先日行われた夢限少女杯本戦に参加してきました。2-3の予選落ちといった結果で終わってはしまいましたが、ここまで真剣にウィクロスと向き合う機会は久しぶりだったのでとても楽しい1日でした。
ということで、本日は私が夢限少女杯で使用した防衛タマゴを紹介していこうと思います。
デッキレシピ
デッキ選択理由
今回の夢限少女杯環境は下記2つ(4ルリグ)のデッキタイプが占めると考えました。となると結局は防衛派を使うか防衛派メタデッキを使うかの2択です。
環境トップを使うかそれを対策したデッキを使うかの選択は普段のウィクロスパーティーやセレモニー等でもあると思います。私個人としては環境トップを使った方が総合的な勝率は高くなると考えているため、どちらかを選ぶような状況になったら環境トップを選びます。
......と言いながらも実はメタ寄りのデッキ(牙ムジカ、牙リメンバ、闘争派カーニバルetc)をずっと考えてはいたのですが、上手く仕上がらなかった&防衛派以外への勝率がイマイチだったので最終的に防衛派を選びました。
採用カード
タマゴはLIONと異なりルリグによる除去を持っていないため、メインデッキの構築にある程度要求札を取る必要があります。
そのため後述の火力札を採用して序盤からも点数をガンガン取っていけるような構築にしました。
余談ですが筆者は夢限少女杯前日に覚悟を決めてURを買いました。みんなも買おう、UR。
<凛々!!ガブリエラ>は最大で手札を3枚増やすことができます。構築上<レイ//THE DOOR>を最大枚数採用している&レベル1〜3もそれぞれある程度の枚数取っているため、3枚回収もかなり現実的です。
<バイバイ!!ガブリエラ>は全面空けに弱いのですが、アサシンやランサーを使ってくる対面には能力消しが有効なため2コスト2面防御という破格のコスパで守ることができます。
対防衛派では能力無効を<LOVIT//THE DOOR>に当て、サーバント回収を防ぐことがよくあります。相手の<ノヴァ//THE DOOR>2面にも刺さるため、思っている以上に使いやすいアシストです。
<フォービドゥンファング>は手札を豊富に持てるタマゴでは基本的に2面防御として使います。こちらもグロウコストが軽いため、攻めにエナを回せるようになっています。
対防衛派はこのカードをどれだけ出せるかのゲームになります。また、最後の詰め盤面でサーバント回収等のLBを封じるために出すこともしばしばあるため4枚です。防衛派を組むのであればこのカードだけは必ず4枚揃えましょう。
特に今回使用したデッキはパワーラインがそこまで高くないため、少し早めの相手に対しては相手の要求スピードにある程度付いていく必要があります。
また、対防衛派以外だと一度フルハンしてしまえば<タマゴ>効果+ゲート上<バン>で<ノヴァ>を使わずともフルハンを維持できうるため、除去要員としての<コスチュム>を最大枚数採用しました。
<ウトゥルス>に対して相手のグロウ前のタイミングで立てることで、トップから<プルソン>+デッキ落としの2枚を引かれない限り強制的に<エクシア>を誘発させることが出来ます。
また、<ウトゥルス>グロウ後でもウトゥルス側に<プルソン>の蘇生を強要できるため、なるべく立てていきたいシグニです。
このカードの強い点はパワー8000に対応しているところで、防衛派のムジカ・バン・WOLFや白ルリグの<トキユキ>や<タンゴカード>といった退かしづらいシグニも除去することができます。
このカードのおかげで防衛派なのに毎ターン3面要求、なんて展開もあります。相手の点要求スピードに付いていくためにも必要なシグニです。
また、<サンガ>のパワーパンプ効果は<ムジカ>と異なり<ユキメモリア>や<ペイラビ>の能力消しで消えないため、その点も非常に強力です。どちらも4枚確定の枠です。
フルハンデスをしている状況であればパワーの低いシグニが盤面にいることもよくあるため、5000以下のバウンスもかなり使えます。ありませんが、<ヒラナ><マドカ><アキノ>の点数要求セットは綺麗にレベルが分かれているため、<カウントダウン・ヒールズ>で回収がききます。頭の片隅に入れておくと役に立つかもしれません。
防衛派は相手に先手で<リメンバ//メモリア>を置かれると2枚目のゲート設置にエナ課税され、非常に辛い戦いを強いられます。さらに、<シィラ>や<ミネ>のようなアタック時能力消しシグニがいると<LOVIT>のサーバント回収ができなくなってしまいます。だから能力消しシグニを入れる必要があったんですね(n敗)
またメインで<エクシア>に触れる貴重なシグニであり、<コスチュム>等の除去シグニと合わせてしっかりと要求を作ることができます。使用感は非常に良かったです。
今回の構築だと序盤はゲート上に<ヒラナ>か<マドカ>を置いて点要求をするor要求できない時は<サンガ>を置いてリソースを刈ることがほとんどです。かと言って中〜終盤はハンデスや要求にゲートを必要とすることがあり、<エクス>が立つ場面がありません。
しかし、このカードには「5枚見て1枚回収できるシグニ」という唯一無二の性能があります。序盤に<レイ>で下に送った<コスチュム>や<ノヴァ>を回収したり、リフ後の山から要求札を拾いに行くことができるため、1枚あるだけで動きの幅が広がります。より動きに安定性を求めるなら枚数を増やすカードでもあります。
戦い方
対防衛派はどれだけ<ノヴァ>を出してリソースマウントを取りにいけるかの勝負になります。<ノヴァ>=計3リソース差、ゲート上<バン>=計2リソース差のようにどのシグニがどれだけリソース差を付けていけるかを意識しましょう。
一方で相手の攻めが苛烈な場合は<エクシア>+<ノヴァ>+<サンガ>のような盤面形成をしてリソースを刈りながら耐え凌ぎましょう。いずれ相手のリソースが枯れた際に<コスチュム>や<カリーナ>で詰めていけるとGOODです。
終わりに
ということで夢限少女杯使用の防衛タマゴでした。防衛派といいながら序盤からずっと面要求を続けるアグレッシブ寄りなデッキです。防衛派=ゆっくり戦えると思った相手に速攻を仕掛けるのも面白いので、是非一度使ってみてください。
それでは次回の記事でお会いしましょう!!!