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知って得する、注目のアシストルリグたち

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by からばこ

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知って得する、注目のアシストルリグたち
はいこんにちは、からばこです。
今回は「注目しているアシストルリグ紹介」ということで、個人的に「なんだかよく見るなあ」と感じるアシストルリグを、色々と紹介していきたいと思います。
マドカ//フロート>や<メル・インビジブル>といった、メジャーオブメジャーなアシストルリグは紹介しません。もう皆さんご存知でしょうからね。
「最近ウィクロスを始めたのでメジャーどころを知りたい!」という方は、過去に46熊さんが書いてくださったこちらの記事をご覧ください。GP優勝おめでとう!

というわけで行ってみましょう。

1:ウムル=クリアー
まずはこのカードから。8月上旬頃からにわかに流行しはじめました。
メインフェイズ・アタックフェイズの両方でグロウ可能で、2つの出現時能力を持ちます。

1つ目は無色1でルリグの凍結。
ダウンこそしませんが、主に自分のターンにグロウし、アタックを終えてダウンしたセンタールリグを凍結させることで、次のターンのルリグアタックを封じることができます。サーバントが確保できなかったときに使えば1面防御につながりますね。
相手のアタックフェイズにグロウすることで、相手のルリグアタックを抑制することも可能です。<ミコオシ//ディソナ>のライフバーストが発動した際の選択を相手に強いることができ、地味に強力です。
とはいえルリグ凍結では、やはり自分のターンにグロウして、相手の次のルリグアタックを封じる目的で使うことが多いでしょう。

2つ目は手札交換です。
お互いに手札を全て捨て、相手は捨てた枚数より1枚少なく、自分は1枚多くドローします。捨てさせる枚数の合計は1枚ですが、「全て捨て、引き直す」豪快さがウリです。

メインフェイズ、アタックフェイズのどちらで使っても優秀です。
メインフェイズで使えば自分の手札交換に加え、相手が前のターンに回収した<サーバント #>を叩き落とせるので、ルリグアタックが通りやすくなります。相手のアタックフェイズで使えば、相手がメインフェイズで整えた手札をリセットできるため、計算を大きく狂わせることができるでしょう。
「捨てた枚数より1枚少なくドロー」は、相手のデッキを大幅に削ることもできる、とも読み替えられます。<ウリス・スケアー>や<まほまほ//ディソナ><ウルトラスーパーヒーローズ>などで相手のデッキを1〜2枚にしてから<ウムル=クリアー>にグロウすれば、相手の手札を一気に消し去ることもできますね。

ウムル=クリアー>の魅力はグロウコストの軽さです。何と無色0。
ルリグ凍結に無色1エナかかりますが、それを含めても驚きの軽量グロウです。早めにリミットを上げたいデッキでも嬉しいですね。

似た能力を持つアシストルリグに<ピルルク/P-A>がいます。
ルリグの凍結という点では共通していますが、グロウのタイミングやエナコスト、ハンデスの質が微妙に異なります。
小回りの効くハンデスは<ピルルク/P-A>が優れていますが、グロウコストの軽さやデッキを削るという面では、やはり<ウムル=クリアー>に軍配が上がります。

そもそも<ウムル=クリアー>が流行を始めたのも、<未知の巫女 マユ>にグロウする<残黒の巫女 タマヨリヒメ>デッキがきっかけとされています。
黒タマ、マキナ(<マキナバインド>)、軽量青ルリグという構成が主流だった黒タマユにおいて、「1面防御に加えてデッキ破壊までできる」<ウムル=クリアー>が注目されたようです。
最近は<カオス!chaos!混沌!>が登場したり、<奏月の巫女 タマヨリヒメ>が流行したこともあり、他ルリグにもお呼ばれしているようです。

ちなみに<ウムル=ダウン>という優秀なアシストルリグの存在が、<ウムル=クリアー>を強くしていたりもします。
相手からしてみれば、<ダウン>か<クリアー>か読みづらいんですよね。
2年半以上前に発売された0弾に収録されたカードが未だに現役。
それほどまでに唯一無二なアシストルリグ。それがウムルです。うむる。

2:ウリス・オーラ
続いては<ウリス・オーラ>。
オールスタープレイヤーが愛して止まない<エニグマ・オーラ>もアシストルリグになりました。
メインフェイズに0エナでグロウ。このターン、自分のセンタールリグがアタックした際、自分の場からシグニを2体までトラッシュに置くことで、トラッシュのライフバーストを持たないカードを、同じ枚数ライフクロスに置きます。
要するに「2体のシグニをトラッシュに置いて2点回復」です。

「2点回復するのに2面空いたんじゃ意味ないじゃん」と思う方もいらっしゃるでしょう。
私もはるか昔、<エニグマ・オーラ>を最初に見た際は同じ感想を持ちましたが、実はそうではないのが<ウリス・オーラ>の強さです。

まず、クラッシュされたライフクロスはエナになります。
ウリス・オーラ>で2枚ライフクロスが増えるので、【エナチャージ2】とも捉えられますね。
トラッシュから任意の2枚をライフクロスに置けるので、色や特定のカードの確保にもつながります。偉いです。

シグニを活用できる点も大きいです。
例えば<翠子//メモリア>をアタックさせ、効果を発動してから<ウリス・オーラ>でトラッシュに置く、なんてコンボもできます。
他にも<あや//ディソナ>や<アルフォウ//ディソナ>の「場を離れたとき」を能動的にトリガーさせることもできます。
言うまでもなく、リミットを上げやすいという点でも優秀です。グロウコストが0ですからね。
気になる点としては、相手の場に干渉しないうえ、相手にこちらのシグニを除去する手間をかけさせないことでしょうか。
また、【ダブルクラッシュ】に弱いことも挙げられますが、それくらいです。

ライフクロスを増やせるため、<白羅星姫 フルムーン>や<ゲーム1能力>を持つ【サシェ】との相性が良いです。前述した<翠子//メモリア>も言わずもがな。
あや//ディソナ>を有効活用するデッキでも人気です。私もお世話になりました。
最近だとライフクロスの枚数が重要なフェゾーネ遊月こと<炎泳華 遊月・燦>でも活躍しそうです。ネザキさんがこちらの記事で以前紹介していましたね。

「2点回復するのに2面空ける」の強さが分かれば、あなたはもうウィクロス中級者です。
ちなみに元ネタの<エニグマ・オーラ>は、デッキトップからカードを埋めるため、デッキの一番上に強力なライフバーストを仕込んでおくことで、ライフクロスがとんでもないことになります。<トオン>とかね。

3:サンガ//シェイク
2エナで2回アタックを無効にする、シンプルな緑のアシストルリグです。

似た能力の<メル・インビジブル>と比べて3面防御こそできませんが、2面防御のコスパはサンガのほうが良いです。
アタックを無効にするため、確実に2面止められるのは優秀です。相手のシグニにアタックを許すため、<ミコオシ//ディソナ>のような「アタックしたとき」を止められない点も<メル・インビジブル>と共通しています。

微妙に違う点は、サンガが「そのアタックを無効にする」で、メルが「ダメージを無効にする」です。
微妙な違いですが、ランサーを止められるか否かの違いがあり、サンガは止められ、メルが止められない、という点は大きいです。
そもそも「アタックそのもの」が止まっているので、シグニのバニッシュも発生しません。オールスターでいう<暴風警報>そのままです。

なので3面要求にはめっぽう強いのですが、それ以外だと意味のないシグニアタックを先にされることで、空振りしてかわされる、という弱点もあります。
ただ、現環境は3面要求がスタンダードなので、基本的に2面は止められる、と思ってしまってもいいでしょう。意味のない空振りでライフクロスが割られなければ、それはそれで防御したことにつながります。

遭遇率はあまり高くありませんが、<メル・インビジブル>より消費が軽い緑アシストルリグの防御枠として覚えておくといいでしょう。
似たアシストルリグとして<アト=イジェクト>もいます。知っておくと構築の幅が広がるかも?

4:クラップしないマドカ
「じゃないほう」という表現はあまり好ましくないかもしれませんが、いかんせん<マドカ//クラップ>が超有名なので......。
今回紹介する3枚もひっじょーに強力です。

まずは<マドカ//ダブ>から。
0コストでシグニを1面ダウンさせつつ1ドローし、青1でランダムハンデスです。
エルドラ!オンステージ!>や<タマゴ=ビーティング>といった青の1面防御のアシストルリグと同じポジションで、主に<マドカ//フロート>を使いたい際の軽量防御枠で採用されます。
ランダムハンデスはエナコストに青を求められますが、特にディソナであれば<マチャフラ//ディソナ>などをちらほら採用するケースもあるので、使う頻度も多いはず。主にディソナユキなど、コントロール色の強い非青ルリグで使われる印象です。


続いては<マドカ//ブレイク>です。
シグニ1体を対象とし、相手が手札を2枚捨てなければ、それをデッキの一番下に送ります。
グロウコストは2で、追加で青1無色2を支払えば、同じ効果をもう一度使えます。最大2面防御です。

相手が手札を捨てられなければ、強制的にデッキボトム送りという強力な防御を持ちます。
主にセンターが青ルリグのハンデスデッキで採用され、過去はあやなどで活躍しました。
青では珍しい面除去で、これも青の攻撃力の低さを補ってくれる点では相性バツグン。何ならメインフェイズに使っても怒られません、多分。


最後は<マドカ//アレンジ>です。
2エナで最大2面ダウンと両コスパですが、それぞれ「エナゾーンに3種類の色」「トラッシュにカードが15枚以上」の条件を満たす必要があります。
達成は難しいですが、<残黒の巫女 タマヨリヒメ>デッキで輝きます。エナのディソナカードに黒を与えるため、ディソナ主体のデッキでは3種類を満たしやすく、トラッシュの枚数も黒タマであれば自然と増えます。
未知の巫女 マユ>にグロウするタイプではなく、最後まで黒タマで戦うデッキの軽量枠に採用してもいいかもしれません。


全4種類いるマドカですが、どのマドカにグロウするかを見極めるのはなかなか骨が折れます。
とりあえず、もう1人のアシストルリグから軽重を判断するのが良いのはないでしょうか。明らかにもう1人が重そう(防御面数が多そう)だったら<マドカ//ダブ>とか、そういう感じです。
青系のハンデスであれば<マドカ//ブレイク>を警戒するといいかもしれません。青相手に手札を抱え続けるのは大変ですが、リーサルの際は2枚残す、などの工夫が必要です。

ま、アシストがメル&マドカで、「これは<メル・インビジブル>&<マドカ//ダブ>だ!」と戦っていたら、<メル・プレゼント>&<マドカ//クラップ>なんてこともあったりなかったり。
あと、センターが赤などショット系のルリグでは、「両方とも軽かった」なんてこともよくあります。

終わりに
というわけで注目アシストルリグ紹介でした。
最後に、最近流行している、メジャーどころのアシストルリグを紹介しておきます。

1面防御
3面防御
WIXOSSBOXを編集していてよく見るレベル2アシストルリグはこのあたりです。
本当にざーっくりですので、ざっくりざっくりと捉えてください。
言うまでもなく他にも様々なアシストルリグがいますので、デッキ構築の際は、自分に合ったアシストルリグを選びましょう。

セレモニーの結果を見て、頻繁に登場するアシストルリグの能力を覚えておくと、バトルでの立ち回りが楽になります。
ダウンやダメージ無効など、貫通する手段が存在する防御が流行していれば、自分のデッキにそれを盛り込むことで、勝率アップが狙えたりもします。
セレモニーやディーヴァグランプリなど、規模の大きな大会に出る際は、流行のアシストルリグはしっかり把握したいですね。

それではまた次回の更新で。

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