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【キーセレクション】リンカーネイション先取り構築!アロスピルルク編

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    by 攻略コラム

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    【キーセレクション】リンカーネイション先取り構築!アロスピルルク編
    どうも、ハリューです!

    今回は5月30日発売リンカーネイションより、新規カードを採用した想定のアロスピルルクのデッキレシピ紹介です!

    元々コリジョンで登場した<アロス&コードピルルクキー>で強化されたルリグで、個人的にフリー対戦でよく使用していたお気に入りデッキでした。

    そんなアロスピルルクに今回採用した新規カードはこちらの2枚!
    SR 炎魔の先駆 アークゲイン
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:悪魔
    色:赤
    レベル:4
    パワー:12000
    【常】:あなたのターンの間、あなたのシグニはライフバーストではない対戦相手のシグニの効果を受けない。
    【自】:このシグニがアタックしたとき、場にあるシグニが持つレベルが合計3種類以上ある場合、対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。
    【出】《赤》《無》:あなたのデッキからレベル3以下のシグニ1枚を探して場に出し、デッキをシャッフルする。
    ライフバースト:対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。
    SR 舞踏の小悪 サユラギ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:悪魔
    色:黒
    レベル:1
    パワー:3000
    【常】:あなたのトラッシュにカードが18枚以上ないかぎり、このシグニはアタックできない。
    【自】:このシグニがアタックしたとき、対戦相手は自分のシグニ1体をトラッシュに置く。
    【起】《ダウン》:各プレイヤーは自分のデッキの上からカードを3枚トラッシュに置く。
    赤と黒の二種類の悪魔を新規採用してみました!

    それではデッキレシピからどうぞ!

    デッキレシピ
    新規カードについて
    アークゲイン〉と〈サユラギ〉どちらもオールスターの人気シグニの転生カードです!
    今回はどちらもアタックトリガー除去能力を持っている点で噛み合っており、そしてアークゲインの能力発動条件として盤面のレベルを散らす必要が有る為、アークゲインからサーチ可能なレベル1のアタッカーとしてサユラギは噛み合いの強いシグニです!

    また、アロスピルルクの性質上手札を捨てながら戦う為、トラッシュを肥やしやすく〈サユラギ〉の能力発動条件も満たしやすくなっています。

    その他カード
    アロス&コードピルルクキー
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    デッキにサーバントが採用されていない為、序盤はこのキーの効果でルリグダメージを防ぎ、レベル4グロウ以降はルリグ効果でダメージを受けない状態を維持していきます。

    展開時効果で<アナスタシア>や<MIRACLE>の公開領域に出しておきたいカードに触れるのも噛み合いポイントです。

    イグニス
    トラッシュから〈サユラギ〉を蘇生出来る&赤エナ発生要員としての採用です。
    地味ながら手札交換と強い事が書いてあるカードです。

    アンボニー
    パンプ要員。
    アナスタシア>と並べる事で<焼風>をケアして1点叩き込めます。

    簡単な回し方
    初めは<ピルルクキー>を展開し、レベル3までは低級のパワーマイナス効果で面を空け点数を刻んでいきます。

    三面要求をし辛いデッキなので、レベル4以降は<華代キー>のバニッシュを計算に入れながら点数要求をしていきましょう。


    初心者で難しい事は分からない!って人の為にざっくり説明すると、

    アークゲイン〉〈サユラギ〉〈レベル3〉

    または、

    アナスタシア><シャハラザ><アンボニー

    の様な盤面の形を目指すとgoodです!

    まとめ
    というわけで、アロスピルルク編いかがだったでしょうか?

    「カタルシス」使用した次のターン、<MIRACLE>を回収して4ドローをすると手札が丁度5枚になって実質ラッ〇ュデュエル!

    いつでも逆転のチャンスが(ry

    以上です。

    何か記事についてご意見や質問など有りましたら、僕のツイッターのDMを解放しているので、そこまで直接ご連絡ください!(@haryu1115
    今後の参考になるので、是非お願いします!

【キーセレクション】実はコリジョンで超強化!?最強のアルフォウを追い求めて!※第1話

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    by 攻略コラム

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    実はコリジョンで超強化!?最強のアルフォウを追い求めて!※第1話
    皆さんこんにちは文明の利器です。

    時が経つのは早いものでGWも終わってしまいましたね。
    皆さんはお家で過ごして居ましたか?私は仕事に追われてドタバタなGWでした...

    #今年のGW(ゴールデンウィーク)はステイホームなんてスローガンがありましたね。
    私的には#今年のGW(ゴールデンワーク)はステイホームにして欲しかったですね( ゚∀゚)アハハ

    相も変わらず全然ゲームをプレイ出来ていない状況ではございますが、今回はお気に入りルリグの1人である「アルフォウ」をご紹介したいと思います!!

    第一章
    『アルフォウとは?』
    せっかくのなので、キーセレクションにおけるアルフォウがどんな事をするのか今一度見直していきましょう!

    色:黒、クラス:美朽(童話)、テーマ:傀儡(コントロール奪取)

    色はオールスターから引き続き黒ですね!
    メインテーマが傀儡になりはしたものの、オールスター時代の名残なのか山札を破棄する効果も多く見受けられます。

    第2章
    『傀儡について』
    次に、メインテーマである傀儡についておさらいしましょう!

    『傀儡』とは、『ダウン』や『凍結』と同じくシグニの状態を表す単語です。
    対戦相手のシグニが自分の場に居る状態のことを『傀儡状態』と言います。

    傀儡状態にする方法は様々でシグニ、ルリグ、スペル等で行えます!
    また、傀儡状態のシグニを参照やコスト、傀儡を行うことで発動する能力もあり通常よりお得にシグニを場に出せるので積極的に傀儡を狙って行きましょう!

    第3章
    『既存のアルフォウ』
    おさらいはこの辺にして本題に入りましょう。
    既存のアルフォウ、つまりディセンブル環境のアルフォウを見ていきましょう。
    1.序盤の点要求、傀儡の頻度
    一見すると<ドッグメ><ラプンツ><ハイティキー>と序盤の要求に問題が無いように思えますよね!

    しかし、<ラプンツ>は傀儡状態のシグニが居ないと何も起きず、<ドッグメ>はサーバント等が混ざってしまうと何も起きず、<ハイティキー>は要求する為には相手の攻撃を受けなければいけないと、何かしら条件を達成しないと要求に繋がらず特化とまでは行かずとも序盤の攻めに若干ウェイトを寄せないといけませんでした。

    また、序盤は傀儡手段に乏しく傀儡が可能なシグニが見えていたとしても対戦相手のトラッシュにこちらのLvで召喚可能なシグニが居ないという事も日常茶飯事でした。
    2.防御手段が蘇生特化&序盤守る手段isどこ
    当時のアーツ構成が<グレイブ・アウェイク><ストーリー・テラー><ハッピー5><ハイティキー><エクシードキー>と言うのがテンプレだったかと思います。

    1面蘇生で出現時が使えれば3面防御になるんですものそりゃ蘇生防御しますよねー。

    上記のアーツ構成を見て頂ければ分かる通り、1〜3帯で使える防御札が余りに少なく、仮に使えたとしてその防御は想定してた防御面数を下回るものばかりだと思います。

    また、ユニークアーツである<ストーリー・テラー>は決戦仕様にパラメーターを振り切ってるため使いにくくまた、読まれやすいためケアされることもあったり無かったり...
    3.黒特有の有効LB増し増し構築
    これはアルフォウが実装された初期の頃流行ってた物だったと思います。
    有効LB12↑採用で<ハイティキー>と組み合わせて『やられたらやり返す...100倍返しだ!』
    と言わんばかりのアーククロスカウンター...

    爆アド上振れヤッホー!した時はめちゃくちゃ勝てるんですけどねぇ...下ブレた時が...

    第4章
    『デッキレシピ』
    では、上記を踏まえた上でコリジョンのカードを採用したものを見てみましょう!


    第5章
    『色々解説コーナー』
    まずは、劇的ビフォーアフターを遂げたルリグデッキから見てみましょう!
    いや〜やっぱり???は良いですね!(からばこさんありがとうございます!)

    光らせると高いルリグデッキになってしまいました。
    『<ダウト・クリューソス>』なんて金枠どころ<全部金>なっちゃいますし!

    結局ウェイトが後半によってしまってはいるのですが、コリジョンにて登場した汎用アーツ『<メンダコ・ギロチン>』を採用してます!
    コストが軽く、MAX2面防御が可能で除外や回収となんでもござれの1枚!

    一家に1枚は必要なカードなので自粛が終わった際には皆さん買いましょう!

    同じく低コスト防御に『<ダウト・クリューソス>』を採用してみました。
    基本的にはあらゆる耐性を貫通出来るトラッシュ送りが強力ですがLv4↑しか対象に出来ないため注意が必要です。
    基本的にはコインをベッドしてトラッシュ送り&盾回復を選択します。

    ファブニル>を採用して<ダウト>で防御する前ターンに起動効果でトラッシュをからにして、コストを払う際にLB付きのカードのみで支払うことによって確定防御も可能なオシャレカード。

    エナがハチャメチャに余ることでがあるため『<リーサル・ブラック>』も採用しちゃいました!
    トップ操作系のカードを採用してないので盾追加は運任せになってしまいますが最低限の防御面数が出来、エナを吐けるので問題ないと思います。

    傀儡で上手く相手のトップ操作系シグニを使うことで追加の防御も期待出来ますね!

    そして、1番悩んだのがこの枠『<ドーナキー>』!
    10007.jpg
    一周回ってこのキーが最強ですね!

    次弾で転生『四面楚歌』が出てくると少し怪しくはなりますがコリジョン環境では間違いなく最強のキーだと思います。


    ルリグデッキの説明が長くなってしまいましたが続けてメインデッキですね!

    恩恵を受けているのは華代さんだけでは無く実はアルフォウもしっかり受けてました!
    そう、『<兄妹の原童話 アリョーヌ>』さんです!
    よーくアルフォウのカードプールを洗って見るとコストとして場からトラッシュに置くカードがありましたね!
    『<星銀の童話 ブロト>』『<蛙王の童話 ハインリヒ>』『<舞踏の童話 シンデレラ>』達です!

    華代と異なりLv4のシグニをコストにすることも可能なため-4000まで可能です!

    基本的には<ハインリヒ>、<ブロト>を起動し傀儡をしつつ序盤の点要求に繋げていくのが主になるかと思います。
    中盤〜終盤に掛けても活躍の場があり、<セユラギ>、<スユラギ>、<Lv4アルフォウ>等のパワーマイナス効果で微妙に残ってしまったシグニをお掃除してくれます!

    アリョーヌ>を引ければその分優秀な下級を使いまわせるため今まで<ハイティキー>に頼りきりだった序盤の点要求に大幅な改善が見られたこともあり、今回は初動キーを不採用にしています。

    また、序盤の傀儡問題を解決してくれたのが先程からちょくちょく出てきている<ハインリヒ>と言うシグニです。
    対戦相手の場のシグニをトラッシュに落としてくれるため確実に傀儡で拾いあげることが出来ます、これにより<ラプンツ>の使いやすさが高まり今回採用となりました。

    対戦相手が下級を極限まで減らした構築だったりするとそのまま面が空く事があるのもオシャレポイントですね!

    終章
    『まとめ』
    1.序盤の点要求、傀儡の頻度
    アリョーヌ>の登場により序盤から安定した要求、手札管理が可能になった!
    ハインリヒ>の登場により序盤から安定した傀儡が可能になり、下級の傀儡参照能力が使いやすくなった!
    2.防御手段が蘇生特化&序盤の防御isどこ
    メンダコギロチン>の登場により低コストで使いやすい序盤の防御が手に入った!
    リーサルブラック>や<ダウトクリューソス>等従来とは違う防御手段を採用!
    ドーナキー>が最強!
    3.黒特有のLB増し増し構築
    新規各種カードによりLBに頼らずとも、面空け、回収等が可能になった!

    最後に
    いかがでしたでしょうか?
    若干枚数が怪しいものもあるので興味を持った方は是非こちらを参考に組んで頂き研究をして頂ければと思います!

    緊急事態宣言も延長となりまだまだ先行きの見えない状況ではございますが、研究することはできます!(もうすぐ新弾出ちゃうけど!!)

    また、ワイワイ楽しくカードゲームをプレイ出来る日が来ることを日々願っております。

    それでは今回はこの辺でまた、お会いしましょう!

    アルフォウはいいゾ〜
    ※タイトルに第1話とかついてますけど続編は未定です( ˇωˇ )

タパサキの「サキ」って何だろう〜ウィクロス転生小話〜

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    by 攻略コラム

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    タパサキの「サキ」って何だろう〜ウィクロス転生小話〜
    お久しぶりです、からばこです。冬ごもりしていました。すっかり春ですね。
    新型コロナウイルスの影響で世の中が大変なことになってしまい、ステイホームな日々が続いています。ウィクロスができなくて寂しい今は、楽しかった日々を思い出して乗り切ろうではありませんか。
    というわけで今回は、リンカーネイションの「転生前」のカードにまつわる色々をご紹介します。リンカーネイションに収録されるカードはどれも、ウィクロスの歴史で輝いたカードが姿を変えたものばかり。そんな転生前のカードたちについて、採用されたデッキや関連した小話にも触れつつ、つらつらと書いていこうかと思います。
    どちらかと言えば、キーセレクションを主にプレーしている方向けのコラムになります。よければ読んでいってください。

    コードイート タパサキ
    転生前のシグニは<TAP>です。出現時に相手の手札を覗き見ることができるレベル1シグニで、限定条件を持たないことから、青ルリグ以外で主に活躍。特に「花代」デッキに採用され、<縛魔炎>で宣言する数字を決めたり、<爾改>の起動能力を使うタイミングを図ったりなど、ルリグアタックをサポートしていました。キーセレ華代の<メイ>のような使われ方をしていた、と言えばわかりやすいでしょうか。
    シグニのモデルとなったのは「タッパー」です。このシグニの原案は、アニメシリーズで蒼井晶役を演じた赤崎千夏さん。タッパーの理由は、赤崎さんがツイッターに投稿した写真をご覧いただければわかるかと思います。
    この投稿は一大ムーブメントを引き起こし、アニメブルーレイの店舗特典で公認タッパーが登場したり、映像特典でネタになったりと、「ウィクロスのデッキケースといえばタッパー(?)」が根付いた一因となっています。赤崎さんの投稿は2014年4月と、もう6年も前の出来事。このエピソードを知るセレクターの皆様は、今やどれくらいいらっしゃるのでしょうか。

    カードとしてのTAPもバトルシーンで活躍。上記のように花代などに採用されたほか、現在はライフバースト目当てでエルドラに採用されていることが多くあります。
    なお、<TAP>の読み方は「タッパー」ではなく「タパサキ」です。「赤崎」と「タパサキ」、とかけているんですね。<TAP>が収録されたフォーチュンセレクターには、同アニメで植村一衣役を演じた茅野愛衣さんが原案の<カヤッパ>が収録されていたり、それ以前にも紅林遊月役の佐倉綾音さんが原案を提供した<アヤボン>などが登場しています。<カーノ>や<キュア>などもそうですが、アニメとカードの連携の深さを感じますね。

    堕落の砲女メツマ
    キーセレクションからウィクロスを始めた方にとって、「デッキ破壊」や「リフレッシュ戦術」はあまり馴染みの無い戦術かもしれません。ですが、この「メツマ」の登場によって、キーセレクションでもデッキ破壊が多くのルリグに広がりそうな予感がします。そんなメツマに絡めながら、デッキ破壊の歴史をご紹介。

    デッキ破壊のメリットとしては、「リフレッシュさせてライフクロスを1枚削る」「白ルリグなどのサーチを妨害できる」などが挙げられます。特に意図的にリフレッシュを狙う動きはオールスターで非常に重視されており、<Zr>や<メイジ>といったトラッシュで発動するカードを、リフレッシュでデッキに戻して封じるという動きは、オールスターにおける「お作法」の一つといえるほどです。

    そんなデッキ破壊の元祖ともいえるシグニ<メツム>は、ウィクロス最初の構築デッキのひとつ「ブラックデザイア」に収録されました。ウリス限定ではありますが、落とす枚数は7枚と驚異的。自分のデッキも削ってしまいますが、トラッシュの枚数を参照することの多いウリスにとってはそれすらもメリットになることも。最新の<邪眼ウリス>を見てわかるように、デッキ破壊に関する戦術は、現在のウリスにも受け継がれています。
    ですが、デッキ破壊の戦術が多くのルリグに広がったのは、12弾で<メツミ>が登場したことが大きいでしょう。いわゆる「妹シグニ」の1枚で、出現時にお互いのデッキを5枚落とす効果を持ちます。限定条件を持たないため、さまざまなデッキに出張。相手のデッキをリフレッシュさせ、トラッシュで発動するカードを封じるという目的で採用されていました。
    当時は「<フォーカラー・マイアズマ>の7枚落としと合わせて12枚削る」「<ALCA>などで拾って<メツミ>を連打する」などの動きが各所で見られましたし、現在も、前述の<ジルコニウム>を封じたり、<カーニバルキー>を採用したデッキの対策として、多くの黒デッキに1枚だけ<メツミ>が採用されています。

    キーセレクションでのリフレッシュでも、<APEXキー>を張った相手をリフレッシュさせ、<APEXキー>で唱えるスペルをデッキに戻したり、<グレイブ・アウェイク>などの蘇生アーツを封じたりすることが可能です。同様の動きは<ネクスト・レディ>でもできますが、メツマは<ネクレ>に比べて、ルリグの下敷きを使わないという点でお手軽です。
    バトルでのライフクロスのクラッシュを重視するキーセレクションに、デッキ破壊に絡んだ汎用カードが配られるのを見ると、カードパワーの高まりを感じますね。どれくらい採用されるのか楽しみです。

    幻竜バハムート
    「常:【ランサー】」って、シンプルなテキストですね。本家バハムートも【アサシン】【ダブルクラッシュ】と書かれただけの、超絶シンプル超絶火力なシグニでしたが、こういうところも転生するのか......。
    転生前のバハムートについてあれこれ書いても、「【アサシン】と【ダブルクラッシュ】を持っている」と書く以上のことが伝わりません。強いて書くのであれば、他のカードの効果を複数組み合わせてやっと得られる【アサシン】や【ダブルクラッシュ】を、何もせずに持っている、というシンプルさでしょうか。加えて、序盤で発動すればほぼ確実に勝敗が決まるライフクロス。ユヅキのみならず、<ブラジャック>登場前の紡ぐ者デッキのアタッカーとして、<ノーザンセブン>と揃い踏みする姿が思い出されます。

    転生後の幻竜バハムートも、本家バハムート同様、シンプルな効果を持っています。レベル3で5000という低めなパワーからか、SNS上での評価はやや低めですが、個人的には本家バハムートと遜色ないスペックかなと思っています(というか本家バハムートがバケモン)
    こちらが先攻でレベル3にグロウした場合、相手のルリグのレベルは原則2。となると、盤面に並んでいるのはレベル2以下のシグニになります。レベル2以下のシグニのパワーラインは、バニラやパワーアップなどを除けば、ほとんどの場合最高でも5000。バハムートを立ててアタックに入れば、ランサーでライフクロスが1枚割れます。「立てるだけでライフが割れる」本家バハムートが、いい感じに転生しているように見えませんか?
    後手を取った時にレベル3シグニを超えるのは難しかったり、<ベルゼブブ>など他のレベル3シグニでも要求はできますが、エナや手札コストなしで、「ぽんっと1点要求」ができるのはバハムートだからこそ、だと思っています。

    羅星説テンドウ
    「ライフクロスの回復」に関連して、<テンドウ>をご紹介。転生前のテンドウはカーニバル限定のシグニで、ライフクロスが0枚の時に、出現時効果で1点回復するという効果を持っています。残る2つの効果を使うことで、「自分でライフクロスをクラッシュ→相手のシグニをバニッシュ」という動きができるため、<カーニバルQ>の「ジョーカー」などを使って場のシグニを<テンドウ>に書き換え、クラッシュと除去を同時に行っていました。
    現在、この<テンドウ>は禁止カードになっています。「<ミミック>や<ヤリホー>などでデッキトップに<トオン>を置いて<テンドウ>で埋め続ける」カーニバルデッキが登場したことで、「回復」という効果が危険視されたようです。上記の<メツミ>などでリフレッシュし、ライフクロスの1番上に埋めた<トオン>などをトラッシュに送れば対処はできますが、カーニバル側が<レイラキー>を採用し、実質的な対処手段がなくなったことが決定的でした。極端に言えば、制限時間が切れるまで延々と<トオン>を埋め続けることできるようになったわけです。
    これにより、各所で引き分けによるバーストチャンスが発生していた、とかどうとか。(一応<アヴェンジャー>や<謳金時代>などで対策できますが、採用できるデッキは少なかったです)
    この状況を受けてかどうかはわかりませんが、その後<テンドウ>は禁止カードとなりました。「羅星説テンドウ」のイラストをよく見ると、囚人服のような白黒ボーダーの服を着て、足におもりのようなものをつけていますね。繭の部屋って牢獄なのかしら......。

    というわけで、リンカーネイションから4枚ほどピックアップしてご紹介しました。自宅待機でなかなかウィクロスができず、カンが鈍りに鈍っているので、適切な評価ができたかは自信はありませんが、「こんなことがあったんだなあ」程度に思っていただければ嬉しいです。

    現在弊サイト「WIXOSSBOX」では、オールスターのルリグを1日1人紹介していく連載企画「まいにちオールスター」を行っています。5月はセレモニーがなく、大会結果を更新できないのですが、解説記事などでなんとか乗り切っています。キーセレのルリグ解説もございますので、気になる方はぜひ遊びに来てください。



    色々と大変な時期ではありますが、皆様お体にはお気をつけてお過ごしください。
    ではまた、次回の更新でお会いしましょう。紙してえなあ・・・。

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