【1ページ目】デッキレシピ:2024年4月 | 遊戯王ラッシュデュエル | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【1ページ目】デッキレシピ:2024年4月 | 遊戯王ラッシュデュエル

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デッキレシピ:2024年4月 アーカイブ

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ラヴ【カマクラル】

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    by デッキレシピ

    ラヴ【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は磁石の戦士の考察記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?


    磁石の戦士【カマクラル】


    下級モンスター3体融合のフュージョン体を使い分けて攻めるデッキです!

    3500打点と3000打点+フィールドのカード1枚の破壊なのでどちらも協力ですが、比較的すぐに場に出てくる印象です!

    原作遊戯王のバトルシティ編にて闇遊戯が使用した人気モンスターでもあり、古参プレイヤーは使っていて楽しいデッキだと思います!

    デッキの固定枠が多い点がややネックですが、オーバーラッシュパック2で登場した新規3テーマの中で最も安定感が高いため、是非とも一度試してみてください!


    さて、今回はラヴを執筆いたしました!

    新規3テーマの中で、このデッキの構築が一番難しかったです。

    ラヴは攻撃力0のモンスターであれば天使族以外でも採用できますが、<ラヴ・ミリオン>などのテーマカードとのシナジーを考慮すると、やはり天使族で固めた方が無難でした。

    ただ、難しいのが攻撃力0では相手モンスターを戦闘破壊できず、相手のライフも削れないという事です。

    そうなると必然的に攻め手が<オールラヴ・ゴッデス>と<ピースラヴ・アンヘル>に集約されるため、この2体の攻撃を通す事に専念しなければ勝てません。

    そのため、かつての環境Tier1だったエクスキューティーを見習い、ブラホ→展開→4000程度のダメージを2回行う2ターンキルを目指す方針にしました!


    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 各デッキとの相性
    5. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    ラヴ
    プレイヤー:カマクラル


    2.デッキコンセプト
    「目指せ!2ターンキル!」です!

    冒頭の部分でも触れましたが、このデッキはライフカット能力が低いです。

    そのため、無理にワンキルを狙わず、じっくり2回の攻撃でライフを取り切るプランを選びました!

    必殺技の<ブラック・ホール>を使い回せるように、<魔法石の採掘>と<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>をフル投入し、1デュエル内で2回は発動できるようにしました。

    守りは比較的得意なデッキなので、<ラヴ・ミリオン>で相手の攻撃を牽制しつつ、<キューティーラヴ・アーネラ>と<ラヴ・スタディ>でバック除去からの<ブラック・ホール>→ダイレクトアタックを決めていく作戦です!

    それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【最上級モンスター】6枚
    オールラヴ・ゴッデス...3枚
    リリース無しで召喚できる最上級モンスターであり、このデッキのエースです!
    横に攻撃力0のモンスターを並べる事で、このカードが3000打点になるように展開していきます!
    このカードが表側表示であれば、自軍の攻撃力0のモンスターでは戦闘ダメージを受けなくなるため、コンボの準備が整うまでの時間稼ぎにピッタリです!
    このデッキにおいては貴重な攻め手であるため、3積み確定です!

    ピースラヴ・アンヘル...3枚
    自身の効果により、実質上級モンスターとして使えます!
    相手ターン含めて2500打点となるため、かなり強力ですね!
    墓地の<ラヴ・シュート>の回収効果もありますが、デッキスロットを圧迫してまで直接攻撃を狙いに行く意義が無いと考えてこちらは不採用としました。
    オールラヴ・ゴッデス>同様に貴重な攻め手なので3積み必須です!

    【上級モンスター】1枚
    キューティーラヴ・アーネラ...1枚
    攻め手となる最上級モンスター達に比べると、こちらはサポート要員です。
    このカード自身のリリース要員と手札コストを考慮すると、割に合っていない感じがします。
    しかし、破壊ではなくデッキボトムに戻す効果であり、<ピースラヴ・アンヘル>の効果発動のコストでデッキに戻したり、<ラヴ・レター>で墓地から回収できる点は評価しました!
    重ねて引きたくないカードなので1枚の採用です。

    【下級モンスター】18枚
    ラヴ・ウルフ...3枚
    自分または相手フィールドのモンスターの表示形式を入れ替える便利なカードです!
    デッキを天使族で固めていれば、ほぼ毎回効果を発動できます!
    オールラヴ・ゴッデス>の打点を上げるには、表側表示で攻撃力0のモンスターを出さなければならないため、効果の対象を自身にする事で守備表示のまま打点に貢献する事ができます!
    また、<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>などの効果破壊耐性持ち高打点を横にして戦闘破壊したり、相手のセットモンスターを起こしてライフを取りに行けるのも良いですね!
    追加効果で墓地の<ラヴ・プロテクション>を回収できますが、このデッキでは採用枚数が少ないためオマケ程度で考えた方が良いでしょう。
    守備力1400も地味に固くワンチャン生き残る可能性があり、優秀な下級モンスターなので3枚採用しました!

    ラヴ・ダヴ...3枚
    ラヴ・ウルフ>と同じく手札の天使族を見せる事で効果を発揮する下級モンスターです!
    こちらは墓地肥やしに貢献し、墓地の<ラヴ・エンジェル>を回収する事で手札を増やせます!
    ラヴ専用の魔法カードは強力なものが多いですが、墓地に攻撃力0のモンスターが複数居ないと発動できないように調整されています。
    そのため、この手の墓地肥やしは重宝しますね!
    当然3枚フル投入です!

    ピュアラヴ・エンジェル...3枚
    モンスターを戦闘破壊したりライフを削る能力が無い代わりに、攻撃力2500以上のモンスターとの戦闘では破壊されず、レベル9以下のモンスターとの戦闘ではダメージを受けない変わった能力を持ちます。
    大抵のデッキではエースモンスターが2500打点以上ありますので、生き残る確率は高いです!
    また、貫通持ちのモンスターであっても、レベル9以下なら戦闘ダメージを受けずに済みます!
    盤面にカードを残す事で、次ターンの<オールラヴ・ゴッデス>の打点に貢献したり、<ピースラヴ・アンヘル>のリリース要員として使えるために強いですね!
    攻撃力0の天使族というシナジーもあるため3枚採用しました。

    ラヴ・エンジェル...3枚
    個人的な評価としては、<ピュアラヴ・エンジェル>の下位互換です。
    レベル7、8モンスターとの戦闘では破壊されないものの、こちらはダメージを軽減する能力を持っていません。
    これではいくら場に残ったとしても、ダイレクトアタックをくらっているに等しいです。
    このカードを採用する利点としては、攻撃力0の天使族である点と、<ラヴ・ダヴ>の効果で墓地から回収できる点でしょうか。
    シナジーを考慮し、今回は強気の3枚投入にしました!

    ギャラクティカ・ジャメイヴュ...3枚
    墓地の魔法カードをデッキに戻しつつ、ワンドローでアドを稼げる下級モンスターです!
    効果発動の条件から、<邪影ダーク・ルーカー>とセットで使われる事が多いカードですが、このデッキでは攻撃力0のシナジーがあるため難なく採用できました!
    このデッキはモンスターのスタッツが貧弱なため、モンスターゾーンを空にされてターンが返って来る事が多いです。
    そこを利用してこのカードを最大限活かします!
    すぐに墓地に魔法カードが貯まるよう、デッキの1/4を魔法で固めました!
    ブラック・ホール>を使い回すために強気の3枚採用です!

    アメイジング・ディーラー...3枚
    早期で手札を回転させて墓地を交換できるモンスターです!
    ラヴ・レター>や<ラヴ・スタディ>の発動条件を満たし易くするのみならず、<ラヴ・ウルフ>や<ラヴ・ダヴ>の回収効果にも貢献して手札を増やせる可能性もあります!
    攻撃力0なのでギリギリ採用圏内と判断し、3枚採用しました。
    短期決着を狙わないなら、ここは<ラヴ・アーネラ>で良いかもしれません。

    【魔法】10枚
    ラヴ・レター...3枚
    ラヴ専用の死者転生です!
    効果の発動条件からも中盤以降でないと使いづらいですが、それでも強力な効果です!
    特にこのデッキは<オールラヴ・ゴッデス>か<ピースラヴ・アンヘル>にアクセスしないとライフを取れないため、これらのカードを使い回せるカードは多いに越した事はありません!
    ラヴ・メモリーを回収する追加効果もありますが、このカード自身が初動に絡まない上に使い所の限られたカードを採用したくなかったため、ラヴ・メモリーは0枚です。
    このカードは3枚フル投入しました!

    エンジェルジャッジ...3枚
    よくある種族限定の1:1交換カードですが、破壊ではなくデッキボトムへのバウンスなので、一線を画しています!
    現環境で流行している<七宝神-良財>や<サンセットリバース>をすり抜けられるためかなり強いです!
    汎用性では<オーバーラッシュ・ストーム>に軍配が上がりますが、コストの軽さはこちらが上で、後攻1ターン目でも難なく打てます!
    こちらの攻撃を安全に通すためにも3枚採用しました!

    ラヴ・スタディ...2枚
    ラヴ専用の最強1:1交換カードです!
    カードの種類、裏表を問わずにデッキボトムにカードを送れるため、全ての耐性持ちを貫通できます!
    しかし、墓地のモンスター6体はハードルが高く、序盤での発動は厳しいです。
    もちろんこのカードを打ち易くするために墓地肥やしのカードを増やしていますが、それでも序盤に重ねて引いてしまうと途端に厳しくなるでしょう。
    そのため、仕方なく採用枚数を2枚にとどめました。
    長期戦になれば<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>で使い回せるため、この枚数でも問題ないと思います。

    魔法石の採掘...1枚
    必殺カードの<ブラック・ホール>を使い回すために採用しました!
    手札コストは重たいですが、<ラヴ・ダヴ>や<ラヴ・ウルフ>から手札を増やして何とか確保しましょう!

    ブラック・ホール...1枚
    攻撃を通すための必殺カードです!
    七宝神-良財>や<サンセットリバース>の登場で以前よりは使いにくくなったものの、このカードが通る場面はいつか来るため、全くの無駄にはなりません!
    このデッキ自体のパワーが極端に低いため、現状はこれ一択かと思います!

    【罠】5枚
    ラヴ・ミリオン...3枚
    ラヴ専用の最強罠です!
    天使族モンスターへの攻撃であれば、ほぼ確実に返り討ちにできます!
    ただし、攻守0のモンスターへの攻撃ですので、返り討ちによる戦闘ダメージは100しか与えられません。
    そのため、攻撃反応でモンスターを破壊する<炸裂装甲>のようなイメージを持っていればいいかと思います。
    こちらは戦闘破壊になるため、効果破壊耐性持ちのモンスターに有効な点は優秀ですね!
    これ1枚で戦況をひっくり返せるパワーがあると感じるため、3枚フル投入にしました!

    ラヴ・プロテクション...1枚
    こちらは召喚反応型のラヴ専用罠です!
    表示形式変更の効果なので、相手の攻撃モンスターを守備表示にして攻撃を防ぐケースがほとんどです!
    効果発動を無効にするのも地味に強力であり、高い防御性能を誇ります!
    しかし、<ラヴ・ミリオン>と違って相手盤面のカード数を減らせないため、あくまでそのターンを凌ぐだけになります。
    ラヴ・ウルフ>からの使い回しも可能ですが、あくまでオマケ程度で考えた方がいいですね。
    枠の兼ね合いで1枚のみの採用です。

    強制脱出装置...1枚
    攻撃反応と召喚反応のどちらかに偏らせたくなかったため、召喚反応型のこちらを採用しました。
    打てる範囲が広く汎用性も高いため、これが無難だと思います。


    4.各デッキとの相性
    ラヴはミッドレンジデッキに分類されます。
    それぞれの相性を見ていきましょう!

    ビートダウン(闇魔、悪魔など) 相性:○やや有利
    相手にバック破壊が無ければ、罠で返り討ちにし放題です!
    また、相手の最上級エースモンスターでは<ピュアラヴ・エンジェル>や<ラヴ・エンジェル>を突破できない可能性もあります!
    ただし、こちらが罠を引けていないと苦しいです。
    ラヴ・レター>や<ラヴ・スタディ>は中盤以降に真価を発揮するカードなので、速攻で攻められると相手の攻撃を捌き切れないです。
    引き次第ではありますが、相性はやや有利と判断しました。

    ミッドレンジ(爬虫類、ガイアなど) 相性:○有利
    相手のバックをデッキ下に戻す<キューティーラヴ・アーネラ>や<エンジェルジャッジ>、<ラヴ・スタディ>の存在から、罠による反撃を受けにくくなっています!
    ミッドレンジデッキは決着までに時間がかかるため、<ブラック・ホール>を使い回す余裕もあり、じわじわと倒すのに向いている相手ですね!
    そのため、相性は有利と判断しました!

    コンボデッキ(プライム、セレブローズなど) 相性:×やや不利
    効果破壊耐性持ちの<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>や<カリス魔杖デス・ワンド>を装備した<セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ>を出されると厳しいです。
    ラヴ・スタディ>、<ラヴ・ミリオン>、<強制脱出装置>を上手く当てられたら良いですが、高打点の大型モンスターでゴリ押しされると<オールラヴ・ゴッデス>では対処しきれなくなるため盤面を返すハードルは高めです。
    そのため、相性はやや不利と判断しました!


    5.最後に
    イラストや効果などを見ても、なんとなくエクスキューティーに近いものを感じます。

    ただ、ラヴの方が専用魔法・罠のパワーが高い分、モンスターのパワーは低めです。

    エクスキューティーの方が展開力があり、モンスターの打点もあるため、現時点ではエクスキューティーの方が総合力は高いと思います。

    しかし、新規カードの登場で一気に化ける可能性もありますし、まだ強い構築が見つかっていないだけかもしれません。

    "ラヴ"というテーマの名前通り、プレイヤーの愛が試されているのかもしれませんね!笑

    これからも色々なデッキをご紹介していきたいと思いますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



磁石の戦士【カマクラル】

    posted

    by デッキレシピ

    磁石の戦士【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回はユグドラゴFの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?


    ユグドラゴF【カマクラル】


    環境随一のパワーとワンキル性能を誇る強力なフュージョンデッキです!

    ドローや墓地回収のサポートも豊富なので、思ったより簡単にフュージョン召喚できますね!

    カード1枚毎の単体性能はやや劣るものの、組み合わせる事で威力を発揮するタイプなので、コンボ好きにはオススメのデッキです!


    さて、今回は磁石の戦士を執筆いたしました!

    今まで不遇だった岩石族テーマに光があたり、一気に環境級のパワーを手に入れました!

    磁石の戦士は原作遊戯王にて主人公である闇遊戯が使用したモンスターであり、人気の高いテーマです!

    ラッシュデュエルにおいては通常モンスターのフュージョン素材達がレジェンドカード級のスタッツを誇るため、下級同士の戦闘はかなり有利です!

    また、フュージョン魔法カードを使わずにモンスター効果でフュージョン召喚できる点も強いです!

    フュージョンテーマにつきものであるフュージョン魔法を引けない問題やフュージョン魔法ばかり引いてしまう手札事故を緩和できますね!

    フュージョン召喚が容易な事から、最上級モンスターの採用枚数を減らす事ができ、最上級事故の確率を減らせる点も安定感の向上につながっています!

    オーバーラッシュパック2で登場した新規3テーマの中では最も安定した強さを誇るテーマですね!

    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 各デッキとの相性
    5. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!

    1.デッキレシピ
    磁石の戦士
    プレイヤー:カマクラル



    2.デッキコンセプト
    「手堅い安定感」です!

    メインアタッカーは下級モンスター3体のフュージョン体ですが、意外と簡単にフュージョン召喚できます!

    というのも、<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>、<永久磁石の戦士α>、<永久磁石の戦士β>、<永久磁石の戦士γ>の12枚がフュージョン効果を内蔵しているからですね!

    モンスターの組み合わせさえ揃えたら、すぐにフュージョン召喚できるため、素材となるモンスターは3積みが基本です。

    その他、ドロー加速や墓地回収のサポートカードも充実しており、完成度の高いテーマになっています!

    それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【最上級モンスター】5枚
    磁石の戦士マグネット・プロトリオン...3枚
    レジェンド魔法カードである<闇の量産工場>のような効果を持つ最上級モンスターです!
    フュージョンに必要な素材のうち2枚を墓地から回収できるため、墓地さえ肥えていれば簡単にフュージョンできます!
    効果も強いですが、スタッツもレジェンドカードである<ブラック・マジシャン>と同等なので優秀です!
    そのため、序盤でフュージョンに繋がらない時も最低限の役割は果たしてくれるでしょう。
    フュージョン召喚の核となるカードなので3積み必須です!

    マグネ・シタデルポッド...2枚
    岩石族デッキにおける万能除去カードです!
    このデッキには21枚の下級岩石族モンスターが採用されているため、リリース要員には事欠きません。
    邪影ダーク・ルーカー>のように自身の効果で使い回す事はできないものの、モンスターカードも破壊できますし、2400打点を場に残しつつ1ドローも可能です!
    非常に強力な効果ではあるものの、フュージョンに絡まないサポート的な役割なので2枚の採用にとどめました。

    【下級モンスター】22枚
    磁石の戦士α / 磁石の戦士β / 磁石の戦士γ...各3枚
    フュージョン素材となる通常モンスター達です!
    一昔前ならレジェンドカードに指定されるようなスタッツですが、非レジェンドカードなのでそれぞれ3積み可能です!
    フュージョン素材は大いに越した事はないため、当然3枚ずつの採用で確定です!

    永久磁石の戦士α / 永久磁石の戦士β / 永久磁石の戦士γ...各3枚
    フュージョン素材を嵩増ししつつ、手札と場でのフュージョン効果も持っているキーカード達です!
    これらのカード達のおかげで各素材を6枚ずつ用意できるため、簡単にフュージョン召喚に繋げられます!
    もちろん3積み必須です!

    インパクター・コメット...3枚
    岩石族版の<ミスティック・ディーラー>です!
    墓地を肥やしつつドローに繋げられるだけでなく、場に岩石族モンスター3体が居れば墓地の<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>か<マグネ・シタデルポッド>を状況に応じて回収できます!
    とにかくこのデッキは<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>を使えば使うほど強くなるため、それを使い回せるこのカードも3枚必須です!

    スナイプストーカー...1枚
    レジェンドカードは自由枠なので、汎用カードを採用しました!
    破壊耐性を貫通できる<風帝ライザー>も考えたのですが、シナジーが無いのと、なるべく上級モンスターの採用を抑えたかったため、下級モンスターのこちらを採用しました。
    現段階ではこのカードですが、遊戯王ラッシュデュエルの公式Xにて次弾に地帝グランマーグの収録が発表されました!
    インパクター・コメット>で使い回す事ができ、<リパルシブ・フォース>との相性も良いため、入れ替えるかたちになると思います。

    【魔法】9枚
    マグネット・サンダーチャージ...3枚
    岩石族版の<七宝船>です!
    デッキの回転を促進するだけでも十分強いですが、<結束の戦士マグネット・バルキリオン>が場に居れば、追加効果でモンスター破壊もできます!
    破壊するモンスターにはレベル制限も裏表の指定も無いため、かなり強力な除去ですね!
    入れない理由を探す方が難しいカードなので3積み必須です!

    マグネット・リターン...3枚
    墓地の<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>を使い回せるカードです!
    特に前述した<マグネット・サンダーチャージ>のコストに使った<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>を<マグネット・リターン>で復活させれば無駄がありません!
    また、<結束の戦士マグネット・バルキリオン>をフュージョン召喚しておけば、このカードで墓地から蘇生が可能ですね!
    序盤は腐る可能性もありますが、引きたいカードなので3枚採用しました!

    ジョインテック・ジョイント...1枚
    このデッキは超高打点の突破が苦手です。
    墓地の種族5種類以上の<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>や<カリス魔杖デス・ワンド>が装備された<セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ>などを出されると詰んでしまいます。
    そのため、それらのモンスターを裏側守備表示にして突破できるよう1枚採用しました!
    プライムやセレブローズ対面以外でも『守備』封じの役割が持てるため無駄にならない点も良いですね!

    魔法石の採掘...1枚
    状況に応じて必要な魔法カードを使い回せるように採用しました!
    コストはやや重たいものの、柔軟性の向上につながるため、できれば入れた方が良いと思います。

    死者蘇生...1枚
    磁石の戦士マグネット・プロトリオン>やフュージョン体を使い回せるように採用しました!
    ドローソースが豊富なため、レジェンド枠までドロー強化しなくても良いのではと判断しました。
    ただしここはプレイヤーの考えによって変わるため、他のカードと差し替えても問題ないと思います。

    【罠】4枚
    リパルシブ・フォース...3枚
    3枚はやり過ぎな感がありますが、召喚と攻撃の双方で打てる汎用性の高い罠です!
    墓地のコストはやや重たいものの、永久磁石の戦士をデッキに戻して使い回すのも強いですね!
    また、<磁石の騎士α>で使い回せる点も地味に強く、相手の展開や攻撃をこれで止めながらこちらの攻撃を通していく事ができます!
    個人的には評価が高く、早期に墓地へ送っておきたいカードだったため3枚採用しました。

    強制脱出装置...1枚
    破壊耐性持ちの高打点モンスターを除去するために採用しました!
    このデッキには<サンセットリバース>を採用していないため、<魔法の筒>のような攻撃反応罠は割られ易いと考え、召喚反応型のこちらを優先しました!

    【エクストラ】9枚
    磁石の翼マグネット・バルキリオン...3枚
    基本的にはこちらをフュージョン召喚する事が多いです!
    3000打点かつ効果破壊耐性持ちであり、手札を消費する事なく相手フィールドのカードを何でも1枚破壊できるため破格の強さです!
    攻めの要となるカードなので3枚必須!

    結束の戦士マグネット・バルキリオン...3枚
    先攻1ターン目であればこちらを優先してフュージョン召喚します!
    守備力3900は簡単に突破できませんし、仮に破壊されても<マグネット・リターン>から蘇生可能だからです!
    状況に応じて分離効果を使うシーンも出てくるでしょうが、<磁石の戦士マグネット・プロトリオン>を召喚できないとフュージョンには繋がりません。
    マグネ・シタデルポッド>のリリース要員を確保する役割の方が多いかもしれません。
    枠が空いているため3枚採用しました。

    磁石の騎士α...3枚
    最上級モンスターとして見た時、スタッツは心許ないですが、<リパルシブ・フォース>を使い回す強力な回収効果を持っています!
    このカードのおかげで攻撃一辺倒ではなく、罠をかまえて相手にターンを渡せるのが強いですね!
    素材の条件も緩くて出し易いため、使い勝手の良いモンスターです!
    もちろん3枚採用しました!


    4.各デッキとの相性
    磁石の戦士はミッドレンジデッキに分類されます。
    それぞれの相性を見ていきましょう!

    ビートダウン(闇魔、悪魔など) 相性:○有利
    フュージョン体は最上級モンスターが突破しにくい3000打点ラインを超えており、罠による防御も兼ね備えています!
    デッキ内の下級モンスターの割合も高く、裏側守備表示のセット耐えも得意なので、短期決戦になりづらいです。
    ターンが経てば経つほどフュージョン召喚がし易くなるため、序盤さえ凌げば勝率は高いですね。
    そのため、相性は有利と判断しました!

    ミッドレンジ(爬虫類、ガイアなど) 相性:○やや有利
    ミッドレンジタイプはパワーが低い事が多いのですが、このデッキのメインアタッカー達は3000打点超えなので戦闘で負けにくいです!
    また、厄介な<七宝神-良財>も戦闘破壊できますね!
    ただし、<サンセットリバース>の破壊効果耐性付与は苦手です。
    相手のバックを破壊できず、罠でカウンターされる事もあるでしょう。
    サンセットリバース>の効果が切れるまで1ターン待つのも手ですが、相手にターンを渡す事で盤面を返されるリスクも高いため、攻めるか待つか判断が難しいところです。
    相対的に見てパワーが高い分、こちらがやや有利と判断しました。

    コンボデッキ(プライム、セレブローズなど) 相性:△五分
    どちらが先にフュージョン召喚を決めて主導権を握るかの勝負になります。
    また、プライムであれば<アビスカイト・レイ・モノクローム>、セレブローズであれば<セレブ・リベレイション>が脅威となります!
    どのデッキもバック除去が苦手なため、これらの罠をくらわない事も重要なポイントですね。
    強みと弱みを比べた結果、いずれのデッキも甲乙つけ難いため、相性は五分と判断しました!


    5.最後に
    磁石の戦士は今回の新規3テーマの中では最もポテンシャルの高いデッキだと思います!

    安定感やパワーの高さはもちろん、<磁石の騎士α>が登場したという事は、これのβ版やγ版も出てくる可能性がありますね!

    今後大化けする可能性もあるため、今のうちからカードを集めて、回して慣れておいた方が良いと思います!

    これからも色々なデッキをご紹介していきたいと思いますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



ユグドラゴF【カマクラル】

    posted

    by デッキレシピ

    ユグドラゴF【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回はオーバーラッシュパック2のレビュー記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?


    オーバーラッシュパック2 新弾カードレビュー【カマクラル】


    ユグドラゴ、磁石の戦士、ラヴという新規の3テーマが登場しました!

    また、ギャラクシーや楽姫などにも強化パーツが登場し、既存のテーマも強さの底上げがなされましたね!

    デッキ強化もさることながら、最大の目玉である<ブラック・マジシャン・ガール>の<オーバーラッシュレア>も入っているため、何回でも剥きたくなるパックになっています!

    来月からはギャラクシーカップの予選も始まりますし、今後の盛り上がりを期待させてくれる弾になったのではないでしょうか。


    さて、今回はユグドラゴFを執筆いたしました!

    新規3テーマの内、最もパワーが高いのがユグドラゴデッキだと思います。

    マキシマム型で組む事も考えましたが、フュージョン型にする最大の利点は<デュアルスペース・ユグドラゴ>でワンキルを狙える点です!

    天帝龍樹ユグドラゴ>は4000打点と上限が決まっており、1ターンでライフを削り切る事ができません。

    そのため、マキシマム召喚に成功しても決着までに2、3ターンかかってしまいます。

    ラッシュデュエルにおける2、3ターンはとても長く、相手に10〜15枚のドローを許してしまうと、盤面を返されかねません。

    特に昨今はカードパワーのインフレが激しいため、罠破壊耐性持ちの4000打点くらいなら、突破される可能性が高いです。

    その点、<デュアルスペース・ユグドラゴ>なら3300打点の3回攻撃+貫通付与と単体で完結したスペックを誇るため、盤面解決とライフカットに長けています!
    さらに横にモンスターを並べれば、ダイレクトアタックを決めてもっとライフを詰められますね!

    上記の事からフュージョン型にする事に決めました。


    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 各デッキとの相性
    5. 最後に
    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    ユグドラゴF
    プレイヤー:カマクラル
    3



    2.デッキコンセプト
    「フュージョンメイン、時々マキシマム」です!

    冒頭でも触れた通り、基本は<デュアルスペース・ユグドラゴ>によるワンキルを狙っていきます!

    ただ、このメインデッキでは破壊以外の罠に対する耐性がありません。
    フュージョン召喚に合わせて<強制脱出装置>を打たれたり、攻撃時に<魔法の筒>や<アビスカイト・レイ・モノクローム>でカウンターされるのもキツいです。

    粒子加速>や<オーバーラッシュ・ストーム>の採用も考えたのですが、<粒子加速>は<七宝神-良財>や<サンセット・リバース>で使いにくいですし、<オーバーラッシュ・ストーム>は墓地リソースを減らしてしまいます。
    また、ただでさえフュージョン召喚に必要なカードやそのサポートで枠が埋まっており、追加の補助カードまで採用する余力はありません。

    そのため、罠は破壊せずに踏みに行くプレイングでカバーする事にしました!
    天帝龍樹ユグドラゴ>に対して罠などのリソースを割いてくれれば、本命の<デュアルスペース・ユグドラゴ>の攻撃が通りやすくなります!

    現環境で盤面に干渉してくる罠の採用はせいぜい3枚くらいだと思いますので、上記のやり方でもギリギリやれると考えています。
    また、<不条理の虚孔>という防御札がある事も手助けになっていますね!

    マキシマムパーツは<カオス・フェムトロン>、<スカイエンペラー・ミニオン>、<スペース・シードライバー>の回収効果にも対応しており、メインギミックとケンカする事なく採用する事が可能です!
    マキシマムパーツは単体では機能しないものの、リリース要員や壁に使えば無駄にはなりませんね。

    それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【最上級モンスター】7枚
    マルチスペース・ユグドラゴ...3枚
    自身を<スペース・ユグドラゴ>名称に変えながら、墓地の<スペース・ユグドラゴ>や<天帝龍樹ユグドラゴ>のパーツを回収できる強力な効果を持ちます!
    特に<スペース・ユグドラゴ>を回収すれば即座にフュージョンに繋げられるため強いですね!
    ただし、<ディープワーニング・フュージョン>は手札のみまたは自分フィールドのみでしかフュージョン召喚できないため、場の<マルチスペース・ユグドラゴ>と手札の<スペース・ユグドラゴ>ではフュージョン召喚できません。
    回収した<スペース・ユグドラゴ>をフュージョン素材に使う場合は場に出す必要がある事は覚えておきましょう。
    また、このカードが手札にある状態では<スペース・ユグドラゴ>名称ではないため、手札フュージョンの素材に使えない点には注意しましょう。
    勝ち筋に関連するカードは多いに越した事は無いため、3枚採用しました。

    スペース・ユグドラゴ...3枚
    フュージョン素材となるモンスターです!
    単体でのスペックは今一つであり、コンボありきの性能になっています。
    手札に<スペース・ユグドラゴ>または<マルチスペース・ユグドラゴ>がいればすぐにフュージョンに繋げられる点は優秀です!
    また、墓地に送る自分フィールドのカードは何でも良いため、魔法・罠ゾーンのカードをコストに使えますし、効果を使い終わった<スペース・バドエクスプロイト>を活用するのも良いでしょう。
    このカードを引かない事には始まらないため、3積み必須です!

    天帝龍樹ユグドラゴ...1枚
    マキシマム召喚用に1枚のみ採用しました!
    当初はこの枠に<シードクロトロン・ブラッセルン>を採用していました。
    しかし、デッキ内の魔法・罠カードの比率が高いため、墓地からの回収効果の条件を満たせない事が目立ち、デッキから抜けていきました。
    このカード自身の単体性能は低いため、デッキをフュージョン軸にするなら枚数を増やさない方が良いと思います。

    【下級モンスター】18枚
    カオス・フェムトロン...3枚
    デッキ内のモンスターをサイバース族に縛る必要はありますが、非常に強力な効果を持つ下級モンスターです!
    このカードからアドバンテージを稼ぐため、ユグドラゴのマキシマムパーツを採用し、手札を増やせるようにしています!
    回収効果にレベルの指定は無いため、3枚墓地へ送った中に2種類以上の守備力0のモンスターがいれば、状況に応じて好きなカードを引っ張ってこれます!
    ただし、<ザ☆クローン>同様に自分の墓地にモンスターが居ない状況では効果を発動できません。
    特に自分の1ターン目は<ストレンジ・アトラクター>のコストでサイバース族のモンスターを墓地に送るなどの工夫が必要になるため注意しましょう。
    墓地肥やし、パーツ回収と1枚で複数の役割をこなせるため、3積み確定です!

    スカイエンペラー・ミニオン...3枚
    最強ジャンプ2024年5月号の付録カードです!
    効果はサイバース族版の<秘密捜査官ミステイク>ですね!
    スペース・ユグドラゴ>だけではサーチ先が少ないため、マキシマムパーツも採用して手札を増やし易くしました!
    手札に加えなかったカードはデッキの上に好きな順番で戻すため、墓地肥やしやドローカードとの兼ね合いを見ながら、よく考えて戻す必要があります。
    こちらも非常に強力なサポート効果となるため、3積み必須です!

    天帝龍樹ユグドラゴ[L] / 天帝龍樹ユグドラゴ[R]...各3枚
    単体性能は低いものの、<カオス・フェムトロン>と<スカイエンペラー・ミニオン>、<スペース・シードライバー>の効果に対応しているため、案外邪魔になりません。
    たとえステータスの低い下級モンスターであったとしても、手札を1枚増やせる事は強いです!
    また、初見殺しな感はありますが、マキシマム召喚を決めれば相手は驚くでしょう。
    計算を狂わせる事で本命のフュージョン召喚が通り易くなってくれれば儲けものです!
    デッキ間のシナジーを強くするためにも3枚ずつ採用しました。
    ただし今後、サイバース族で守備力0のサポートカードが登場したら抜けていく枠だと思います。

    スペース・バドエクスプロイト...3枚
    ディープワーニング・フュージョン>を回収する強力な効果を持つ下級モンスターです!
    500バーンも地味に強いですね!
    フュージョン召喚に絡むカードの回収は多いに越した事は無いため3枚採用しました!

    スペース・シードライバー...3枚
    カオス・フェムトロン>同様にデッキ内のモンスターをサイバース族に縛る必要がありますが、強力な回収効果を持っています!
    マルチスペース・ユグドラゴ>、<スペース・ユグドラゴ>の回収はもちろん、<天帝龍樹ユグドラゴ>のマキシマムパーツも回収可能です!
    手札を増やせるモンスターは多いに越した事はないため3積みしました!

    【魔法】12枚
    ストレンジ・アトラクター...3枚
    七宝船>と<貪欲な壺>を足したような効果を持つ強力な魔法カードです!
    構築をサイバース族に限る必要はあるものの、十分過ぎるパワーを持っています!
    序盤から手札交換できる点も強いですが、長期戦になった際にデッキを回復できる点も優秀ですね!
    いつ使っても強いカードだからこそ、雑に使うのではなく、打つタイミングを選んだ方が良さそうです。
    プレイヤーの技量が試されますね。
    もちろん3枚確定です!

    スペース・コール...3枚
    強力な墓地肥やしカードです!
    追加効果で<スペース・ユグドラゴ>を特殊召喚できれば、1ドローのボーナスまで付いてくるためかなり強いです!
    スカイエンペラー・ミニオン>の効果で<スペース・ユグドラゴ>が見えた際、あえて手札に加えずにデッキトップにセットしておき、このカードで特殊召喚+1ドローするのも良いですね!
    墓地回収の効果を持つカードを多数デッキに搭載しているため、特殊召喚に繋がらなくとも強いです。
    そのため、3枚採用しました!

    ディープワーニング・フュージョン...3枚
    サイバース族版の<メテオフレア・フュージョン>です!
    マルチスペース・ユグドラゴ>2体でフュージョン召喚するケースはほとんど無いため、大抵の場合は追加効果も使えます!
    破壊するカードの種類も裏表も問わないため、かなり強力な追加効果ですね!
    ただし、<七宝神-良財>やサンセット・リバースが流行っている昨今では油断は禁物です。
    効果が通る場合は、<デュアルスペース・ユグドラゴ>の威力を最大限に引き出すためにも、魔法・罠ゾーンの除去に当てた方が良いと思います。
    当然3積み必須です!

    ジョインテック・ジョイント...1枚
    このデッキの弱点は、超高打点の処理が苦手な事です。
    青眼の究極竜>であれば<ディープスペース・ユグドラゴ>で突破可能ですが、5000打点超えの<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>や<黒曜の魔導兵>を出されると詰んでしまいます。
    それを回避するために1枚だけ採用しました。
    プライムや闇魔対面以外でも、相手の裏側守備表示のモンスターを攻撃表示に変えて、戦闘ダメージを取れるのも良いですね!

    魔法石の採掘...1枚
    手札コストがやや重たいものの、手札を増やせるカードが多い事と、強力な魔法カードを状況に応じて引っ張ってこれるのは強いと思い採用しました。

    強欲な壺...1枚
    当初は墓地を肥やせる<天使の施し>とどちらを採用するか迷いました。
    1ターン目に<天使の施し>→<カオス・フェムトロン>と繋げられたら強いのですが、それならいつ打っても強い<強欲な壺>の方が手っ取り早いと判断してこちらにしました。
    手札を増やすカードが多いと言えど、手札消費が激しい事には変わりないため、アドバンテージを稼ぐカードは多いに越した事はありません。
    今のところは他のカードへの差し替えは考えていません。

    【罠】3枚
    不条理の虚孔...2枚
    サイバース族における最強の防御カードです!
    このカードのおかげで強気の攻めに転じれるケースも多々あります!
    しかし、攻撃反応罠であるため、割られやすいのも事実です。
    このデッキには<七宝神-良財>も<サンセットリバース>も採用していないため、<邪影ダーク・ルーカー>や<レジェンド・ストライク>の餌食になってしまいます。
    そのため、相手がどの程度バックに干渉できるかは見極める必要がありますね。
    強力なカードではありますが、展開カードを優先したため、枠の兼ね合いから2枚の採用にとどめました。

    強制脱出装置...1枚
    ジョインテック・ジョイント>のところでも触れましたが、このデッキは超高打点の処理が苦手なため、受動的にも能動的にも除去できるこちらを採用しました!
    特に効果破壊耐性持ちのモンスターに有効な点も良いですね!

    【エクストラ】6枚
    ディープスペース・ユグドラゴ...3枚
    基本的には<デュアルスペース・ユグドラゴ>によるワンキルを狙うため、こちらを出すケースは少ないです。
    ただ、<青眼の究極竜>を越える時に使えますし、採用枚数を減らす意味も無いため3枚採用しました。

    デュアルスペース・ユグドラゴ...3枚
    このデッキのフィニッシャーです!
    特に相手フィールドに3体のモンスターが居れば、貫通も付与されるため大幅にライフを削る事ができます!
    3体のモンスターに攻撃した後は横に出したモンスターでダイレクトアタックを決められるため、そのターン中に勝負がつく事がほとんどですね!
    マキシマム型と違って1ターンあれば決着できる点がフュージョン型の強みです!
    このカードを出す時は勝負を決め切る時なので、1枚あれば十分かもしれませんが、2枚目以降が必要になる場面もありそうなので念のため3枚採用しました!


    4.各デッキとの相性
    ユグドラゴFはコンボデッキに分類されます。
    それぞれの相性を見ていきましょう!

    ビートダウン(闇魔、悪魔など) 相性:○やや有利
    最上級モンスターを展開してくるデッキに対しては、こちらが更なる高打点をフュージョン召喚する事で蹂躙できます!
    特にビートダウンデッキは罠採用が少ないため、罠対策の薄いこの構築でも渡り合えるでしょう!
    また、スピード勝負でもそこまで引けを取りません!
    ただし、闇魔の<黒曜の魔導兵>など、5000打点を超えるモンスターの突破は困難です。
    その事を加味して、やや有利と判断しました。

    ミッドレンジ(爬虫類、ガイアなど) 相性:×やや不利
    このデッキには相手のバックに干渉するカードが少ないため、相手の罠の影響を受け易いです。
    爬虫類の<アビスカイト・レイ・モノクローム>やガイアの<迎撃するガイア>を打たれると途端にキツくなります。
    そのため、この対面においてはフュージョン召喚よりもマキシマム召喚を狙った方がいいかもしれません。
    罠対策を積む空き枠も無いため、相性はやや不利と判断しました。

    コンボデッキ(プライム、セレブローズなど) 相性:×やや不利
    やはりこのデッキは高打点の処理が苦手なため、先にフュージョン召喚を決められてしまうと分が悪くなります。
    プライムにせよセレブローズにせよ、擬似サーチや墓地回収のカードが多いため、思った以上に早くフュージョンを決めてきます。
    手札消費の激しいこのデッキでは対策カードを積む余裕もないため、相性はやや不利と判断しました。


    5.最後に
    オーバーラッシュパック2で登場した新テーマの内の1つをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

    環境内で見てもパワーは随一ですので、豪快な攻め方が好きなプレイヤーにはマッチすると思います!

    ただし、カードの発動順番を工夫したり、あえて相手の罠を踏みに行ったりするプレイングは問われるため、シンプルそうに見えて実は回すのが難しいです。

    今回はあくまでもフュージョン軸という事で構築しましたが、環境によってはマキシマム軸に寄せるなど、まだまだ改良の余地がありますね!

    これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非ともご参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



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