【DMGP2024-1st Day2 優勝】チーム戦 デッキ考察
今回の内容は2024年4月21日開催「DMGP2024-1st Day2」の優勝デッキ考察です。最後までよろしくお願いいたします。
DMGP2023-1st Day2とは?
デュエルマスターズ最大規模の競技大会。Day2はオリジナルフォーマット。激戦が繰り広げられた結果、兵庫・大阪連合チーム「みんなと戦えてよかった」が4500人の頂点に輝いた。
各種デッキ解説
A卓赤青マジック
クリーチャー
計20枚
ツインパクトカード
計10枚
<ボン・キゴマイム|やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり>が3枠確保されている点がポイント。直近では採用例が少ないカードでしたが、【巨大天門】や【黒緑アビス】のブロッカーを乗り越えるための搦め手ですね。
また、新弾からは<楽識神官 プレジール>が新規採用されています。<ボン・キゴマイム|やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり>を始めとする、各種強力な呪文の試行回数を増やせるので、非常に強力な1枚です。
B卓青黒complex
クリーチャー
計27枚
ツインパクトカード
計13枚
【赤青マジック】などの対策札として、従来は<異端流し オニカマス>といったメタカードの採用が一般的でしたが、今回はかわりに<SSS級天災 デッドダムド>や<虹速 ザ・ヴェルデ>などの、緑の除去札が採用されています。
【黒緑アビス】対面を重く見た、お洒落なチューニングですね。<闇参謀グラン・ギニョール>と比較した場合、STとしての強みはないですが、《虹速 ザ・ヴェルデ》の方がコストが軽く、<忍蛇の聖沌 c0br4>や<アーテル・ゴルギーニ> で蘇生ができるので、より小回りの効いた戦術を駆使することができます。
C卓黒緑アビス
クリーチャー
計25枚
注目すべき点は、<配球の超人|記録的剛球>や<邪闘 シス>といった、重めの除去札が採用されているところです。
【巨大天門】や【オボロティガウォック】で採用される、<∞龍 ゲンムエンペラー>への回答札ですね。多少コストが重くても、新弾の新たなる切り札、<超霊淵 ヤバーダン=ロウ>で蘇生できるので、快適にプレイを進めることができます。
三面非統一理論
この手のチーム戦では全員同じデッキを使用する事も見られますが、デッキを三面統一にした場合、不利対面の三面統一チームと対戦してしまったとき、かなり勝ち目が薄くなってしまいます。今回の優勝チームは、デッキを三面非統一にすることにより、「誰かが不利対面と対戦してしまっても、残り二人で勝ち抜く」という作戦になってます。個人戦ではみられない、チーム戦ならではの戦術の一つですね。
あとがき
いかがでしょうか?珍しい方式のGPでしたが、とても面白かったです。次回の開催も、待ち遠しいですね。最後まで読んでいただきありがとうございました。