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新制限対応 《炎王妃 ウルカニクス》採用型【炎王】
3月24日に発売された『遊戯王OCGストラクチャーズ第8巻』読まれましたか？
付録の方が高いと言われているこのシリーズですが、OCGプレイヤーならより楽しめる漫画ですので、まだ読んでいないという方はぜひとも手に取ってください。OCGで暴れたカードが出てくるたび変な笑いがこみ上げてきますので。
さて今回は、そんな『遊戯王OCGストラクチャーズ第8巻』の付録カードとなった＜炎王妃 ウルカニクス＞とそちらを採用したデッキの紹介となります。よろしくお願いします。
カード紹介
ただでさえ環境で大暴れしている【炎王】に登場した新規カード、それが＜炎王妃 ウルカニクス＞です。しかし新規だからといって、とにかく入るタイプのカード、というわけではありません。
結論から言うと、純構築の【炎王】には入り、【スネークアイ】との混合構築に入らないのです。
なぜそうなっているのかも含めて解説していきます。
炎王妃 ウルカニクス
(2)自身が破壊され墓地へ送られた場合に、デッキから＜炎王神獣 ガルドニクス＞を守備表示で特殊召喚する効果
の2つの効果を持っています。
(1)の方は2枚初動ではあるものの、好きな【炎王】モンスターに触ることができる効果で、場合によってはランク8の素材となるのがポイントです。このレベル変動効果は、ターン終了時までの制約がないため、相手ターンにX召喚をする＜炎王の聖域＞と非常に相性がいいと言えるでしょう。
展開例紹介
このカードを用いた展開例として、手札に炎属性モンスターと＜炎王妃 ウルカニクス＞が存在する状態から。＜炎王妃 ウルカニクス＞を通常召喚し、効果で手札の炎属性モンスターを破壊して＜聖炎王 ガルドニクス＞をサーチ。
そのまま＜聖炎王 ガルドニクス＞を自身の効果で特殊召喚することでランク8が成立します。
【スネークアイ】を混ぜた形にすると、＜スネークアイ・エクセル＞を中心に、破壊したくないモンスターを手札に抱えることが増え、結局使わなくなり初動である意味が薄くなるため不採用となりやすいのです。
デッキレシピ
炎王
プレイヤー：Hearth
モンスター
計25枚
エクストラデッキ
計14枚
デッキレシピについて
先ほど説明した通り、＜炎王妃 ウルカニクス＞を意識しての純構築になっております。かなりの確率で炎属性が引けるため、破壊する対象には困らないでしょう。
基本的には＜炎王妃 ウルカニクス＞や＜真炎王 ポニクス＞にアクセスしてアドを稼いでいくのが中心となっており、正に【炎王】と呼べるような動きができるデッキとなっています。
上手いプレイヤーが握れば、ランキングデュエルを優勝するポテンシャルは余裕であるでしょう。
4月1日からの制限改訂に合わせた形で構築をしていますが、場合によっては＜カイザーコロシアム＞はさらに規制される可能性があるため、気にする方は1枚減らして汎用カードと入れ替えてみてもいいかもしれません。
まとめ
現在環境で多く使われている【炎王】デッキの新規カードということで＜炎王妃 ウルカニクス＞を紹介させていただきました。4月1日の制限改訂に対応した形となっていますので、こちらの純構築の【炎王】はかなりお勧めのデッキとなっています。
より競技シーンに食らいついていきたい、という方はぜひ組んでみてはいかがでしょうか？
