今回は、再び環境で注目を浴びているデッキタイプの1つであるセキュコン系のデッキをご紹介します。
セキュコンにも色々タイプがあると思いますが、今回は<マザーデリーパー(EX2)>と<ゲートキーパー(EX2)>のリカバリーギミックを入れた「マザコン」と呼ばれるタイプをご紹介します。
デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
セキュコンとは?
まずそもそも、セキュコンとは何ですか?ってことですが、デジカにはセキュリティと呼ばれるデュエマなら「シールド」、ワンピカードなら「ライフ」に相当するゾーンがあります。デジカの場合デジモンでこのセキュリティをアタックして枚数を削るゲームになるのですが、
相手ターン中にコストを支払わず使えるので非常に強力な要素ですよね。
デジカは初期セキュリティが5枚ですが、このゲームには自分のセキュリティを追加するカードがあります。(リカバリーと言います。)
様々な勝ち方があるデッキ
基本的にデジカの勝利判定方法は、- セキュリティ0枚の時にプレイヤーへのアタックが成立する。
- ドローフェイズにデッキが0枚でドローできない。
- 時間切れの場合の判定 セキュリティの枚数差→デッキの枚数差→その他の判定
このセキュコン系はカウンター系デッキなので1.の勝ち方は順当進化系のデッキに比べれば成立しにくいです。(成立しにくいというだけで勝てないわけでは全然ありません。)
2.については、順当進化系が進化ボーナスによって3、4枚ドローしているのに対しその3、4枚ドローして構成したLV6.7のデジモンをオプションやデジモンの効果で除去していくので圧倒的に相手のデッキの減りが早く、相手の方が先にデッキ切れになります。
3.については、もし相手のデッキにリカバリー系のカードがなければセキュリティを1枚減らしておくだけで時間切れ時の判定に強くなります。(こちらはリカバリー要素があるのでいつでもセキュリティ枚数をキープできる。)
つまりこの時点で相手の勝ち筋は1.になってくるわけですがどのみちセキュリティをアタックするということはカウンターされることが多くなるのでどのみちこのデッキが有利になるわけです。
採用カード紹介
- DP15000
- アタックできない
- 相手の効果を受けない
(他にも色々効果はありますが、このデッキで使うのはこれくらいです。)
ただ、このカードは他のデジタマと違い育成からそのままバトル場に移動できるカードです。
場にマザーデリーパー(EX2)をキープしていれば、<ゲートキーパー(EX2)>でリカバリーができるようになります。
オプションカードの<Xプログラム(BT9)>を使用する色条件もマザーデリーパー(EX2)がいれば満たすことが出来ます。バトル場にデジモンが2体しかしなくてもマザーデリーパー(EX2)を育成から出すことで3体目にカウントできるのもいいですよね。
(オプションが使用できるかできないかで勝敗に大きく作用してくるので今回は欲張らない感じです。)
<八神ヒカリ(BT8)>は、リカバリーカードを実質コスト軽減できるカードなのでできるだけ多く使いたいですね。
一応ギミック的には、<高石タケル(BT1)>の登場時効果でわざと黄色以外のカードを回収して、自分のセキュリティをを減らし、<高石タケル&八神ヒカリ(BT6)>でメモリを確保したりもします。
セキュリティから捲れても、リカバリーするカードも多いので相手のリーサルの計算を狂わせてくれます。
<ガイオウモン(BT9)>や<ウォーグレイモンX抗体(BT9)>とかと当たると、<Xプログラム>じゃ処理できなくなるので<ロンヒ・アディスタクト(BT9)>を採用しています。
<デクスモン(BT9)>は除去札+アタッカーなので大事にしたいところです。
それによりリーサルが遅れるので、ハイブリット体を採用しています。(結構ある、ないで変わります。)
<ホーリードラモンX抗体(BT9)>はアタック数を稼ぐために採用しています。
(Xプログラムで巻き込まれないのもいいところです。)
まとめ
セキュコン系は、対策もされやすくコストが重いデッキなので使いにくいこともあります。ただ、今の環境のように禁止制限改定後なら対戦相手の意表もつける強いデッキです。
アルファと黄ハイ系のデッキが規制されたことで再び注目されているデッキなので興味がある方はぜひ使ってみてください。
以上です。ありがとうございました。