今回はエボリューションカップの為にデッキを考えていたところ、面白いアイデアを見かけたので息抜きに組んでみたデッキの紹介です。
デッキレシピ
マグナモンGX
メインデッキ
計50枚
最近流行りつつある<マグナモンX抗体>型のアーマー体に、<ジエスモンGX>を挿したデッキです。
なぜマグナモンにジエスモンGXなのか?
またジエスモンGXに進化するだけでは即座に勝ちにならないのも気になります。レベル6を2種以上とレベル7をしっかり採用する順当進化のデッキと言えばアルファモンが代表的ですが、そちらは<王竜剣>まで進化できれば即座に勝つか、そうでなくても攻略不可能な盤面を作れるデッキです。
GXも攻略不可能な盤面を作ることは出来ますが、即座に勝てないのは正直見劣りすると思います。
要はジエスモンGXでないといけない理由とそこまで進化する苦労に見合わないのではないかという話です。
ではマグナモン型ではどうでしょう。
まず進化する苦労という点について、<マグナモンX抗体>への進化が、<マグナモン>や他アーマー体からの<黄金騎士の覚醒>を用いたワープ進化が出来るということで軽く進化できる他、ロイヤルナイツを進化ラインの中で無理なく2種類採用できるので、進化ラインをスリムに抑えられます。そのため他の重量級の順当進化に比べるとデッキの事故率をかなり軽減することができ、進化する苦労、と言うよりリスクを抑えられます。
また、マグナモンX抗体の弱点として防御性能は非常に高いものの進化後勝つまでに時間がかかる事、そしてDPがマグナモンX抗体より高い相手に対して弱い事が知られていますが、その点もジエスモンGXに進化する事で補う事が出来ます。
ジエスモンGXの複数チェックはゲームスピードを一気に加速させますし、進撃と貫通でマグナモンX抗体より高い打点で胡座をかいている大物を討ち取る事も可能です。これらは従来のマグナモンX抗体には出来なかった事です。
また、細かいシナジーとしてGXの進化時にマグナモンを差し込む事で、そのターン既にアタックしていてもアクティブになって進撃できるため<BT5オメガモン>のような使い方が出来たり、その上で進撃した後2色のデジモンなので大輔&賢の効果でアクティブにしてブロッカーとしても活用出来たりと、持っている効果を無駄なく活用できて気持ちいいです。
と言うわけで、マグナモン型にはジエスモンGXを使うリスクが少ない上、ジエスモンGXにしか出来ない動きがあると言う事で相性が良いという事です。
その他採用カード
土台部分
レベル3とレベル4は青アーマー体と同じものです。アグロ展開と場持ちに優れる他、<黄金騎士の覚醒>を用いた<マグナモンX抗体>への進化へも繋ぐ事が出来ます。また、<大輔>と<メモリーブースト>も合わせて4枚採用する事で事故率を抑えています。マグナモンX抗体までの進化ライン
<マグナモンX抗体>に進化できるカードは<マグナモン>と<キメラモン>と、<黄金騎士の覚醒>はアーマー体(レベル4)から究極体に進化できるオプションなので、枠としては完全体と等価です。なので10枚採用という事でかなり進化ラインは厚く取っていますね。厚すぎるかもしれない。除去札
基盤がアーマー体なのでコスパ最強除去の<メガデス>を惜しみなく4投しています。手打ちしたいので色確保の意味も込めて<大輔&賢>も3枚採用しています。攻めるオプションは採用していませんが、その点は<ジエスモンGX>に頼るつもりです。各カードの採用意図はこんなところです。採用を見送った主なカードとしては
<パイルドラモン>:アーマー体の追加打点として優秀ですが、<マグナモン>からGXに進化したいコンセプトとミスマッチなので見送り。
ジョグレスの枠は除去としても優秀な<キメラモン>を最優先にしました。こちらの方が<ジエスモンGX>までゲームを繋げるのに合っています。
<ファイアロケット>:こちらもアーマー体デッキの優秀な打点加速。打点加速をするつもりは無いので見送り。カード自体は強いのと、今の環境にも合っているので勝ちたいならこっちを採用した方がいいかも知れません。あと実は2色のデジモンを対象にした赤のオプションなのでジエスモンGXに使う事が出来たりします。
<アイスウォール>:なんとなく枠がすんなり埋まったので入れませんでしたが入れた方がいいかもしれません。叩き台としてコンセプト通りに回る事を重視したので<黄金騎士の覚醒>を多めに取りましたが1枚入れ替えてもいいと思います。
と言うわけで今回は<ジエスモンGX>を軸にした<マグナモンX抗体>のデッキでした。
アグロ型のアーマー体とも、ジエスモン型のGXとも、どちらのデッキの一般的な型とも違う面白いデッキだと思います。
エボリューションカップも佳境ですが、環境に息詰まってきた人は少し遊んでみてはどうでしょうか。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。ここまで読んでいただきありがとうございました。