お疲れ様です。あんずはピポサルです(・人・ )
■デッキ紹介 リンネ編
今回は『設計図との悪戦苦闘「リンネ・オハラ」』を紹介します。

OS:ISLAND発売以降、調整を続けてきてようやく公開できるレベルになりました。
構築自体はすんなり決まりましたが、プレイング面で迷ったり納得のいかない部分が多く、なかなか紹介できずにいました。。
遅くなって申し訳御座いません(;人; )
まずはデッキレシピから。
4 <RR設計図との悪戦苦闘「リンネ・オハラ」>
4 <Cしくじった「セツナ・オハラ」>
4 <R誓い合った未来へ「枢都 夏蓮」>
4 <R反則的な仕草“大学院生”「山吹 桃香」>
4 <C強い願い「サラ・ガーランド」>
2 <RR裏切りの魔女「サラ・ガーランド」>
3 <RR革命軍ネオ・アヴァロン「カレン・クルツ」>
2 <Rバタフライ・エフェクト「リーン・カーネーション」>
【Event】13枚
2 <R浮かび上がる痣>(全割りor対峙)
2 <R夢にまで見た光景>(柔らかくなるコツ互換)
2 <Rあの日確かになくしたはずの……>(ごきげんよう症候群互換)
2 <C強引な客引き>(かぼちゃ互換)
1 <Rウェディングドレス>(翼人互換)
1 <U零れ落ちる砂>(リリソロ互換)
1 <C意地>(先防付与)
1 <PR光に溢れた未来>(Battle時で再セット)
1 <C人を呪わば穴二つ>(ラドン互換)
【Set】10枚
4 <Rコックピット>(ケータイ互換)
2 <Rテクニシャンな紗羅ちゃん>(アプリオ互換)
2 <U煤紋病>(カップメン互換)
2 <C秘めたる宿命>(通信機互換)
【Extra】10枚
1 <UNEVER ISLAND>
2 <U札無しへの施し「サラ・ガーランド」>
2 <C二人の顔合わせ「カレン・クルツ」&「サラ・ガーランド」>
1 <Cレモン味のキス「枢都 夏蓮」>
1 <U愛娘×愛弟子「枢都 夏蓮」&「山吹 桃香」>
1 <C自己喪失「三千界 切那」>
1 <C光溢れる場所「リンネ・オハラ」>
1 <C旅立ち「セツナ・オハラ」>
リンネは最先端のセット嫁です。
セットを貼り直すテキストのお陰で常に+3/+3修正+セットの補正値を受けられる上に、ケータイ互換を上下することでバトルフェイズ中にイベントを拾えます。
使いまわせるイベントも『あの日確かになくしたはずの......』(ごきげんよう症候群互換)や『ウェディングドレス』(翼人互換)といった互換の少ない強力なものや、最近人気の『強引な客引き』(かぼちゃ互換)など、充実のラインナップです。
リンネは今期のセット嫁にありがちな「強いんだけど、××が足りない...」といったストレスが一切有りません。
セット嫁の弱点であるセット割に対してすら、『光に溢れた未来』(Battle時に再セット)で即対応でき、ターンさえ貰えれば『しくじった「セツナ・オハラ」』で完全にリカバリーできます。
このように、高いスペック活かして隙の無く戦うのがリンネの方向性になります。
また、リンネの強みはその方向性に沿った強力な攻めと守りです。
攻めはステータスの高さやシュートパターンの豊富さ、守りはひなたぼっこ互換や翼人互換といった、かつてない強力なイベント群のループと、プールそのものが優秀と言えます。
これらの方向性/強みを活かした構築/プレイングを目指します。
リンネのキャラは基本に忠実です。
中心になるのは専用フレンドの『しくじった「セツナ・オハラ」』と焼きメタの『愛娘×愛弟子「枢都 夏蓮」&「山吹 桃香」』です。
セツナは言わずもがなの専用フレンドで、セットを貼り直すテキストのお陰でセット割に耐性があります。
マゼクックは特に対ごちうさでは無類の強さを発揮します。
ごちうさは登場条件を持たない焼きメタを退ける術を殆ど持たず、基本的にラドン互換と『リゼのバレンタインチョコ』でしかマゼクックを裏にする事が出来ません。
リゼチョコは最初の2ターンはほぼ撃てないため、序盤はその硬さが際立ちます。
まずは最優先にこの2種を並べ、残る2枠は「サラ・ガーランド」「カレン・クルツ」「リーン・カーネーション」の3ネームから2種を選択して登場させます。
枚数も多くないので手なりに登場させていく展開が多いと思いますが、カレンの優先順位が一番低いため、場合によっては乱入で入れ替えたいところです。
リンネのエクストラもキャラに沿った自然ものです。
「リーン・カーネーション」以外のすべてのキャラにエクストラ先が存在するため、エクストラを使いきる事はほぼないですが、ゲーム毎にどのエクストラを使うかはしっかり意識して戦います。
リンネのイベントはパワーカードのオンパレードです。
・全割りに何故か除去(しかも『対峙』の上位互換)を内蔵した『悪夢』互換の『浮かび上がる痣』
・優秀すぎる軽量除去『柔らかくなるコツ』互換の『夢にまで見た光景』
・ノーコストとは思えない程の影響力を誇る『ごきげんよう症候群』互換の『あの日確かになくしたはずの......』
・最強クラスの守り札と名高い『翼人の力』互換の『ウェディングドレス』
など、各OSに存在する歴代の最強クラスの攻め札・守り札が揃っています。
強いて不満を挙げるなら、あまりにも採用したいイベントが多すぎるため、懇願互換やセット割などの基本的な互換が採用しづらい事でしょうか。
それよりカードパワーが高いものが揃っているため、全く気になりませんが。。
リンネのセットはそこまで選択肢はありません。
パートナーのテキストでコストを持つセットを指定しているため、必然的にその条件を満たすセットを採用していきます。
お馴染みの『コックピット』(ケータイ互換)は当然とし、『テクニシャンな紗羅ちゃん』(アプリオ互換)や『煤紋病』(カップメン互換)などは優先して採用します。
環境を考えると『秘めたる宿命』(通信機互換)も外せないため、この辺りで10枚前後に調整します。
リンネの攻めは様々なシュートパターンの組み合わせで成り立っています。
リンネは非常に多彩な攻めを見せるパートナーです。
このデッキが狙えるシュートは以下の4通りです。
・リンネ自身のテキスト+『レモン味のキス「枢都 夏蓮」』(登場時タッパー)+『浮かび上がる痣』(悪夢互換)で全レスト&レストガード不可
・『しくじった「セツナ・オハラ」』のテキストや『光に溢れた未来』(Battle時に再セット)で『煤紋病』(カップメン互換)を量産し、パンプしたフレンドを『裏切りの魔女「サラ・ガーランド」』で連パン
・『二人の顔合わせ「カレン・クルツ」&「サラ・ガーランド」』+『バタフライ・エフェクト「リーン・カーネーション」』で全体6減少を撒いて、再登場した『裏切りの魔女「サラ・ガーランド」』で連パン
・『強い願い「サラ・ガーランド」』から『札無しへの施し「サラ・ガーランド」』を登場→レベルアップさせ、全体4パンプ&エンド時ゲール(全スタンド)のノーリスクフルパン
ゲーム中、何ターン目にどのシュートを仕掛けるかを意識してゲームを組み立てます。
しかし、相手によっては有効打にならないシュートも多々あります。
例えば、サラ&カレンの減少シュートは対OS:ごちうさでは無力なため、早々に見限ります。
また、『オペレーション・アークライト』を有するOS:ニトロプラス&科学ADVに対しては『浮かび上がる痣』を使ったシュートは捌かれやすいため、あまり過信はできません。
これらを早い段階で判断できれば、シュートとして使えないものは軽めの除去として運用したり、それにも満たないものは手放す等のプレイが取れます。
1試合のターン数が4ターンと考えると、3,4ターン目に2パターンのシュートができればよい方です。
それ以外のターンは力を蓄えつつ、少しでも手札やオートレベルアップを消費させるように立ち回ります。
リンネの守りはパートナーのテキストと強力なイベントを組み合わせて実現します。
守りの中心になるのは『あの日確かになくしたはずの......』(ごきげんよう症候群互換)です。
これをバトルフェイズ中のケータイ互換の上下と合わせてループします。
しかし、ごきげんよう症候群は基本的に1パンしか防げないため、2パン以上される場合には『ウェディングドレス』(翼人互換)や『意地』(先防付与)を使って防ぎます。
また、回収メタや控え室のバックヤード送りなどの妨害がなければ、ダメージで落ちた守り札を回収する事が出来ます。
そのため、オートレベルアップ1回では防げない威力のシュートを撃たれた場合、敢えてリンネのテキストは最初に喋らずにオートレベルアップまでダメージを貰い、それからケータイ互換を上下してダメージで落ちた守り札を拾う事で追撃を防ぐパターンもあります。
リンネの守りの強さはガード面の多さにもあります。
『しくじった「セツナ・オハラ」』と『バタフライ・エフェクト「リーン・カーネーション」』がレストガードを持つ上に、『強い願い「サラ・ガーランド」』がエンド時ゲール(全スタンド)のため隙がなく、簡単に相手のカウンターを許しません。
最後にリンネのプレイングについて、気を付けるべき事を簡単に紹介します。
・レストは簡単に喋らない
リンネのセットを戻した時にレストにするテキストは手軽な除去ですが、メインフェイズ中に既に相手のフレンドがすべてレストになっているため、喋っても無駄...という事は、序盤ならザラであります。
しかし、相手のターンにセット貼り直しのテキストを使っている場合、無駄なくセット3/3上昇テキストを喋るためにはそのセットを戻す必要があります。
なので、相手のターン中はセットを戻すだけ(攻撃2上昇のみ)に留め、セットを戻すテキストの前に3/3上昇を誘発させられる状況を作ることで、無理して自分のメインフェイズ中にセットを戻すテキストを喋る必要がなくなります。
レストのテキストを温存する事によって、バトルフェイズ中にテキストやイベントでスタンドしてきたフレンドをレストに出来るため、『オペレーション・アークライト』や棄権互換に耐性ができます。
頻出ではないですが、是非とも覚えておきたいプレイングです。
・セット割は気にしない
リンネの強みはいくらセットを割られても『しくじった「セツナ・オハラ」』と『光に溢れた未来』でリカバリーできることです。
実際にそれらを握っていなくても、相手からしたら「OSにそれがある」ということ自体が驚異なので、意識せざる得ません。
なので、セットは強気に貼っていきます。割られた時の事はその時に考えるくらいの気持ちでよいです。
相手にそれを意識させること自体が強みなのですから、どんどんプレッシャーを掛けていきましょう!
リンネは単純に強力なパートナーです。
プールに存在する相性のよいフレンドや強力なイベントを集めればデッキになるため、構築の難易度も低いです。
攻めも受けも水準以上で、先攻の押し付けや後攻の捲るパターンも持っており、地区決勝のような長いラウンドを勝ち抜くのにも適しています。
反面、単体OSにありがちな構築に幅がない部分はどうしようもなく、誰が組んでも同じようなレシピになりがちです。。
それでもなお有り余ったメリットを持ち合わせていることは間違いありません。
今期、私が自信を持ってお勧めするパートナーです!
今回は以上です(・へ・ )お疲れ様でした!