今回はB41 未知<ミスティックアーク>で強化された【青黒アークサイクロトロン】デッキの解説です。
B41環境4本目です。
サイクロトロンデッキと言いながらサイクロトロン17枚しか入ってないな?
デッキレシピ
メインデッキ(非IG)
計28枚
ZXEX
計16枚
コンセプト
<藍宙の超神器 G・ヴェイバトロン>(以下アークヴェイバ)は2種類の除去能力とコスト指定のない踏み倒し効果を持っています。デジャブ。踏み倒し先としては<孤高月影斬 サイクロトロン>(以下孤高月影斬)か<超越者【無私】サイクロトロン>(以下ABサイクロ)です。手札に<双醒真輝サイクロトロン>(以下双醒真輝)か<キヨミズ>を手札に持っている時は<孤高月影斬>で、どちらも持っていない場合は<ABサイクロ>で探しに行きます。
<ダムスタM>はイベントや起動タイミングの前に相手のライフを手札に戻す効果が誘発するので除去されづらく、ダメージではないライフの減らし方なのでEXライフを発動させることがありません。
踏み倒し方法は<キヨミズ>と<完全無敵埴輪Honey-Shogun>(以下Shogun)です。
<孤高月影斬>で<キヨミズ>をデッキトップに仕込んで<【剣誓『正義』】超>(以下剣シフト)でイグニッションしたり、<ロング・アイランド改>(以下<長島改>)で<キヨミズ>を踏み倒したりして、そこから更に踏み倒します。
コンボパーツである<キヨミズ>や<ダムスタM>、<双醒真輝>などが軒並み単種族ゼクスで<【顕誓『愛邪精神』】ニャルラト>でトラッシュから拾えず、<スタリソ>1枚構築ということもあり<アークヴェイバ>を連打することもないので、出したアークはデッキボトムに戻して<アバターアリス>を出すことで単種族ゼクスを回収します。2ターン連続で使うこともあるので2枚採用しています。
<鬼謀の神機 アルダナブ>は破天で使えるほど面を展開できないし、エクストラ権の使い道も決まっているので入ってません。
プレイング
キープ基準はアイコン+<ブライナ>の中から2枚です。<双醒真輝>がZO3必要なのですが<スタリソ>のせいで初期リソにアイコンが入る確率が4割程度しかなく、1ターン目からアイコンをリソースに置いていかないと3ターン目にZO3は厳しいです。とはいえ、4ターン目にZO3貯まっていればいいです。1、2ターン目はリソースにアイコンを置きながら、アイコンを出してドローをしつつ、<PEX>をめくります。後手だった場合は<スタカ>などに<アルターシフト>をして<ABサイクロ>を探すこともあります。
3ターン目に手札に欲しいカードは<ABサイクロ>or<孤高月影斬>+アイコンor<ファム・サプライズキャリアー>です。 この3枚でやりたいことは同じです。アイコン+αで相手のライフを減らします。<ABサイクロ>と<孤高月影斬>は5リソ払ってプレイして、<剣シフト>でアイコンをデッキの上から登場させてライフを殴ります。 <ファム・サプライズキャリアー>は自分の<スタカ>を戻してプレイする想定で、<スタカ>を戻して2コスで出して戻した<スタカ>を手出しして殴ります。除去もついているので相手にチャージを与えづらいのが偉いです。PSガラ空きでぶん殴りに行くし相手の5コスに対して無力なので後攻では使用しません。 これらのカードが無い場合は<エンリル>をプレイして<ABサイクロ>か<孤高月影斬>か<アークヴェイバ>を頑張って出します。祈りましょう。
想定している動きを解説していきます。
前提条件として、まず<スタカ>以外のチャージを全てイグニッションに使います。イグニッションで出たゼクスは自分のPSの周りに、それ以外のゼクスはすべて相手のPSの周りに出しましょう。
1.<スタリソ>を起動して<アークヴェイバ>をプレイして<孤高月影斬>を登場。効果で<双醒真輝>をデッキトップへ。<アークヴェイバ>と<孤高月影斬>で攻撃。
2.<孤高月影斬>に<剣シフト>して<双醒真輝>を登場。効果で<アークヴェイバ>と<孤高月影斬>をバウンス。
3.<孤高月影斬>を自身の効果で登場。<孤高月影斬>と<双醒真輝>で<長島改>をディンギル。効果で<キヨミズ>を登場。<キヨミズ>効果で<ダムスタM>を登場させます。<長島改>と<ダムスタM>で攻撃。
たったの4パンです。シンクロトロンの半分しか殴れないじゃねぇか!
ですがこのデッキはIGHITで最大2パン。<ビッグバーン>で更に1パン増やすことが可能です。それに加えて<ダムスタM>のパンチはライフ1枚+EXライフ1枚+ライフから出るはずだったアイコンを全て殴りぬくため、実質2.5パンくらいあってパンチ数はだいたい並べています。
1.で<アークヴェイバ>で殴る前に<アバターアリス>に変換することで、コンボパーツをトラッシュから拾えます。<アバターアリス>に変換することのメリットとしては相手のPS周りが全部埋まっていたとしても<アークヴェイバ>でバウンスした面に<アバターアリス>を出しなおすことができるという点です。逆にデメリットとしては11000打点が出せなくなることです。
手札は<アークヴェイバ>+<キヨミズ>2枚+<ダムスタM>2枚+<アルセニック>の6枚です。VB1枚LR2枚抱えてる時点で次のターンは回ってこないのでフルパワーで殴ります。
1.<スタリソ>を起動して<アークヴェイバ>をプレイして<孤高月影斬>を登場。効果で<キヨミズ>をデッキトップへ。<アークヴェイバ>で攻撃。
2.<孤高月影斬>に<剣シフト>して<キヨミズ>を登場。<キヨミズ>の効果で<ダムスタM_A>をレンジ2でPSを殴れるNSに登場。
3.<アルセニック>をプレイして<ダムスタM_A>にレンジ2を付与。<孤高月影斬>と<アルセニック>で<長島改>をディンギル。効果で<キヨミズ>を登場。<キヨミズ>効果で<ダムスタM_B>を登場させます。<長島改>と<ダムスタM_A>と<ダムスタM_B>で攻撃。
これに<ビッグバーン>も絡めれば相手のライフが3点なら確実に削り切れます。<ビッグバーン>出すと合計で手札7枚消費しますけどね!
エクストラ権の使い道が<長島改>から<Shogun>になるのでレンジで殴りやすくなります。<キヨミズ>が無くても<ダムスタM>が出せるため<ダムスタM>の2枚出しがやりやすくなっているので持てるなら2枚持っておきたいですね。
破天権は<アバターアリス>に使うか<制水の神流 ティアマト>に使うか難しい所です。出てくるカードに除去持ちが少ないのでどちらも選択肢に上がります。出す際は<Shogun>を破天のタネにしましょう。
ということで【青黒アークサイクロトロン】デッキの紹介でした。
今までは2回目のIGOBまで耐えるという明確なゴールがありましたが、今回から自力で点を取らなきゃゲームを終わらせられなくなったので構築が大変でした。
スタートリソースってシステムもZOと相性悪いし、PEXをめくりたいから2ターン目にも3コスを出したいっていうのもZOと相性が悪い。
更に名称アイコンに公開領域を増やすカードが少ないのでパーツを探すのもままならない。踏み倒すカードも極端に少ないし縛りがキツい。そんな中まあまあ戦えるデッキにはなったと思います。
次回はドラゴンかD・ウィッチの予定です。
ではでは。