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以前「美波クローネ」の記事を書いた時にいくつかご質問をいただいたので、今回はそれに答えながら「美波クローネ」について掘り下げて書いていこうと思います。
デッキレシピはこちら
デッキレシピ
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レベル０
計21枚
前回の記事を読んでいただくと、より理解の深まる文章になっているので、是非ご一読下さい。
それでは、早速答えていきましょう。
１．レベル３のアナスタシアと新たな挑戦美波の枚数は適切ですか？環境の椎名カウンター互換がそんなに多くないと感じました。
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確かにフィニッシャーの1つなので枚数を入れることに越したことはないのですが、このデッキは「文香の最大火力を出す」ことに特化させているのでこういう枚数になりました。
アナスタシアを使うことは少ないです。サブプランとしてか、＜文香＞の打点が足りない、パンチ数が足りない時の後押しとしての役割で使います。
ですが、最近はクローネも大分対策され始めているので、＜TP凛＞を抜いてアナスタシアに差し替えるのもありかと考えています。サブプランでも勝ちやすい構築にする必要性があるかもしれないと感じています。
椎名カウンター互換や、それに似たカウンターに関しては体感で多く感じたので調べてみました。
＜百人力の手練 椎名＞→Angel Beats!／クドわふたー
＜寡黙な仕事人 アカツキ＞→ログ・ホライズン
＜鏡音レン"ホワイトエッジ"＞→初音ミク -Project DIVA-
＜"SUNNY DAY SONG"園田 海未＞→ラブライブ！
＜メイド服姿のチノ＞→ご注文はうさぎですか？？
＜夏の1コマ 黒雪姫＞→アクセル・ワールド
＜怪盗団の天才ハッカー 双葉/NAVI＞→ペルソナ
＜"クライブ"有咲＞＜"ステージ"白鷺千聖＞→BanG Dream!
この中で、ごちうさ、ペルソナ、バンドリの使用者が多いと感じたので、元々１枚だった新たな挑戦美波を２枚に増やしました。仙台以降の環境だと、ラブライブや初音ミク、バンドリはもっと増えていると思うので２枚が適切かなと思っています。
１枚でも確実に握りこめる自信がある人は大丈夫です。
海外のプレーヤーさんからのご質問だったので、もしかしたら国内外で多少タイトル使用率の差はあるのかもしれません。
ちなみにクローネはこのカウンターがあるタイトルには基本的に不利なので、道中の立ち回りがより難しくなります。
特に初音ミクは＜ウミユリ海底譚＞の山札を削るスピードが早く、戦い方が難しいと感じました。覚悟して挑みましょう。
２．後上がりで新田の火力を出すには十時でパワーをあげるしかないのでしょうか？
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「初手や０レベルのときに十時を引いていたらよりクライマックスコンボを決めやすい」くらいの認識でしょうか。
ここで、先上がり後上がりに関して少し話を広げます。
クローネに限らず美波のクライマックスコンボを採用しているデッキは相手より先に１レベルに上がる事がより重要となってきます。
このデッキでは先上がりの為に＜美城常務＞の能力を積極的に使いながらパンチ数を絞る。というのが基本です。
しかし先上がりを意識してもお互いのキャンセルの仕方や状況次第で必ずしもうまくいくわけではありません。
そこで、先に１レベルに上がる事と同じくらい大切なのが美波のターゲットを残すことです。
例えば＜本田未央＞がこちらの盤面にいた時、パワー1000より高いキャラでフロントアタックされたときに普通はストック相殺を使います。ですが、こちらが１レベルに上がると思ったらストック相殺を使わずにアタックしてきたキャラを盤面に残して美波のターゲットにします。
他にも＜Project:Krone ありす＞等パワーの低いシステムカードで積極的にアタックし、相手の０レベルにシステムカードを割ってもらうことで、相手の０レベルが盤面に多く残るようにすることもあります。相手の盤面によっては応援をやたらめったら置かないのもアリかもしれません。
そんなの当たり前じゃん！と思う人も多いかと思いますが、このデッキは他のデッキより０と１でいかにアドバンテージを取れるかがより重要になってくるので、こういう小技を使うことを強く意識するとゲームメイクがより楽になります。
ちなみに、＜島風＞系のクライマックスコンボを使うデッキ相手では、クライマックスコンボを打ったあとの島風自体がターゲットになることが多いので、先上がりを無理して意識することはないと考えています。
３．最近の環境だとスピードが早いと思うのでTP凛や新たな挑戦美波のストックが足りなさそうですがどうでしょうか？
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まず＜TP凛＞に関しては、最近早だしすることが全くなくなりました。理由はストックがもったいないからです。このデッキではTP凛のパワーパンプのテキストを上手く使うことができず出しても相手ターンに簡単に割られてしまいます。なので、その２ストックを＜Project:Krone 唯＞や集中に使った方が良いことが多いです。
TP凛は先に３レベルに上がってしまって、＜文香＞を打つタイミングではない時に回復して、１ターン凌いで文香に繋げる事に使っています。ですので、１に書いたように＜アナスタシア＞と＜マイファーストスター 美波＞の枚数を調整して、アナスタシアを多面して５パンでフィニッシュに繋げる事ができる構築もいいかと最近考えています。
続いて、＜新たな挑戦美波＞の件。
新たな挑戦美波を使うときはストックの枚数をより意識します。
まずこれが理想の盤面。
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唯ちゃんは前のターンに出ている前提として必要なのが８コスト。
確かに最近ゲーム展開は早いですが、できないことはないです。
無駄な集中を打たない事など、ストックを大事に使う立ち回りをするもしくは
弱い山札を早く終わらせて強い山札を作り、キャンセル数を多くすることでターン数を稼ぐ試合展開にもっていくのもアリです。
実はこのデッキ文香、アナスタシア以外の勝ち筋で
「強力な圧縮の山札を繰り返してキャンセルループし打点差で勝つ」 というのもあります。こちらの打点は唯ちゃんで伸ばし、チャンプアタックでダイレクト枠を多めにあけるプレイングです。キャンセルさえ上手くいけばこのプランの方が楽に勝てたりもします。かなり特殊なプレイングになりますが、勝ち筋の一つとして頭に入れてもらえるといいかと思います。
最近はゲームスピードが高速化していると思うので、どっしりと構えてクローネペースにもっていくのが難しいのも確かなので私も色々考えています。
ちなみにこの方は遊々亭ブログを読んでクローネを組んでくれたのとのことでした、凄く嬉しかったですありがとうございます。
４．小梅選抜と暁選抜の良さについてお願いします
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良いところは＜ホラー大好き小梅＞自体が強い事と、美波クローネがクライマックスコンボに依存してしまう部分が小梅ちゃんに上手くかみ合っている所です。
ホラー大好き小梅は単純にただ強い「ただ強カード」です。互換が出てこないのも頷けます。
・山札を見る枚数が選べる
・クライマックスを加えるかどうか選べる
全てが任意効果なので非常に汎用性が高いです。
＜最高のチーム みく＞と組み合わせてコストを使わずに、控室から必要なキャラを手札に加えたり、山札を数枚落としてからアタックに入りたい時などにもよく使います。
何より＜みんなのリーダー＞が打てない、いざ止めを刺す時に＜文香＞の対応を引けない、拾えなかった。という事がかなり無くなるので個人的には小梅ちゃんは外せません。
黄色を構築に多く挟めるのもこちらの選抜の特権かと思います。
＜渋谷凛＞選抜について
正直に言うと使ったことがないのですが、最近はこちらの選抜の方がレシピで見るので強さは間違いなくあります。ここからは予想になりますが書かせていただきます。
青指定がありますが暁の効果はやはり強いので、手札の整いやすさ、欲しいキャラへのアクセスのしやすさ、事故回避のしやすさは渋谷凛選抜が上だと思います。 参考意見として使用している方にも聞きましたが「足回りがいい」との事でした。 デレマスの代表格である＜S(mile)ING！卯月＞と＜アナスタシア＞をフィニッシャーに使った「グスタデレマス」 に近い動きが可能で、もしかすると「新型グスタデレマス」なのかもしれません。
小梅選抜より安定感があるので綺麗なゲーム展開ができるかと思います。
あくまで予想なのでこれだ！というレシピがあったり出来たら使ってみて、改めて感想を書きたいです。
５．しよ子の使い方を教えてください
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クローネはどうしても＜文香＞ケアをされてしまうと勝ちにくいです。
そこで盤面にしよ子がいる状態で手札からしよ子を重ねて出します。
そしてクロックアンコールを繰り返すことでこちらのレベルを強制的に３にあげて、ケアされる前に文香をぶち込みます。
以上です！
私も試してみましたが、相手の意識の範囲外から逆圧縮を決める事は現実的にできました。
ただいつも以上に手札の管理や立ち回りが難しいので、まだ大会実践レベルには私の腕が到達していません...精進します。
文香ロマン型構築にする場合は＜TP凛＞と＜市原仁奈＞を抜いて、しよ子を３枚投入しましょう！
また、しろくろフェスしよ子はネオスタンダード構築特例カードなのでネオスタンダードで使うことができます。タイトルカップでは使えないので気をつけてください。
まとめ
いかがでしたか？現段階での私の意見を書いてみました。自分で書いていても、改めて色々考えましたし色んな可能性を秘めているデッキだと思いました。
まだまだプレイングなど研究中ですが、クローネだけでなくデレマスは構築を考えるのが楽しいですね、これからも色々試したいです。
構築に関してですが、先日の対戦動画で＜市原仁奈＞を１枚＜本田未央＞に変えましたがしっくりきています。
最近は、移動や控室に行った時に効果を発揮するキャラが多いと感じたので、本田未央の枠を作りました。
早だしは、スタンバイアイコンなどで多面するデッキが多く市原仁奈２枚出すメリットが少なったと感じたので１枚枠を削りました。
動画ではクローネの良さと可能性は出ていると思うので、是非ご覧ください。
（動画はこちら！→【遊々亭WS対戦動画】ブロガー編 第22回 アイドルマスターシンデレラガールズ VS ひなろじ）
最後に
最後になりましたが、ご質問頂いた方ありがとうございました。今回は国内外から大きな反応があり本当に嬉しかったです。ヴァイスシュヴァルツって改めて色んな人に愛されているんだなぁと思いました。全国決勝大会、世界決勝大会も結果が楽しみです。今回の記事も、何かしら皆さんの参考になれば幸いです。またご意見ご感想ありましたら、ツイッター等@saoriwsでお寄せ下さい。
全世界のクローネ使いの皆様お待ちしています！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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