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五つ子カップで考えたこと

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    by K

    五つ子カップで考えたこと
    今回は、秋に各地で行われた五つ子カップについての考察した事を、記事にまとめておきたいと思います。結論よりも過程を重視しています。

    五つ子カップについて
    レギュレーションについては公式のリンクをご参照下さい。ざっくりキャラ単のレギュレーションで、5人以外のキャラは採用できません。
    タイトルカップと似ているレギュレーションで考え甲斐がありそうだったので、かなりの時間を費やしました。

    発売直後の考察
    全プールとにらめっこすることおおよそ20時間。キャラ単推奨のカードが多くキャラ単にする価値がかなり高そうなプールだったので、ネオスのデッキ構築を断念、キャラ単考察に変更しました。
    キャラ単環境で考えた時、大前提として低いレベル帯のカードが強い方がデッキとして強い事が多いので、4落下が存在する<二乃>と<五月>からスタート。この2人に限った時に、圧倒的に五月の方がカードが強かったので、まずはここから。二乃は相手がほぼ1001×8の環境で電源を軸に組まないといけない点や、<RR+>が使いにくい点、そもそも強みを発揮しづらい点などが目立っていました。
    五月単の調整
    まずは五月に決定したので、デッキ構築。1/0中心の環境で頭1つ抜けているパワーが出せる<ガウル>を軸に。ミラーにおける<TD扉連動>に触られない点が決め手で、ミラーでも優位に立てる想定でした。サブアタッカーは8扉と相性の良いツインドライブ持ちの<1相殺>に決定。せっかくアドバンテージを稼いでも、ストックの扉を毎回掘っているとなかなか優位を広げられないので、最初の3ストックを溜めるタイミングでツインドライブ出来るのはかなり違います。あとは1枚でゲームに勝てる可能性のある<雨宿り>を1枚。<2000拳>や<比例応援>含めて、かなりレベル1を厚く取った構成にしました。
    レベル2
    3
    クライマックス
    8


    早速大会へ
    発売週末には五月単が完成したので、早速大会へ。結論から言うと、上手く行き過ぎたくらいに勝てたので、かなりの好スタートを切れました。1回出て2枚<プロモ>が手に入るので、他のキャラ単もかなり早い段階から組むことが出来ました。
    環境としては、発売直後ということもあってかキャラ同士の偏りは無い模様。脳内では8割五月だと思っていたのでここは認識を変更。思っている以上に他のキャラにも可能性があるのかと再認しました。
    中でも一番最初に可能性を感じたのが一花。プールを見た時から特別動きが変わった訳では無いのですが、以下の点で認識を改めました。
    • 最後の<チョイス連動>3面を耐えられるデッキが存在しないという強みが、キャラ単というレギュレーションにおいては非常に大きかったという点
    • 8チョイスという構成がチョイス連動3枚+ストック9枚、つまりチョイス連動3面の再現性を極めて高めている点
    早だしヒール>がストックヒールという点も含めて、なるほど考えられたまとまりのあるプールだなと感じました。

    一花単構築
    ということで一花単を考えることに。と言ってもほとんど自由枠が無いので調整出来たのはレベル0だけ。
    レベル0は<pig2枚公開>を4枚採用し、<>を不採用としました。霞自体は強い方なのですが、ダイレクト枠を開けることになるのが微妙で、だったら1クロック貰う2枚公開に寄せた方が良いかなと考えました。<ツインドライブ>含めてかなり綺麗にストックを作れる形になりました。
    レベル2
    2
    クライマックス
    8


    想定外のレギュレーション変更
    一花で大会出たんですけど、決勝で負けました。ミラーで先に連動されて糸冬。アホと言えばアホなんですけど、ミラーの回答無いの忘れてました。一花で出たのはこれが最初で最後となりました。
    そんな中、いつのまにかレギュレーションが変わっていました。今公開されているレギュレーションは新しいものなので古いレギュレーションは確認できないかもしれませんが、発売直後の時点では、<ソウル減イベント>は特定のキャラでしか使えなかったんですよね。しかしレギュレーション変更により全キャラで使えるようになっていて、これが五つ子カップの環境に大きな影響を及ぼしました。

    四葉単構築
    その影響とは、言うまでもなく、一花の優位性が無くなったって話ですね。<一花>3面で勝てる事から始まっているデッキが、レギュレーション変更によってその優位性を失ってしまったので、他のキャラにも可能性が出て来ました。

    その筆頭に上がったのが四葉。デッキとしてのまとまりが強いのは前の記事で書きましたのでそちらを見てもらうとして、圧倒的に山から手札に加える機会が多いため、イベントをかなり抱えやすい特徴があります。色についてはPRがぴったりです。赤入れても2色ですしね。<1連動>を不採用とし6500を8枚体制にすることで、五月とも渡り合えるデッキになりました。
    レベル2
    7
    クライマックス
    8


    四葉単で最後の五つ子カップ
    結局四葉単で出た五つ子カップが最後の五つ子カップとなりました。二乃に負けたのですが、ソウル減してないターンに2-5から連パンされて、負けてしまいました。連パン2つ入ったら厳しいのは仕方ないなと思いましたが、それよりも二乃が意外と戦えるという点が意外でした。最初に考えてやめた二乃ですが、<4落下>+電源での面取り+<ソウル減イベント>で耐久という動きが出来るので、意外と良い立ち位置みたいです。

    まとめ
    結局どれが強いの?って結論は出ていません。結果だけ言えば五月で出た大会は全勝で、他では勝てなかったわけですが、これは環境初期は勝ててたけど研究が進んだら勝てなくなったという捉え方もできます。
    次があれば二乃を使ってみたいですし、地区で盾取りにいくなら結局五月単を使ってそうです。

    今回は五つ子カップに関しての考察の過程を書いていきました。結論でなく過程を題材とした記事は少ないですが、大事なのは結論よりも過程だと思うので、これから増やしていきたいですね。

四葉単紹介 後編

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    by K

    200413GW SALEBlog第1弾.jpg
    四葉単紹介 後編
    今回は前回紹介したデッキの動きを書いていきます。

    各レベル帯の動き
    マリガン
    レベル0と<修羅場の宝>以外は全部切ります。<収録中>だけは切っても良いかなと思いますが、2落下からの収録中で必要なカードが拾える可能性や、そもそもソウル+2が1周目は強いことを考えると、残して良いのかなと思っています。

    レベル0
    先攻1ターン目はどれでも良いので1パンが基本になりますが、手札のレベル0が少なく、<>の餌にされそうな場合はドローゴーが良いです。後攻の場合は<>込み3パンまたは2パンが基本です。8宝ということもあわせてダメージレースを意識して早い段階でダメージを与えたい考えです。2ターン目以降は継続してクライマックスを貼ることが容易な都合上、クライマックスを貼らない1ターン目にはダイレクト枠で打点期待値を上げていきたいというわけです。
    2ターン目以降はなるべく3パンしたいです。4投の霞を沢山使いたいですね。<修羅場連動>は温存は一切考えず、積極的に使っていきましょう。連動しつつ霞で再利用出来るとなお良いですね。
    レベル1
    3種類のアタッカーと<助太刀>が解禁されます。この時点で解禁されていないカードはわずか12枚なので、早くも選択肢がかなり多くなることは強く意識します。色んな選択肢を駆使して優位に進めたいところです。
    前列でアドバンテージを得るカードは<>、<修羅場>、<中学生>の3種類。これらのパフォーマンス次第ではありますが、これまでのネオスのデッキの中で最もクロック通過が早いデッキかなと思っています。レベル1に上がったターンにクロック通過するゲームがかなり多い印象です。クロックして宝を引いたら1点クロックシュートを食らっているようなものと考えると、通過しやすくなると思います。実際は山の上にあった宝がずれてしまい<宝反応>も使えなくなっているので、1点以上の価値があると思います。とにかくクロックを増やさずに手札維持することを狙います。
    また勘違いしがちなのですが、クロックを我慢した次のターンに叩くのは一見自己否定に見えますが、全く問題ありません。基本的にはどうせ叩くなら早いうちが良いのですが、1周目、というかこのタイミングだけは違います。それは返しの状況がかなり異なるからです。相手のターンのクロック枚数が1枚違い、山の総数が2枚以上多いということは、こちらをレベル2に上げるためにリスクの高いプレイを強要できるという意味があり、これが非常に大きいです。クロックはもちろんですが、山の枚数?と思われる方もいると思います。確かに山が変わらなければ強さは変わらないのですが、山の総数が多いということは、それだけ少ないクライマックスを有効に使える可能性が高くなるということです。この話は長くなるのでここで一旦終わりますが、とにかく処理できない弱い山は放置して上ブレ期待、が期待値の高いプレイングです。

    だいぶ脱線しましたが、レベル1は連動が入っていない分平均パワーが高くなっているので、ストレスなく戦い易いと思います。
    レベル2
    レベル2ではさらに使えるカードの幅が広くなり、もはや使えないのは<クロックシュート>2枚のみです。ゲームを通して長く使えるカードに寄せてあるのを感じてもらえるでしょうか。
    最優先は<2000応援>の配置。レベル3のパワーラインを意識したいので、必ず張替えを行いたいです。次に<11000早出し>を行い、13000を作ることを狙います。<宝連動>の早出しはほぼしません。各種早出しメタに処理される状況をソウル減で長くするメリットがほとんど無いので、3で多面できる準備を優先しましょう。
    レベル3
    次レベルアップしたら負けなので、<ソウル減>で延命しましょう。でも相手を4にしないと勝てないので、宝を打って止められる展開は良くないです。タイミングを吟味するのが大事です。<クロックシュート>は詰めとしてはもちろん、アンコール封じの役割も大きいです。
    プレイ方針
    8宝をコンセプトにしているので、8宝としてのプレイ方針も書いておきます。
    似た構成の8扉に比べて、宝反応を添えることで以下の様なメリットが享受できます。
    • クライマックスが手札に来やすい
      →連動の再現性が極めて高くなります
    • クライマックスがストックに行きにくい
      →ストックにクライマックスが行かないので、山の強くなり方がかなり早い
    • 1周で2度クライマックスの恩恵を受ける事が出来る
      →捲って手札を増やして、素引きと同じように打てる
    色々な8宝のデッキが存在しますが、このデッキでは特にストックを使わなくて良い点を重視しています。宝のストブは基本的に埋めっぱなしの方針で。埋まりっぱなしのリスクは長期的に見たらかなり低いです。
    あとは宝を打ち続けるだけ。高い打点期待値を実現しつつ、強い山をキープすることを強く意識するのが大事です。

    総評
    最後にこのデッキの総評です。お気づきの方も少なくないかなと思いますが、ストックを貯めるコンセプト上、やっぱり<光景>が重いです。加えてこちらに光景がないのも微妙ですね。
    追加で光景が刷られるか、相手も光景を使わない条件下なら、大会に持っていきたいデッキですね。つまりタイトルカップではかなり強いと思います。


    今回はキャラ単構築を紹介しました。他の子もキャラ単ならではの強いカードが複数存在するので、機会があれば紹介したいなと思います。

四葉単紹介 前編

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    by K

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    四葉単紹介 前編
    こんにちは。今回は先日発売した五等分の花嫁から、四葉単のレシピを紹介したいと思います。
    今回は5人それぞれのキャラ単を推奨するカードが多く収録されており、公認イベントでもキャラ単の大会が開催されています。ネオスでは使われないカードも多く、キャラ単を5人分真面目に考えて組まないとテキストを知らないままになるカードも多いと思います。今回はなかなか良さげにまとまった四葉単を紹介したいと思います。

    まずはレシピから

    デッキレシピ
    レベル2
    4
    クライマックス
    8


    コンセプトは8宝。8宝という配分をストレス無く実現するためのレシピです。特にキャラ単大会ならば基本に忠実にするだけでもかなり差をつけられる印象です。

    各カードの紹介
    それぞれの得意 中野 四葉

    宝反応最強は<アインハルト集中>かなと思いますが、このカードもかなり強めに感じます。クロックにクライマックスが降ってくる恐れがないのが良いですね。キャラ単でなければ<ソウル減イベント>を探しに行きたいですね。1枚の宝で山が3枚削れる点が素晴らしいです。8宝にする十分な理由となります。

    浴衣姿 中野 四葉

    キャラ単組まないと知らないままになりそうなカードその1。実際ネオスでも<>で後ろに下げたいアタッカーが四葉になりそうなレシピならば採用の可能性はありますが、<使いやすい霞>が他にあるので、ちょっと優先度が低いか。キャラ単ではただただ強いカードです。8宝で積極的にアタックしたいコンセプトなので、かなり強く使える1枚。

    五等分の花嫁 中野 四葉

    1枚で全て完結しているかなりのパワカ。<自己紹介 香澄>ってカードのスーパー強化版です。8宝でありながら手札の宝を楽に切れるので、常に面にいて欲しい1枚です。

    らいはと一緒 中野 四葉

    ここ1年ちょっと、0の連動がめちゃめちゃ強くなってきてると思います。特にこのカードはかなり強力です。まず最大単体4500まで上がるテキスト。レベル1も触れそうなラインまで上がります。<>で下げても次のターンにまたパンプ出来るので、踏める範囲はかなり広いです。そして<修羅場>テキスト。流石に<島風>とはいきませんでしたが、控え回収でも十分優秀です。
    そして最大の長所が、当たり前ながらレベル0であること。レベル0からクライマックスを打つ理由になるのはもちろん、表記のパワーラインが大事なレベル1帯を圧迫しない事が非常に大きいです。このデッキはレベル1の平均パワーが高くなるよう組んであります。
    いざ、林間学校! 中野 四葉

    これはキャラ単のプールで比較的強いカードを選んだ枠。ソウル+2も1周目はかなりのメリットです。<収録中>として使おうとすると2落下が使いづらいこともありますが、とはいえ8宝における収録中は安定感の向上にかなり貢献します。

    輝く笑顔 中野 四葉

    中学生>です。<ほむら>や<思い出中学生>に慣れると物足りなく感じるかもしれませんが、そもそも中学生テキストがかなり強いです。この強いカードを4枚取れるのが1連動を使わないメリットですね。

    朝の一幕 中野 四葉

    四葉単じゃないと知らないで終わる1枚。単体オバスペに書いてあるのでかなり強いです。有効に宝を打ち続けるための潤滑油として活躍します。

    熱弁 中野 四葉

    切るカードが宝に限定され複数回使えなくなった代わりに、アタック時に切れるようになってドローから回収に変わった<完全無敵少女>。でもその前に単体6000。
    8宝との相性が良いアタッカーとして採用。数字も実は1番高いです。

    助っ人選手 中野 四葉

    常にオバスペで戦うデッキなので、かなり腐りづらい2000拳。5人の中で1番強く使えると思います。枠があれば増やしたいですね。

    仲良し姉妹 中野 四葉

    5人の中で唯一Lv2で配置出来る2000応援。11000の後ろにおいて13000はネオスでも強力なラインです。採用枚数を迷うところですが、十分吟味したところ、4枚が良いという結論になりました。
    まず、連動抜きでカードが強いです。2000応援に一定の価値があり、宝反応が素晴らしい。全体パンプの宝反応との比較は一見複雑かもしれませんが、基本的には上位互換です。唯一1枚だけ見る時は全体パンプに分がありますが、修正値の違いや、切れる枚数の違いが大きいと思います。また腐っている2枚目以降をすぐに切れるのも良いですね。
    そして連動ですが、これは見た目ほど強くは無いです。2枚コンボで早出ししている場合ではない......ただ早出し抜きでも1コスト浮くのはメリット。手札が多いデッキなので、1コスト浮かす運用ができるメリットは意外と大きいです。
    毎ゲーム必要で2枚目以降が腐る展開が少ないこのカードは、4枚でも全く多すぎることは無いという印象です。

    どっちのテスト? 中野 四葉

    まさしく現代に蘇った<共鳴するDIVA>。ただし四葉単のみ...
    流石に条件満たして出てくるこいつはかなり強いです。アンノウンストックは大体<集中>で使います。
    2000応援もあわせてわずか2コストで13000を作れるのがこのデッキの強み。増やしたい1枚ですが、面取り以外は出来ないので2枚にしてます。

    多彩な魅力 中野 四葉

    これはキャラ単で組む場合、選択肢が無い1枚。ヒールに書いてある連動としてはまぁ強い方でしょう。連動を打つと相手にキャンセルされやすくなるので痛し痒しといったところですが、入る山には連動を連打したいですね。

    前日準備 中野 四葉

    四葉の詰めの選択肢があまり無く、クロックシュートを採用。ネオスではもう少し選択肢がありますが、12000のクロックシュートは悪くないかなと思います。後列込み14000。ストックは溜まるほうなので、重さはあまり気にならないです。ネオスではもう少し選択肢を考えたいですね。


    8宝

    去年やっと8宝の強さに気付けました。

    後編では、デッキの動きについて書いていきます。

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