
2020前期がはじまりました。
今回の記事は、新制限になってから使っているデッキの簡易紹介記事です。
目次
はじめに(電源トリガー概要)
今回紹介するデッキ全てに採用しているスタンバイアイコンを持つクライマックスの特徴を軽く紹介します。(以下から、スタンバイアイコンを持つクライマックスを電源トリガーと称します。)
電源トリガーは、トリガー又は手札から使用した際に、控室の自分のLv+1以下のキャラを舞台にレストして登場させる効果を持つCXカードです。
使用した際にソウルが上がらない点・キャラの登場コストを踏み倒すことができる点・色条件関係なしにキャラを登場させることができる点、特筆する点が多い特徴的なCXですが、特に重要な点は"手札から使用してもトリガーしても効果が同じ"ことだと思います。
引いても捲っても同じ効果が発動するので、構築段階から電源トリガーに寄せたゲームプランを立てていても安定して実現できることが多いです。
毎試合安定して電源CXの恩恵を受けることが可能で、電源CXによって登場コストを踏み倒せることから、電源デッキは他のデッキでは採用されにくい2/2や1/1等のコスト重いキャラを多く採用する傾向があります。
とくに2/2キャラは高コスト高パワーのため電源トリガーと相性が良く、タイトル内の2/2の性能でそのタイトルの電源トリガーの価値が変わると言っても過言ではありません。
今回の記事で紹介する4つのデッキも全て2/2キャラを採用しています。各タイトルの電源トリガーの使い方を異なる性能の2/2を入り口にして見ていくと面白いかと思います。
8電源サンシャイン
WGP2019版から2種変更しました。
変更点は<ぷち千歌>と<バウンス>。
ぷち千歌は0コストキャラの正面で2/1/8500になるカードです。制限を逃れ大会での使用者が増加するであろう冴え対策に採用しました。
以前採用していた<1/1/5500曜>と同じ0コストメタですが、ぷち千歌の方が冴えの宝連動に対して、フロントされにくいサイズ+サイドアタックの打点は通さないという点で優れています。
バウンスはひなろじ対策で採用。
WGP2019環境ではFateが猛威を振るっており、とくに<挨拶>入りFateに勝つすべがなかったひなろじは立ち位置がかなり悪く、大会での使用者は無視できるほど少なかった印象です。
Fateが大幅に弱体化された後の2020年環境では一定の強さを発揮するだろうと考え、マーカーを溜め切ったひなろじに対して勝ち筋を作ることのできるバウンスを採用しました。
扉電源青ブタ
新弾追加後の扉電源青ブタです。
追加で最も影響が大きいと感じたカードは、<1/0タップ1500>です。好きなタイミングでの回収+<かえで早出し>との相性も良いという点が強力で、加えて電源でとりあえず出しておくカードとしても強いことから、扉電源の青ブタと非常に相性が良いカードだと思います。 追加前の青ブタは控え室のカードに触りにくいという欠点がありましたが、このカードによって大幅に改善しています。
もう一枚、試してみて思いのほか有効だと感じたのが<赤イベント>。山削りとしてはいまいちの性能ですが、Lv0を確定で拾える点と赤という点を評価しています。
この青ブタは電源デッキのため、1パン目電源で損をしないように後列を前に出してアタックすることが多いです。とくに、序盤のパワー維持のために場に出す<500応援>や<中央1500>、序盤のトリガーCXを吐くために出す<集中>のようなLv0後列カードは、Lv1やLv2の段階で前に出るパターンが多いです。 赤イベントを持っていると、このように前列に投げた集中や応援などのLv0後列カードを次のターン確実にで拾うことができるので、再度Lv0後列が必要になった場合にも簡単に対応できます。
扉電源宝さくら
<青固着>入りさくら。
青固着で手札の量と質・山札の強さを確保しつつ、Lv3の高パワーストックヒールで勝ちます。
序盤の<電源連動>で得たストックと盤面のリソースを、<固着ゆんゆん>や青固着で手札に還元する動きが強力で、使っていて楽しいです。
ストックに余裕がある試合は、1ターンに青固着→固着回収を複数回行う動きが強力です。キャンセルが欲しいタイミングに山札のCX率を高めつつ手札をそろえることで、ゲームを有利に進めることができます。(アラームが使えたころのひなろじのような感覚)
1枚採用の宝は、連動が通しにくい相手以外には基本的に1度引いたらLv3までキープでよいと思います。
・連動が通りにくいタイトルの例
けものフレンズやゴブリンスレイヤーのようなリバース避けのできる防御札を持つタイトル
転スラのように山札を強くしつつ盤面を空けてくるタイトル
8電源富士見
発売から時間が経ちましたが、いまさら可能性を感じて調整しています。
強みは<2/2>と<ヒール後列>。
とくに8電源の弱みの一つである回復のしにくさを、電源から生むことのできる回復ソースキャラにより補える点が強力だと感じます。
富士見は電源デッキの中でもとくに盤面が重要なデッキで、盤面の主導権を手放したままでは基本勝てません(盤面にキャラを残すこと以外でリソースを稼げないこと+守りは盤面を取っていないと打てない<ソウル減イベント>に依存しているため)
この点を解決しているのがLv3電源連動で、この連動を多面決めることで、ほとんどのキャラを助太刀圏外から踏むことができ、<登場時バウンス>と絡めるとどんな状況からでも盤面を取り返しソウル減イベントを打てるようになります。
おわりに
今回の記事では2020前期に入ってから使っているデッキを簡単に紹介しました。今回紹介した4つのデッキ以外にも考えているデッキが山ほどあるので、まとまり次第このような形で簡易紹介記事を書きたいと思っています。
それで、また次回。