
8


環境終盤に使用したリストは以上の通りです。

経緯を説明しますと、今期は地区大会の日程が少し特殊でした。京都地区までは毎週地区大会がある詰まった日程である反面、最後の東京地区までは少し期間が開き、その次の週に全国大会という余裕の少ない日程でした。平日に調整出来るプレイヤーは多くないので、京都地区までで同じリスト、東京地区と全国大会で同じリストを使用したプレイヤーも多かったのかなと思います。

今回の魔改造は、この京都地区と東京地区の間の期間に行った変更になります。改良ではなく改造なのがポイントで、京都地区までのリストに欠陥があった訳ではありません。
今回行った変更はまさに魔改造で、デッキとしての安定感を落としつつ特定のデッキに対して相性を改善するような内容になっています。ネオスにおける安定感は非常に重要ですが、最後の地区に臨むにあたって尖らせた形になります。
そもそも先に述べたように、元のリストは地区大会の大部分を走り抜けたリストです。このリストに決定したのは地区の序盤で、その時点での環境を考えての構成になっています。

京都地区後に考えたのはもちろん京都地区決勝戦の敗因が1番ですが、それまでの地区で感じたことと、新しいデッキへの相性を考え直しました。
決勝の敗因は偶発的な物もありますが、電源系のデッキに対して配置依存が多くなるという点は1つ要因かなと考えました。また決勝トーナメントで当たった扉チョイスの虹もちゃんと<扉連動>を並べられたらきつかったでしょうし、そもそも決勝トーナメントに上がってくるD以外のデッキが、通常のDでは対応できない状況を作るのに優れたデッキばかりになってきたことも感じていました。
極めつけはこの間に追加されたオーバーロードというプールです。<緑アインズ>はデッキパワーが高く色々デッキに圧倒できるので乗り換える候補にすらなったくらいですが、宝Dの方が更に簡単に勝つことが出来る点や、山を作れるため直接対決が有利という点を加味してDを選びました。もっと存在感が大きかったのが8電源オーバーロードです。これは活躍できた時期が非常に短いこともあいまってデッキに関する記事がとても少ないので知名度もあまり高くないと思いますが、とにかくDに強い、完封できる程のデッキで、Dにとってはとても脅威でした。電源連動がどちらも非常にDに踏まれづらく、これらを維持すれば勝ちが転がり込んでくるリストになっていたことが要因です。
特に8電源オーバーロードに関しては調整段階で0-10するくらいの相性だったので、再考を余儀なくされました。それでも総合力ならばD一択という認識だったので、構築やプレイに活路を見出すことになります。

そこで白羽の矢がたったのが黄色の思い出セット。<海神>と同じエンジンがもう1つ存在しており、自分のリソースを稼ぐ<海神>と対照的にこちらは相手のリソースを削るデザイン。<海神>と比べるとデッキの主軸としてはとても劣りますが、1~2枚の採用であればこちらにもメリットがあります。
ということで2枠を削ってこのセットを採用する事に。まずは採用することによるメリットの話ですが、1面ずつでも<アルペド>を処理できるのは大きかったです。相性が良くなるところまでは行きませんが、当初の不利は克服出来たかなと思います。
また副次的な効果が色々ありました。まずは<かなた><マリン>の<かなた>を1面ずつ処理していけるようになりました。また電源系のデッキ全般に対して手札アンコール各種を処理できるようになったのも大きいです。さらに<虹の扉連動>3面を崩せるようになったことも大きく、単純にデッキパワーは上がりました。
デメリットというかこれまで採用していなかった理由ですが、1に上がった時の色と、1/1がなかなか落ちない点が懸念になります。そしてこれらの問題は解決していないので、いかに受け入れられるかという話になってきます。
色の話は1に上がったターンに狙わないことで許容、落ちない問題は落ちるまで始動を遅らせることでカバーします。単純に欠陥を甘んじて受け入れる感じですね。それでもデッキパワーを優先して使えるタイミングで使うことに価値を見出している感じです。
2枚の枠は<1連動>1枚と<思い出3ルック>。連動の枚数は減りますがその分1/0を入れるので大枠は変わりません。もともと1面連動で強いので、2枚に減らしてもそこまで大きな影響はありませんでした。そして<思い出3ルック>ですが、こちらは記憶の為の思い出送りのカードが強くなったという認識です。もともと<海神>4枚のうち3枚を飛ばす難易度を考えて保険で入ってた思い出3ルックですが、黄色セットを採用することで切りました。3枚目の飛ばしやすさ自体は減りましたが、その分強い動きをしつつ3枚飛ばせる頻度が増えたので、あまり弱くなった印象はありません。ただ黄色を飛ばす重要性は上がっているので、より意識する必要はあります。

細かいところで2点。黄色を採用した事で<海神>3枚目を飛ばすのを保留する機会はかなり増えました。黄色が飛ばなくなることがデメリットになる相手には、<海神>を思い出に飛ばしては行けない場面も多い事は頭に入れておきたいです。
また主にひなろじの<夕子>対面で意識することですが、黄色の<1/0>が思い出に飛ばされないような立ち回りを意識することがとても大事です。黄色セットを採用することで相性が改善した相手のひとつが<夕子>で、いつでも処理できるのがマーカー圧縮を崩せないゲームを無くしてくれるので大きいです。ただし<1/0>と入れ替わった<1/1>でストック送りする時に<1/1>を思い出送りされると、<1/0>も思い出から帰ってこなくなり、次からの<夕子>処理手段がメインデッキから消えるので要注意です。基本的には思い出送り2面されなければ避けられるので、された場合は我慢比べになります。
さらに小技ですが、<1/0>で飛ばす必要は無くて、<1/1>素だしでも問題無い相手になります。処理できるだけで御の字ですし、思い出送りされたら<1/0>から出すことが出来ますし。また先に述べた<1/0>も<1/1>も思い出送りの状況が出来てしまった場合も、<収録中>で落とせるのでまだ諦めるのは早いです。<ヒール>や<擬似リフ>などひなろじ側が思い出送りしたいキャラを1枚送って貰うことで、<1/0>を控え室に落とせるので再起可能なわけです。
そういう意味だとひなろじ相手には<海神>3枚飛ばすのが安定かもしれません。思い出を3枚<海神>にしておけば、<1/1>を思い出送りされたら<1/0>で代用できますし、両方飛ばされたら<収録中>で戻せますからね。

最後に
連載中に使えなくなってしまったこのデッキの規制後の話をします。が、これは簡単で、普通に無理なんで規制緩和を待ちましょう。デッキコンセプトの<海神のチェンジ元>に加えて、そのストックをリソースに還元していた<擬似リフ>と<集中>が選抜入りしたのでとてもじゃないですけど再起不能です。3種のうち2種使えても魅力の少ないデッキになってしまうので再起は難しかったかなと思います。
>軸のデッキはまだまだやれるという話も聞きますので、<門連動>に魅力を感じる方は試してみても良いかもしれません。また新たにデッキを組む際は、不採用カード一覧(前編後編)で大体のカードについてコメントしているので、是非参考になさってください。



ということでDの連載をこれで一旦終了したいと思います。半年間使い倒してきたデッキで、とても愛着のあるデッキでした。常にこのデッキ以外無いと思って走りきれた半年は非常に幸せでした。

既に次のパートナー探しははじまっているのですが、良いリストを見つけたいですね。

それではまた!

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