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ディーヴァグランプリ6thから見るフェゾーネ前期環境

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by 46熊

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ディーヴァグランプリ6thから見るフェゾーネ前期環境
こんにちは。そして。

ディーヴァグランプリ6th,優勝したぞぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

今回から全7回戦に増えた予選を全勝し、トーナメントでも並みいる強豪を内倒しての11-0優勝でした。自分の考える限り一つの大会でこんなにも多数戦った事はありませんでした。これ本当に私がやったんですかね
とか何とか考えながら夜行バスに揺られ、気付けば終点博多から地下鉄を乗り継いで家路につき。
3日ぶりの我が家を懐かしむ暇もなく仕事へ向かう準備をしていた時でした。鞄から取り出す荷物の中に一つずっしりとした感触が。

ディーヴァグランプリ6th、CHAMPIONと書かれた世界に一つだけの私の大切な宝物でした。


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等と感傷に浸るだけでも良かったのですが今回は遊々亭ブロガー兼6代目頂点歌姫として、フェゾーネ前期環境についての所感及び今回相棒に選んだ最強デッキ、赤緑みこみこの解説をさせて頂ければと思います。
11月3日発売のブルーアーカイブとコラボした新弾が発売するまでかなりの時間があります。現状今見えているカードプールだけで戦う必要があるため、現行のトレンドはしっかり押さえておきましょう。
来月の『九州祭』(飯が美味い街福岡で行われます、絶対に食事の時間を用意して来て下さいね)及び『フェゾーネ祭』(素敵な仲間とチームを組めました、待ってておくれよ関東のみんな)でも重要になってくると思われる要素も多数解説しています。皆様の快適なディーセレライフの一助になれば幸いです。

環境予想と実際のDGPルリグ分布
新弾『フェゾーネ DIVA with 電音部』発売となりましたが、群雄割拠となる環境においてもその中心に居るのは前弾から猛威を振るったディソナルリグだと予想していました。
また新弾発売後は各所で<盛夏の成果 アン=サード>や<炎泳華 遊月・燦>、<憧憬へ前進 アキノ>が結果を残しており、新弾の影響も決して無視できないと判断。そんな中、有志が環境へ投下したとある構築が目を引きます。
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トラッシュの封殺とリフレッシュによる超過1点奪取、手軽な面除去、何よりも状況に応じて強い白シグニを3枚も回収できる効果が有り得ないくらい強く、通称<混沌(カオス)タマ>(色々な呼び方をされていますが私はこの呼び方が好き>と呼ばれる構築は突如環境に現れては一気に全国で流行を見せました。その最大瞬間風速は全国のWXプレイヤー達の心(エンジン)に火を付けたため、このデッキも間違いなく一定数扱う方がいるだろうと予想。
余談ですが白タマ黒タマその先に混沌タマが居るの少しエモくて好きです。

事前の調整では高火力のディソナルリグに対しアンが強く、そのアンを空中戦で強襲できる白タマを始めとしたルリグアタック強者勢の分布も増え、それらが増えるなら序盤を攻めに極振りした花代や遊月のような赤ルリグもシェアを伸ばし3竦みとなるような事態を想定していました。
実際のルリグ分布及びも使用者数は公式からすでに出ていますが概ね上記予想を反映したものとなっています。
前環境で様々な型を確立させ猛威を振るった花代が29名と堂々の1位、白黒2タイプあり前述の混沌タマの流行もあってのタマが次点23名となり、次点でナナシと遊月が続きました。アンの数は15名と全体でみれば5位でしたが、新規に登場して構築がはっきりと定まっていない中での15名はかなり多かったのではないでしょうか。
また花代遊月を筆頭に新規ピース<CONNECTスピニング>が猛威を振るった印象でした。採用ピースの内訳なども公式さんがまとめてくれると嬉しいですが何せ277人もいるので厳しいかもしれません。
不意にエナを焼かれるわライフ枚数がズレるわで強襲性能が極めて高く、環境がはっきり定まっていない大会でこれほど有効に働くピースも中々無いでしょう。今後の使用率がどうなっていくのか気になる一枚です。<ゼノ・クラスタ>を用意して最低限抗えるようにはしておきたいですね。

今回使用したデッキについて

そんな中で私が相棒に選んだのは<みこみこ☆さんさんまぜまぜ>でした。
どんなデッキにも刺さるハンデスを主体としながらディソナ環境前のハンデスルリグには無い攻撃力まで備え、手札だけでなくエナにまでも干渉できるリソース搾取の女王。何よりディソナ前期からずっと相棒として使っていたルリグなので環境的に行けそうと分かれば使わない理由がありませんでした。参加者の母数としては15名とアンと並び5位の参加人数でしたが決勝トーナメントには他のルリグを押しのけて6名も上がっていました。他のルリグがほとんど1名、多くても2名のピルルク(コードとアロスで1名ずつですが)だった事を考えると圧倒的と言えます。
この結果からも、今大会屈指の勝ちルリグだったのかなと思いました。
今回はアシストを鉄板のエクス、安定した防御性能を誇り地上の要求が緩むならルリグのアタックも止めてくれる<メル・インビジブル>を擁し、エナも山を減らさずトラッシュから好きな色を置かせてくれるメルを採用。赤白や赤黒のアシストも選択肢としてはありました(実際予選を抜けたみこみこのアシストは赤白3,赤緑2、赤黒1と赤白が多かったです)が、タマやアンジュなどのルリグで詰めて来る相手に対してもダメージ無効がきっちり有効な防御になるため赤緑で手札エナを潤沢に確保して戦う編成にしています。
赤緑は広い相手を見られる一方で赤白や赤黒のみこみことミラーマッチになった場合リソース差や防御の質で不利を強いられるのですが、これだけみこみこが居てミラーにならなかったのは本当に救いでした。
ピースは前弾から猛威を振るった最強のディソナ産ハンデスピースの<不穏☆FU☆ON!>を前弾から続投し、どこからでもハンデスランデスが飛んでくる事態を重く捉えずっと使っていた<ディソナンス>を泣く泣く外して<ゼノ・クラスタ>を採用。<ゼノ・クラスタ>でなかったら負けていた試合が1試合あった他ほぼ全試合でフルパワー使用が出来たため選択としては間違っていなかったと思います。
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メインデッキも一部調整行いました。<ディソナンス>に甘えてピン採用していたシグニ達を一度抜き、採用シグニは全て2枚以上。また、非ディソナシグニが環境に増える事から特に要注意と思われる<聖天姫 エクシア>の上からでも単騎で点を取りに行ける<リル//ディソナ>の枠を作っています。
この<リル//ディソナ>、スペル<開園の合図>よりも除去の範囲は狭いですが手札から撃つ以上手札1エナ1の合計2リソース使っているのでトータルの消費リソースは同じで、しかも後払いなのでLBで止まった場合支払不要なのが助かります。
後は電音部の<ちゅーにんぐあっぷ!>に1T作られるのが嫌だったので結構無理をしてでも<バン//ディソナ>の枠を2枠捻出。実際に対面した電音部を相手に全面シャドウの上から多面取りに行けましたし、<エクシア>を二面立ててきた相手に<バン>二面立てて吹き飛ばしたりとしっかり機能してくれました。
他には準専用シグニの<ミコオシ//ディソナ>にも全試合通して助けられました。予選及び決勝トーナメントで2度対面した青黒のアンジュに対して両試合しっかり盾から踏ませルリグを凍結することで1Tリーサルをずらす事にも成功しており、このカード無くしての優勝も無かったように思います。

(君は完璧で究極のアイドル!)
調整チーム<WX Pros.>の話
私事ではありますが。
優勝後のインタビューでも熱く語ったため公式のコラムか何かにも話題が出るかもしれませんが、先日名古屋で開かれたディーヴァグランプリ5thの後で私は知人の調整チーム<WX Pros.>に招待頂き、今もなお所属しています。メンバーは全員私の知っている方々で、少人数ながら全員が全国大会出場やディーヴァグランプリファイナリスト、WBC(各ブロックの優勝者が野球して一位を決める嘘みたいなイベントが過去にありました)優勝者など錚々たる面子が揃っており、公式のコラムに寄稿しているライターさんも擁する凄いチームです。頂点歌姫も私を含めて2名在籍しています。凄い(語彙力の欠如
今回ディーヴァグランプリへ出場するにあたり、Pros.の皆さんには構築からプレイング指南まで多方面にわたりお世話になりました。環境の予想も概ね当たっており、その予想に向けてデッキを組んだのですから刺さらないわけがありません。
広い視野を持って意見を出してくれる皆が、ほぼほぼソロでウィクロスを行っていた私の事を仲間だと呼んでくれる皆が、私の優勝を自分の事のように喜んでくれる皆が大好きです。これからも下らん事を談義しながら一緒にウィクロスを続けていきたいなと思っています。

今後の環境
みこみこが目立ち過ぎた事から環境もみこみこを見た構築にシフトしていくのかなーなどと朧気ながら考えている所です。また今回母数は少ないながらもグランプリに向けてしっかり仕上げて来た<原子アロス>を筆頭とする新たなアーキタイプはこれからさらに洗練され環境の一角に躍り出て来るでしょう。さらに複雑化し勝ちあがるのが難しくなる中、次の大舞台で頂点に立つのはどんなルリグなのか。今からわくわくしながら行く末を見守りたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。次回は環境にて猛威を振るっているあんなデッキこんなデッキについて紹介させて頂けたらなと思います。

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