幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!
新弾レビュー
新弾レビュー
今回は2020年9月19日発売「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」の新規カードレビューをご紹介させて頂こうと思います。最後までよろしくお願いいたします。
■注目カード
★《混沌紳士 トリックスタァ》
新たなるムートピアの切り札です。新能力「ビビッドロー」を搭載しつつ、<魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル>や<龍装艦 ゴクガ・ロイザー>のように、ド派手に呪文を踏み倒すことができます。
シャッフルという不確定要素が組み込まれているのが難儀ですが、登場時だけではなく、攻撃時にも能力が発動するのが嬉しいポイントです。
10コスト以下という制約があるので、定番の<オールデリート>を唱えることができません。かわりに<ミステリー・キューブ>や<ミステリー・ディザスター>といった、踏み倒し呪文を連発すると楽しいと思います。また、<激沸騰!オンセン・ガロウズ>や<瞬閃と疾駆と双撃の決断>等を駆使しながら、登場時・攻撃時能力を倍速で発動させるのも面白いと思います。
実際にデッキに組み込むなら、【ロマノフワンショット】がオススメです。9コストなので、<龍装医 ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド>に<蝕王の晩餐>を当てれば簡単に蘇生できますし、10コスト以下になるように3枚まで呪文を唱えられるので、ワンショットは間違えなく成功するでしょう。ぜひお試しください。
★《∞龍 ゲンムエンペラー》
無限のコスト、無限のパワー、無限のブレイク数を持つ、規格外の新キングマスターカード。今回の新弾の目玉の一つです。
無限のコストを持っているので、普通に召喚するのはまず無理です。自身に搭載されている新能力「ムゲンクライム」を利用する、もしくは、「ブロッカー持ちのドラゴンである」ということを最大限活用し、<天門ノ裁キ>や<紅神龍バルガゲイザー>等々で強引に踏み倒すのもいいかもしれません。
場にいる限り、5以下の呪文、クリーチャーの能力を無視するという効果は非常に強力です。対面によっては完全に詰むことも、十分、想定できます。万が一、処理されてしまった場合でも、「ムゲンクライム」ですぐに復帰できるのが頼もしいですね。
実際にデッキに組み込むなら【裁きZ】でしょうか?《天門ノ裁キ》で踏み倒しつつ、<天ニ煌メク龍終ノ裁キ>を絡めれば、簡単にワンショットキルを狙うことができます。自身のコスト5以下も無効化されてしまうので、<煌メク聖戦 絶十>を中心に構築するより、<サッヴァークDG>を中心に構築した方が、安定感がありそうですね。
★《「祝え!この物語の終幕を!」》
水もしくは火文明のコスト7以下を踏み倒す呪文です。普通に唱えても十分お得ですが、「ビビッドロー」を駆使すれば、たった4コストで唱えることができるので、さらにお得です。
踏み倒しメタや呪文メタに弱いですが、SAが付与できるので即戦力になります。また、ターン終了時に山札に戻るので、強いクリーチャーを繰り返し使い回せることが素敵ですね。その他、<龍素記号Sr スペルサイクリカ>や<Dの博才 サイバーダイス・ベガス>から唱えられるのも点も、非常に優秀だと思います。
<奇天烈 シャッフ>や<メガ・マナロック・ドラゴン>、<バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ>等を踏み倒すと強いと思います。特に《奇天烈 シャッフ》や《メガ・マナロック・ドラゴン》は、登場時と攻撃時、合わせて2回能力を発動できるので魅力的ですね。
実際にデッキに組み込むなら、【バーンメアJs】や【ボルメテウスコントロール】でしょうか?また、安定感は少し低下しますが、【ガチロボ】なんかに組み込んでも面白いと思います。
■評価の上がったカード
★《異端流し オニカマス》
<明日の鎖 ハヤブサツイン>や<至宝を奪う月のロンリネス>、<「祝え!この物語の終幕を!」>等々といった、強力な踏み倒しカードが増えたので、活躍の機会は大いにあると考えられます。また、<デスマッチ・ビートル>、<洗脳センノー>等々、その他の踏み倒しメタにも期待が持てます。
★《一なる部隊 イワシン》
非常に効率よく墓地が肥やせるので、新能力「ムゲンクライム」と相性がいいと思います。その他、<暗黒鎧 ザロスト>や<盗掘人形モールス>等もオススメです。
★《デビル・ドレーン》
自分のシールドを好きな数、自分の手札に加える呪文。「オシオキムーン」や「鬼タイム」と相性がかなりいいですね。殿堂入りしているカードですが、コストが軽く、手札も増えるので非常に使いやすいと思います。
■あとがき
いかがでしょうか?かなり癖の強いカードが多い収録弾でしたが、その分、プレイヤーの腕が試されると思います。皆さんもぜひ色々試行錯誤してみてください。最後まで読んで頂きありがとうございました。