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[キーセレクション]【第303話】555円デッキを改造しよう!-グズ子編-

    posted

    by ねへほもん

    タイトルトップ.jpg
    【第303話】555円デッキを改造しよう!-グズ子編-
    どうも、ねへほもんです。

    私事で恐縮ですが、最近デュエマを始めました。
    デッキを手に入れた翌日にCSに出るという衝撃のデビューとなりましたが、今やすっかり夢中になり、6月は4回CSに出る予定です。

    個人ブログにて、「Lv0のデュエマ未経験者が17時間前に買ったデッキでCSに放り込まれた件」という、題名からして凄まじい記事を書いたところ、1日で1万PVという前代未聞の反響をいただけました。
    過去最高は世界大会報告の700だったので、桁を見間違えたのかと思いましたw
    僕は「青単ムートピア」という大量展開系のデッキで始めましたが、「赤白轟轟轟」という使いやすい速攻デッキが活躍しており、始めるには丁度良い時期なのかもしれません。

    轟轟轟 ブランド

    デュエマは通常クリーチャーを出すのにマナが必要で、かつ出したターンは攻撃できないルールなのですが、このクリーチャーは「手札が自身のみならコスト不要」「スピードアタッカー(召喚酔いしない)」「W・ブレイカー」のため、ウィクロス同様、タダで出してすぐに殴れ、しかも2点奪えるという使い勝手の良い1枚です。
    「初心者には轟轟轟」というのも納得ですね。

    初心者には轟轟轟
    初心者にはゴゴゴ
    初心者には555
    ・・・?

    はい、555円デッキですねw
    筆者はグズ子を担当させていただきます。

    1.ダイレクトォォォ!
    ブロガー毎に持ち回りで書いているシリーズで、筆者には「タマ」「ピルルク」「グズ子」と3つの選択肢があったのですが、即決でグズ子を選びました。
    個人的には5デッキの中で、初心者の方にダントツでお勧めしたいルリグです。
    「奇数グズ子」が分かりやすくて強いんですよ・・・

    ◆オススメポイント
    • 引いたLv3シグニを除去したい面の数だけ並べるだけで良いので分かりやすい
    • レシピ変更案後なら、光り物が<LRルリグ>と<パーティーバズーカ>のみのため、カードを揃えやすい
    • ウリスで大絶賛活躍中の<グレイブ・アウェイク>が収録されている
    • 『ダイレクト』が決まると楽しい

    筆者にグズ子のイメージは無いかもしれませんが、りくさんのレシピを見て簡単に組めそうだと感じ、昔に組んでいました。
    (参考:奇数グズ子)
    奇数グズ子.jpg

    数学大好きな筆者は「<パーティーバズーカ>起動の成功期待値を上げるには、Lv1と3の比を1:2に近づけるべきだ!」という固い信念を持ち、Lv1を16枚まで削りましたが、りくさんの書いている通り、序盤の安定性を取るならLv1は増やした方が良いです。
    直観的には明らかですが、念のため微分を駆使して、起動の成功率が最大になる比率を計算し、Lv1と3の比は1:2が最適だと確認しておきました。ご安心ください。
    理論値はLv1が13から14枚なのですが、さすがに削りすぎですね・・・

    後、コイン運用とか小難しい話は苦手なので、りくさんの<リブミー>を<暴風>に変え、確実に『ダイレクト』のコインを残せるようにしています。
    打点の要求値が2点増える必殺技です。
    『ダイレクト』を叩き込む爽快感を考えても当然使い得でしょう。

    2.レシピ変更案
    普段なら完成形のみ示して終わりなのですが、今回は初心者の方向けの内容を追加します。
    まず、回し方が分からないという方には・・・

    「除去したい面の前にLv3シグニを立てる。おわり。」

    これだけです。
    コンボ要素も特に無く、単体でダメージを稼げるLv3シグニを入れているだけなので、本当に簡単です。
    筆者がダントツで初心者の方にお勧めと言う理由がお分かりいただけるかと思います。
    強いてポイントを挙げると、<ハートクイーン>はパワー10000ダウン止まりのため、相手にパワーの低いシグニが居るうちに出し、かつ出現時で後続のLv3シグニを回収する位でしょうか。
    非常に簡単ですが、十分に現環境でも戦える強さのある、侮れないデッキです。

    今回の補足内容は、「デッキのマイナーチェンジ案」です。
    まずはパーツを集めやすく、かつ使いやすい形から入っていただき、慣れたら完成形を目指すと良いかと思います。
    上述の通り、奇数グズ子は光り物が少なく組みやすいのですが、1枚だけクセの強いカードが含まれています。

    添逐の閻魔 ウリス
    10008.jpg
    自分のシグニを1体トラッシュに送るという特殊な対価を払って1体除去できます。
    除去の方法が独特なため、他のキーセレルリグで使用しづらく、またLRのため入手がやや面倒です。
    現環境では、ウリスがメイン除去を得意としており、3面空けを連発され、使い所の無いままゲームエンドとなるおそれもあります。
    という訳で、使い勝手の良い1枚に変更してみましょう!

    添逐の閻魔 ウリス → 異体同心 華代
    10008.jpg 10006.jpg
    ただ1面焼くだけの、非常にシンプルな効果です。これなら簡単ですね。
    後はアーツですが、<ウリスキー>を抜くと、自分の場を能動的にどかせなくなり、盤面埋めアーツが腐るおそれがあります。
    グレイブ・アウェイク>は555デッキに採用されているため続投として、<デッド・ゲート>の代替案を考えてみました。

    ブラッディ・ストライク / リーサル・ブラック
    どちらも6コストアーツで、一見重そうですが、ウリスキー>で今までエナを介さずトラッシュに送っていたシグニがエナに行くと考えると、十分に賄える量のエナかと思います。

    蒙昧の駄姫 グズ子 → 逢魔の駄姫 グズ子
    Lv2のときはリミット4で十分なのと、万が一のドローの可能性を残しつつ、<夢限>のコピーを弱くすることができるので<蒙昧グズ子>を採用していますが、慣れるまでは<バニラ>でも構いません。


    後はメインデッキです。
    特に高額なカードはありませんが、Lv1のシグニは現環境に合わせて変更したいです。
    具体的には、ウリスの<ハナレキー>が厄介なので、パワーラインを上げたいところ。
    都合が良いことに、555デッキに収録されていました。

    小罠 クラウン・キャノン
    後は<幻竜 ベビドラ>もオススメで、<ネムリネズミ>のトラッシュ送りで補助できる点でも噛み合います。
    セミラミス>&<オレオレ>を<クラウンキャノン>&<幻竜 ベビドラ>に変更すれば良いでしょう。

    3.次のデッキは?
    奇数グズ子はシンプルかつ強力なデッキですが、慣れると少しトリッキーな動きをするデッキを使いたいと思うかもしれません。
    次にお勧めしたいデッキ・・・?
    本文中を見ているとお察しかもしれませんが、

    ウリス

    です。
    現環境トップクラスのルリグで、<華代キー>・<アウェイク>・<ハッピー5>とルリグデッキを3枚共有できます。
    ランデス、<アウェイク>&<アンミラ>&<ガルグ>の3面防御、パワーダウンに<ボラゴ>を絡めた除去と、動きの多様性を楽しめる要素が満載です。
    ウリスまで使いこなせれば、十分に大会で優勝を狙えるレベルに達することでしょう。

    いかがでしょうか?
    ウィクロス界の赤白轟轟轟(分かりづらい)こと、奇数グズ子、興味を持たれたら是非組んでみてください。
    では(^^)/

【宣伝】開催!WIXOSS TAG team GX

    posted

    by しみずき

    タイトルトップ.jpg
    【宣伝】開催!WIXOSS TAG team GX
    はじめに
    お久しぶりです。

    不定期更新の因果律に収束してしまう男。
    しみずきです。
    世界線変動率(ダイバージェンス)1.000000%を超え、僕が定期更新をしている未来はあるのだろうか...?

    さて、本題です。

    Twitter(@WixossGx)でも宣伝していますが、以下の概要で、予てよりの野望だった個人主催の大会を開催します。

      ◎大会名:WIXOSS TAG team GX
      • 日時:2019年7月14日(日) ※翌日は祝日"海の日"
      • 場所:静岡県 富士市 富士地区OB会館
      • 形式:2人チーム戦(オールスター&キーセレクション)
      • 参加費:1チーム3000円

    今回は遊々亭様のブログをお借りし、本大会の宣伝をさせて頂きます。
    読んで頂いた方に、「行きたい!!」と思ってもらえるよう、少しでも多くの魅力を紹介していきたいと思っていますので、是非読んでいってください。

    ご参加は以下のURLから
    https://www.izazin.com/taikai/51510473

    WIXOSS界初!?の試み"2人チーム戦"
    本大会の最も特徴的な点は、"2人チーム戦"であることでしょう。

    恐らく、WIXOSS始まって以来初の試みだと思うので

    「どうやって勝敗きめるの?」
    「大会形式としてどうなの?」
    「何かメリットあるの?」」

    等、疑問点も多いと思います。

    ですので、まずは2人チーム戦の特徴について説明したいと思います。

    そういえば、大会名の"TAG team GX"。

    御察しの通り、現在大流行中のポケカからとっていますが、ノリでくっついていると思われがちな"GX"にもしっかりと意味があります。

    "最優秀賞"を意味するところの"Grand Prix"。
    それの両端の"G"と"X"から来ています。

    最優秀賞とは少々おこがましいような気もしますが、TAGteam戦は(恐らく)初のなので、WIXOSS界で最も優れたTAGを決めるという意味でこじつけました()

    本筋に戻りましょう。

    簡単なルール説明
    オールスター/キーセレクションで役職を決め。
    最大8回戦のスイスドローを行います。
    各ラウンドにて、それぞれの対面と試合を行い、勝ちは1点、負けは0点の勝ち点が付きます。
    (2-0した場合は2点、1-1は1点、0-2は0点です。)
    全ての対戦を終えた後、チーム2人の勝ち点の合計が高い方から順位を付けます。
    勝ち点が同じ場合にはオポネントにて優劣を決定します。

    基本的に、WIXOSSのセレモニーでもおなじみの予選スイスドローの回戦数を増やし、決勝トナメを吹っ飛ばして、そのまま優勝を決めるイメージです。

    特徴1.1日中WIXOSSが楽しめる
    決勝トナメが存在しないので、所謂"予選落ち"が存在しません。

    故にどれだけ負けても、最大回戦数、WIXOSSを満喫することが出来ます。

    また、勝利数的に上位入賞の目がなくなってしまった...
    という参加者を対象に、一定のラウンド終了時にサブトーナメント(キーセレクション)も予定しています。

    ですので、最後まで真剣勝負を楽しむことが出来ます!!

    特徴2.結構ガチよりのフォーマット
    "2人でスイスドロー8回戦を行い勝ち数の合計で勝敗を決める"

    これを言い換えると、2人で合計16回対戦を実施しています。

    定員が32チームですので、シミュレーションした感じ、11勝5敗以上の戦績であれば入賞のチャンスがありました。

    すなわち、5敗位までは"負け"を考慮に入れても良いということです。
    • 考慮に入れていない、ダッシュタマ/ダッシュドーナ/2ウムル
    • 構築上見ることの出来なかった不利対面
    • 怒涛の下振れによる事故
    等決勝トーナメントであれば許されない敗北も、多少であれば許容することができ、単純に地力が高いチームが勝ちやすいような大会形式になっていると思います。

    奮発しました!
    詳しくは、Twitter(@WixossGx)やWIXOSS TAG TEAM GXにて記載しておりますが、参加賞、上位賞の準備もございます!
    是非チェックしてみてください!
    はしゃげ!サブイベント
    "陰の陽"と"陽の陰"

    陰陽の2つの姿に準えたサブイベントをご用意しました。

    ※個人的な解釈です。
    gazou3.jpg
    • ミニ卓球
    • スマブラ
    それぞれ、お昼休憩と大会終了後にミニトーナメントを開催予定です。

    各大会の優勝者にはささやかな景品を贈呈しますので奮ってご参加下さい。
    御自身の獲物(コントローラーやラケット)の持ち込みは"可"です。
    荷物にならない程度で、己の"ガチ度"をアピールして盛り上げて頂きたいです。

    番外編:富士に来たら食べてほしい!!
    カードゲームの宣伝でグルメ情報というのもあれですが。
    折角、富士まで足を伸ばしてもらっているので、個人的におススメの食べ物をご紹介します。

    生しらす丼
    gazou4.jpg
    会場から歩ける程度の位置に、漁港があります。
    朝,昼限定ですが、海が見えるロケーションで絶品の生しらす丼を堪能することが出来ます。
    大会当日でも開凸すればギリギリ受付間に合うと思うので如何でしょうか?

    さわやか
    gazou5.jpg
    静岡と言えば!!
    位置的に車orタクシーじゃないと厳しいですが、"新感覚"といっても過言では無いハンバーグ。
    食べたことない人は、是非。

    最後に
    如何でしたか?
    会場まで多少の遠出となるとは思いますが、満足できる大会になるよう努力します。

    皆様のご参加を心よりお待ちしております。

    この記事を執筆している現在、20チームに参加受付が完了しています。
    ご参加を検討されている方は御早目の登録をお願いします。
    WIXOSS TAG TEAM GX

    以上です。
    よ"ろ"し"く"お"ね"が"い"し"ま"ー"ー"ー"す"っ"!!

555円デッキを改造しよう!-リル編-

    posted

    by からばこ

    タイトルトップ.jpg
    555円デッキを改造しよう!-リル編-
    こんにちは、からばこです。
    5月25日に「GO!GO!GO!デッキ」が発売されました。
    過去の構築済みストラクが1セット555円で再登場。バトルに必要なデッキに加え、コインカードとプレイシートが同梱されている、お買い得な商品です。
    この構築済みデッキがあれば、すぐにウィクロスを始められます。まさに「ウィクロスを始めるなら今!」なデッキ。「にじさんじ」コラボなどでウィクロスが気になった方は、このデッキからウィクロスに触れてみるのがオススメです!

    とはいえだんだん慣れると、555円デッキだけでは物足りなくなるかもしれません。
    というわけで今回は、この555円デッキを改造する記事をお届けします。「カードを始めたばかりで、高いカードを買うのはまだ早いかなあ......」という方にもご安心。お財布と相談しながらデッキを改造するポイントや、デッキ改造のちょっとしたコツをご紹介します。
    改造するデッキは「リル」です。それでは、いってみましょう!!
    デッキのコンセプトをおさらい!
    リルデッキのコンセプトは「進化して勝つ!」です。
    シグニを進化させるギミック「ライズ」を駆使し、強力なライズシグニたちで相手を追い詰めていく、パワフルなデッキです。555円デッキでは<ハイメイル>が該当します。
    また、もうひとつのコンセプトが「手札回転」です。手札を捨てては引き、捨てては引きを繰り返し、手札を入れ替えながら戦っていきます。デッキの中にも<ハイメイル><トンファー>のように、手札交換にまつわる効果を持ったシグニが多く収録されています。
    この「ライズ」「手札回転」がリルの強みです。
    デッキ改造では「そのデッキの強みを伸ばす」ことが、考え方のひとつになります。

    軸が決まったら、その動きができそうなカードを探し、デッキに組み込んでいきます。お財布と相談したり、自分の好みに合わせたりしながら整えていきましょう。
    今回は「高いカードはあまり使わない」がコンセプトですので、このようになりました。

    デッキレシピ
    アーツ
    5

    コンセプトは「ライズ」と「手札回転」でしたね。
    「ライズ」のシグニはいくつかありますが、今回は<オニマル>を軸に添えました。「手札回転」からは、第一線で活躍する優秀なシグニを多く採用。デッキの回転力を底上げしています。
    それでは、カードを見ながら、採用の理由や改造の方向性を紹介していきましょう。

    メインデッキ
    オニマル
    3枚のアームを素材にする大型ライズです。レベル1、2、3が下敷きになっていればシグニ除去、レベル4が3枚下敷きになっていればルリグ耐性+2000パンプと、幅広い活躍が見込めます。<ハイメイル>と異なり、<オニマル>はメインフェイズに相手のシグニをバニッシュできます。バニッシュするタイミングが異なる2種類のライズを採用しておくことで、攻め方に多様性が生まれます。
    なお、<ハイメイル>の説明は割愛させていただきます。555円デッキのエースは、こちらのデッキでも、八面六臂の大活躍です。

    ランベルジェ・キジンマル・ハナヤリ
    もうひとつのコンセプト「手札回転」の中核を担うシグニたちです。
    ランベルジェ>はわかりやすい手札回転です。<トンファー>と異なり発動に条件がなく、「まずは<ランベルジェ>でドローしてから」が基本になります。1枚で「手札を捨てる」「カードを引く」が両立するため、とても使い勝手の良いシグニです。
    ハナヤリ>は序盤の手札回転に役立ちます。手札でだぶついた上級シグニを捨て、どんどんドローしておきましょう。終盤もいざという時に使います。
    キジンマル>はライズの素材になればドローできます。ドロー力は高いとはいえ、手札消費が激しいリル。ガス欠を防いでくれる、縁の下の力持ちです。

    キジンマル>はレベル4以降で、<ハナヤリ>はゲーム全般を通して役立つので4枚の採用です。<ランベルジェ>は強いのですが、レベル4であることから2枚のみです。<トンファー>の枚数とあわせて、検討してください。

    サンガンソウ・バクヤ
    リルの隠れたコンセプトは「後攻でも安心」です。この2枚のシグニは、自分と相手のルリグのレベルが同じ時、つまり後攻を取った時に真価を発揮します。
    サンガンソウ>は「ダブルクラッシュ」を、<カンショウ・バクヤ>はシグニ除去を持っており、どちらも後攻で真価を発揮します。先攻に比べて攻めが遅くなりがちな後攻ですが、この2枚を使って立ち回っていきましょう。
    枚数はどちらも2枚ずつです。<オニマル>のライズ素材にもなるので、足りないと思った方は増やしてもいいでしょう。自分のじゃんけんの強さともご相談かな?

    ヌアザ・キツネサキ・ヌンチャ
    残りは下級シグニで固めました。ダブルクラッシュやシグニ除去など、全体的に火力の底上げを考えています。「手札回転」に役立つシグニであり、<ヌアザ><キツネサキ>は、<オニマル>のライズ条件を満たすための、レベル2シグニの枠としても採用しています。
    自由枠でもありますので、お好みで調整してください。

    サーバントたち
    全部で8枚です。手札の回転が早いので、ちょっと余ってしまうかもしれません。
    サーバント O2>は、ウィクロスを楽しむにあたって必須カードです。<D2><O4>もあると便利です。各4枚ずつ、揃えておきましょう。
    サーバントは色々なイラストがありますので、お好きなものを探して下さいね。

    というわけで、リルのコンセプトである「ライズ」「手札回転」を軸にメインデッキを作りました。<ハナヤリ><ランベルジェ><キジンマル>で手札を回しつつ、<ハイメイル><オニマル>で攻めていくというデッキです。
    採用枚数は「4枚or2枚」に絞りました。「1回のゲームに何度も使いたい」「デッキの中核」「いち早く手札に欲しい」カードは4枚、「あればいいな」は2枚、というイメージです。枚数はお好みで調整していきましょう。

    ルリグデッキ
    メインデッキができたら、ルリグデッキを作っていきます。
    まずはルリグカード。レベル0から4までの5枚を選んでいきます。
    レベル4の選択肢は、デッキの<凛武の記憶 リル>に加え、LRの<真情の記憶 リル>があります。出現時の回収に加え、毎ターンのダブルクラッシュ付与や、コイン技「オーネスト」での特殊勝利があるため、<真情>を採用します。
    この「コイン技」は、LRのレベル4ルリグが持っており、どれも強力です。555円デッキを購入する際は、一緒にLRのレベル4ルリグをお迎えしておくことをオススメします。

    その後はレベル1から3を選びます。
    選ぶ基準はコインの枚数です。使う"キー"カードやアーツ、コイン技などと相談しながら決めていきましょう。"キー"カードやアーツ、コイン技に必要なコインが獲得できるようにルリグを選んでいくと簡単です。今回は5枚獲得する構築にしました。

    いよいよ、アーツや"キー"カードを決めていきます。
    デッキの防御力やコンセプトを左右する、ウィクロスの心臓部といってもいい箇所です。
    今回は「使いやすさ」を軸に、以下の5枚を採用しました。

    落華流粋
    リルの代名詞的なアーツです。効果も幅広くどれも強力、ほぼ全ての構築に採用されているため、リルを組むうえでは必須カードになります。
    ルリグが「リル」であれば2つのモードを選ぶことができます。多くは1と2を選び、2面バニッシュして防御することになると思いますが、ライフクロスが0枚で手札にサーバントがない時は、4のライフ回復効果でしのぐこともあります。臨機応変にいきましょう。
    コストの緑エナは、原則「マルチエナ」を持つサーバントで支払います。ライフクロスからサーバントがめくれた場合、最低1枚はエナゾーンに残しましょう。グロウやその他のアーツのコストの支払いでは、そのこと忘れずに。
    6月にキーセレに参戦するメルも、このアーツをフルパワーで使えます。メルが気になる方はなおさらマストバイ、です。

    華代キー・鎮護国禍
    10006.jpg 10029.jpg
    "キー"カードは<華代キー>と<鎮護国禍>にしました。<鎮護国禍>はルリグコモン、<華代キー>は<大会の商品>として流通量が多いため、入手が簡単です。
    試合では<鎮護国禍>を先に使うことが多いでしょう。相手のシグニを1体バニッシュしながら、トラッシュから赤のシグニを回収し、盤面を作ります。<ヌアザ><カンショウ・バクヤ>で序盤からガンガン攻めたいですね。
    使い終わった<鎮護国禍>は<ハッピー5>のアンコールコスト(後述)にし、そのあと<華代キー>を発動します。エクシード2で1面バニッシュはシンプルにして強力。相手のアタックフェイズに効果を使って、次の自分のターンにその穴を狙います。
    特に<華代キー>は他のデッキでもお呼びがかかることがあるので、"キー"カードの入門としては最高です。どちらも使い勝手が良く、便利ですよ。

    セレクト・ハッピー5
    555円デッキを2つ買うと一緒にもらえるアーツです。とにかく強いです。
    「シグニに『アタックできない』を付与する」「トラッシュからシグニを回収する」など、防御に優れた効果を持っていますが、強さの秘訣は「アンコール」にあります。
    自分の場の"キー"カードをルリグトラッシュに置くことで、このカードをルリグデッキに戻すことができる能力で、何度もこのアーツを利用できます。使い終わった<鎮護国禍><華代キー>をルリグトラッシュに置きながら、<ハッピー5>を繰り返し使いましょう。
    ちなみに、キーセレのウィクロスセレモニーで上位入賞しているデッキで、<ハッピー5>を採用しているデッキは8割をゆうに超えます。オールスターでもお呼びがかかることの多いアーツですので、555円デッキを2つ購入し、必ず手に入れておきましょう。

    火朝月夕
    555円デッキから続投です。コストも軽く、効果もシンプルな使いやすいアーツですね。
    小回りの効く防御アーツですが、<ハッピー5>とそこまで差はないので、構築次第では入れ替え枠になります。
    ちなみに5枚のコインは「<鎮護国禍>で1枚、コイン技『オーネスト』で1枚、<火朝月夕>のベットで1枚、<華代キー>で2枚」と使っていきます。「オーネスト」は必須ではないので、<火朝月夕>をコインが2枚必要な別のアーツに変えるという選択肢もあります。

    さらなる改造のヒント
    さて、いかがでしょうか。ここからは入れ替え候補のカードを紹介していきます。
    今回は「使いやすさ」「お財布事情」が軸に来ているため、「強いけど高い」カードはあまり採用していません。
    ですが、「もっとリルを強くしたい!」「強いデッキで戦いたい!」と思う方もいらっしゃると思いますので、ご紹介させていただきます。

    ロンギンス
    SRのライズシグニです。ライズとバニッシュの条件が非常に緩く、<オニマル>より小回りの効いた戦いができ、非常に使い勝手の良い1枚です。<オニマル>と入れ替えて採用しましょう。
    一方の<オニマル>は<ロンギンス>に比べ場に出しづらいですが、エナの消費がないことや、ルリグ耐性を持つという意味ではあちらより強力です。<ハイメイル>を含む3種類のライズを使い分け、臨機応変に戦えるようになれば理想ですね。

    イノセント・ディフェンス
    限定なしのLRアーツです。コストは赤4とやや重いですが、防御には「シグニダウン凍結+ルリグ止め」や「シグニダウン凍結+バニッシュ耐性付与」を、反撃には「トラッシュからの回収+バニッシュ耐性付与」と、攻防ともに優れた便利な1枚です。
    火朝月夕>の枠に採用してみるのがオススメ。1枚持っておくと、デッキ構築の幅がかなり広がります。

    ドント・リブミー
    2面ダウンアーツ。シンプルながら非常に強力です。コインが2枚かかりますが、「オーネスト」を使わなければ工面できます。コストも青1と軽く、マルチエナを用意することで問題なく発動できます。
    ただ、キーセレクションには<カーニバル †MAIS†>という、「マルチエナ」を失わせるルリグがいます。<落華流粋>の緑エナも払えなくなるので、緑色や青色のシグニを採用するなどして対策しておくのも手です。
    入手方法は簡単で、555円のピルルクデッキを購入するだけです。<ハッピー5>もセットで手に入るので、リルデッキと合わせて購入するのもひとつの手でしょう。

    はなみどキー
    10044.jpg
    花代さんと緑子さんのキーなので「はなみど」キーです。<華代キー>の強化版、と考えていただいてOKです。
    発動に3エナかかりますが、出現時にサルベージや除去ができたり、エクシードでのバニッシュにエナチャージのオマケがついていたりと、かなりパワフルな"キー"カードになっています。以前のウィクロスマガジン付属カードですので、ちょっと入手困難ですが、手に入ったらぜひ使ってみてくださいね。


    アーツや"キー"カードは、他にもたくさんあります。
    自分の好みやプレースタイル、参加する大会の環境などに合わせて、色々入れ替えてみてください。必要なコインの枚数が変わったら、レベル1から3のリルを別のルリグにして調整しましょう。

    レベル0で楽しもう!
    ウィクロスの醍醐味の1つが、「レベル0ルリグ」です。サーバント同様、多種多様なイラストのが存在しているので、お気に入りの1枚を探してみましょう。中には、セレモニーで上位入賞しなければ手に入らないものや、数百パックに1枚しか入っていないとされるものなど、とても貴重なレベル0ルリグも存在しています。
    特に効果は変わらないのですが、ここにこだわるセレクターはたくさんいます。あなたの愛を込めましょう!

    長くなってしまいましたが、いかがでしたか?
    採用されるカードは、時期によっても変わってきます。ツイッターやデッキまとめサイト「WIXOSSBOX」などを活用し、デッキ作りの参考にしてくださいね。WIXOSSBOXは私が運営しているので、ぜひ使ってやってください・・・・!
    デッキの改造はカードゲームの醍醐味です。試行錯誤を繰り返し、自分だけのパーフェクトなデッキを目指してくださいね!

    それでは、また次回の更新で!

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