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新弾レビュー&デッキ紹介「学園アイドルマスター 門枝」

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    by 新弾レビュー

    新弾レビュー&デッキ紹介「学園アイドルマスター 門枝」
    挨拶
    お久しぶりです。ひっきーと申します。最近とても暑くなってきましたね!
    東京地区ご参加のプレイヤー皆様お疲れ様でした。来週、BCF2025最終となる京都地区がはじまります。今回は「学園アイドルマスター」の新弾レビューとなります。


    デッキレシピ
    レベル2
    2
    レベル3
    4


    デッキコンセプト
    日々、発見的ステップ! 倉本千奈>を使用することをコンセプトにしています。
    CXコンボの2点バーンの成立条件と早出し条件からデッキ内をレベル0のキャラクターで占める構成になります。
    また、早出し条件は「あなたの控え室のレベル1以上のキャラが5枚以下」のため、今回紹介するデッキ構成ではあまり気にする必要はありませんが、レベル1以上のイベント枚数は参照しない旨お気をつけください。

    デッキ作成において
    日々、発見的ステップ! 倉本千奈>のCXコンボを使用するにあたり2点ダメージの成功条件であるレベル0のキャラクターが多く採用されているデッキとなります。
    レベル0のキャラクターでレベル1をどう過ごすか、レベル2以降の立ち回り・ヒールに関する課題など、まだまだ調整で深めていける点は多そうですが、できうる限り考えてみた内容となりますのでよろしくお願いいたします。

    デッキ作成時の課題へのアプローチ
    下記、3点の問題を挙げます。

    1.レベル1をどう過ごすか
    デッキ内の大半をレベル0のキャラクターで占める構成のため、レベル1のキャラクターのパワーラインに不利をとらないように思案する必要があります。
    パワーフォローをひと役担っているカードとして<仮装狂騒曲 倉本千奈>があります。
    【自】 あなたのレベル0以下のキャラがトリガーした時、あなたは自分の、<日々、発見的ステップ! 倉本千奈>かレベル0以下のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。
    このテキストは後列でも誘発するため<ドンドン行くよ! 宮下 愛>をイメージしていただければ。
    CXおよびイベント以外でパワーフォローが成立するため重宝します。

    また、<いめーじとれーにんぐ 篠澤 広>がレベル1でのアタッカーとなります。
    「【永】 あなたのターン中、他のあなたのレベル0以下のキャラ1枚につき、このカードのパワーを+1000。」のテキストにより自ターン中最大6500からのスタートとなります。

    続いて<アナザーアイドル'24祭 篠澤 広>を用いてダイレクト面を作らないようにするパターンです。
    「アナザーアイドル'24祭 篠澤 広」以外の枠のキャラがチャンプアタックでリバースした場合は通常ダイレクト面が空いてしまいますが、CXを用いることや「仮装狂騒曲 倉本千奈」のパワーフォローの恩恵で、最初は自ターン3000スタートですが<>互換を成立させる可能性があるルートを用意しました。
    2.レベル2以降の立ち回り
    レベル2では<日々、発見的ステップ! 倉本千奈>を最低2面/理想3面を登場させるように手札を整える必要があります。
    そのため「日々、発見的ステップ! 倉本千奈」が手札にあった際にマリガン時で切らないほうが良いかもしれません。
    ゲーム中に手札に加えられるパターンがドロー・集中・<アナザーアイドル'24夏 篠澤 広>・<一番向いてないこと 篠澤 広>になりますが、「アナザーアイドル'24夏 篠澤 広」は確定要素の薄い方法でありドロー・集中・「一番向いてないこと 篠澤 広」の3パターンで考える必要になるため、1枚が貴重となるキャラクターカードなのでマリガンでも残しておきたいカードとして現状考えております。(※手札があまりにも悪い場合はマリガンは視野です。)
    レベル2・レベル3ともに「日々、発見的ステップ! 倉本千奈」を舞台へ登場させてCXコンボを用いたいため絶対必要なCXをどう確保するかが問題となります。CXについてはドローや<一匹狼 月村手毬>のCX入れ替えで満たすことができればOKなのですが、握れない可能性も考えなければいけません。 そのため、<はいっ、みんなも一緒に♪>を採用しCXを手札に加える方法を増やしました。 「日々、発見的ステップ! 倉本千奈」に関しては、舞台から控え室に置かれた際手札に戻るため、レベル3でのキャラクター問題は思い出・ボトム送りなど特殊な対処でない限り懸念点は比較的少ないと考えられます。
    3.ヒールに関する課題
    デッキコンセプト上、ヒール持ちのキャラクターを採用するとCXコンボの成功率の低下に繋がるためスタートラインでは不採用としております。練ることで採用枠を作り、より質の高いデッキへ昇華できると思っております。
    ヒール0にするわけにもいきませんので、今回<君と出会い、夢に翔ける 篠澤 広>のアラームテキストを用いようと考えました。
    ※アラームテキスト成功条件が<はいっ、みんなも一緒に♪>かレベル0以下のキャラとなるためCX・<日々、発見的ステップ! 倉本千奈>では不成立になる点にお気をつけください。成功しない可能性を少なからず有しております。
    採用カード紹介
    1.日々、発見的ステップ! 倉本千奈
    今回のコンセプトカードとなります。レベル2から多面展開を目指しCXコンボを用いて打点で優位に立つことを狙います。

    2.はいっ、みんなも一緒に♪
    【1】CX回収テキスト
    【2】黄色のキャラクター1体を選択しソウル+1 or アタック時にコストを支払うことで2点ダメージ
    のどちらかを選べるイベント。CXを手札に加えられる点がニーズに合っていたので採用しました。<日々、発見的ステップ! 倉本千奈>のCXコンボ条件にはマッチしないため採用枚数は要検討ですが、1枚では心もとないため2枚の採用ではじめようと思います。

    3.仮装狂騒曲 倉本千奈
    指定クライマックス<あっちも行きたいですわ!>がトリガーした際に、レベル0のキャラクターもチョイスの選択候補に入れられる点と、レベル0のキャラクターがトリガーした際は、レベル0のキャラクターまたは、<日々、発見的ステップ! 倉本千奈>へパワーフォロー+1000が強力です。今回のコンセプトに欠かせない集中枠となります。

    4.君と出会い、夢に翔ける 篠澤 広
    気持ちヒール枠。CX・<日々、発見的ステップ! 倉本千奈>では不成立になる点にお気をつけください。

    5.光景 篠澤 広
    今弾のレベル0のCXコンボ持ちキャラクター。特筆すべき点があるわけではないですが、対応クライマックスが門<わたしたち、やればできる>であること、CX置場にCXが置かれた際にレベル0のキャラクター2体にパワーフォロー+1000できる点は及第点と考えております。

    6.アナザーアイドル'24夏 篠澤 広
    「このカードが【リバース】した時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが<日々、発見的ステップ! 倉本千奈>かレベル0以下のキャラなら手札に加える。」このテキストに魅力を感じました。手札+1の可能性を有しているため手札欠損のリスクも少なく、中央に配置することでソウル+1のオマケがある点も評価できると考えます。

    7.一番向いてないこと 篠澤 広
    日々、発見的ステップ! 倉本千奈>へアクセスできる<フィレス>枠。
    アタック時に自身含めパワーフォロー+3000できる点も優秀です。

    8.カクシタワタシ 紫雲清夏
    レベル0以下ストック相殺持ちの、舞台から控え室へ置かれた際に山札3枚までルックできる手札交換テキストを有しています。リバース時ではなく控え室に置かれたときテキストなのが嬉しいです。


    採用したいカード
    1.アナザーアイドル'24クリスマス 花海咲季
    魔石>互換。相手に干渉できるカードを採用しない理由はあまりないですが、最初はこのコンセプトの感触を確認するために見送りました。

    2.『私らしさ』のはじまり 姫崎莉波
    ツインドライブが<仮装狂騒曲 倉本千奈>の誘発テキストと相性が良いので採用候補の1つです。

    3.学園生活 藤田ことね
    ヒール持ちのアタック時4点バーン。ヒールテキストを持っていて追加ダメージを与えられる点は評価できますが、コンセプトとはマッチしていないため今回は採用していません。

    4.小さな野望 十王星南
    CXへアクセスできる点がニーズに合っていますので、<イベント>を採用しないのであれば採用しても良いかと思います。

    5.ツキノカメ 秦谷美鈴
    貴重な早出しヒール枠。バトル中に自動効果によるダメージを受けないテキストは優秀です。コンセプト重視のため一旦不採用としています。


    まとめ
    記事を読んでくださりありがとうございます。

    他のブロガーが執筆される様々な型の記事が公開されるかと思いますので私も楽しみです。
    トリコロールファイトも今後控えておりますのでタイトル研究も加速することでしょう。

メモリアル2014(オールドスクールパーティ2014)考察

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    by 新弾レビュー

    OPS2014.jpg
    メモリアル2014(オールドスクールパーティ2014)考察
    今年はメモリアルカップが開かれる年ということで、いやオールドスクールパーティでしたっけ。とにかく、過去のネオスタンダードを楽しめるカードゲーム祭になりそうです。

    今回は2019年に開催されたメモリアルカップ2014で優勝した、「8扉艦隊これくしょん」を交えながら、メモリアルカップ2014の考察をいきます。この年はそもそも特殊な年で、さらにメモリアル特有の環境なので、当時を経験した人でも改めてメモリアルの環境でとなると、なかなか上手く勝てないかもしれません。


    環境考察
    2014年はWS史において非常に重要な年のひとつです。いわゆる現代WSがはじまった年です。それまでは基本的に8扉出来るタイトルが強く、連動ではなく扉でリソースを維持するのが基本の戦い方でした。2種の扉が無いタイトルはそれだけで少し割引という評価になっていたのが良い思い出です。
    現代WSの始まりが、2014年3月28日発売の、艦隊これくしょんです。理由は2つあり、ひとつは<島風>の収録です。今でも互換名として使われる通り、<島風>はリバースすることでノーコストで手札の増える1連動として、この後活躍していくことになります。他のタイトルが連動を搭載していない時代にいち早く連動を搭載できたことで、抜群の安定感を強みに出来ました。この後発売されるタイトルは、このような手札の増える1連動が収録されていくことになります。ちなみに互換名として有名なのは<島風>だけでなく、<>や<榛名>、<武蔵>など多くあり、互換名として残るほど初出の、そしてカードパワーの高いカードが多く収録されていたことが分かります。
    2つ目は<初風>の存在です。それまで8扉で手札を作ってきた環境デッキたちを軒並み一掃するほどの影響力がありました。自分は<島風>で手を稼ぎつつ<初風>で扉をシャットアウトする。他のデッキはリソースを連動に頼らざるを得なくなり、一気に現代WSが広まっていくことになります。もっとも<島風><赤城>という艦隊これくしょんの構成が最適過ぎて、他のタイトルはかなり厳しい時代でした。
    転機はニセコイの発売と艦隊の規制。これによりただでさえカードパワーの高いニセコイを止められる存在はいなくなり、ニセコイ1強環境になることになります。2014年末はニセコイ1強環境だったと言えるでしょう。年明けを待たずに規制され、全国大会は地区とは全く違う環境で行われた挙句、3勝3敗の規制後ニセコイが優勝するというような、類を見ない特殊な環境だったと言えます。今のタイトル抽選制度が導入されたのは、2015年最初の地区からでした。
    このような史実を踏まえた上で、メモリアルカップではここから更に特別な環境になります。まず前期に規制された艦隊これくしょんですが、実は後期に追加が来ることになります。なかでも強力だったのが今でも最強のシステムと名高い<冬のひととき 暁>です。「暁」とよく呼ばれますが、実は<輝きあずさ>の方が先だったりします。そしてこのカードの追加により、再び艦隊これくしょんはネオスタンダードで活躍できるようになります。実際ニセコイ環境でも最後の地区では艦隊これくしょんが入賞しているくらいです。それくらい<>というカードが偉大なわけです。その活躍あってか、2015年前期には艦隊これくしょんはさらに規制強化されることになります。
    そして本題ですが、今回のメモリアルカップではなんと艦隊これくしょんの規制がありません。このような史実とはかなり異なった環境で行われるということがわかると思います。特に史実では規制された後に追加が来て、その時点でネオスタンダードで活躍していたのに、今回は無規制かつ追加後、つまり幻のフルパワー艦これが使えるわけです。これは使わない訳にはいかないでしょう。

    というのは僕の勝手な意見ですが、いずれにしてもニセコイ艦これ環境なのが、この2014年の環境です。他のタイトルを使う場合もこの2つは仮想敵としておいた方が良いです。


    デッキレシピ
    レベル2
    5


    デッキコンセプト
    デッキコンセプトは、<隼鷹>を活かしたメタビート。回復を縛って溢れるカードパワーで押し込むことを狙います。
    そもそもこの8扉艦これというデッキ、元々艦これ初弾の時点でデッキとして存在していました。しかし時代は大艦これ時代。みな<初風>を置くデッキだったのでこの8扉の艦これはネオスでは全く活躍できませんでした。そのためこれも幻のデッキになりそうでしたが、黒限の大会では<初風>率が下がると思い結果を残せたので、でなくて済みました。
    後期はニセコイ環境なので艦これが数を減らし、実はこの8扉艦これの立ち位置は良くなっていました。もっともさすがにニセコイの方が強かったので、この環境でも活躍できませんでした。ここに<>が追加された無規制艦これが使えるようになっているということで、これでフルパワーニセコイに勝ちたいと思って組んだレシピがこちらになります。

    基本となる動きは<>→<ヴェールヌイ>を狙います。ちょっと意味わからないくらいのコスパをしていて、回復をメタり思い出圧縮しつつ早出しできるというようなデザインで、これの成功率が<>によって飛躍的に上昇しているので、これを押し付けていきます。8扉なのでリソースはかなり余裕があり、後半は<隼鷹>でクライマックス無しでソウル押しができます。1の扉連動がは純ストックを作りやすい、山を作りやすい連動なので、山を強くしてキャンセルで戦います。<隼鷹>+扉8戻りの2-2-2が非常に強力だと考えてください。狙った訳では無いですがチャンプが多くなるので、<万里花>連パンに対しても強いのが追い風です。


    回し方
    マリガンでは、0で使いたいのが<><><ドジ>なので、これら3種以外は全て切ります。<天龍><龍田>はコスパ自体は微妙なので、マリガン前からキープする価値はありません。
    0では<>→<ヴェールヌイ>を狙います。追加前はマリガンで<ヴェールヌイ>を落とすしか無かったのに、<>があるのでだいぶ成功率が上がっています。また<ドジ電>もカードが強いので積極的にアタックして問題無いです。
    1では<天龍><龍田>の複数面連動を狙います。<天龍>で拾いたいのは主に<隼鷹>。とにかく<隼鷹>だけは手に用意して、あとは8戻りを狙いましょう。<龍田>は前列でも連動出来るので、アタッカーにしても良いです。とにかく山作りを意識して1リフを狙います。
    2ではクロックを通過し、<隼鷹>を配置してアタックするだけです。カードパワー高すぎてチャンプしてても打点レース有利になれることがほとんどです。ここがこの8扉艦これの強みですね。
    3では後がないので各レベル3で相手のクロックを詰めましょう。ワンショットというよりはヒールメタで縛る感じなので、自分の山を作りつつダメージを詰めましょう。だいたい相手のヒールが間に合わなくて艦これ側が勝ちます。<隼鷹>がとても偉大というわけです。


    採用カード紹介
    飛鷹型軽空母2番艦 隼鷹
    このデッキはこのカードを最大限強く使うように組まれたデッキです。知らない人には強さが分からないかもしれませんが、この全体ソウル+1というのが非常に強力なテキストです。システムのソウルが軒並み2になるのが大きく、これ1枚でソウル負けすることがなくなります。一方で面取りで使うと過剰になりがちなので、システムで山を作ってキャンセルをしつつ、打点負けしないというのが1番活かす使い方かなと思いました。なので今回はメインアタッカーが登場コストがかからないものを採用し、ストックは全て詰めに使えるよう組んでいます。

    陽炎型駆逐艦1番艦 陽炎
    知名度は低いですが、このデッキのメインエンジンです。感触としては初弾ミルキィの<活発ネロ>。1コストと2コストが選んで使えるということは、つまりストックがかなり綺麗に使えるということなんですよね。<隼鷹>と組み合わせればパワーも気にならないですし、ドロー機会も増えます。山を作って手札を維持してアタックという強い動きを実現している強力なエンジンです。

    大和型戦艦2番艦 武蔵
    武蔵>互換の初出です。表記11000もこれが初めてでしたね。
    このデッキはストックを沢山積むデッキでは無いので、2コストで2点以上ダメージを与えられる可能性を評価して採用しています。ショットなのも<隼鷹>との相性が良いですね。このデッキでは<武蔵>の期待値をあげるために<>を思い出に送る他に、<龍田>のストブで0のキャラを埋めるようにしています。キルラキルもそうですが、このようにレベル0のキャラを減らす動きができると、<武蔵>の期待値は飛躍的に上昇します。<武蔵>互換は2点以上ダメージを与えるならば強いと評価しています。


    ということで今回はフルパワー艦これを紹介しました。幻のデッキで勝てるのはメモリアルの楽しさのひとつです。2014はニセコイと艦隊が目玉なので、ここら辺のカードパワーを実感したいのであれば、2014のメモリアルカップがオススメです。

新弾レビュー 「甘神さんちの縁結び」【イチ編】

    posted

    by 新弾レビュー

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    新弾レビュー 「甘神さんちの縁結び」【イチ編】
    こんにちは、ブロガーのイチです。今回は4月18日に発売した「甘神さんちの縁結び」の新弾レビューをしていこうと思います。
    よろしくお願いいたします。


    プールの考察
    このプールは100種+19種のTDで構成されており、TDが3色、ブースターが4色と横に広い構成になっています。
    各色をメインヒロインが担当しており、TDでは長女が3レべ、次女が2レべ、三女が1レべを多く担当しています。このためTDの構成に影響が出ており、珍しく3色のTDとなっています。

    以上のことからTDを含めると、ゲームの序盤は青が強く、中盤は赤が、終盤は緑が使いやすいように設計されているように感じました。
    デッキを考える際には多少考慮しても面白いんじゃないかと思います。

    ちなみに黄色は4色ブースターでも最低限の枚数しか刷られていませんが、枝に縛った強力なシステムのおかげでデッキになるようには作られています。
    黄色を少なくしているため4色ブースターにしてはギリギリ組みやすい設計にはなっていますが、システムの色が散っていることやどのヒロインも使いやすいよう設計されているため全体的にプールが丸いという評価をしています。

    タイトルの特徴としては各色にある「縁結びの組紐」というイベントを参照している効果が多く、過去のタイトルでいえば「ニセコイ」や「キャプテン翼」に近いものが伺えます。
    ほとんどのカードがイベントを参照しているため、
    「コンセプトを決める」→「相性のいい紐を決める」→「システムで色を調整する」

    の順で組み始めるのがおすすめです。

    また、余談ですがクロックに置く系統の効果がほとんどクロックの下に置く効果になっていました。
    アラーム効果を阻害しないようにという配慮なのか縁は見えないという再現なのか。とにかく間違えないようにしましょう。
    クロックに置く効果によって降ってきたCXを回復することができないので、個人的には現状ではデメリットの方が目立ってしまっている印象です。


    注目カード
    いたずら好きなボクっ娘 白日
    黄色のカードはプールが狭く専用構築になりがちですが、今回紹介するカードは電源にも採用できそうなカードです。
    まずは早出し条件ですが、控えのCXが2枚以下か6枚以上で早出しすることができます。
    黄色には<お互い疑似リフする能力を持ったキャラ>もいるので出しやすい能力に加えて、6枚以上でも出るので出しやすい効果になっています。加えて電源でも面に並ぶことを考慮すると、かなり登場回数の多いカードにできます。

    次はリバースしたときに3レべ以下のカードをストックに送る効果です。これは強制的に面を空けることができるので相手の防御札を打つ面を封じたり、打点レースを有利にすることができます。

    最後に控えに置かれた後もストックを回復しつつハンドに戻るため継続戦闘も得意で電源に必要な打点や面取り性能、ハンド維持能力打点作成などサブプランとして優秀な効果を持っています。

    単体評価は高くありませんが、3レべに派手な強さがない甘神さんでは2レべで打点を広げつつリソース管理ができる点で注目しています。

    ちなみに電源で使ってみた結果悪くはありませんでしたが、色の観点やリソースを得てできる行動が強くなりづらく思ったよりもゲームの勝敗に直結する行動に変えることができなかった点は今後の課題だと感じました。

    "恋"のお守り 夜重
    行きのパワーが思い出のイベント枚数を参照し、最大12000出力する4ルック連動です。連動が宝なことやイベントで使いまわすこともできるので何度も連動しつつ相手面を割るのに有効です。

    CXを処理するギミックが多数収録されていることやイベントで圧縮した山を何度も回すことができるので足回りとしては有効です。
    連動が4ルックと今後のルートが確定できる連動ではないため、ハンドの質を上げたり圧縮し続けるギミックと合わせて使うのが無難です。
    組み合わせやすい3連動もあるので夜重軸では重宝する一枚です。

    くらえっ!塩っ!!夕奈
    1/1/7000の手札アンコールで連動でトップのキャラかイベントを2回回収します。
    最大2アド取れる連動で電源の手張りも実質ハンドが減らないことからハンドソースとしてかなり有効です。
    ハンドのキャラはアンコールのコストにもなるので腐りにくく、1・2パン目に使えば電源のトリガー率を大幅にアップさせることができます。
    3パン目はキャンセル率も上げることができるので序盤は大活躍します。

    電源で出すキャラも<優秀な上位後列>がいるので使いやすい設計にはなっていますが、ソウルが低いことや2レべ以上で出てきて強い3レべのキャラがいないことから後半打点面で失速します。

    上手く序盤からハンドを打点に変えるプレイを心がけたり、中盤でもダメージレースを意識したプレイができると輝くと思います。

    8電源で使ってみた感想はとにかくソウルが細くなりがちなので、後列には<2/2のソウル2アンコール>から置く方が良いのでは?といった感覚でした。電源を捲りやすいく2パン目以降に前に置くことも考慮する必要があるので塩梅が難しかったです。

    乙女の恥じらい 夕奈
    0レべのメインアタッカーで3500の正面移動にハンドカットドローが書いています。
    条件面は若干重たいですが事故率を減らして電源の受けを作りつつ壁役もこなせる優良アタッカーです。

    後手で2パン+電源で動く時だけ厳しい条件ですがそれ以外は文句ないレベルのカードです。
    8電源で採用した場合、1連動がハンドをガツガツ増やす関係で0では多パンしてストックを積みたい+ダメージを押したいところとは矛盾しているのでテンポ面では一考する余地もありそうです。

    君と縁を結んで 朝姫
    朝姫軸のエースアタッカーでバーンをやや重い条件で与えることができます。
    とにかく条件の指定イベント3枚を達成するために序盤から意識しなければいけません。

    幸い0コスでも思い出に飛ばせる<結ばれし縁 朝姫>や<イベントを回収できる1連動>もあるのでそのあたりを意識していければ問題はないと思います。
    思い出に飛ばす際にすべて手打ちを考えると結構ストック面がシビアになるのでそのあたりは調整し適度に0コスで思い出に飛ばすことも視野に入れましょう。


    デッキ紹介
    レベル1
    8
    レベル2
    7
    クライマックス
    8


    今回は8電源の甘神さんを考えてきました。
    まずは軸の電源カード2種と連動をフル投入しています。
    1連動>は序盤から積極的に電源で出すことで、イベント関連のパワーの低いカードを中盤でも腐らせずアンコールコストにしていきます。

    3連動>もヒールで110で連動があるので積極的に回収し電源でも舞台に出していきます。

    0レべは序盤で活躍する<カットドロー>以外にも<>を採用しています。
    トップチェックできるため序盤で噛まないのを確定させたり、逆に電源を探し行くことができます。
    下げて強いキャラは少ないですが、電源で後列が埋まれば被ダメを抑えるプレイができることやストックリソースを稼ぎやすい点での評価です。
    8電源に霞を入れるのは違和感がありますがトップチェック3500に霞がついているくらいの感覚で許容してみてください。許容できない方は<シェンリン>か<CX入れ替え>に変えても大丈夫です。

    2レべは合計7枚採用していますが1レべの連動で電源が噛みやすい関係から前後ろそれぞれ多めに採用しています。
    基本は<後列>から出して<1/1のライン>を確保していきたいですが電源が噛みそうにない場合や移動ロックがない場合は<2/2アンコール>から優先しても大丈夫です。相手の1レべのラインが高いか低いかで決めていきましょう。

    イベント関連のカードはハンドの質を高める目的で使うことが多いです。
    1連動>ができる試合は序盤から有効札をキープしつつ電源での面形成を狙っていきましょう。
    青の早出しヒールはこのデッキでは2レべヒールする唯一の手段です。
    ハンド枚数を打点に還元できるので積極的に出してヒールしていきましょう。
    2レべ以降は後列枠に次アタッカーを供給し、電源連動を駆使して打点がリソースを確保していきます。
    後半は相手の山札を崩す手段がないため2レべからアタック数を増加させて短いゲームレンジを狙いましょう。

    終盤はとにかく打点を押し込みます。
    相手のロングレンジに対抗する手段がほとんどなく、防御札も限定的な効果なので今回は採用していません。
    被ダメを抑えヒールするだけして打点を押す以外でやることがないので序盤中盤の立ち回りが大事です。


    他にも黄色入りの電源を試しましたが、比較的強くない終盤に枠を割いても立ち上がりで決まるゲームが多かったため有効に扱えない札だったことや耐えるのに必要な札がプールになかったこと、打点が細くなりがちで連動を優先して電源で出したかったことを皮切りに黄色採用はやめました。

    緑採用している理由は霞での立ち上がりが好みなことやイベントが強くハンドの質を担保しつつストックも多少ごまかせるときがある点で優秀です。
    もし<ニヤニヤ顔 夜重>がいなかったら、緑採用も諦めていたかもしれません。

    青軸にしてイベントを青くすると多少山が強くなったり色事故が減って楽になるので無難にまわしたい方はそちらがおすすめです。
    他にも6電源2門とか8門とか別のアプローチも考えていきたいなーと思っています。

    大変かわいらしいデッキなのでぜひ今後も研究していけたらと思います!

    次回も対戦よろしくお願いいたします!!

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