
今弾で登場した赤ルリグのレビューをお願いします。
リコレクト起動はライフクラッシュまたはライフクロス0枚なら相手のアーツを1枚没収とかなり強力な効果をしています。アーツを複数枚使えば全面空けられても守れるルリグはライフ0まではアーツを温存して受ける、と言った戦法を取りがちですがこの効果によりそれを赦しません。4ターンかけるだけの事はある、4ルリグの中でもかなり決定力のあるルリグです。
従来入っていたどのアーツと交換するかはかなり難しいです。<断炎轢断><鏡花炎月>等の空中打点は温存したく、序盤のサーチカードも充実させたいので案外<スモーク・ストップ>辺りが候補になるかもしれません。ここは環境を見て大いに悩みましょう。
リコレクト起動はレベル3時の効果と類似していますが、目を見張るのがそのエナ焼き枚数。今まででも十分だった3枚から5枚にランクアップしています。4遊月と対面してエナを残しながら戦うのは諦めるのが無難でしょう。それか<ミラクル・チャージング>や各種ウィッシュアーツで耐えるしかなさそうです。
そのためにアーツ枚数を犠牲にしなければならないためどうあっても要求数ないし防御面数の弱体化は避けられません。一方でそのエナ破壊は相手のライフクロス枚数を十分に削ってこそ働きます。ダメージレースに競り負けるとどうしても不利を取ってしまうため常に相手よりも強気で真っすぐに攻めていきましょう。
従来入っていた<集中紅火>と入れ替わる形で採用されるのではないでしょうか。『いつでも撃てる』『<熱願炎諦>のコストにできる』『沢山ドロー出来る』辺りの点と秤にかけて使用するかどうかを考えてみてくださいね。
また今まで言及していませんでしたがレベル4ルリグはレベル3ルリグの自動効果を引き継ぎます。ドローまたはエナチャージを行って一喜一憂し、マジックボックス開匣→後続のマジックボックスセットを忘れないようにしましょう。
リコレクト起動はマジックボックスを消費した際のアタック無効を無効にし、アサシンまたはダブルクラッシュを付与出来ます。理論上は<バーニングチョリソー>3面で7点または8点叩き込んでフィニッシュを狙える、と言えばその最大値は新弾最強クラスと言って差し支えないでしょう。勿論アーツで止まっては元も子もないため、実戦ではもう少し点を詰めてから<ヒノワクグリ>等も絡めながら詰めていきましょう。
<バーニングチョリソー>や<ママ勇者>の場持ちが良いもののあまりエナに干渉するのが得意ではないため相手の攻撃も最大限の火力で来ることを想定すると防御は手厚く取っておきたいです。またグロウ前のターンにはマジックボックスを多面設置して最高のタイミングで詰めたいため、リソース獲得カードも温存したく何を抜けば良いか悩みます。
上記ルリグの中から気になっているルリグを選び、最初に考えたデッキの紹介をお願いします。
キーカードは何ですか?
トリックシグニには<フラスタ><ウリス//メモリア>等の回収手段に乏しいため増し刷りのために<カーニバル//メモリア>も採用しています。
場に残ってほしいのは<バーニングチョリソー>の方なので2面でアタックする場合は本物からアタックするようにしましょう。
但し注意したいのは相手の軽量防御。場にマジックボックスが無い状態で空き面に<ハンカチマジック>、パワー5000以下のシグニ前に<ファイヤートーチ>を立ててアタックに入った場合、<ハンカチマジック>を止められることで2点分守られてしまう可能性があるためそれには注意しましょう。
また初歩的ですがライフバーストを持ったシグニをライフに埋めないよう細心の注意を払ってください。
ちなみにこれは小テクですがライフに埋めるシグニは正面でなくとも良いため、アタック時相手のデッキを落とすシグニと合わせてリフレッシュを入れながら最後の1点をキメる、と言った戦法も一応取れます。「ちより」で行うのは難しいかもしれませんが黒ルリグ等にも出張する可能性があるのは面白いですね。
このルリグの攻め方を教えてください。
この辺書いててオールスターの「あや」みたいだなーと思いました。まあ[トリック]だし何かしら意識はしてそうです。
相手がエナをくれない白系のデッキの場合、<アシククリ>でしっかりとエナを稼いでおきましょう。
ここで大事になるのが切り札<バーニングチョリソー>の存在。 ハンデス対面であればマジックボックスとして埋めてでも終盤立てられるようにしましょう。
レベル4のゲーム1は派手な効果をしていますがマジックボックスの設置とマジックボックス開匣を行うシグニが居て初めて最大値を出すことが出来ます。潤滑油として<カーニバル//メモリア>も入れているため詰め盤面のお供に使ってあげてください。
またこのデッキは1ターンの生存をお約束してくれることでおなじみ、<不敗炎話>を取っているのですが、ライフ2枚くらいでは極力使いたくないアーツかと思います。そのような時は<竜花相搏>でライフを増やして生存ターンを稼ぐのも手です。今までの<断炎轢断><鏡花炎月>のようなライフクラッシュアーツは防御に使えませんでしたが、このアーツはライフ回復でキルターンをずらすのにも使えますので、選択肢の一つとして頭の中においておいていただけますと幸いです。
最後に一言お願いします。
来たる2/22(土)、今年度最後のディーヴァグランプリが開催されます。まだ夢限少女杯への切符を掴んでいない方々にとっては混沌を極めた環境で甞て無い困難に晒されながら戦うことになるでしょう。私もその切符を求めて戦うプレイヤーの一人です。
各々が最高のコンディションで戦い抜けるよう構築を、調整を、そして手札へのサーバント及びライフクロスへの有効ライフバーストを招くお祈りを最大限頑張りましょう。
ディーヴァグランプリ会場で全国のプレイヤーにお会いできるのを楽しみにしています
最後まで読んでいただきありがとうございました!