
今回は、ワンピースカードゲーム第13弾で登場した、<新しい赤黒サボ>を解説していきたいと思います!
一見すると弱そうに見えるこのリーダーですが、その真価を知ればポテンシャルに驚くはずです。
赤黒サボは「二つの顔」を持つリーダー
まずそのユニークなリーダー効果から見ていきましょう。リーダーのパワーは、なんと最初は4000でスタートします。序盤の弱さは半端なく、パワー5000のリーダー相手にもドンをつけないとアタックが通らないですし、パワー6000のリーダー相手には2ドンつけないといけません。
しかし、この弱さは一時的なものです。サボのライフが3以下になると、この弱体化から解放されて、その真の力を発揮してくれるんです!
リーダー効果の真価は、8コスト以上のキャラが場にいるときに発揮されます。リーダーにドンを付与すると、なんとリーダーとキャラ全員がパワー+1000!一見すると<赤ゾロ>のリーダー効果と似ていますが、この強化は相手ターン中も継続するというのが大きな違いです。リーダーもパワー6000のまま、キャラもパワーアップした状態で相手のターンを迎えることができるんです。
序盤はとても弱いのに、ライフ3以下になると突然ギアチェンジして強くなる。この二つの顔をうまく使い分けることが、赤黒サボデッキを使いこなす上での最大のポイントになります。
デッキレシピとギミック解説
このサボデッキは、とにかく8コスト以上のキャラを揃え、その強化を継続させながら戦うのが勝利への鍵となります。キーカードと戦い方
このデッキは、トラッシュを肥やして、<8コストの黒い方のモンキー・D・ドラゴン>で盤面を強化していくのが基本的な動きです。リーダー効果を確実に使うことが、このデッキの強さを引き出す上で最も重要になってきます。しかし、相手がサボのライフを4で止めてきて、なかなか本気を出させてもらえない、という展開も往々にしてあります。そんな時に役立つのが、<赤の2コストのサンジ>です。彼の能力で能動的に自分のライフを削り、強制的にサボを「本気モード」にすることができます。
そして、このデッキの最大のフィニッシャーとなるのが、<10コストのロジャー>です!今の環境でこのロジャーは本当に強いんです。<黒イム>が五老星を並べてブロッカーを立ち並べても、ロジャーがその全てをぶち抜いてくれます。
さらに、<赤青エース>の<10コストのエドワード・ニューゲート>はパワー12000ととてつもないブロッカーですが、ロジャーの能力の前では無力です。ロジャーの能力で相手のライフを強制的に削りながら攻撃できるので、どんな強固な守りも突破してくれます。
プレイング
先手の場合<5コストのイワンコフ>から多面展開を目指します。サーチカードが潤沢にあるので、再現性も高いです。後手の場合、序盤の弱さをカバーするために、<6コストのサボ>につなげて守りを固めるのが非常にいいプレイングです。このカードはリーダー効果ととても相性がよく、実質8000ブロッカーとして相手の前に立ちはだかることができます。
もしKOされても、デッキの核である<ドラゴン>で連れ戻せるので、非常にしぶとい動きが可能です。こうやって時間を稼ぎながら、最終的に<10コストのロジャー>を叩きつけ、勝利を掴むのが理想的な展開です。
まとめ
<新しい赤黒サボ>は、序盤の弱点をいかにカバーし、ライフ3以下になった後の圧倒的な強さをどう活かすかが重要になります。トラッシュを肥やし、8コストのドラゴンを出し、<ロジャー>で相手のブロッカーをぶち抜く。そして、その全てを支えるのが、リーダー効果による全体強化です。一筋縄ではいかないリーダーですが、使いこなせればとてつもない強さを秘めています。ぜひ皆さんも、この新しい赤黒サボを楽しんでください!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!