エクスプロード発売前までのスペルナナシと言えば、<ノロウス>でリソースを増やし、ユニークスペルで盤面を空けて、<焚発する知識>で手札を補充しながら戦うものが主流でした。その回し方から1つのスペルに依存しているため、<えんどろキー>に引っかかり回せなくなるという事態が起こっていました。<アンキー>を使った<スリーアウト>等を使う型もありましたがカーニバルのマルチ消しなどで機能しなくなるなどの問題を抱えていました。
新しく登場した<黒点キー>はカーニバル等の影響を受けず、アーツやスペルの使用がしやすくなります。前の構築だと<炎のタマ>を採用する際に<タネガスペ>を3枚採用するなどアーツのために無理に色を出していましたがそういうこともなくなるためメインの枠もかなり余裕を見れるようになったのも利点なのではないかなと思います。
■ナナシの現状
<マイプラ><ポレン>型の4止めが強いと言われています。■序盤のキーについて
1ターン目から<マイプラ><ポレン>を揃えるのは補助なしではなかなかキツイため基本的にはキー込みで揃えることになります。昔からあった<タマキー>では安定して必要カードを引っ張ってこれるため、レベル1の枚数を絞りやすくスペルやその他シグニのスロットを空けることができます。事故が少ないのもいいですね。しかし<タマキー>と違いこのキー自体が防御になることが利点となります。<マイプラ><ポレン>は<マイプラ>が除去されると防御にならなくなってしまうため<ネバーエンド>などの蘇生アーツとセットで採用される場合がほとんどです。新しい<ナナシキー>には蘇生効果も付いているため<タマキー>と比べた手札マイナス1もここで回収することができ、防御アーツを1枚余分に積むことができるため最大値はこちらの方が高いと思います。
■レシピ
LB
計20枚
非LB
計20枚
■構築について
初めは<マイプラ><ポレン>型を使うつもりはありませんでした。何故なら先ほどの通りぼくは下級が多く入ったデッキが苦手だからです。しかし、今の環境で<マイプラ><ポレン>型のナナシは環境トップクラスにあり、相手の<マイプラ>を飛ばすのが一番簡単な方法もまた<マイプラ>であるため使わざるをえないと判断しました。一応<マイプラ>がない場合でも、<黒点キー>で1度は飛ばせるのですがタイミングが遅れてしまうこと、<ナナシキー>や<ネバーエンド>で復帰されることを考えると対策とは言えず、<APEXキー>ならまた勝手は違うのですが今回は<黒点キー>なためこの形に。
■重要カード解説
タマキー、マイプラ、ポレン、クロコウジ
RS
ネバーエンド
ボツリ
ハショフ
サーバント
■まとめ
というわけでナナシの記事でした。<黒点キー>で色が出しやすく<焚発>が<スリーアウト>になっている分でエナコストの供給が楽になっているので回してみてはいかがでしょうか。個人的には気持ち<APEXキー>の方が上手く纏まっているような気もするのでそちらで結果が出せればそちらも公開出来たらいいなと思っております。それではまた