今回は先日発売された「アズールレーン」から重桜のデッキを紹介しようと思います。
また、今回はアズールレーンから始めた方も多いと聞きますし、何より私のデッキ記事が10個目の節目ということで気合を入れて書こうと思います。
少し長くなってしまいそうですが、皆さんお付き合いよろしくお願いします。
○そもそも重桜ってどんなデッキ
重桜は手札をコストに使うカード、手札からトラッシュに置かれた時に発動するカードを組み合わせて戦うコンボデッキです。ですが、重桜にはコストによってトラッシュに置くことで効果を発動するカードが用意されています。
この関係上、手札をコストにするカードと手札からトラッシュに置かれた時に効果を発揮するカードをバランスよく手札に抱える必要があるため、コンボデッキという表現をしています。
○デッキレシピ
さて、そんなコンボデッキと表現した重桜ですが、デッキレシピはこのようになっております。ZXEX
計14枚
○デッキコンセプト
デッキコンセプトは先程紹介した重桜の動きの重要な部分である「捨てることのできるカードと捨てられるカードのバランス」を重視し、安定して相手のライフを狙っていき、隙あらば一気に相手のライフを取れる構築にしています。最も派手な動きはやはり<IGOB><赤城>、<加賀>、<愛宕>の組み合わせです。
攻撃回数を増やせるカードやゼクスを登場させれるカード、相手のカードにダメージを与えるカードが豊富に採用しているので攻めやすく、どのような状況からも相手を倒せる可能性があるデッキになっています。
○ゲームプラン
序盤は手札を整えながらゼクスを登場させれるウェイカーを中心にして相手のライフを削り、最後はIGOBを起点に一気に展開をして最後の押し込みをします。大体どのようなことをするかを説明します。
序盤
序盤、主にリソース6までは手札交換を行いながら、最後の押し込みを行うカードを手札に集めます。
手札交換を行うのは採用されている2種類のイベントです。
トラッシュに置かれたカードはウェイカーのコストにすることができるので、序盤から強力なウェイカーである<綾波改>や<アーサー>を使用することができます。
また、両方とも手札交換や手札補充を行えるので、結果的に手札に欲しいカードを集めつつライフを取ることができます。
これらのカードを使い、手札にカードを集めつつ相手のライフを取っていきつつ、終盤の動きに備えます。
終盤
終盤は主に次の自分のターンがない時、つまり自分がそのターンで勝つか相手にターンを渡したら自分が負けるかの状態です。
この段階になると、どのようにすれば相手のライフを取りきれるかを考えます。その時に、重要になってくるのが<愛宕>の存在です。
これにより、本来取ることのできない追加の1点のライフを取ることができます。
<愛宕>を手札からトラッシュに置く役割は<高雄>や<加賀>、<時雨>が行います。
<高雄>、<加賀>はコストを払って登場させるにはコストが重いですが、それをカバーするのがIGOBです。
リソースが余ったなら手札からさらなるゼクスを登場させて相手のライフを取りに行ったり、<愛宕>の効果で<愛宕>をトラッシュに置くことでさらなるライフを狙いに行くことができます。
ただし、攻撃回数自体は実はギリギリ相手のライフを4点取りきれるかなという回数までしか確保できないので、この終盤のタイミングまでに1~2点相手のライフを削っておき、終盤で押し込み易くするのがコツです。
パズルのようにカードを組み合わせて相手のライフを取りに行き勝利を目指しましょう。
○各カード解説
愛宕
登場する能力、リブートする能力共に非常に強力であり、このデッキの得点力を底上げしています。
序盤にトラッシュに置かれても<綾波改>のコストで除外→次のターン<アーサー>の効果で登場といったように少し回りくどい手順を踏んで手札に回収したりもできるので、意外と使う回数は多いです。
使うタイミングは終盤になりますが、なるべく手札には持っておきたいカードです。
高雄
パワー上昇と除去による突破力の確保はこのデッキの行動の選択肢を増やし、このカードから動いて相手のライフを取り切ることも多いです。
また、自身が5コストというのも偉く<アーサー>の登場コストに使ったあとそのまま登場させる事ができます。
これにより<アーサー>効果<高雄>登場→<高雄>効果で<愛宕>をトラッシュに置き効果で<愛宕>が登場という手札にほとんど依存しない選択肢を作る事ができます。
是非覚えておきましょう。
綾波改
能力は非常に強力なものになっており、手札からの3コスト以下の登場も手札交換能力も両方優秀な能力です。
特に手札交換能力は重桜の効果で手札をトラッシュに置くことになるのでトラッシュに置かれた時の能力が誘発し、<愛宕>の登場や<扶桑>のドローで更にアドバンテージを取ることができます。
正直、そのターンやることがわからなかったらとりあえず使って相手のライフを取っても良いというレベルで強力なカードです。
真紅の雛罌粟 赤城
自身がレンジ2を持っているので先にIGで登場したゼクスの邪魔にならないで相手のライフを狙え、登場させる効果のコストも軽いので連続して使用しやすいのが特徴です。
是非シナジーがある<加賀>と合わせて使いたいカードです。
○改良するなら
今回は小回りが利きやすく、リソースをしっかりと使い切れるように作成しました。そのため多くの方が採用している<神通>や<三笠>の採用を見送りましたが、重桜の手札をトラッシュに置く能力を持つカードが少なく感じるのであれば採用するのもありだと思います。
追加をするなら更に得点力を上げることができる黒、動きの幅を広げる緑がおすすめです。
○最後に
今回は重桜のデッキでしたが、如何だったでしょうか。気付けば記事も中々の数を書いており、切りの良い10個目のデッキレシピで一年を終えることができました。
来年も同じくらいのペースでデッキを紹介していけたらなと思います。
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それでは、今回はこの辺で。