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【じょーじ】8弾環境振り返り | ONE PIECEカードゲーム

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【じょーじ】8弾環境振り返り

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by じょーじ

【じょーじ】8弾環境振り返り
こんにちは、じょーじです。
5月25日に発売したブースターパック8弾「二つの伝説」から3か月が経過し、8月31日にはブースターパック9弾「新たなる皇帝」が発売となります。
今回は、9弾発売前に、8弾環境を振り返っていこうと思います。


5月25日 ブースターパック8弾「二つの伝説」発売
白ひげ海賊団、百獣海賊団、ビッグ・マム海賊団など、既存の人気テーマに強力なカードが多数追加されました。
事前評価も高かった<赤青マルコ>、<紫黄プリン>、動物軸の赤系のデッキなど、新規のカードを使ったデッキがスタンダードバトルやフラッグシップバトルなどの大会で結果を残していきました。


6月1日(土)チャンピオンシップ2024 WAVE1「広島エリア大会」
ブースターパック8弾発売後の大会となりますが、発売後1週間経過していないため、まだ8弾のカードは使用できません。
そのため、7弾最終環境という形になりますが、この後の環境との差を感じることが出来ると思いますので、上位16名のデッキを見ていきましょう。
  • 赤紫ロー 6名
  • 黒黄ルフィ 3名
  • 黒ルッチ 3名
  • 青 ハンコック 1名
  • 青 ドフラミンゴ 1名
  • 緑 ボニー 1名
  • 緑黒 ペローナ 1名
使用率が高いのは、<赤紫ロー><黒黄ルフィ><黒ルッチ>の3種類。
7弾環境はある程度使用デッキにばらつきが見られたものの、使用率と勝率を加味するとこの3種類のデッキがそれぞれ3竦みのような立ち位置にいるような環境となっていましたね。
この環境に8弾が追加されるとどんな変化が起こるのか......。
この後の環境の変遷も見ていきたいと思います。


6月9日(日) チャンピオンシップ2024 WAVE1「愛知エリア大会」
8弾のカードが使えるようになって初の大型大会となります。
発売から2週間経ったとはいえ、まだ手探りに色んなデッキを試してみている期間だったと思いますが、ベスト16はどんなデッキになっていったのでしょうか、見てみましょう。
  • 赤紫ロー 11名
  • 黒黄ルフィ 2名
  • 黒ルッチ 2名
  • 青 ハンコック 1名
なんと、広島大会でばらけていたリーダーたちがスリムにまとまりました。
そう、7弾でも使用者が多かった<赤紫ロー>と<黒ルッチ>は8弾で強化が入ったことでさらに勢力を強める形となったのです。
「赤紫ロー」は<3コストシャーロット・プリン>と<ブラックマリア>が入り、ドン!!が枯渇する可能性が低くなったことで安定性の面が強化、そして有利対面が増加しました。
「ロブ・ルッチ」は優秀な2000カウンターである<フーズ・フー>が入ったことで、デッキ内にCP特徴を多く投入しやすくなり、また、<ジャック>が入ったことで、継戦能力が向上しました。
黒黄ルフィ>は特に強化が無いものの、この頭が一つ抜けた2つのデッキの活躍に並んでいます。それはそれですごいですね。

赤紫ロー11名という驚異の使用者二桁ですが、世界大会で<青黒サカズキ>が規制を受けた際の入賞数と同じであると話題になり、もしや緊急規制があるのでは......?という噂が立っていたのを記憶しています。


6月15日(土) チャンピオンシップ2024 WAVE1「東京第一エリア大会」
ということで8弾環境2度目の大会となります。
こちらもベスト16を見ていきましょう。
  • 赤紫ロー 10名
  • 黄エネル 2名
  • 黒ルッチ 2名
  • 黒黄ルフィ 2名
  • 黄 カルガラ 1名
相変わらずの上位陣ですが、今回は黄色系のリーダーが2種見えています。
エネル>は元々人気なリーダーですが、受けデッキということで、環境に適応するためにどういう構築をするのがいいのかという答えを出すのに少し時間がかかってしまうデッキです。そのため、5コスト以下KOのトリガーを多く入れた型、エッグヘッド型など、 この時期はまだ人によって構築が異なっていた印象です。
カルガラ>は早い盤面展開と、高いガード値で盤面差をつけていくデッキです。盤面のパワーが高いので、黒系のコスト参照除去には弱いものの、パワー参照で除去をする<赤紫ロー>には除去されにくいので、いわゆる"わからん殺し"も加味すると環境的には悪くない立ち位置だったのかなと思います。
また、「カルガラ」が入賞したことで、初の8弾リーダー入賞となりました。


6月23日(日) チャンピオンシップ2024 WAVE1「福岡大会」
ベスト16は
  • 赤紫ロー 11名
  • 黒ルッチ 2名
  • 黄カルガラ 1名
  • 黒黄ルフィ 1名
  • 青ナミ 1名
相変わらず2桁の入賞を繰り返す<赤紫ロー>。
そして、東京第二会場に引き続き、<カルガラ>が入賞となりました。
また、いつぶりかの<青ナミ>の入賞。
突然現れると、どうやって戦うんだっけ...? と訳が分からなくなってしまう特殊勝利リーダーです。
デッキ枚数を増やされてしまうこともあって、赤紫ローに対しては明確に不利なのですが、よくこの環境に持ち込み、しかも勝ち進んだと褒められるべきですね。

また、「愛知」と「東京第二」の2大会では「赤紫ロー」が2連続優勝となりましたが、今回の大会の優勝者の使用デッキは<黒ルッチ>となりました。
ここまでの大会は明確に「赤紫ロー」の勢いが圧倒的だったのですが、この優勝を皮切りに「黒ルッチ」の使用者がどんどん増えていくようになっていきます。


2024年6月30日(日)チャンピオンシップ2024 WAVE1「兵庫大会」
黒ルッチ>の手が優勝に届いた前回大会から1週間。優勝者のデッキリストを参考にしながら、世間ではルッチ研究が進んでいきました。
そんな中開催された今回大会のベスト16は
  • 赤紫ロー 10名
  • 黒ルッチ 3名
  • 黄エネル 3名
となりました。
入賞リーダーは3種類で、依然として二桁入賞の<赤紫ロー>の下に並ぶのは、前回大会優勝の「黒ルッチ」と、<黄エネル>。構築難度が高いこの2デッキが肩を並べて環境の最前線に台頭してきました。
この大会のベスト4のうちエネルが2人入賞しており、エネルの快進撃を見ることができましたが、そんな中華麗に優勝を攫ったのは「黒ルッチ」。
赤紫ローが跋扈する環境のなか、黒のリーダーが意地を見せ、見事に2連続優勝となりました。


2024年7月7日(日)チャンピオンシップ2024 WAVE1「東京第二大会」
筆者のじょーじも参加した七夕の日の大型大会。
参加者達の勝利の願いを笹の葉に乗せ、星へと届けたベスト16のリーダーはこちら。
  • 赤紫ロー 11名
  • 黒ルッチ 3名
  • 黄カタクリ 1名
  • 黒黄ルフィ 1名
黄色エネルは息を潜めたものの、同じ黄色リーダーからカタクリの活躍が見られました。
大型キャラを連打しながら、ライフトリガーで盤面展開や盤面除去を補助していくデッキです。
黄エネル>とデッキコンセプトは似ていますが、リーダーでパワー7000でアタックしやすい点や、トリガーで場に出てくるパワー5000以上のキャラが多く採用されている点、<10マム>による詰め性能など、エネルと比べるとかなり攻撃的なデッキです。
黒ルッチに対して苦手なイメージがあったのですが、<赤紫ロー>と黒ルッチの海を越えて見事入賞し、そのままベスト4まで進出する活躍を見せました。すごい。


2024年7月15日(月)チャンピオンシップ2024 WAVE1「北海道大会」
ここまで来るとWAVE1地区大会も佳境となります。そして、ST6種発売前の最後の8弾環境です。
そんな北海道大会のベスト16は
  • 赤紫ロー 10名
  • 黄エネル 3名
  • 黒ルッチ 1名
  • 黒黄ルフィ 1名
  • 青ナミ 1名
となりました。
しっかりと最後まで2桁入賞する<赤紫ロー>に続いて<黄カタクリ>が3人入賞。
黒ルッチ>、<黒黄ルフィ>、<青ナミ>が1人ずつと、今まで入賞してきたリーダーがしっかりと結果を残す形になりましたが、ベスト4の時点で赤紫ローの使用者4人となり、優勝も赤紫ローと、純粋な8弾環境の最後に有終の美を飾る形になりました。


2024年7月13日(土)スタートデッキ6種発売
スタートデッキ6種のカードが追加されました。
各色に5種ずつ新規カードが配られ、スタートデッキに選ばれた6種のリーダーが強化されたのは勿論、様々なデッキで使える汎用カードも含まれていたので、強化の恩恵を受けたデッキもいくつかありました。
この追加によって<青ドフラミンゴ>や<緑ウタ>など、環境入り相当の強さの基準を満たしており、さらに<赤紫ロー>との相性差も悪くないデッキが増えました。
しかし、これらの「赤紫ロー」に対して戦えるようになったデッキは<黒ルッチ>に対しては苦手意識があるものが多く、相対的に環境での「黒ルッチ」の立ち位置が良くなり、「赤紫ロー」の立ち位置が悪くなりました。


2024年7月28日(日)チャンピオンシップ2024 WAVE1「宮城大会」
チャンピオンシップWAVE1ラストとなる地区大会は、スタートデッキのカードも使用できる、8.5弾環境で行われました。
こちらの大会のベスト16は、
  • 赤紫ロー 4名
  • 黄エネル 4名
  • 黒黄ルフィ 3名
  • 黒ルッチ 2名
  • 青ドフラミンゴ 2名
  • 黄ベガパンク 1名
これまでの大会で一番バランスの取れた入賞数で、特に<黄エネル>が<赤紫ロー>と同じ入賞数となっており、大躍進を見せていました。
また、スタートデッキ出身の<青ドフラミンゴ>。そしてダークホースである<黄ベガパンク>の入賞も目を惹きます。
大幅に強化された「ドフラミンゴ」は理解できますが、このタイミングで「ベガパンク」は完全に予想外ですね。
デッキの方向性は「黄エネル」に近く、対戦相手がいつライフを詰めればいいかわからなくなる系のデッキですが、<赤紫ロー>に対してかなり辛い戦いを強いられる印象があります。
「赤紫ロー」の使用者が少し減ったことで立ち位置が良くなってはいますが、何より使い手が上手かったのかなと思います。
こちらの「ベガパンク」はそのままベスト4まで進出する活躍を見せましたが、優勝は赤紫ローが攫っていき、地方大会は幕を閉じました。


2024年8月12日(月)チャンピオンシップ2024 WAVE1「決勝大会」
チャンピオンシップ2024 WAVE1の集大成となる決勝大会は京都の地で行われました。
筆者も早朝にペットに餌をあげてから始発近くの新幹線で京都まで向かいました。
来年開催の日本一決定戦に進出できる、ベスト32に見事入賞された方々が使用したデッキはこちらとなります。
  • 赤紫ロー 19名
  • 黒ルッチ 8名
  • 黒黄ルフィ 2名
  • 青ドフラミンゴ 2名
  • 黄ベガパンク 1名
圧倒的<赤紫ロー>の進出数の多さが、スタートデッキ環境前の大会2つ分を集約したような内容となっています。
そして、直前の北海道大会で結果を多く残していた黄エネルの入賞はなんと0人。
決勝大会の舞台では、プレイヤーのレベルが少し上がる分、アタック順番などのミスが起こりにくいことが起因するものでしょうか。上位入賞の顔ぶれは変わらないものの、そういった少しの差から読み取れる情報が面白い内容となっていますね。
このWAVE1を締めくくる決勝戦の一戦は「赤紫ロー」VS<黒ルッチ>。
全てのエリア大会で猛威を振るった、この環境を代表する2デッキによる世紀の一戦を制したのは「黒ルッチ」となりました。


2024年8月12日(月) 禁止カード発表
決勝大会同日、これまでの環境を受けて、禁止制限カードの追加が発表されました。
禁止カードに選ばれたのは、リーダーの<赤紫ロー>と<黒ルッチ>のキーカードである<エニエスロビー>の2種類。
「赤紫ロー」は<青黒サカズキ>同様に能力が大きく弱体化された新規リーダーの配布が決定しました。
ということで、この規制により、「赤紫ロー」と「黒ルッチ」の2デッキが強力だった8弾環境は終息となりました。


総括
最後に、8弾~8.5弾環境のベスト16、ベスト4、優勝の総数の統計を取っていきます。
ベスト16入賞数、ベスト4、優勝のそれぞれの入賞総数は以下となります。

ベスト16 (全128名)
赤紫ロー 73名(約57%)
黒ルッチ 21名(約16%)
黄エネル 12名(約9%)
黒黄ルフィ 11名(約8%)
青ドフラミンゴ 4名(約3%)
黄カルガラ 2名
青ナミ 2名
黄カタクリ 1名
黄ベガパンク 1名
青ハンコック 1名

ベスト4 (全32名)
赤紫ロー 23名(約71%)
黒ルッチ4名(約12%)
黄エネル2名(約6%)
黄カタクリ1名
黄ベガパンク 1名
青ドフラ 1名

優勝 (全8名)
赤紫ロー 5名(約63%)
黒ルッチ 3名(約37%)


こう見ると、<ルッチ>の優勝率も目を惹きますが、やはり<赤紫ロー>の数が尋常ではないですね。
特に、ベスト4入賞数が全体の71%と飛びぬけています。
禁止・制限を当然というのは少し気が引けますが、その理由に納得することができる内容になっている入賞率であると思いました。


おわりに
ということで、8弾環境の総括でした。
本来であれば自分の決勝大会の参加記録などをいったん記事にするべきなのではとも思いましたが、4勝2敗、最終順位35位と、振り返るほどの内容が出せなかったため、いつもの環境振り返り記事の中に練り込む形にさせていただきました。
使用したデッキについても東京第二大会の記事で紹介したものと同様なので、割愛させていただきます。

圧倒的な<赤紫ロー>環境。
そして、<黒ルッチ>がその牙城を崩しにかかるというタイミングでしたが、その前にその2デッキに規制がかかる形となりました。
盤面除去を得意とするこの2デッキが環境から退いたことで、<青ドフラミンゴ>や<青紫レイジュ>など、息を潜めていたデッキが台頭し、そしてアニバーサリー弾でもあるブースターパック9弾の新リーダーによる、新しい対戦環境が到来します。
特に9弾は強力な能力を持つカードが多く公開されており、過去弾のリーダーで活躍しそうなカードも多いため、8弾以前の強力なリーダーが復権するのか、それとも9弾の新リーダーが活躍するのか......。これからの環境がどうなっていくのか見逃せませんね。

それでは、また次回にお会いしましょう。ばいばい!

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