
ゲートカードについて
今回は汎用的に使えるゲートカードについて書こうと思います。
まずは各カードの特徴を見ていきましょう。
アイドル♪アメイジングギフト
アイドル♪アメイジングギフトで登場しました。
自分の手札が2枚以下の場合にデッキの1番上を公開し、2コストを支払うとそれをプレイします。プレイしなかった場合はそのままデッキの上に戻します。
手札が少ない時に逆転の目になり得るカードです。ハンデスが趣味な友達がいる方はこのカードに救われたことがあるかもしれません。
しかし、手札が少なくならないと何もしません。手札が増えやすくなった現代ゼクスにおいて手札が2枚以下になるという状況が少なく、手札が2枚以下にならず、デッキの上を見ることすらできない場合も多々あります。
総評としては、デッキの1番上次第になる不安定な対ハンデス用兵器。といった感じでしょうか。
静点星"アエスタス" ハレー
ゼクスプラッシュ サマーメモリーで登場しました。サマーボルテージ4が使えるデッキではさらに使いやすいアセンションですが、今回はそちらの効果はないものとします。
ライフが減った際に手札の好きなカードを捨てつつ、1コストでプレイヤースクエアを埋めることができるアセンションを手札に加える事ができます。
特定のカードをトラッシュに置いておきたいデッキや能力で手札を捨てたいデッキ、1コストが余りがちなデッキでは強く使えそうです。
しかし、手札に加わっても1コストを支払って使わないと意味がないカードになってしまうのでリソースをぎりぎりまで使う必要があるデッキでは使いにくいです。
総評としては、リソースに余裕があるデッキでは使いやすい守備寄りのカードと言ったところでしょうか。
UiDOL ラストエンヴィー
アイドル♪ギャラクシーフェスタで登場した最新の汎用ゲートになります。
相手のターンにチャージ4枚を使うとタダでプレイでき、後攻の場合は更にトラッシュからなんでも1枚手札に加えることができます。
チャージ4枚というコストは決して軽くないですが、相手のターンにゼクスを出せるので先攻の場合でもプレイヤーを守ったり、自分のリンクを踏んで起動させたりすることができます。
しかし、スクエアかデュナミスにいると手札の上限が1枚減ってしまいます。
この手札の上限というのがミソで、エンドフェイズ時に持てる手札の枚数が減るだけなのでメインフェイズや相手のターン中に増えた手札の枚数に対する制限ではないです。
また、手札を捨てたい場合には先程の<静点星"アエスタス" ハレー>を使えますが、このカードで手札超過して捨てるのもいいですね。
総評としては、手札の枚数を参照するニューのようなデッキ以外ではこれが1番いいと思います。
頼むからもっと再録して欲しいっすねぇ・・・。
メイド・イン・ドラゴンガーデン
六星竜の箱庭で登場した巫女を指定したゲートカードです。巫女のプレイヤー指定はあるものの今回は準汎用ということでこちらもピックアップしてみました。
タダでデュナミスにあるこのカードをフォースにでき、フォースになっているとパワーを+1000出来ます。
このカードをフォースにしているゼクスが相手のゼクスを倒すとデュナミスに戻るので相手のゼクスを倒せれば+1000の効果を複数回使用することが可能です。また、このデュナミスに戻る効果を4回以上使うとこのゼクスをタダでプレイできます。
このゲート特有の強みとして種族にドラゴンが付いているのでドラゴンLvを上げることができます。
<地真竜テオゴニアス>や<煉獄竜ファーガトライ>等ちょっと前の強いカードを使いやすく出来るのでこの辺りのカードを使いたい場合には必須級のカードになるのではないでしょうか?
また、タダでフォースを用意できるので、<キラートゥース>等のフォースを持つゼクスが必要なカードのサポートにも活用することができます。
しかし、攻撃を止められるとフォースとして残ってしまったり、トラッシュに行ってしまったりでドラゴンLvも下がってしまうので使いどころは見極める必要があります。
また、単純に使い忘れることが多くゲートのくせに意識しないといけないカードになるのは短所かもしれないです。
総評としては、巫女の特権と言えるいいゲートカードだと思います。
ゲートなし
ゲートカードの採用は必須ではないので、ゲートカードを採用しない。という選択肢も勿論あります。
ゲートカードもメインデッキの1枚なのでメインデッキを増やすことができますが、レイドやアークゼクス等そのカードじゃないとできない役割が多い現代ゼクスではどうなんだろう?というのが個人的な見解です。
メインデッキが増えることでライフに入りにくくなったり、リフレッシュを遅らせる事ができたり等のメリットはありますが、特定の1枚にアクセスしづらくなるのが個人的にはマイナスです。
総じて
やはり<UiDOL ラストエンヴィー>が最強か。といいざるを得ないです。手札の枚数に意味があるデッキやチャージ維持したいデッキでは他のゲートにも可能性がありますが、<ラストエンヴィー>がやはり頭1つ抜けているなぁといった印象です。
あとがき
そんなわけで今回はゲートカードについて書いてみました。イデアライズ期に登場し、当時は必須枠だったゲートカードも今では自由枠の1つになっていてゼクスのデッキの進化を感じます。
初命の<研ぎ澄まし、撃つ>等のゲートカードを使った新しいデッキも出ていますし、今後の新しいゲートにも期待ですね!
質問等がありましたらアルエナのDISCORDで頂ければ幸いです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
よしなに。