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ウィクロスセレモニー総復習!上位入賞ルリグランキング解説(後編)

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by からばこ

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ウィクロスセレモニー総復習!上位入賞ルリグランキング解説(後編)
からばこです。
というわけで前回に引き続き、WIXOSSセレモニー総復習の記事です。キーセレクションと、アーツ採用ランキングから、ざくっと環境を振り返ります。
集計方法や期間、サイトの説明につきましても、前回の記事からご覧ください。

ルリグランキング(キーセレクション)
全250デッキ
  1. タマ:58
  2. リル:46
  3. 夢限:23
  4. グズ子:18
  5. カーニバル・翠子:17
  6. ピルルク:15
  7. ユヅキ・優羽莉:13
  8. ユキ:12
  9. エルドラ:11
  10. レイラ:3
  11. リメンバ・再会マユ:2
トップ3解説
案の定、タマが圧倒的な実績を残しています。
突然の<プリキャス>によるロングショット、バウンスによるエナを与えない除去、攻防共に優れたコイン技『イノセンス』など、圧倒的な性能でキーセレクションのトップに君臨し続けてきました。ユヅキやエルドラなどが登場した「ワイルズ 」「レトリック」環境ではやや数を減らすかと思われましたが、台頭した夢限に対し有利に立ち回れることから、結局トップの座を譲ることはありませんでした。同時期に行われていたWIXOSSCUPでも、その強さを存分に発揮していたことは記憶に新しいかと思います。
強さの根源はいくつかあります。3点要求が基本とされるキーセレクションの中で、4点以上を要求できる<プリキャス>の存在はもちろんですが、<サンポケ>などの下級遊具が試合後半になっても腐らないことや、これらの下級遊具が「<プリキャス>になるかもしれない」という無言の圧を相手に与えるため、アーツを吐かせやすいことなどがあります。
今後も環境の中心にあり続けそうですが、ウムルの青迷宮シグニで手札やデッキを狂わされるような予感がして、ちょっと逆風なのかな、という印象です。

次点はリルでした。タマに引けを取らない入賞数です。
ハイメイル>、<ロンギンス>という強力なライズシグニと、「ダブルクラッシュ」をお手軽に付与するルリグ能力により、ゲームスピードで優位に立ちやすいデッキです。ライズシグニはパワーも13000と高水準で場に残りやすく、両者が異なるタイミングでの除去を持っているため、相手に合わせてコンスタントに点数要求ができる点が強力です。「4点以上を取る」という強みも、きちっと持っていますね。
3番手が夢限です。
「ユートピア」での登場時は構築が難しいデッキでしたが、「レトリック」で<ムゲン>を、直後に<ハッピー5>を得たことで、一気に環境トップクラスに躍り出ました。20件以上の入賞のほとんどが、<ハッピー5>を得たあとの記録です。
豊富なキーを環境によってカスタマイズし、そのどれもが<ハッピー5>のアンコールコストになることや、<フラクタル・ゲージ>をフルパワーで使えることなど、防御力では他のルリグの追従を許しません。攻めの面でも、<アルフォウキー>、<ゆきめキー>や、<サーバントF>、<ヤミガネ>などで一定以上の攻撃力を確保しており、どのデッキに対してもしっかり渡り合えます。結果的に高水準なデッキに仕上がりました。

しかしルリグの性質上、タマに不利です。複数キーを並べる能力も、相手ルリグのレベルとリミットをコピーする能力も、『イノセンス』で簡単に消えます。WIXOSSCUPでも夢限はタマ以外のルリグに対して防御数で有利を取っていましたが、タマに勝てず、結果を大々的に残せませんでした。
とはいえ入賞数は続々と増えており、今後も環境の一角として存在感を発揮しそうです。
アーツランキング
全830デッキに採用されたアーツ・キーカードはなんと3900枚超!
これら全てをランキングにしてみました。
今回は、各フォーマットのトップ10をご紹介します。
オールスター
全2614枚
  1. ビカム・ユー>:107
  2. アイスフレイム・シュート>:98
  3. スピリット・サルベージ>:97
  4. クトゥル・アビス>:95
  5. ダーク・コグネイト>:94
  6. カーニバルキー>:67
  7. ピルルクキー>:67
  8. ブルー・サジェスト>:63
  9. 水天一碧>:61
  10. アンチ・アビリティ>:60
ビカム・ユー>が1位になりました。先攻・後攻を入れ替えるルール介入型アーツとして登場当初から注目され、登場後は「バカラオーラタマ」「3止めユヅキ」など、ショット系のデッキで採用され始めていました。その後も「燐廻グズ子」「白滅ダッシュタマ」など、先にレベル4にグロウしてワンターンキルを狙うデッキや、「ミルルン」「アロス・ピルルク」といった、先にレベル4にグロウしてリソースを奪い尽くし、ゲームを支配するデッキで採用されています。
また最近では、カーニバルでの採用が目立ちます。主に「白滅ダッシュタマ」の対策で、先にレベル4にグロウし、コイン技で<アークゲイン>を迎撃するためのものです。タマ側にも<ビカム・ユー>がほぼ確実に採用されているため、お互いにレベル2でお見合いすることになりますが、数少ない対策手段として覚えておきましょう。
次点が<アイスフレイム・シュート>です。
優秀なルリグ止めアーツとして、青や赤、リワトなどのデッキで幅広く採用されました。4位の<クトゥル・アビス>もそうですが、「燐廻グズ子」「タマ伍改」など、強力なルリグアタックを持つデッキを考える上で、ルリグを止める手段は欲しいものです。<ジャイアント・キリング>、<始まりキー>など、ルリグ止めの手段はさまざまですので、デッキに合ったカードを1つ採用しておくと安心です。

キーからは<ピルルクキー>、<カーニバルキー>がランクインです。
ピルルクキー>はコイン1枚で使えるキーの中ではかなり汎用性が高く、グズ子などの火力の高いデッキで採用されています。レベル5までグロウするデッキでは、「ドロー1回+シグニ止め2回」で効率よくエクシードが吐けるのも美しいです。
カーニバルキー>は言わずもがな。カーニバルをはじめ、採用したデッキがどんどん入賞しています。強力さについては過去の記事でも紹介していますので、ぜひ合わせてどうぞ。
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採用数をどんどん上げている<セレクト・ハッピー5>では、感謝祭時では52件でしたが、この記事を書いている5月1日現在では、83件と7位まで上昇しています。かなりのデッキに採用されていますので、環境読みの際にお役立てください。

キーセレクション
全1300枚
  1. イノセント・ディフェンス>:124
  2. セレクト・ハッピー5>:84
  3. ソウイキー>:77
  4. 華代キー>:73
  5. ママキー>:71
  6. ドーナキー>:54
  7. ドント・リブミー>:51
  8. ドント・ムーブ>:37
  9. ゆきめキー>:35
  10. 始まりのルリグキー>:30
1弾「クラクション」で登場した汎用アーツ<イノセント・ディフェンス>がトップでした。色を問わず使え、モードも幅広く、キーセレクションの黎明期を支えたアーツです。お世話になった方も多いことでしょう。<ドント・リブミー>、<ドント・ムーブ>も同様に、登場してからの期間が長いことから、上位になっています。
しかし、<セレクト・ハッピー5>を語らずして、キーセレクション環境を語ることはできません。登場から3か月でこの採用数。5月1日現在では105件と<イノディ>を追随する採用数で、もはや「<ハッピー5>は基本」と言っていいほどです。555円デッキのプロモになるのも頷けますね。
使い終わったキーをアンコールコストにし、シグニ止めやサーバント回収で防御につなげることがほとんどです。このカードの登場で<イベリコーナキー>、<鎮護国禍>など、防御に直結しないキーカードも採用されるようになるなど、環境に与えた影響は特大級です。ちなみに、5月1日現在、<ハッピー5>登場以降に入賞したキーセレの129デッキのうち、<ハッピー5>が採用されているデッキは105件。率にして8割以上。「こんなに採用されるカード、過去にあったかな?」と記憶を探るレベルです。
キーセレのみならず、オールスターでの採用件数も高まっています。除外モードや効果ダメージ無効など、オールスターでも役に立つモードも含まれているため、今後も使われていくことでしょう。コストが0であることから、ママやドーナデッキで<ヒャクヨウ>、<コロポ>などが採用されていることも、存在感を発揮している裏付けとなっています。
ハッピー5>はまさに、現代ウィクロスの代名詞的なアーツです。1枚はぜひ、手元に置いておきたいところです。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
ちなみに今回のデータは過去の結果も含んでいるので、現環境の傾向をそのまま表しているわけではありません。感謝祭ではオールスターのルリグ入賞ランキングを環境ごとに出したので、そういったものを恒常的に作って比較すれば、環境ごとの強さや傾向が見えてくるでしょう。そのうちサイトに実装する予定なので、お楽しみに。

ただ、データや統計にとらわれすぎて、予想外のアーツが飛んできたときに対処できず、「そんなの聞いてないよ!!」と言って負けないように気をつけましょう。最近その傾向が強いので、データとの向き合い方を考え直した方がいいかもなと反省しています。
情報はこちらにまとまっています。これからもリアルタイムで更新されていきますので、興味がある方は覗いてみてはいかがでしょうか。

重ね重ねになりますが、感謝祭のブースに足を運んでくださった方、本当にありがとうございました。対戦以外の楽しみ方が豊富なのも、ウィクロスの魅力ですよね。
それでは、また次回の更新でお会いしましょう。ではではー。

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