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ホロショット:《星占の巫女 リメンバ・ナイト》

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by てらたか

こんにちは。
最初の自己紹介で『青ルリグ(というかソリティア系の青)をよく使う』と言いつつ、実は白ルリグの話と黒ルリグの話しか記事にしていないのを、皆さん知っていたでしょうか。僕はこの記事を書くにあたって初めて気付きました。

実際はΛの記事とかミルルンの記事も書けるといえば書けるんですけど、Λは既に記事が上がっていたり、ミルルンは名古屋の知り合いがほぼ同じレシピを解説したりしてしまっていて、青ルリグで書くことがないんですよね......。
こないだしみずきさんに会ったときも「てらさんバンバン記事書くかと思ったら、宇宙人さん(さっき言った名古屋のプレイヤーのこと)と記事被るから思った以上に書く機会少ないんですよね」と言及されてしまいました。うるせーダガ愛でてろ!

gp



とまあ色々あって、久々に新しく青系のルリグ組んでみようと思ったわけです。
そして、新弾で強化されたのに注目度が低く、なおかつ自分で使ってみたいと思うルリグがいたから、これ幸いと今回は組んだわけです。はい、記事タイトルに書いてある通りそれがリメンバです。


白ルリグじゃねえか!!

〇デッキレシピ

■コンセプト■

白ルリグじゃねえか!!

■正しいコンセプト■

新弾のホロスコープってカード、効果もLBも最強じゃね? 使わない理由なくね?

■もうちょい詳しく■

僕が環境初期にサシェの構築を考えていたというのは前々々回の記事の通りです。完成したサシェはそこそこに強く、しばらくはあれを使っていました。
けれど、ずっと使っていたら途中で飽きてしまったんです。『<サタン>キープから<フルムーン>を立て続ける』という基本行動から外れることが困難であることも理由のひとつですが、それ以上に新カードをもっと使いたい欲に駆られてしまったんですよね。

そんなわけで、まだ使用者が少ない新規カードの中から、強そうなものをいくつかピックアップしてみました。
ミュウを真剣に考えるプレイヤーが少ないから<オウグソク>を使う? とは言うものの、このデッキは既にある程度発展済みでした。
列車タマも同じく別なところで進化を見せており、遊月も<台風><ヘルボ>を取り込んだ型の登場や龍滅重来型・燐廻型などと既に大量の派生が登場済み。
新弾は強いカードは多いといえどインパクトがあるカードは少なく、そのため研究対象が分散していたのです。

そんな中で見つけた1枚が<ホロスコープ>でした。
リメンバに容易なアタック時除去を与えるこのカードですが、『電機ではなく宇宙』『そもそもピルルク系のデッキ自体が下火で、その中でもリメンバは使用者が少ない』などの複数の要因が絡んでいたのでしょう、真面目に使用するプレイヤーはほとんどいませんでした。
サシェを使っていた期間の対戦の中でも当たった回数は1回のみです。

そんなわけで、<ホロスコープ>を最大限に活用したリメンバを考えることになりました。

さて、<ホロスコープ>メインのリメンバを組み始めたわけですが、ここで最大の問題が襲い掛かってきました。
それは即ち、『<Λ>との差別化』です。
いくら<ホロスコープ>が容易な除去手段を与えるカードと言っても、同じくほぼノーリスクで除去を行えてしまう<AMS>と比べると、凍結させる手間の分だけ<ホロスコープ>の方が劣っているような気がしてきてしまったんです。
ホロスコープ>自体を<AMS>に見劣りしないアタッカーにし、そしてリメンバを<Λ>と差別化しなければ、<ホロスコープ>、ひいてはリメンバを使う必要はこれっぽっちもありません。
そして、その差別化は<Λ>では代用案が準備できない差別化である必要もありました。

(差別化だけでは劣化の回避にはならない、という話は、Twitterで何度か話しています。
これについて詳しく話すと記事のテンポがかなり悪くなってしまうため、今回は割愛させていただきます)

まず、デッキがスペル軸でないこと。スペルを使ってデッキを回転させるのであれば<AMS>でよくなってしまう以上、ここは当然です。
そしてその上で、凍結がいつでも容易に行える構築にすること。この2つを満たしてやることで、初めて<ホロスコープ>はアタッカーとして<AMS>と同レベルの立場になれます。
相手のダウン状態のシグニを凍結し、その前に<ホロスコープ>を置くことで、例え<ホロスコープ>が除去されても相手は凍結されたシグニをどかさなければアタックできない状態に陥ります。
この特性を利用することで、<ホロスコープ>は<AMS>にない持ち味を持ったアタッカーにできます。

そして、リメンバ自体を<Λ>と見られる範囲の違うデッキタイプにする必要がある問題。
この回答は、自分が一つ前に使っていたサシェが持っていました。

ACG>を自然と複数枚積むことで、リメンバは、レゾナを使うほぼ全てのデッキに対して明確に有利になれたのです。
サシェに対抗するため<Λ>に<ACG>を積むことは非常に多いです。が、ピルルクは相手のシグニを除去する手段に乏しく、また<ACG>を大量に入れる枠もないため、丁寧に処理されるとサシェ相手には難しい立ち回りが要求されました。
リメンバの場合、この難しい立ち回りの問題が全部解消されます。<ACG>自体がデッキの動きの補佐になりますし、相手の<サタン>はリメンバ効果で簡単に処理でき、そして<ニュームーン>に動きを妨害される心配もなし。

こうして、潤滑油が少ないために重要なアタッカーである<ホロスコープ>はフル投入・最大の差別化要素である<ACG>もフル投入という前提の元、<ホロスコープ>と相性の良い<サメ><ホタル>、<ホタル>と相性がよく凍結要素になる<BEC>、と順番にかみ合うカードを積んでいった結果、完成したのがこのレシピということになります。

■キーパーツ解説■

R羅星 ホロスコープ

gp



強いカードは4。

相手を無理なく凍結することで、リソース損失なしで相手へ点数を刻めるシグニになります。
デッキの構築上、相手のエナをできるだけ絞って<ロックユー>で詰めることがほとんどなため、バウンスでの除去は構築と綺麗に噛み合います。問題は、相手の手札を増やしてしまう関係上、ピルルクのようにルリグアタックで詰めるのが難しくなってしまう点でしょうか。

メインの役割だと3でも十分なことが多いですが、諸事情あって4枚入っています。

Rコードアート A・C・G

gp



強いカードは4。

ホロスコープ>のために無理なく相手を凍結すると共に、レゾナ系のデッキ及び対ピルルク・対ハナレ戦なんかで相手の動きを大きく鈍らせる役割を持ちます。
このカードが苦手な相手は大体アーツを撃って処理してくれるため、結果として次弾で<ロックユー>を撃って〆という流れに持っていくことが多いです。

ホロスコープ>とこのカードの2種は、LBが非常に強力なことも重要になってきます。
Λ>と違い、リメンバはハンデス要素が少なく、対遊月で明確な防御プランを作ることがほぼ不可能に近いです。が、相手に強いバーストを1枚踏んでもらい、かつリメンバの効果で<曲折>を妨害してやることにより、対遊月の勝率は一気に上がります。

つまり、相手にLBとして踏んでもらいたいがために、この2種のカードは4枚入っています。

強LBが8投の場合、下3枚のライフで踏んでもらえる確率はほぼ50%になります。可能な限りライフをキープし、LBから相手に威圧を掛けていきましょう。
バーストでビートをメタする、という考え方は、どっちかといえばデュエルマスターズに近いですね(笑)

ライフの下6枚中に1枚でも凍結バーストが埋まっている確率はほぼ75%です。ここまで来ると実質的な防御アーツ+1ぐらいの考え方で信用できる数値になってくるので、全面空いたりしても死なない時は楽観視して攻撃を受けちゃって大丈夫です。

Rコードアート H・T・R

gp



強いカードは4。

ホロスコープ>と同様に凍結シグニを除去できますが、このカードの除去はリソースを1つ喰う上にバニッシュによる除去なため使用機会は少ないです。
どちらかといえば2ドロー効果を使うことが多く、<BEC>と捨てて0面凍結から<ホロスコープ>で1点を通したり、<サメ><ホタル><ホロスコープ><ロックユー>で詰めたりという動きかたがメインになってきます。

3t目からは常に場に1枚は出していきたいため、少し調整したらすぐ4枚になりました。

Cコードアート B・E・C

gp



強いカードは4。

ホロスコープ>と一緒に登場した凍結補佐シグニです。
スリーアウト>、<ホタル>、<アリシア>、<アイフレ>によって無理なく相手を凍結できる他、無理をするならリメンバ起動で捨てることで一気に2面を凍結することも可能です。
サメ><ホタル><ホロスコープ>を行う場合に必要な凍結面は2箇所なので、これでぴったりといったところ。

Lv1として序盤に並べることもできるため、序盤から終盤まで常に仕事してくれます。いつ引いても強いので問題なく4になりました。

SR幻水姫 グレホザメ

gp



強いけど2。なんでだ!

このデッキは<Λ>のようなソリティアを行わないため、Lv4が多いと常に事故に繋がります。
Λ>との差別化・バーストによる耐久の2つの観点から<ホロ>と<ACG>の数は減らせなかったため、断腸の思いで<サメ>の数を2まで減量しました。

絶対にエナチャージはせず、<ホタル>と一緒に出せる時のみ出します。

PRCRYSTAL SEAL(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol4)

gp



ハンデス用ユニークスペルです。
LBのうち16枚がドローであるこのデッキは、手札が尽きることは少ない代わりにエナは伸びないことが多いです。そんな中で、しっかりデッキと噛み合いつつエナが伸ばせるこのカードは必須級に近いと思っています。
4枚にするか3枚にするかで迷い、4枚で試したところちょっと引きすぎるかな? と思ったため3枚まで減らしました。

PRコードアート †A・L・C・A†(カードゲーマーvol.26 付録)

gp



最初のほうで何度も言いましたが、リメンバは白ルリグです。
そのためこのカードは、基本的には「5枚目の<ホロスコープ>」あるいは「<マイアズマ>で蘇生できる<ホロスコープ>」という扱い方をします。

3t目までに引けば<ホタル>や<サメ>も回収できますが、沢山入れても4t目以降は<ホロスコープ>しか回収できないという中途半端さが目立つため、1枚だけの投入になりました。
多くても2枚のカードだと思います。

STドント・ステップ

gp



全ハンデスは難しいですが、<ホタル>やLBでのドロー・<ブルパニ>や<シール>のハンデスを噛ませれば、手札差を3~4枚にすることは結構できます。
そのため、<ドントムーブ>のほぼ上位互換、あるいはリメンバで撃てる<ドントエスケープ>として活用することが可能です。

デッキが上手く回転した時には遊月相手の防御プランにもなりますが、あまり期待はしない方がいいです。

PRロック・ユー(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol3)

gp



相手のライフが3を切った時点でトドメまで持ち込めるフィニッシュアーツ。
それに加えて、止め系やピルルクの動きを一旦停止させたりといった使い方もできます。

龍滅>が入っていないため、使用タイミングには注意が必要です。
サメ><ホタル><ホロスコープ>の盤面を2t続けて作って2t目に<ロックユー>、<ACG>を頑張って処理して疲労した相手に<ロックユー>など、しっかり相手にエナを吐かせてから撃つようにしましょう。

今回はこの枠を<ロックユー>にしていますが、単純に防御5枚にして運用しても普通に戦えるとは思います。
ただ、詰め・スペル利用系のショットデッキ相手の擬似的な防御・相手に防御用のリソースを吐かせるという別方面での行動制限と、1枚でやれることはかなり多いため、個人的には必須です。

SPアイスフレイム・シュート(レジェンドアーツパック)

gp



最後に、このアーツについて。
ブルパニ>2枚目、<Lv5リメンバ>、<ピンチディフェンス>、<ディストラクトスルー>なんかと迷いつつこれに決めました。

デッドナイト>......対耐性持ちシグニ性能と詰め性能がピカイチで、いわば『3コストで<フリーズ>・<スリリングドロー>・<レスホープ>3回』になる。が、勿論防御性能は最低
アイフレ>......対オーラ性能・対耐性持ちシグニ性能・防御性能どれも高いが、マルチエナを使うため<アズマ>との両立はデッキ構築を縛る
ブルパニ>......対オーラ性能・防御性能どちらもあり、またハンデスを行えるため詰めに持って行きやすい。が、耐性持ちシグニに手も足も出なくなる
ピンチ>......対オーラ性能・防御性能どちらもあり、<ブルパニ>と違い対オーラ性能は一段と高い。が、耐性持ちシグニが辛い上にロングショット相手も難しい
スルー>......小型デッドナイト。1コストで詰めの補佐ができる上ハンデスもできるが、対耐性持ちシグニ性能は低い

それぞれの特性はこんな感じで、今回の構築ではメインの鯖を9枚まで増やして<アイフレ>を投入。環境によってアーツを変える場合この枠になるでしょう。
汎用性の高さという観点なら<ブルパニ>が一番強いと思います。

■というわけで■

いつもはピルルクにパーツが取られているために組まないことになりがちなリメンバなんですが、興味を持って実際に組んで回してみたら結構勝てて、実のところちょっとびっくりする結果になりました。
複数のルリグに触れてると、ちょっとした発見でも新鮮味があって面白いですw

「ショット相手の防御に運が絡む代わりに、レゾナ系の相手に有利がつくロングショット」という考え方をしっかり理解して使えば十分に楽しめるデッキになったと思うので、興味が沸いたら是非回してみてください。

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