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【第311話】Q.スノボクイーンはカード名に《スノークイーン》を含みますか?

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by ねへほもん

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【第311話】Q.スノボクイーンはカード名に《スノークイーン》を含みますか?
どうも、ねへほもんです。
新型コロナウイルスの影響が長引き、筆者を含めたカードゲーム業界でも、大会の中止等、大きな影響が出ています。
筆者自身、長らく対戦の機会がなく、"Stay Home"の日々を送っていますが、明るい話題も出始めました。

「リンカーネイション」収録カード先行公開

「コリジョン」に引き続き、限定条件の無い、汎用的な強化カードが多数収録されます。
どのルリグでも採用可能な分、可能性は無限大ということで、家に居る間に色々と使い道を考えられてはいかがでしょうか?
今回は、現在公開されているカードの中で、「スーパーレア」「姉妹」の2つの視点から、筆者が注目しているカードをいくつかご紹介します。

1.スーパーレア
SR コードアンチ ヘルボロス
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:古代兵器
色:赤
レベル:4
パワー:12000
【常】:対戦相手のエナゾーンにあるカードは【マルチエナ】を失い対戦相手の効果を受けない。
【自】《ターン1回》:対戦相手のシグニ1体がバニッシュされたとき、そのシグニよりパワーの低い対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。
【起】《ターン1回》《赤》:あなたのトラッシュからレベル3以下の赤のシグニ1枚を場に出す。
ライフバースト:あなたのトラッシュから共通する色を持つシグニ2枚を手札に加える。
元の蘇生能力に加え、除去やマルチエナ封じといった攻めに適した「赤」の能力を持って蘇りました。
なお、蘇生の起動能力はメインフェイズにしか使えません。
アタックフェイズにも使えると勘違いして、記事の大半を書き直したブロガーが居るらしいですが、皆さんはお気をつけください。

蘇生対象にクラス指定が無いため、どの赤デッキでも活躍が見込めますが、古代兵器らしく、<APEXキー>優羽莉に採用するのが筆者のイチオシです。
自動能力をトリガーさせるには、別の手段でシグニを除去する必要があります。
シグニゾーンがヘルボの分だけ狭くなるため、シグニ以外での除去手段として、<APEXキー>があると自動能力を使いやすいです。
また、運よく相手ターンまでヘルボが生き残れば、<APEXキー>と連動して、防御にも使える可能性がある意味でも噛み合っています。
ベストラ>・<ネフティス>の盤面除去と<モンデス>・<オズマ姫>の手札補充という優秀な下級シグニがおり、蘇生能力も活躍が見込めます。

SR 羅植姫 リカブト
カード種類:シグニ
カードタイプ:精羅:植物
色:白
レベル:4
パワー:12000
【自】《ターン1回》:あなたのターンの間、対戦相手のシグニ1体が効果によって場を離れたとき、【エナチャージ1】をする。
【自】:このシグニがアタックしたとき、手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、あなたのシグニゾーンにあるカードの数以下のレベルを持つ対戦相手のシグニ1体をトラッシュに置く。
ライフバースト:対戦相手のレベル3以下のシグニ1体をトラッシュに置く。
エナチャとアタック時除去を併せ持つ、新規の植物シグニが登場します。
植物というだけあって、ユキと相性が良く、通常ならアタック時にLv3以下シグニしか除去できないところ、シードもシグニゾーンにあるカードに含まれるため、Lv4シグニも除去することができます。
特に<デンドロ>と相性が良く、<デンドロ>の起動で減ったエナをリカブトで補給でき、<デンドロ>で加えた手札をリカブトのアタック時のコストに出来るため、お互いを補完し合えます。

面白いところでは、優羽莉での採用も考えられます。
APEXキー>でシグニを除去し、リカブトで【エナチャージ1】をした時、<アカズキン>が居れば更に【エナチャージ1】をすることができます。
血晶武装もシグニゾーンにあるカードに含まれるため、シグニが3体残る前提ではありますが、一応Lv4シグニも除去することができます。

その他、ライズの下敷きやアクセ、チャームもシグニゾーンにあるカードに含まれるため、色々なデッキで活躍が見込めます。
とはいえ、シグニに付属する都合上、シグニ除去に弱いという弱点があるため、やはりユキに入れるのが一番かとは思います。

なお、名称にリカブトを含むため、妹の<ドライ=アコニチン>と一応関係はありますが、パワー0の除去はルール処理のため、エナチャが出来ない等、あまり相性は良くありません。
基本的にキーセレ用のカードとなるかと思います。

SR コードVL 健屋花那
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:電機
色:白
レベル:4
パワー:12000
【自】《ターン1回》:このシグニより低いレベルを持つあなたのシグニ1体がバニッシュされたとき、エナゾーンからそのシグニを場に出してもよい。
【自】《ターン1回》:このシグニがアタックしたアタック終了時、そのアタックによって対戦相手にダメージが与えられていない場合、このシグニより低いレベルを持つあなたのシグニ1体をアップする。
【出】《白》《無》:あなたのトラッシュからレベル3以下のシグニ1枚を場に出す。
ライフバースト:あなたのトラッシュからレベル3以下のシグニ1枚を手札に加えるか場に出す。
自身はサポートに徹し、下級シグニを強化するという、珍しい能力を持ったLv4シグニです。
自身は盤面を空ける能力を持っていませんが、2番目の自動能力により、隣のシグニを連パンさせることで疑似的に点数要求に繋げられます。
2つの自動能力の存在から、バニッシュとダウンには強い一方で、隣のLv3シグニ2体を<ハッピー5>で止められると、本来2面防御のみのはずが3面防御になる場合もあるため、相手の防御手段を読んで使う必要があります。

また、強化する先が下級シグニである都合上、Lv4シグニで盤面を空けるデッキとは相性が悪く、汎用的なようで案外採用デッキを選ぶ面があります。
電機シグニであるため、にじさんじでの採用が第一に思い浮かびますが、個人的にはエマでの採用を推したいです。
エマは<神話の本>や<ウーゴ冒険記>といった、下級シグニを起点に攻めることが可能であるため、健屋花那の疑似バニッシュ耐性を活かしやすいです。
健屋花那が囮になってバニッシュされると、4回目のアタック前に<最初の朝>が着地し、蘇生するスペースが空くため、相手としてはどのシグニも迂闊にバニッシュできなくなります。

後は出現時やLBの蘇生能力を防御に使うという発想もあります。
例えば、偶数軸のデッキに<アルババ>を採用し、<ワールドエンドキー>や<アウェイク>で健屋花那を蘇生→<アルババ>を蘇生→<アルババ>でLv2シグニを釣り上げと進めて3面防御することが考えられます。
LBはサーバントも回収可能というのが優れているため、健屋花那を採用したデッキでは、Lv3以下のサーバントから使用するように心がけましょう。

SR 聖墓の蒼天 ムンカルン
カード種類:シグニ
カードタイプ:精像:天使
色:青
レベル:4
パワー:12000
【自】:このシグニが対戦相手の効果によって場を離れたとき、対戦相手の手札を見ないで1枚選び、捨てさせる。
【自】:このシグニがアタックしたとき、対戦相手の手札を見て1枚選び、捨てさせる。
ライフバースト:あなたのトラッシュからそれぞれ同じレベルのシグニ2枚を手札に加える。
他の2枚のSRと比べると、テキストはシンプルですが、これまた強力な能力を持ちます。
特にライフ0の状態で出されると、攻撃を通せばピーピングハンデスでサーバントを抜かれ、除去してもランダムハンデスで抜かれる可能性があり、厄介なことこの上ありません。
単にアタック時にハンデスするだけであれば、他のシグニ同様除去すれば話が済みますが、除去された時にランダムハンデスを行えるのが、このシグニ最大の特徴と言えるでしょう。

天使シグニであるため、当然青タマでの採用が第一に浮かびますが、筆者は赤ルリグとの組み合わせを推したいです。
3面除去は余裕だけど、それ以外にデッキとして強みを持たせたいという時に、空いた盤面にムンカルンを立てれば、火力に加えてハンデスでもプレッシャーを掛けられます。
青エナは<焼風水月>で消費でき、追加でハンデスを入れられるという意味でも好相性です。
青デッキだと、<モーセス>との相性が良く、まずムンカルンで相手の手札を把握し、次のターンに<モーセス>を出せば、起動能力で確実にハンデスを決められます。

2.姉妹シグニ
リンカーネイションは、ヘルボロスに代表されるように、過去弾で登場したシグニが多数リニューアルされて登場します。
中には、特定の名称を持つお陰で、過去弾と「姉妹」の組み合わせで使えるシグニが存在します。
新シグニは全てキーセレで使用可能ですが、オールスターでは特定の「姉妹」の組み合わせで使えるため、より活躍の幅が広がるでしょう。
代表例はこちら。
出現時能力の使用には<アダマスフィア>が必要でしたが、除去を連発して一気にライフを削る赤デッキの都合上、<アダマスフィア>はレベルが高くて登場タイミングが遅いという難点がありました。 結果、<アダマスフィア>はトラッシュでお留守番することが多かったですが、遂に低レベルのアダマスフィアが登場し、セットで盤面に並べやすくなりました。

C 中装 アダマスフィア
カード種類:シグニ
カードタイプ:精武:アーム
色:赤
レベル:2
パワー:5000
【自】:あなたが手札を1枚捨てたとき、ターン終了時まで、あなたのすべての赤のシグニのパワーを+2000する。
【出】《赤》手札を1枚捨てる:対戦相手のパワー7000以下のシグニ1体をバニッシュする。
出現時で1面焼くと、自動能力がトリガーし、全体パンプも可能です。
とはいえ出現時能力のコストが重く、やはりトラッシュでお留守番することになりそうですが、新規アダマスが本領を発揮するのは4ターン目以降。
オリハル>の隣に立てると、<オリハル>の常時能力のお陰で、パワー15000のシグニまでバニッシュすることが出来ます。
序盤はトラッシュに置いて<オリハル>をサポートし、Lv4以降は逆に隣に居る<オリハル>からサポートを受けられ、ウィクロス界で一番息の合った姉妹と言えるでしょう。

C 幻怪 ニホニンギョ
カード種類:シグニ
カードタイプ:精生:怪異
色:緑
レベル:2
パワー:5000
【自】:このシグニがアタックしたとき、ターン終了時まで、あなたの他の緑のシグニ1体のパワーを+4000する。その後、そのシグニのパワーが10000以上の場合、ターン終了時まで、そのシグニは【ランサー】を得る。
ライフバースト:カードを1枚引く。
ニホニンギョが、<以前>と真逆のパンプ能力を持つ、Lv2の緑怪異としてリニューアルされます。

オールスターだと、<オキクドール>がトラッシュとデッキ内の2箇所にニホニンギョを参照する都合上、ニホニンギョ名称のシグニが増えるのは大歓迎です。
オキクドール>から呼ぶのは<黒ニホニンギョ>の方が強いですが、トラッシュに置く方は緑で十分です。
色的にはアイヤイが相性が良いでしょう。

キーセレだと、パワー条件が厳しいながら、ノーコストでランサーを付与できるため、序盤の火力アップに使えます。
翠子なら、<弾丸雨注>のパンプを入れれば、2ターン目でも簡単にランサー条件を達成できます。

C 羅菌 バオバブーン
カード種類:シグニ
カードタイプ:精羅:微菌
色:緑
レベル:1
パワー:2000
【起】《アタックフェイズアイコン》手札からこのカードを捨てる:【エナチャージ1】
ライフバースト:【エナチャージ1】
手札から捨ててエナを伸ばすという、元の<バオバブーン>と同様の能力を有したLv1シグニが登場します。
Lv1シグニのため、採用枠を取りやすいというのが大きな利点で、特にオールスターでの活躍が期待できます。
除外ではなく、手札から捨てるという点については、
  • ある程度の枚数までエナを伸ばせれば十分というデッキ→1度使えれば十分で、リフレッシュ後の2周目以降は引く必要がないため、除外する<旧バオバブーン>の方が強い
  • デッキを何回転もさせる中で、終始エナが欲しいデッキ→除外せずに使いまわせる新バオバブーンの方が強い
と使い分けましょう。
さて、姉妹シグニ特集ということでしたが、妹シグニはこちらです。
「<アダンソニア>を出す→新バオバブをサーチして出す→<アダンソニア>自動でエナ置き」という2アド稼ぎムーブがLv3の時点で可能になるため、大幅に強化されています。
どちらも限定が無く、バオバブーンは不要ならエナに変換できて使い勝手が良いため、色々なデッキで活躍が見込めるでしょう。

キーセレはエナより手札の方が優先されることが多く、単体で使われることは少ないでしょうが、<クロケル>や<シャハラザ>の自動能力を誘発出来るため、ピルルクで採用すると面白そうです。

C コードアート C・M・R
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:電機
色:緑
レベル:2
パワー:5000
【常】:対戦相手のターンの間、対戦相手は自分の効果によってカードをデッキからエナゾーンに移動できない。
【起】《ターン1回》エナゾーンからすべてのカードをトラッシュに置く:この方法でカードが1枚以上トラッシュに置かれた場合、対戦相手のレベル3以下のシグニ1体をエナゾーンに置く。
妹は<コードアート D・C>で、どちらもLv3以下のシグニをバニッシュすることができます。
どちらもLv2シグニであるため、セットで速攻デッキに投入できるという意味では除去能力と噛み合っています。
起動能力でエナを全て払う必要があり、不用意に使うとグロウコストが不足するおそれがありますが、夢限のように小刻みにエナを支払うデッキであれば微調整がしやすいです。
キーセレ視点では、限定無しの下級シグニでは除去範囲が広いため、夢限の新しい下級の主軸となるかもしれません。



今回はここまで。
日々新たなカードが公開されていますが、いずれも限定が無く、「このルリグだとどんな使い方が出来るだろうか・・・?」と考えるネタが尽きません。

おわりに
本日紹介した以外にも、こんな妹シグニが存在します。
リンカーネイションでは、《讃の遊 スノボクイーン》というシグニが登場します。
微妙に名称が違うため、一見<ユキンコ>と組み合わせられないように思えます。
しかし、こんな考え方をする人が居ました。
スノボ.jpg
Q.これは、カード名に《スノークイーン》を含むのではないだろうか・・・?
A.ダメです

(おわり)

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