
2023年5月度ラッシュデュエル大会環境デッキ 前編【カマクラル】の続きとなります。
目次
4.サイバー
新規で登場した<サイバー・プロセッサー>が偉いです!
場の不要札を<サイバー・ドラゴン>に変換できるだけでも強いですが、自身をサイバー・ドラゴン名称に変えることで即座にフュージョン素材を揃えることができます!
デッキに9枚のサイバー・ドラゴン名称カードを採用できるため、フュージョンの成功率が格段に高まりました!
また、<パワー・ボンド>によるお手軽ワンキルもありますね!
<ノーバディ・スキャットシーフ>の登場によってレベル8以下のモンスターでダメージを取りにくくなりましたが、このデッキは<鋼機神ミラーイノベイター>の貫通効果で積極的にダメージを取ることが可能です!
また、<鋼機神ミラーイノベイター>のパンプアップ効果で4000打点超えも狙えますね!
最上級モンスターが少なく、手札事故が少ないことも高評価です。
また、<サイバー・ドラゴン>の効果の兼ね合いから後攻で強いことも差別化ポイントですね!
→ <鋼機神ミラーイノベイター>の効果で1700ポイント以上攻撃力を上げれば突破可能です!世紀末獣機界ビーストギア・ワールドがあればさらにハードルは下がります。
アクエラの破壊効果を受けないか?○
→レベル6モンスターを採用していないため、効果破壊されません。
罠対策は積んであるか?○
→<シードラゴン・ナイト>と<鉄の重撃>をそれぞれフル投入しています!また、<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>によって<鉄の重撃>を使い回せるため、バック破壊は得意です!
5.雷帝
今までご紹介してきたデッキがコンボ型デッキなのに対し、このデッキは罠型に分類されます!
盤面を返す能力に長けた帝デッキに雷族ギミックを持たせ、打点不足を補いつつ、<雷帝ザボルグ>を使い回せる<センサー・ダックビル>も採用しました!
帝デッキが苦手としていた罠破壊も<閃駆雷撃>で破壊できるようになり、裏側守備表示のセットに対しても<雷闘騎トリガードラゴ>の貫通効果でダメージを取りにいけます!
帝は相手の盤面のカードを破壊する効果を持つため、後攻時に強い点も特徴の一つですね!
→メインギミックで破壊耐性持ちのマキシマムモンスターを超える手段がありません。
無理に対策札を積むよりは、1本目は割り切りで2本目以降のサイドチェンジで対応するしかないと思います。
マキシマムデッキが環境分布に多いようなら避けた方が無難でしょう。
アクエラの破壊効果を受けないか?○
→レベル6モンスターを採用していないため、受けません。
罠対策は積んであるか?〇
→罠を破壊できるカードは<シードラゴン・ナイト>と<閃駆雷撃>の2種をそれぞれフル投入!サイバーと同じく<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>で<閃駆雷撃>を使い回せるため〇評価です。
6.エクスキューティー
元環境TOPです!
このデッキの強みは自由枠の多さと対応力の高さですが、向かい風の中でも採用カードを変えることで生き延びている印象です。
規制によってパワーが下がったため、カードパワーに任せて簡単に勝つことは難しくなりました。
また、使いこなすには卓越したプレイングや構築力が必要になるため、使用のハードルは高いです。
今回のサンプルレシピは相手に盤面を返されることを前提とし、<エクスキューティー・エマージェンシー!>を3枚採用しています。
破壊するモンスターにレベル制限が無い点が優秀ですが、罠破壊耐性を持つ<魔導騎士-セブンス・チャリオット>などには無力なので注意しましょう。
→自分フィールドに表側表示のレベル6モンスターが3体並んだタイミングであれば、<エクスキューティー・フラーメ>で突破可能です!
アクエラの破壊効果を受けないか?×
→このデッキの天敵であり、もろに破壊効果を受けます。<マッドレア・アクエラ>の採用率が高いうちは握りにくいですが、<エクスキューティー・エマージェンシー!>を多投することで対策しようと考えています。
罠対策は積んであるか?○
→<エクスキューティー・ラム>と<天の選別>を採用しているため、罠はそこそこ割れる印象です。
7.最後に
5つのサンプルレシピをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?新カードの登場により、エクスキューティー一強という環境が崩れたように感じます。
それぞれのカードの相性が複雑に絡み合う中、それを解き明かした者が勝利を手にすることができるでしょう。
また、環境のTier1を見極める力や、各種の罠カードを覚えてケアすることも求められます。
ギャラクシーカップ2023の予選第2期は第1期に比べてハードですが、その分力はつくと思います。
全国大会出場に向けて頑張りましょう!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar