
◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みはなんですか?
さんばか内でセンタールリグを比べた際に<リゼ>と<とこ>はグロウ時に手札を増やす事に特化しているのですが、手札を補充する手段はアシストやピース等豊富な為、メインデッキでは容易に行えない面空けをお手軽にできる<アンジュ>をセンターに置くところから構築をスタートしました。
また、起動効果のパワーパンプも自ターン中のみのパンプですが4000と高く、<コード2434 アルス・アルマル>と組み合わせて使いやすくなっています。
(なお今回は採用したいコンボが有ったので<アルス>がメインでは有りませんが......)
◇所感で構いませんので、最初に考えたデッキレシピを教えて下さい。
デッキにたった4枚しか採用できない<サーバント>にアクセスしやすい構築を目指しました、防御札がほとんどないゲームなので、<サーバント>でのガード=防御面数を大切にしました。
また、メインデッキはライフバーストとパワーラインを意識して構築しました。
今回ライフバーストの為に多くのカードを採用していますが、ディーヴァセレクションは『アシストルリグやピースによって手札を補充しやすい + エナコストを多大に要求される = ゲーム中の手置きエナチャージの回数が多くなるゲーム』だと仮定し、引き過ぎてしまったLB用カードはエナチャージしてしまえの精神で採用しています。
デュエ〇マス〇ーズで盾に埋まるの期待でクロ〇クを入れる様なイメージです。
◇このルリグの攻め方を教えて下さい。
簡単な動きはこんな感じです。(1)初手で<アシスト リゼ>をグロウ、デッキトップ7枚を公開。
内2枚は手札に加えて残り5枚はデッキの下に好きな順番で戻すことが出来ます。
この時下に送る5枚の順番を覚えておきましょう、特に<サーバント>の位置を把握しておくことが重要です。
(2)黒のシグニ<コード2434 ニュイ・ソシエール><コード2434 鈴原るる><コード2434 メリッサ・キンレンカ>のデッキ落としで枚数を調整 → ピースカード<祝福の鍵の音>でドロー、の流れでデッキの下に仕込んだ<サーバント>を引き込みます。
トラッシュ肥やしを得意とする黒のシグニと組み合わせて、<アシスト リゼ>の効果でデッキの下に行ってしまう<サーバント>に触りに行こうって感じですね。
点数要求はルリグデッキでは4点分ですが、メインデッキでパワーマイナス除去&豊富に採用されたLBでの防御の期待値、そして相手とのガード回数差で勝利を目指します。
◇キーカードは何ですか?
今回この"好きな順でデッキの下に戻す"点に着目し、本来バーチャルではない<サーバント>を回収出来ないデメリットを逆に利用してみました。
グロウタイミングアタックフェイズを持っている数少ない選択肢から防御札としてこちらを採用しました。
もう片方の候補にルリグ連パンを付与出来るもの有り、防御にはなりませんが<サーバント>を握りづらいゲームの性質を考えるとそちらも魅力的なので悩ましいところです......。
デッキを掘るのにエナを消費する為、今回はコスト重いの超必殺技ピースでは無く燃費の良いキーを優先的に採用しています。
とりあえず1枚<サーバント>に触れればルリグデッキで回収して使い回し、3へグロウ後はデッキを掘って引き込むイメージです。
メインデッキの<アルス>と<ニュイ>の枚数を散らしてあるのもこのピースでの回収先として白と黒両色のアタッカーを採用したかった為ですね。
今後も使うことになる超汎用ピースになってくると思います、是非複数枚確保しておきましょう。
このデッキでは単純な手札入れ替えもデッキの順番を仕込んでしまえば実質サーチです。
<アンジュグロウ>で1枚、<るる>の10枚、<メリッサ>の3枚、<ニュイ>の1枚で計算してデッキ枚数を調整して、上手い事引き込みましょう。
<尊>と<ドーラ>は13000のパワーラインで12000マイナスをケアする様な使い方も出来ますが、<フレン>は流石に手撃ちは厳しそうなので、引いてしまったらエナチャージに充てましょう。
<メリッサ>もコンボの為のトラッシュ肥やしだけでなく、強力なLBと高いパワーラインのお陰でいつ引いても、そして盾に埋まっても嬉しいカードですね。
◇今弾でお気に入りのカードを教えて下さい!
テキスト面では<紅魔姫 シュブニグラ>がコスト後払いのアタック時バニッシュ効果なので赤単タウィルにも注目しています。イラスト面ではやはり<コード2434 樋口楓>ですね!
<サイン入り版>がデッキ購入特典のプロモパック限定なので、4枚集めるのにはなかなか骨が折れそうですね......。
◇最後に一言お願いします!
ついに始動したディーヴァセレクション!12月現在ぱっと見では構築済みデッキが2種類しか無くてプールが狭そうに見えますが、いざ実際に構築するとセンタールリグとアシストルリグの組み合わせや、それに合わせたメインデッキの構築、プレイ面ではエナ管理の重要性等かなり面白くなりそうです!
一先ず構築したのが今回ご紹介した黒軸のアンジュでしたが、<でろーん>と<ひまわり>を合わせた盤面を固めるデッキや、素直に<アルス>をメインに採用したアンジュ等、さんばかだけでもまだまだ構築し甲斐が有りそうです。
もちろんアンサプのデッキも組んでいくので、良いものが出来ればまた紹介させて頂きます。
ここまでご覧頂きありがとうございました、それではまた。