
今回は、2023年10月27日に発売された『PHANTOM OF DARKNESS』で登場した新規カード<マスター・オブ・HAM>によって強化された【サブテラー】を紹介していきます。
普段EXデッキを使わない【サブテラー】のEXを全力で使っていく構築となっておりますので、よろしければご拝読いただけますと幸いです。
カード紹介
【サブテラー】は基本的な動きがリバースを軸にした、罠ビートのデッキになります。<サブテラーの導師>を軸として、<サブテラーの妖魔>により妨害を構え、戦闘は<サブテラーの決戦>で攻撃力を上げて対処する。というのが基本的な形です。
通常罠を多用するタイプと、永続罠を多用するタイプの2タイプがありますが、今回は後者に寄せたデッキとなります。
- 融合召喚・リバース成功時に、手札・デッキからリバースモンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する効果。
- 墓地に存在する場合、自分のフィールド(表側表示)・墓地からリバースモンスター2体を除外して、自身を裏側表示で特殊召喚する効果(この効果で特殊召喚したら、フィールドから離れた場合に除外される)。
レベル5の融合モンスターであるため<簡易融合>に対応している点が強く、出すことができれば1枚で<サブテラーの導師>を出力することができるのが魅力となります。
<サブテラーの導師>を表側にしないとサーチなどはできないので、初動にならないと思われるかもしれませんが、表側にできるカードを引けていない時は、妨害用のカードを引けているということなので、戦闘でのリバースから後続のサーチ、で十分仕事ができるようになっております。
2つ目の効果に関してはほとんどおまけですが、覚えておけば、持久戦で優位になるでしょう。
デッキレシピ
デッキ概要
デッキエンジンとして【教導】を採用した【サブテラー】となります。永続罠での妨害を軸に据えつつ、<天底の使徒>や<教導の大神衹官>にて<共命の翼ガルーラ><鉄獣戦線 徒花のフェリジット>を墓地に落とし、妨害の質を高めることを目的としたデッキとなります。
【サブテラー】というデッキの理想は、盤面に<サブテラーの導師>と<サブテラーの決戦>、手札に<サブテラーの妖魔>があり+αで妨害を構えている状態、となりますので、その状況を再現しやすいよう、デッキエンジンを積んだ形となります。
【教導】の採用によってEXデッキからの展開に制約がかかりますが、EXから出したいのは<厄災の星ティ・フォン>や<マスター・オブ・HAM>だけであり、後者に関しては<簡易融合>からしか出すことができないので、制約が気になる場面は少ないでしょう。
<教導の大神衹官>を自身の効果で特殊召喚し、<鉄獣戦線 徒花のフェリジット>と<深淵竜アルバ・レナトゥス>を墓地に送る事で、<鉄獣戦線 徒花のフェリジット>で1枚入れ替え+<深淵竜アルバ・レナトゥス>でエンドフェイズに<簡易融合>をサーチ。
という動きが可能になるので、デッキを圧迫せずに戦えるのが利点となります。
<教導の聖女エクレシア>と<ドラグマ・パニッシュメント>は、<教導の大神衹官>を素引きできている際or引ききった後のサーチ先となっていて、<ドラグマ・パニッシュメント>に関しては<教導の騎士フルルドリス>と入れ替えて使うのも強いかもしれません。
個人的には<墓穴の指名者>によって除外されたカードや各種壺や<スモール・ワールド>によって裏側除外されたりするカードを<深海姫プリマドーナ>で回収したり<旧神ヌトス>を使って2面取ることができる強みから<ドラグマ・パニッシュメント>の方を選択しています。
その他採用カードについて
サーチに関しては後回し持久戦を仕掛け始めたタイミングで盤面にあると安心できる1枚です。
EXデッキの採用枚数は<強欲で金満な壺>で吹き飛ぶことを考えて、必要な札を多めに採用しております。運に自信がある方は、多少削って他のカードをいれても大丈夫です。
まとめ
以上で、【教導サブテラー】の紹介を終わります。ドローソースを厚くして<サブテラーの導師>へのアクセスを高めた安定型永続罠ビート。
ご興味あれば是非組んでいただけますと幸いです!