◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
準専用となっている<ナナシ//フェゾーネ>も組み合わせながらとにかく相手のシグニをバニッシュして攻める正統派の戦い方を得意としています。
毎ターンパワーマイナスを行えるような構築にする事でその真価を最大限発揮してくれるでしょう。
また、観測する限り多くのプレイヤーが重要視していなかったグロウ時のお互いにデッキを落とす効果は思わぬ所で刺さります。
使う場合はその枚数を適切に戦略へ取り入れられるよう、使われる場合は自分のデッキを5枚少なく換算しながら立ち回っていきましょう。
◇最初に考えたデッキレシピを教えてください。
一度下級をディソナシグニで固めて組んでみたのですが、出現時効果を使うために下級ディソナシグニをコストにする必要があり逆に序盤の安定感を欠いた事から非ディソナで組むことに。
非LB枠がカツカツで逆にLB枠が余った事からLBとして強烈に機能するスペルを多数詰みながらスペル軸で回していく構築になりました。
◇このルリグの攻め方を教えてください。
序盤は<オイゴナ><プリズン・プリーズ>とアシストルリグ以外に点を取る手段が限られていますが、取れる面を取りながら堅実に点を通していきましょう。3に乗ってからが本番です。先攻ならば<ナナシ//フェゾーネ>の覚醒効果、ベット起動、ルリグ効果を絡め相手の盤面によっては単独で三面取りに行くことも不可能ではありません。
フェゾーネマジックやピースを絡める事でもしっかり要求していくことは出来るはずです。
また、パワーマイナスはどうしても相手のパワーラインに除去の程度が左右されてしまうため、相手がそこまでハンデスを行ってこないような対面であれば積極的に手札も狙い撃ちしていきましょう。
相手のパワーラインが下がればこちらの除去を通しやすくなるだけでなく<エクシア>の存在がより相手にとって負担になる事でしょう。
◇キーカードは何ですか?
使ってみると分かりますが道中のダメージを地味にしかし堅実に軽減してくれます。LBも強く序盤手札に構えるカードではないため盾に埋まる事も期待して最大枚数採用させて頂きました。
と言う事で最大枚数取りました。コストパフォーマンスでは<ナナシ//フェゾーネ>に軍配が上がりますが、今までほとんどの方が気にしていなかった『常:シャドウ(スペル)』がフェゾーネマジック飛び交う今弾思わぬところで役に立つかもしれませんね。
◇今回紹介したデッキの調整用で持っておきたい過去弾のカードはありますか?
黒龍獣なのでウリスで使いたい......みたいな方にもおすすめです。
詰めで他色を潰して大型防御アシストの防御面数を減らすような使い方も出来ますがその場合は別途このカードをいつでも公開領域から蘇生するカードが必要になりそうです。
このカードだけでなくスペルとシナジーのあるカード、逆にスペルにメタを張るカード(<ミルルン//ディソナ>や<Cヤンデリア>等)が今まで以上に注目されるかもしれませんね。
◇最後に一言お願いします。
フェゾーネ DIVA With 電音部の存在は私の評価をいい意味で裏切ってくれました。今回紹介したデッキ以外にも3つくらいデッキを作っているくらいには新弾環境を謳歌している所です。三週間後にはディーヴァグランプリも開催されます、参加される方はバカンスとは無縁の過酷な夏になるかもしれませんが、自分の目標に向かって推しと一緒に頂点(テッペン)を目指しましょう!