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【1ページ目】デッキレシピ:2021年10月 | 遊戯王ラッシュデュエル

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デッキレシピ:2021年10月 アーカイブ

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フュージョン恐竜デッキ解説【カマクラル】

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    by デッキレシピ

    フュージョン恐竜デッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回はフュージョンサイバースデッキの解説記事をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?


    フュージョンサイバースデッキ解説【カマクラル】

    マキシマム召喚がメインでフュージョン召喚がサブという新しいタイプのデッキでした。

    マキシマム召喚にとって不足しがちな攻めてをフュージョン召喚で補いつつ、デッキの回転を加速させることで本命のマキシマム召喚を通しやすくするという相互作用が魅力でしたね!

    さて、今回もマキシマム×フュージョンという組み合わせですが、前回とは真逆でフュージョン召喚がメインでマキシマム召喚がサブという立ち位置になります。

    前回のデッキとの違いに注目していただきながら、読んでいただければ幸いです。


    それでは早速、ご紹介していきます!

    デッキレシピ
    デッキ名:フュージョン恐竜デッキ
    プレイヤー:カマクラル


    デッキコンセプト
    「環境外の環境メタデッキ」です!

    現環境TOPの竜魔デッキ、機械デッキに対して強いカードを採用しつつ、自身はそれらの対策カードの影響を受けにくい立ち位置に居ます。

    具体的には、竜魔デッキの最強罠である<ダーク・リベレイション>は大恐竜駕ダイナーミクスに対しては無力です。
    セブンスロード・マジシャン>で戦闘破壊することも出来ないため、マキシマム召喚に成功すれば、ほぼ勝ちです!

    また、機械デッキは恐竜族に対して<獣機界奥義 獣之拳>の追加効果を使えないため、決定打を与えることができません。
    加えて、フュージョン召喚とマキシマム召喚の2つで攻められると、<最強戦旗エースブレイカー>での除去が間に合わなくなる可能性が高いです。

    このように、現環境の上位デッキに有利なカードを複数枚搭載しながら、自身はそれらのデッキに対して弱点となるカードが少ない構築です。

    意識外からの奇襲にピッタリなデッキですね!

    それでは、各カードの解説に移ります!

    各カード解説
    【マキシマムモンスター】9枚
    大恐竜駕ダイナーミクス、[L]、[R]...各3枚
    サブプランとしてのマキシマムモンスターですが、マキシマム召喚が成立すればほぼ勝ち確定です。
    レベル7以下のモンスターとの戦闘では破壊されない永続効果に加え、罠破壊耐性もあるため、非常に堅い壁として場に君臨し続けます。
    さらに手札のモンスター1体を墓地へ送ることで、相手の場のモンスターを2体まで破壊する効果を持ち、延命すら許さないという鬼畜っぷり。
    マキシマム召喚後は攻撃力アップが無いため、打点は低めですが、それでも勝負を決めるには十分なスペックです!
    また、[L]、[R]は元々の攻撃力が1300もあり、準アタッカークラスとして戦闘面での活躍にも期待が持てます。
    少しでもマキシマム召喚成功の確率を上げるため、全て3枚の採用です。

    【最上級モンスター】3枚
    スーパー・キング・レックス...3枚
    ハイパー・ナリキング・レックス>の素材となるモンスターです。
    スター・リスタート>との相性はやや悪いものの、リリースに使った下級モンスターをそのまま場に戻せるため、非常に強力です。
    フュージョン、マキシマムが成功しない場合の第三の攻め手にもなり得ます。
    貴重な恐竜族の最上級モンスターであるため、3枚の採用です。

    【下級モンスター】18枚
    ワイルド・ラプター...3枚
    恐竜族の下級1500アタッカーです!
    下級モンスター相手なら、ほぼ一方的に戦闘破壊できます!
    スーパー・キング・レックス>の蘇生対象としても優秀なため、3枚フル投入です!

    グレイスザウルス...3枚
    ワイルド・ラプター>に次ぐ、恐竜族の準アタッカーです!
    こちらも<スーパー・キング・レックス>の蘇生対象に対応しています。
    また、<メタリオン・ラードンスター>の素材でもあるため、スーパー・キング・レックスをアドバンス召喚してから効果でこのカードを蘇生し、フュージョン召喚につなげることもできます!
    このデッキとの相性が非常に良いため3枚の採用です。

    イマジナリー・アクター...3枚
    メインの攻め手がメタリオン系のフュージョンモンスターであるため、このカードは3枚必須です!
    3枚以上入れられるなら、何枚でも入れたいくらいですね。

    ソード・ダンサー...3枚
    メタリオン・アシュラスター>の素材となるモンスターです。
    弱点となる罠カードをケアできる効果を持っているため、<マジック・ジャグラー>や<サーペインター>より優先して採用しました。

    マジック・ジャグラー...2枚
    メタリオン・エーラクレスター>の素材となるモンスターです。
    墓地メタ効果に加えて、墓地のカードをデッキに戻すコストも強いのですが、枠の兼ね合いで2枚にとどめました。

    サーペインター...1枚
    メタリオン・ヴリトラスター>の素材となるモンスターです。
    メタリオン・エーラクレスター>や<メタリオン・アシュラスター>と比べると少し物足りないため1枚のみの採用にとどめました。
    マジック・ジャグラー>を3枚にして、こちらを不採用にする選択肢もあったのですが、表示形式を変更する効果の汎用性が高いために1枚は入れておいて多様性を持たせることにしました。

    ナリキング・レックス...各3枚
    (終了)遊戯王ラッシュデュエル SUMMER SALE福袋
    ハイパー・ナリキング・レックス>の素材となるモンスターです。
    単体でも優秀なドロー効果を持っており、使い所には困らない印象です。
    手札を増やしてくれるカードが多いに越したことは無いため、3枚フル投入。

    【魔法カード】8枚
    フュージョン...3枚
    言わずもがなの必須カード!
    とにかく早いターンで引いておきたいため、リスク許容で3枚フル投入しました。

    スター・リスタート...3枚
    4種類のメタリオン系フュージョンモンスターを使い分けられる便利なカードです!
    文句なしの3枚採用!

    ジュラシック・ワールド...1枚
    こちらの攻守を一方的にアップできるフィールドカードです!
    現環境において恐竜デッキを見ることはほとんど無いため、戦闘面においてはこちらがかなり有利になります。
    2枚以上引いてしまったときにセルフハンデスになってしまうため、ピン刺しです。

    死者転生...1枚
    マキシマム召喚デッキには必須のレジェンドカードです!
    マキシマム召喚の優先度を下げれば、別のカードでも大丈夫ですが、決まった際のリターンを考慮してこちらを採用しました。

    【罠カード】2枚
    ダイノミック・プレッシャー...2枚
    攻撃を受けるモンスターの種族に指定がないため、墓地コストさえ支払えればいつでも発動できる強力な全体罠です。
    決まれば強いですが、当然相手も警戒してくるため、そうそう決まりません。
    そのため、2枚の採用にとどめました。
    ちなみにこのデッキには恐竜族モンスターが21枚採用されているため、墓地コストが貯まりやすく、比較的発動しやすいとは思います。

    【エクストラデッキ】15枚
    ハイパー・ナリキング・レックス...3枚
    成金ゴブリン>が不採用なので、効果の威力は半減しています。
    しかし、無理してマキシマムモンスター召喚を狙うのではなく、隙あらば出していくスタイルの方が強いと考えます。
    正直、このカードを出す機会はそこまで多くありませんが、デッキのシナジーを考慮して3枚採用しました。

    メタリオン・ラードンスター...3枚
    同型デッキに対する最強のメタカードですが、恐竜デッキを使っているプレイヤーがほとんど居ないため、出す機会はあまり無いと思います。
    決して弱くは無いものの、手札コストが重たいことと、罠カードのケアができないため、他のメタリオン系フュージョンモンスターの方を優先して出す方が多いでしょう。

    メタリオン・アシュラスター...3枚
    デッキ内に罠を破壊するカードが入っていないため、唯一の罠対抗手段です。
    盤面に維持するだけでアドが稼げるため、相手はこのカードを的にするしかありません。
    素材となる<ソード・ダンサー>も3枚採用しているため、こちらも必然的に3枚の採用となりました。

    メタリオン・エーラクレスター...3枚
    どのデッキ相手にも活躍が見込める墓地メタカード。
    マジック・ジャグラー>は2枚の採用ですが、<スター・リスタート>から3体目を出す可能性があるため3枚の採用です。

    メタリオン・ヴリトラスター...3枚
    サーペインター>が1枚のみの採用なので、3回出すことはほとんど無いと思います。
    しかし、万が一このカードの2枚目、3枚目を採用していることで勝てた試合が存在するなら、入れないと後悔するので3枚採用です。

    各デッキとの戦い方
    対竜魔デッキ ○有利
    大恐竜駕ダイナーミクスを出せればほぼ勝ちです!
    マキシマム召喚を成功させるまでターン数を稼ぐ必要がありますが、<ダイノミック・プレッシャー>によって<連撃竜ドラギアス>を返り討ちにできることもあり、普段より相手のテンポは遅くなります。
    また、フュージョンモンスターに対してもそう簡単には返せないため、相手の<ダーク・リベレイション>に気を配りながら優位な盤面を保つようにして時間を稼ぎましょう。
    相手のテンポが速い場合はどのデッキでも勝つことが困難なため、割り切りです。

    対機械族デッキ ○やや有利
    フュージョンモンスターにマキシマムモンスターとこちらの攻め手が多いため、<最強戦旗エースブレイカー>だけで対処するには限界があります。
    相手は対抗手段をキープしなければならない分、手数の多いこちらが有利です。
    竜魔に比べると機械の方がテンポが遅いため、よりマキシマム召喚成功までのターン数を稼ぎやすいと思います。
    こちらはマキシマム召喚成立=勝ちとまではいきませんが、それでもこちらが有利なことには変わりないです。

    対サイバースデッキ ×不利
    マキシマム召喚に特化したサイバース族と比較すると、こちらの方がテンポが遅いです。
    仮に大恐竜駕ダイナ-ミクスのマキシマム召喚に成功しても、天帝龍樹ユグドラゴを倒すには、相手の攻撃に合わせて<ダイノミック・プレッシャー>を打つしかありません。
    そうそう毎回タイミングよく盤面を作れる訳ではないため、相手がマキシマム召喚に成功したらほぼ負けですね。
    運の要素も大きいですが。正攻法では勝てないため、相性はこちらが不利です。

    最後に
    フュージョンマキシマムデッキはいかがでしたでしょうか?

    前回とは真逆でフュージョン召喚がメイン、マキシマム召喚がサブですが、それでも十分やっていけるのではないでしょうか。

    次回は10/30(土)発売の新弾における注目のカードをご紹介していきたいと思います!


    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者400名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

フュージョンサイバースデッキ解説【カマクラル】

    posted

    by デッキレシピ

    フュージョンサイバースデッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回はミニフュージョン大会優勝デッキの解説記事を書きましたが、いかがでしたでしょうか?


    ミニフュージョン大会優勝デッキ解説【カマクラル】
    デッキに最低1枚以上、フュージョンを入れなければならないという特殊ルールで行われたため、フュージョン召喚デッキで参加される方がほとんどでした。

    そんな中、優勝を勝ち取ったデッキは4回中3回が後攻スタートにも関わらず、しっかりと勝っているため、純粋なデッキパワーが高いのだと思います。

    まだご覧になっていない方は、是非ともご一読ください!

    そして、今回はフュージョンの新しい可能性を模索するため、マキシマム要素を加えたデッキを組んでみました!

    それでは早速、ご紹介していきます!

    デッキレシピ
    フュージョンサイバースデッキ
    プレイヤー:カマクラル
    魔法
    10
    0
    エクストラデッキ
    3


    デッキコンセプト
    「ユグドラゴの速攻召喚」です!

    デッキ回転率を極限まで高めたサイバース族で、早期ターンにマキシマム召喚を決めることを目指したデッキです!

    特に<スター・リスタート>はサイバース族と相性が良く、フュージョンモンスターの素材となるモンスターがどちらも下級通常モンスターであるため、かなりフュージョン召喚を決めやすいです!

    パーミリンド・ハイクロトロン>がさらにデッキを回転してくれるところも噛み合っていて良いですね!
    元々の打点も高いため、攻撃要員としても優秀です。

    それでは、各カードの解説に移ります!

    各カード解説
    【マキシマムモンスター】9枚
    天帝龍樹ユグドラゴ、[L]、[R]...各3枚
    登場時から変わらず、デッキのキーカードです!
    このデッキの勝ち筋となるため、各パーツ3積必須!

    【最上級モンスター】3枚
    シードクロトロン・ブラッセルン...3枚
    生きる<死者転生>です!
    死者転生と違って確実性が無い代わりに、上手くいけば一気に墓地のマキシマムパーツを3枚手札に回収することもできます!
    デッキトップを墓地に送る効果は確率上67.5%、つまり3回に2回は成功する計算になっています。
    天帝龍樹ユグドラゴを出す回数を増やしてくれるため、3枚必須です!

    【下級モンスター】18枚
    サイクリプトロン...3枚
    パーミリンド・ハイクロトロン>の素材となるカードです。
    レジェンドカードである<ホーリー・エルフ>を除くと下級モンスターで最高となる守備力1500をほこります!
    下級アタッカーの攻撃を止められる優秀な壁であるため、3積しました。

    フェムトロン...3枚
    パーミリンド・ハイクロトロン>の素材となるカードです。
    準アタッカークラスである攻撃力1400に加え、<スター・リスタート>にも対応しているため文句なしの3枚採用です。

    アトロン、ゼプトロン、ヨクトロン...各3枚
    ドローを加速し、手札を交換するモンスター達です!
    天帝龍樹ユグドラゴを手札に揃える際のサポートとして機能するため、全て3枚フル投入です!
    墓地のカードに依存する効果を持つため、常に墓地管理を行い、出す順番を間違えないようにしましょう!

    アメイジング・ディーラー...3枚
    レジェンドカードである<天使の施し>を除き、3枚投入できるカードの中では最強の手札交換性能を誇るカードです!
    棒立ちとなるリスクはあるものの、上級モンスターとセットで引けば、ライフを取られる恐れも少なくデッキを回転させることができます!
    兎にも角にもデッキを掘り進めたいため3枚の採用です。

    【魔法カード】10枚
    天の加護...3枚
    ドローを加速し、墓地も肥やせる優秀な手札交換カードです!
    天帝龍樹ユグドラゴの真ん中パーツをはじめ、序盤からバンバン発動してデッキをガンガン回していきます!
    一刻も早くマキシマム召喚を成立させることが勝敗に直結するため、3枚必須です!

    フュージョン...3枚
    パーミリンド・ハイクロトロン>のフュージョン召喚に必須のカードです!
    手札にカブるリスクよりも引けない方が困るため、3枚フル投入しました。

    スター・リスタート...3枚
    サイバース族は墓地肥やしが得意なことに加え、<パーミリンド・ハイクロトロン>の素材はいずれも下級通常モンスターであるため、このカードとは相性が抜群です!
    この構築では罠を採用していないため、場に伏せたとしても、罠の枠を圧迫しないところが強いですね。
    文句なしの3枚採用です。

    死者転生.1枚
    マキシマムデッキには必須のカードです!
    必要パーツを確実に手札に揃えられるため、早期ターンでのマキシマム召喚を可能にします!
    こちらも文句なしの採用です!

    【エクストラデッキ】3枚
    パーミリンド・ハイクロトロン...3枚
    ドロー加速と墓地肥やしを促進するフュージョンモンスターです!
    元々の打点も高いため、アタッカーとしても機能します。
    天帝龍樹ユグドラゴが出るまでは防戦一方になりがちでしたが、このカードのおかげで攻め手が増えました。
    効果も打点もどちらも優秀なため、3枚の採用です。

    各デッキとの戦い方
    対竜魔デッキ ○有利
    元々のデッキパワーが高く、弱点の少ない竜魔デッキですが、今のスタンダードな構築で天帝龍樹ユグドラゴを突破する手段がほぼ無いです。
    強いて言えば<セブンスロード・マジシャン>+<セブンスロード・メイジ>のコンボですが、よほど運が良くない限りはそうそう決まらないと思います。
    最強の罠である<ダーク・リベレイション>はマキシマムモンスターに対して無力なのも大きいです。
    そのため、竜魔デッキにおいては有利であると考えます。

    対機械族デッキ ×不利
    相手の場の表側表示モンスターを問答無用で破壊する<最強戦旗エースブレイカー>が天敵となります。
    マキシマムデッキ側は対策が取れないため、1枚でもドローされたら手札に温存され、マキシマムモンスターを簡単に返されてしまいます。
    また、<鋼機神ミラーイノベイター>も3枚の墓地の機械族をデッキに戻すことで簡単に打点を上げられてしまうため、こちらも天帝龍樹ユグドラゴが苦手とするモンスターです。
    これら6枚のカードによって完封されてしまう可能性もあるため、相性は不利であると言えます。

    対サイバースデッキ △五分
    マキシマムデッキ同士は先に仕掛けた方が圧倒的に有利なため、先攻ゲームになりがちです。
    マキシマム召喚成立の早さを競う勝負になるため、パワー自体は拮抗していると言えます。

    最後に
    マキシマム召喚に寄せたフュージョンデッキはいかがでしたでしょうか?

    今回はマキシマム召喚が主体で、フュージョン召喚はあくまでサブギミックでしたが、テーマのシナジーが強いためにまとまりがある構築にできたと自負しております。

    発売したばかりのフュージョン召喚なので、これからも新しい可能性を追求するために研究を続けていきたいですね!


    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者400名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

ミニフュージョン大会優勝デッキ解説【カマクラル】

    posted

    by デッキレシピ

    ミニフュージョン大会優勝デッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。


    10/2(土)に開催されたミニフュージョン大会にて相方の満足さんが優勝しました!

    エクストラ超越強化パックの発売日から早2週間、フュージョンデッキの大会上位入賞なども耳にするようになった頃のことです。

    僕はエクストラ超越強化パックの発売前からフュージョンについて研究していたのですが、大会の数日前に満足さんにその内容とサンプルレシピを渡したところ、そのレシピを改良したデッキで優勝を成し遂げられていました。

    今回はフュージョンの強みなど、基本的な内容を説明した後に、デッキの細かい解説に入るという二段構成で進めていきます。

    それでは、早速どうぞ!

    大会前の環境考察
    ミニフュージョン大会は、必ずフュージョンを1枚以上デッキに入れなければならないという特別ルールでした。
    ルール上、40枚の竜魔デッキや機械デッキにフュージョンを1枚だけ入れるということも可能です。
    しかし、わざわざこのルールの大会に参加するということは、大半の方がフュージョンデッキを使ってくるだろうと予想しました。

    次に指標となるのが、9/25(土)に開催された第6回マキシマムブラザーズ杯です。
    新弾発売後、53名の参加で開催されたこの大会は、約半数のプレイヤーがフュージョンデッキを選択していました。

    フュージョンデッキ内での分布を見ると、フュージョン竜魔やフュージョン機械といった、環境デッキにフュージョン要素をMIXしたタイプが最大勢力で、それぞれ大会の3位、4位入賞を果たしていました。
    このことから、単純なデッキパワーはフュージョン竜魔かフュージョン機械が高いのだろうと予想しました。

    ・フュージョンの特徴について
    ポイントは3つ
    1. リスクとリターン
    2. フュージョン以外の攻め手
    3. フュージョンの弱点
    順番に詳しく解説していきます!

    (1)リスクとリターン
    まずは言葉の定義から。
    リスク:召喚の難易度
    リターン:召喚成功時の盤面の強さ

    フュージョン召喚はアドバンス召喚とマキシマム召喚の間に位置するリスクとリターンを持った召喚方法であると認識しています。


    【アドバンス召喚】
    ローリスクローリターン

    アドバンス召喚(最上級モンスター)のリスクはリリース要員2枚です。リリースするモンスターは何でも構わないため、手札に自身とリリース要員の2体分が揃えばすぐに場に出せます。
    モンスターによってステータスの違いはあるものの、最大攻撃力2500という線引きがされていますね。
    ※<青眼の白龍>など一部例外はあり。

    リスクが低い分(組み合わせの幅が緩い分)、リターンも普通ですが、ラッシュデュエルにおいてはこのパターンが最も一般的となります。

    【マキシマム召喚】
    ハイリスクハイリターン

    逆に、手札に3種類の指定モンスターを要求するマキシマム召喚はハイリスクであると言えます。
    手札に3枚揃うまで、パーツをキープしておく必要があり、それに伴って行動が制限されるからです。

    しかし、一度盤面に出れば強力な効果を持つモンスターとして威力を発揮します!
    攻撃力が3000を超えることに加え、罠破壊耐性を持ち、守備表示という概念を持たないことから表示形式変更系のカードも効きません。

    デッキによってはマキシマム召喚の回答札がなく、出せた時点でほぼ勝ちが確定することすらあります。

    【フュージョン召喚】
    ミドルリスクミドルリターン

    フュージョン召喚は専用魔法カードである「フュージョン」を発動し、素材となる2体のモンスターをフィールドから墓地へ送ることで成立します。

    素材となるモンスターが指定されている分、最上級モンスターのアドバンス召喚よりリスクは高くなっています。
    しかし、魔法カードであるフュージョンはフィールドにセットしておくことができるため、マキシマム召喚のようにパーツを手札にキープしておく必要はありません。

    フュージョン召喚によって得られるリターンは、フュージョンモンスターの固有能力によって異なります。
    また、マキシマムモンスターと違って罠破壊耐性を持たず、守備表示にすることもできます。
    マキシマムモンスターは1体でモンスターゾーンを埋めてしまいますが、フュージョンモンスターはモンスターゾーンを1つしか使わないため、アドバンス召喚した最上級モンスターと同様に他のモンスターと並べることができます。



    現在はローリスクローリターンのデッキが環境を席巻しているため、単純なデッキパワーはフュージョン召喚の方が高いと判断しました。
    気になるのはリスクが高くなる点ですが、このリスクを大幅に下げてくれるのがサポートカードのスター・リスタートです!

    スター・リスタート
    通常魔法
    【条件】手札1枚をデッキの下に戻して発動できる。
    【効果】自分の墓地の通常モンスター(レベル5以下)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、自分の墓地の「フュージョン」1枚を選んで手札に加えることができる。

    フュージョン召喚に必要な3枚のカードの内、2枚を揃えてくれる超優秀なカードです!

    このカードのおかげで、墓地さえ肥えていれば即座にフュージョン召喚を成立させることができます!

    フュージョン召喚デッキを握る上でこのカードを使わない手は無いと思います。

    そして、この<スター・リスタート>と相性が良いのが、アニメ遊戯王SEVENSにてユウオウが使用し、今弾にも目玉カードとして収録されたメタリオンモンスター達です!

    全4種類のモンスターがおり、素材の片方が<イマジナリー・アクター>で共通、他の1体がそれぞれ異なっています。
    いずれも素材となるモンスターは下級通常モンスターであるため、スター・リスタートの恩恵を享受できます!

    また、メタリオンのフュージョンモンスターは全てステータスが攻撃力2800、守備力2500で統一されており、強力な選択効果を持っています。
    特に守備力2500というのが優勝で、守備表示にされたとしても、相手の最上級モンスターの攻撃で一方的に戦闘破壊されることがありません。
    加えて、効果も状況に応じて2つの内から選べるため、超優秀です!

    その中でも特に頭一つ抜けて強いのが下記の2体です!

    メタリオン・アシュラスター
    フュージョン / 効果モンスター
    レベル9 / 光属性 / サイボーグ族 / 攻2800 / 守2500
    「イマジナリー・アクター」+「ソード・ダンサー」
    【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
    【選択効果】●相手フィールドの裏側表示のカード1枚を選んで破壊する。●自分フィールドの表側表示モンスター(サイボーグ族)1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで、[相手フィールドの表側表示モンスター(戦士族)の攻撃力の合計]だけアップする。

    環境TOPの竜魔と機械は罠が強いことが特徴の一つです。
    機械は<獣機界奥義 獣之拳>、竜魔は<ダーク・リベレイション>で、これらの罠はフュージョンモンスターに対しても有効に使えます。

    メタリオン・アシュラスター>は裏側表示のカードを1枚破壊する能力を持っているため、これらの罠を除去してから安全に攻撃を通すことができます!
    また、相手に魔法・罠が無い時は裏側守備表示でセットしてきたモンスターを破壊できるため、ダメージを取りにいけます!

    効果の発動条件がデッキトップを墓地に送るというのも、墓地アドバンテージになるので強力です!

    新弾レビューでも書きましたが、現フュージョンモンスターの中では最強の1枚だと思います。

    メタリオン・エーラクレスター
    フュージョン / 効果モンスター
    レベル9 / 光属性 / サイボーグ族 / 攻2800 / 守2500
    「イマジナリー・アクター」+「マジック・ジャグラー」
    【条件】自分の墓地のカード1枚をデッキの下に戻して発動できる。
    【選択効果】●相手の墓地のモンスターを3体まで選んでデッキに戻す。●相手フィールドの表側表示モンスター(魔法使い族)を2体まで選んで持ち主のデッキに戻す。

    手札を減らさず、墓地のモンスターを3体もデッキに戻せる効果は超優秀です!
    機械であれば、<鋼機神ミラーイノベイター>や<最強旗獣サージバイコーン>、<シエスタトレーロ>などの効果発動をさせないようにでき、竜魔であれば、<ダーク・リベレイション>や<JAM:Pセット>を無効化できます。
    また、フュージョンデッキが流行った際も素材となるモンスターを戻すことで<スター・リスタート>のバリューを下げることができます。
    このように、現環境においては墓地を使わないデッキがほぼ居ないため、どの対面にも有効に効果が使えます!
    魔法使い族のデッキバウンスもタイミング良く打てればダイレクトアタックで大ダメージを取れるため、覚えておきましょう!

    ちなみに、条件でデッキに戻すカードには種類の指定が無いため、レジェンドカードを含めた魔法・罠カードも選択できます!
    墓地リソースを削ることもありますが、デッキ切れで負ける可能性を減らせるのも強いですね。

    (2)フュージョン以外の攻め手
    攻め手をフュージョンに依存してしまうのは危険です。何故なら、魔法カードであるフュージョンを引けないと攻め手を用意できず、その間に相手に攻め込まれてしまうからです。
    フュージョンを主体にするにしても、第二の攻め手として最上級モンスターを最低5枚は欲しいと思いました。
    また、お互いの場が膠着してしまった場合、最上級モンスターが入っていないと能動的に自分の場が空けられず、手札にフュージョン素材が揃っていても場に出すスペースが確保できないこともあります。
    この点からも最上級モンスターは必要ですね。

    (3)フュージョンの弱点
    フュージョンの弱点は3つ。
    1. 10sionMAXや鋼機神ミラーイノベイターといった貫通効果によって速攻でライフを取られるとキツい。
    2. 墓地バウンスに弱い。
    3. ライフカット能力が低い。
    順番に見ていきます。

    1.10sionMAXや鋼機神ミラーイノベイターといった貫通効果によって速攻でライフを取られるとキツい。
    読んだ通りで、フュージョン召喚が成立する前に相手に攻められると後手後手に回って弱いです。
    貫通効果さえなければ、裏守備セットで時間を稼げるのですが、ライフポイントで優位を取られると巻き返すのが難しいです。
    対処法としては、相手の攻撃モンスターを一掃できる<ダーク・リベレイション>の採用が理想的です。
    存在自体が相手へのプレッシャーとなります。
    ただし、墓地バウンスカードや<エンシェント・バリア>によってダーク・リベレイションはケアされてしまうため、過信は禁物です。
    最悪の場合、発動できずに場に伏せたままとなったダーク・リベレイションが枠をとってしまうことで、手札の魔法カードを発動できなくなります。
    フュージョンを引いているのに打てずに負ける...というのは本当に屈辱的です。

    2.墓地バウンスに弱い。
    上記でも少し触れましたが、このデッキには墓地のカードを戻されることで発動できなくなるカードが複数入っています。
    ダーク・リベレイション>しかり、<スター・リスタート>しかり、単体のカードパワーが高いカードが錆び付いてしまうことで、デッキのパワーも落ちて手札の循環も悪くなります。

    3.ライフカット能力が低い。
    現環境において、決着までのスピードが遅いことは致命的です。何故なら相手にターンを渡せば渡すほど、カードを引かれてしまうからです。
    自分の盤面を一瞬で返される恐れもあるため、極力短期で決着をつけることが望ましいです。

    これらの特徴を踏まえて、見事優勝を果たしたデッキレシピを解説いたします!

    デッキレシピ
    フュージョン竜魔デッキ
    プレイヤー:満足


    各カード解説
    【最上級モンスター】5枚
    連撃竜ドラギアス...2枚
    盤面の巻き返しやライフカットに活躍する最上級モンスターです!
    このカードのおかげで、相手の裏守備3セットの上からライフポイントを取りに行くことができます!
    効果発動のコストも墓地肥やしにつながるので強いですね!
    原点にして頂点のカードですが、それぞれ別の役割を持つ最上級モンスターを散らしているため2枚の採用です。

    セブンスロード・マジシャン...1枚
    単体で高い攻撃力を突破できるアタッカーです!
    この構築では5属性なので最大攻撃力3600ですが、相手のフュージョンモンスターを一方的に戦闘破壊できるのはかなりの利点ですね。
    ただし、返しに弱いことから1枚の採用です。

    最強戦旗エースブレイカー...1枚
    相手モンスターを効果破壊する最上級モンスターです!
    ステータス的に戦闘破壊できないモンスターはもちろん、相手の罠を警戒して攻撃できない場合でも、相手の盤面に直接干渉することができるので強力です!
    出されたらほぼ詰んでしまうマキシマムモンスターに対する僅かな対抗手段でもあります。
    コストもやや重たいため1枚のみの採用です。

    邪影ダーク・ルーカー...1枚
    相手のバックを破壊しつつ、1000バーンを与える貴重なモンスターです!
    この構築では相手の魔法・罠を直接破壊する魔法カードは不採用となっており、<メタリオン・アシュラスター>とこのカードしか破壊する術がありません。
    苦労して場に出したフュージョンモンスターを<ダーク・リベレイション>で一掃されたのではたまったものではないため、攻撃する前にはこのカードをフル活用して安全を確保したいですね!
    守備力2600あるため、アドバンスセットで場に出しておき、次のターンで相手のバックを破壊しながら場を空けてフュージョン召喚を決められるため、フュージョン召喚とかなり相性が良いです!
    また、手札に戻った際は<スター・リスタート>のコストにも使うことができるため無駄がありません。
    かなり噛み合いの良いカードですが、このカードが手札にダブると動きにくくなるため、1枚のみの採用です。

    【上級モンスター】1枚
    風使いトルネ...1枚
    相手の裏守備セットモンスターを起こしてライフを取りに行ったり、<セブンスロード・マジシャン>や<連撃竜ドラギアス>を寝かせて戦闘破壊したりと器用に立ち回れる上級モンスターです!
    手札コストで不要なカードを墓地に送り、次のターンのドロー枚数を増やせるところも強いですね!
    特にダブったフュージョンを墓地に送れるのは優秀です!
    効果は強いですが、ステータスが低めで相手の<連撃竜ドラギアス>の的になるため1枚のみの採用です。

    【下級モンスター】23枚
    イマジナリー・アクター...3枚
    メタリオン系フュージョンが入ったデッキの必須カードです!
    基本はこのカードが軸になるため、文句なしで3枚必須!
    相手がフュージョンデッキの場合、このカードが墓地にあると、<スター・リスタート>から即フュージョン召喚を決められてしまうため、優先的に墓地からデッキに戻しておきたいカードですね。

    マジック・ジャグラー...3枚
    メタリオン・エーラクレスター>の素材となるモンスターです。
    魔法使い族であるため、<ダーク・リベレイション>のコストとしても使えます。
    ステータスも準アタッカークラスとして高い水準を誇り、フュージョン体の効果も強いために3枚フル投入です。

    ソード・ダンサー...3枚
    メタリオン・アシュラスター>の素材となるモンスターです。
    種族のシナジーは無いものの、フュージョン体の効果がズバ抜けて高いため、そのカードを出しやすくするために3枚フル投入しています。
    ステータスも準アタッカークラスなので優秀ですね!

    サーペインター...2枚
    メタリオン・ヴリトラスターの素材となるモンスターです。
    メタリオン・エーラクレスター>や<メタリオン・アシュラスター>と比べると、やや性能は劣りますが、それでも強力な効果を持っています。
    ドラゴン族を破壊する効果は戦闘破壊できない<青眼の白龍>や、採用率の高い<連撃竜ドラギアス>の対策になりますし、表示形式を変更する効果はライフカットに役立ちます。
    特に機械相手には相手の最上級モンスターを裏守備表示にすることで、<獣機界奥義 獣之拳>を無効化できます。
    枠の関係から2枚の採用にとどめています。

    ライト・ソーサラー...1枚
    魔法使い族の攻撃力1500アタッカーです。
    裏守備セットされた大抵の下級モンスターを破壊できる他、準アタッカークラスの下級モンスターも一方的に戦闘破壊できます!
    スター・リスタート>での蘇生にも対応しており、1枚入れるだけで相手の構築予想を撹乱できるため、1枚の採用です。

    ミスティック・ディーラー...3枚
    ドローを促進しながら墓地を肥やしてくれるデッキのエンジンです!
    フュージョンを引きに行きながら、<ダーク・リベレイション>のコストを稼げるので、デッキの目指す方向性と効果がかなり噛み合っています。
    文句なしの3枚採用です。

    ささやきの妖精...3枚
    ウィスパーク・F・ガール>の素材となるモンスターです。
    また、採用率の高い墓地メタカードでもあります。
    現状、墓地を利用しないデッキがほぼ存在しないため、どのデッキ相手でも活躍を見せてくれるカードです。
    手札コストが何でも良いことも高評価で、ダブってしまったフュージョンを墓地に送って次のターンのドロー枚数を増やせます。
    こちらも文句なしの3枚採用です。

    スパークハーツ・ガール...3枚
    ウィスパーク・F・ガール>の素材となるモンスターです。
    この構築では下級モンスターの比率が高く、下級事故を起こしがちですが、このカードのコストに使うことで有効活用できます。
    特に<連撃竜ドラギアス>と相性が良いこともポイントが高いです!
    場に伏せたまま枠をくってしまうフュージョンを使うキッカケにもなるため3枚の採用です。

    セブンスロード・メイジ...2枚
    墓地を肥やしながら相手の最上級モンスターの打点を下げられる優秀な下級モンスターです。
    手札を使わない分、<スパークハーツ・ガール>よりこちらの方が手軽ですが、フュージョンとの兼ね合いからスパークハーツ・ガールを優先しています。
    枠の都合上、2枚の採用です。

    【魔法カード】8枚
    フュージョン...3枚
    このカードが引けないことには何も始まらないため、3枚フル投入です!
    手札にダブつくリスクもありますが、引けない方が困るのと、ダブつくリスクは約4%なので割り切りです。

    スター・リスタート...3枚
    フュージョンデッキにおける最強の魔法カードです!
    墓地が肥えている前提ではありますが、フュージョン召喚に必要な3枚のうち2枚を揃えてくれるため、フュージョン召喚がグッと楽になります。
    もちろん、<フュージョン>を引けていないと腐る場面もありますが、墓地の下級通常モンスターを蘇生することでアドバンス召喚のリリース要員確保にも使えます。
    単体のカードパワーが高いため、フュージョンメインにするなら3枚必須です。

    10sionMAX...1枚
    フュージョンデッキは裏守備3セットで耐えられることも多いですが、このカードのおかげでダメージを取りにいけます!
    1枚でも見せれば相手は警戒してくれるため1枚の採用です。
    尚、複数枚の採用はコストが厳しいため、要調整です。

    死者蘇生...1枚
    最高の汎用性を誇るカードです!
    一度フュージョン召喚に成功すれば、フュージョンモンスターを蘇生することもできますし、フュージョンに必要な素材を集めることにも使えます。
    ドローと墓地肥やしを促進してくれる天使の施しも捨て難いですが、単体のカードパワーで見れば、このカード1枚で手札3枚分の働きに相当するため、こちらを優先しました。

    【罠カード】3枚
    ダーク・リベレイション...3枚
    言わずと知れた最強の罠カードです!
    このカードの後ろ盾のおかげでターンを稼ぐこともあるため、3枚フル投入しました。
    また、<メタリオン・エーラクレスター>をフュージョン召喚できれば、効果でこのカードを使い回すことができます。
    相手のデッキ内のバック破壊カードが底を尽きれば、相手の攻撃による被害を無くすことができるため、相性がいいですね。

    【エクストラデッキ】12枚
    メタリオン・アシュラスター...3枚
    主に使うのは相手のセットカードを破壊する選択効果です!
    このカードが盤面に維持されるだけで毎ターン+1アドになるため、相手は優先的にこのカードを破壊しなければなりません。
    素材モンスターは<スター・リスタート>にも対応しており、リスクとリターンを見た時にリターンの方が大きいモンスターです。
    積極的に出したいモンスターで3枚採用。

    メタリオン・エーラクレスター...3枚
    ささやきの妖精>の強化版であり、墓地メタカードの最高峰です!
    効果発動のコストによってレジェンドカードを使い回せることもできるため、動きに無駄がありません。
    こちらもリスクよりリターンの方が大きいモンスターなので3枚採用です。

    メタリオン・ヴリトラスター...3枚
    上記2体のメタリオンモンスターにはやや劣るものの、ステータス・効果ともに十分優秀です!
    サーペインター>は2枚の採用ですが、<スター・リスタート>で3枚目を出す可能性があるため3枚採用です。

    ウィスパーク・F・ガール...3枚
    メタリオンモンスターと比較するとステータスと効果は今一つです。
    しかし、場に伏せたフュージョンが自分でロックをかけてしまうケースがあるため、そうした状況を打破するためにいつでもフュージョンできるよう3枚採用しました。
    スター・リスタート>による恩恵もないため、1デュエルにおいて3回出すことはほとんど無いと思いますが、エクストラデッキの枠が余っているため、数%のために3枚採用しています。

    不採用カード理由
    アメイジング・ディーラー
    多くのデッキで高い採用率を誇るカードですが、このカード単体では相手にダメージを与えることができず、中盤以降に引いた場合に活躍しないことから不採用としました。
    また、このカードの効果は上級モンスターとセットで発動しない限り、ダイレクトアタックと同じになってしまうこともリスクが高いです。
    特に今回はシングル戦だったため、強さにムラのあるカードを採用するより、一定の活躍をしてくれる攻撃力1500アタッカーなどを優先しました。

    マジカル・ストリーム
    メインギミックの動きやプレイングで罠を踏まないようにできるため、魔法・罠破壊カードは不採用にしました。
    メタリオン・アシュラスター>と<メタリオン・エーラクレスター>が優秀すぎますね!
    また、相手の魔法・罠ゾーンが埋まっていると、相手は手札から魔法カードを発動できなくなるため、擬似的なロックになります。
    特にフュージョンデッキだった場合は下手に盤面を空けない方が動きを鈍らせることができるため、こちらの状況を整えてから一気に攻めることもできます。

    昂光の裁き
    対フュージョンモンスターにおいて最強のカードですが、フュージョンデッキ以外に対してそこまで強く打てないため、わざわざ枠を割いてまで採用したいと思いませんでした。
    フュージョンデッキのような展開系の場合は、こうしたメタカードを採用するより、自分の動きを通した方が強いです。
    このカードでバウンスを狙うくらいなら、次のターンもフュージョン召喚できるようなカードを採用した方がいいと思います。

    永久凍結
    自分のモンスターゾーンを空けつつ、最上級モンスターをデッキバウンスできるので強いですが、<鋼機神ミラーイノベイター>や<セブンスロード・マジシャン>に対して無力であるところがマイナスでした。相手によっては発動機会がなく、枠を埋める要因となってしまったため不採用に。

    このデッキの弱点
    バウンスに弱いです。
    最も致命傷を与えられるのは昂光の裁きで、フュージョンモンスターをエクストラデッキに戻される上に墓地のリソースも削れます。
    また、<ささやきの妖精>や<陰陽士サカカゼ>といった墓地リソースを削るカードも天敵です。
    スター・リスタート>と<ダーク・リベレイション>が腐ってしまうからです。
    同型対決においては、先に<メタリオン・エーラクレスター>を出した方が圧倒的に優位になります。
    あと、対面する機会は少ないですが、マキシマムモンスターを出されるとかなりキツいです。
    マキシマムが流行るようなら、<最強戦旗エースブレイカー>の枚数を増やして対策するのが良いと思います。

    プレイングのコツ
    とにかく手札を回転させることに尽きます。
    フュージョンを引かないことには始まらないため、手札か墓地にフュージョンが来るまで極力手札を使い切って毎ターン5枚ドローしましょう!
    また、魔法・罠ゾーンを埋めてしまうと、動きが鈍くなってしまうため、罠は惜しまずに使える時には使いましょう!
    盤面を返されても、ライフの続く限りやり直しは効きます!
    思い切った強気のプレイで臨みましょう!

    最後に
    長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。

    大会はシングル戦でしたが、3回の後攻スタートにも関わらず、負けなし優勝できたのはデッキパワーの高さ故だと思います。

    ただ、フュージョンはまだ登場したばかりで、次の弾でも新規が登場することから、まだまだ伸び代がありますね!

    今後も色々試していきたいと思います!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



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