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人気のあのカードについて教えて!part.16「ディーセレ随一のロマンカード『融合せし極門 ウトゥルス//メモリア』の魅力」

あやディソナで遊ぼう!

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    by からばこ

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    あやディソナで遊ぼう!
    はいこんにちは、からばこです。
    6月後半は病に伏せっておりました。例の流行病です。めっちゃきつかったです。
    復帰初日にこの記事を書いていますが、どうも本調子ではないですね。喉が痛いし頭がもんよりします。
    皆様もどうぞ体調にはお気をつけて。では本編行きましょう。

    今日紹介するカードはこちらになります。
    魅力的すぎるテキストゆえに、誰も彼も目を奪われている(当社比)、究極のアイドル<あや//ディソナ>です。
    自分のメインフェイズ以外に場から離れると、自分のデッキボトムのカードの種類に対応した効果を発動します。3ドロー、3枚ハンデス、シグニ1枚破壊、ピーピングハンデスです。すごい!

    特に目を引くのは3ハンデスでしょうか。
    相手が選ぶとはいえ3枚破壊は強烈で、相手のリソースを大きく削ることができます。
    相手の手札が少ない状態でもピーピングハンデスを選ぶことでサーバントを抜いたり、状況に応じてドローや除去を選んだりと、能力を見れば本当にすごいことができそうなシグニです。

    とはいえ「仕込み」が大変な能力であることは事実です。
    きっちり運用するには、デッキ単位で構築してあげなければいけません。
    というわけで今回は、この<あや//ディソナ>を活かすためのあれやこれやを、つらつらと書いていきたいと思います。

    ......5〜6月中に参加したウィクロスパーティーとか白窓の部屋で、結構多くの方が<あや//ディソナ>のデッキを使っていたんですよね。
    色々な対戦を通して、様々なデッキで凝らされていた工夫をギュッとまとめた記事になります。デッキ構築のヒントにお役立てください。
    (ディーヴァセレクションでの運用を想定しています)

    1:デッキボトムをどう仕込む?
    あや//ディソナ>を使うにおける課題のひとつが「デッキボトムをどう操作するか」です。
    能動的に場から離す方法は後述の<ウリス・オーラ>など、アシストルリグやピースなど、ルリグデッキに用意しやすいので、さほど難しくはありません。実は「デッキボトム操作」の方が、デッキ構築のバランスなどもあり、ちょっと難しいです。

    とはいえデッキボトム操作については「デッキの上からn枚を見てm枚を加え、残りを好きな順番でデッキの下に置く」という能力のカードが少なからずあるので、採用するカードに困ることはあまりないと思います。
    聖天 ハニエル><コードアンチ ホーキ//ディソナ>などの下級や、<黒点の記憶><ウルトラスーパーヒーローズ>などの各種ピースを使い、そこから任意のカードをデッキボトムに置く、という流れになるでしょう。
    ピース以外にもセンタールリグでそれを行えれば理想です。<未開の巫女 ユキ><絶歌の駄姫 グズ子>などの出現時能力や、<共宴の巫女 リメンバ・ディナー>の起動能力などでも操作ができます。

    あや//ディソナ>で確認したデッキボトムのカードはトラッシュに送られるので、複数回能力を使う際は、その度に仕込む必要があります。
    確定で仕込みたい時はルリグデッキのカードで、状況に応じて仕込みたい時はメインデッキのカードで、というイメージでデッキを作るといいかもしれませんね。

    2:あやディソナを能動的に場から離すには?
    続いて<あや//ディソナ>を能動的に場から離す手段を洗い出していきます。
    条件は「自分のメインフェイズ以外」と、比較的ゆるいのがありがたいです。主に以下の手段が考えられます。

    ・自分のアタックフェイズ中に場から離す
    ・相手のターン中に場に出し、エナチャージで場から離す

    自分のアタックフェイズ中に場から離す手段として、真っ先に浮かぶのが<ウリス・オーラ>でしょうか。
    アシストルリグなのでハンデスなどに阻害されずに発動でき、性能も実質的な2点防御となかなか優秀です。
    アシストにウリスを置いておけば、ゲームを通して1度は<あや//ディソナ>を発動できるのではないでしょうか。

    次点で採用したいのが<凶魔 パイモン>です。
    自身がアタックする際に他の自分のシグニをトラッシュに置くことで、相手のシグニ1体のパワーをマイナス5000します。
    序盤はアタッカーとして運用でき、中盤以降は<あや//ディソナ>をコストにすれば、<あや//ディソナ>の能力を発動しながら要求ができます。
    任意のタイミングで場に並べるのはなかなか難しいですが、レベル2なので<あや//ディソナ>の3ハンデスの条件にもなります。デッキ構築上レベル2をある程度採用する必要があるので、<あや//ディソナ>との相性は良いです。

    また、<あや//ディソナ>でハンデスするだけでは、バトルには勝てません。
    他の要求手段をある程度盛り込み、「<あや//ディソナ>だけで戦わない」意識が必要になってくるでしょう。
    ディソナなので<バクチク//ディソナ>などを採用した、いわゆる一般的な「ディソナデッキ」を組むのが、一番わかりやすい気がします。

    相手のターン中に場に出し、次のエナチャージで発動させる方法もあります。
    主にアシストルリグの能力になりますが、使い勝手の良いものとしては<ドーナ『輝いてる!』><アイヤイ ハイドアンドアタック><メル・プレゼント>などが挙げられます。防御面数のことを考えると<ドーナ『輝いてる!』>が大型防御として優秀そうですね。
    他にも「場に出す」系のライフバーストのカードの発動で、<あや//ディソナ>を用意することができます。
    ライフバースト目当てで採用するよりは、<カゴメカ//ディソナ><ホーキ//ディソナ>といった、自然と採用できるカードの中に場出しバーストがあればいいよね、という考え方になるでしょう。
    これはデッキ構築というより、きちんと<あや//ディソナ>を対戦中に該当の領域に置いておくという、プレイングの話になってきます。

    3:相性の良いセンタールリグ
    ここまでをまとめて、相性の良いセンタールリグをいくつか紹介していきます。
    アイヤイ
    アイヤイ★ショーダウン>のゲーム1能力を<あや//ディソナ>に使うことで、要求をしながら<あや//ディソナ>を場から離すことができます。クラフトレゾナの<アスレ【HARD】>が攻撃的な性能を持っているため、<あや//ディソナ>で不足しがちな火力を補える点も嬉しいです。
    アシストルリグに<ウリス・オーラ>を置いた場合、色構成が緑黒となります。残り1体のアシストルリグに白を置けば<colorful wish>が、青を置けば<アグレッシブな夜>を採用できるようになり、デッキ全体の水準を高めやすいのも嬉しいです。<ドーナ『輝いてる!』>や<マドカ//クラップ>といった高水準なアシストルリグがいるので、そこから選んでいきましょう。
    デッキボトムの操作手段が少ないので、メインデッキで補う必要があります。

    白タマ
    出現時にデッキトップを4枚見て、うち2枚をデッキの下に置けるので、1度きりですがデッキボトムを操作できます。
    ルリグの連続攻撃で不足しがちな打点を補えるほか、<あや//ディソナ>のハンデスと連続ルリグアタックの相性が良いです。ハンデスで相手の攻め手が弱まるため、白シグニで固くなった盤面が更に突破されづらくなる、という利点もあります。
    能力がセンタールリグで完結しているので、ピースやアシストルリグのカスタマイズ幅が広いのも利点です。白白黒にして<ホワイトヘブン><UNKNOWN MEMORY>でも良いですし、3色にしてドリームチームピースを採用するのでも良いでしょう。

    連続攻撃にシグニを2体要求するため、<パイモン>などアタックフェイズ中に他のシグニをどけるカードとは相性が悪いです。
    ウリス・オーラ>の採用はほぼ必須になりそうですね。

    グズ子
    出現時にデッキトップを5枚見て、1枚をトラッシュに置き、残りを好きな順番にデッキボトムに仕込めます。
    見る枚数が5枚と他のセンタールリグと比べて多く、好きなカードを仕込みやすいことから「レベル2を2枚置いて6ハンデス」なども狙いやすいです。

    毎ターントラッシュからシグニを蘇生できるため、<あや//ディソナ>の再利用がしやすくなっています。
    ゲーム1は蘇生をトリガーに除去ができるため、<カゴメカ//ディソナ><ヘドニム//ディソナ>での展開がそのまま除去に直結します。<あや//ディソナ>の足りない火力を補ってくれますね。グズ子がコインを得られるため、<ヘドニム//ディソナ>のコインによる除去が使えるおまけ付きです。

    アシストルリグに<ウリス・オーラ>を置くと、ルリグ構成が黒黒+αとなるため、ピースは<DEATH DECK><UNKNOWN MEMORY>になるでしょう。
    グズ子の蘇生やアシストルリグでエナの消費が激しいので、メインデッキにエナを増やす手段を盛り込むか、エナを節約した攻めが必須になってきます。
    その意味では<パイモン>は非常に相性が良いですね。

    4:相性の良いカードたち
    主にメインデッキに採用でき、ここまで挙げてこなかった、相性が良いカードを紹介していきます。

    蒼天 ヘケト
    シンプルなデッキ操作カードです。好きな枚数を上下に割り振ることができるので、序盤に最適です。
    自身が青なのも魅力で、<あや//ディソナ>に必要な青エナになってくれます。序盤に自然と場に出すのでエナに溜まりやすいのも嬉しいですね。
    スペルを多用するデッキであれば<コードアート ピルルク//メモリア>も消費を抑えてくれるので、構築によってはこちらもぜひ。

    カーニバルメモリア
    5枚目以降の<あや//ディソナ>になれます。採用枚数を抑えたカードの水増しにもつながるので、デッキの安定感を底上げしてくれます。
    コインを使えば相手のシグニ1体を<サーバントZERO>にできるので、除去の補助もできます。赤や黒センターのデッキにアクセントとして入れておくと便利かもしれません。

    アルフォウディソナ
    あや//メモリア>と同じく、「自分のメインフェイズ以外で場を離れた時」の能力を持つカード。<アルフォウ//ディソナ>は同条件で、相手のデッキを4枚トラッシュに置きます。ルリグをダウンさせてマイナス5000もできるので、除去を補ってくれます。これ何度も書いてますね。

    あや//メモリア>を活躍させることに躍起になりすぎて負けてしまっては本末転倒ですので、サブプランをある程度採用するのは当然です。
    アルフォウ//ディソナ>は<あや//ディソナ>と同条件の能力を持っていながら、<あや//ディソナ>とは異なる攻め手段を持っているので、サブプランとしては適任の1枚です。同じディソナなので<オリゼル//ディソナ>を採用しておき、<カゴメカ//ディソナ>などから使い分けてリフレッシュを狙う、ということも狙えますね。


    5:まとめ「カード1枚からデッキを考える」
    色々書きましたが、<あや//ディソナ>1枚でこれだけのことが考えられます。
    5〜6月に出会った<あや//ディソナ>デッキは本当に十人十色だったので、今回は特定のデッキレシピを紹介するのではなく、雑多にあれこれと書かせていただきました。たまにはこういうのもいいよね。

    私はデッキ構築がそこまで上手ではないのであまり偉そうには言えませんが、「1枚を軸にデッキを作る」のは楽しいです。
    そのカードの特色をよく理解し、それを活かすカードをしっかり採用しながら、「きちんと勝てる」デッキに仕上げていくのは、セレモニーでトップを目指すのとはまた違った楽しみを体験できます。どちらも楽しいですよ。
    あや//ディソナ>については自分自身「これだ!」というデッキがまだでっきていないので、形になれば皆様にお届けできればと思います。本当にオンリーワンの能力を持っているので、バシッとハマるデッキを作り上げたいですね。

    フェゾーネのカードもじわじわ公開され始めました。これからの環境がどうなっていくか楽しみです。
    ではまた次回の更新で。ツイッター以外の居場所を見つけなければ......。

人気のあのカードについて教えて!part.15「大活躍!LOVIT//ディソナの実力に迫る」

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    by からばこ

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    大活躍!LOVIT//ディソナの実力に迫る
    はいこんにちは、からばこです。
    人気のあのカードについて教えて!」シリーズ。第15回の今回は<幻獣神 LOVIT//ディソナ>についてご紹介します。
    現在ありとあらゆるディソナデッキで活躍中のこのカード。強みや魅力、相性の良いデッキなどを語っていきたいと思います。

    1:テキスト紹介
    まずは能力の解説から。
    常時能力で、自分のターン中、他のディソナシグニのパワーを3000アップします。シンプルなバフです。強いです。
    出現時にコストでエナからディソナアイコンカードを2枚トラッシュに置くことで、相手のパワー12000以下のシグニ1体を対象とし、バニッシュします。シンプルな除去です。強いです。
    自動能力で、自分のターン中に対戦相手のアシストルリグがグロウした場合、そのルリグの出現時能力が発動する前に、対戦相手のエナゾーンからカードを1枚選び、トラッシュに置きます。これがバチクソ強いです。

    そしてパワーが12000あります。当然自身もディソナです。
    私はなかなか「書いてあることが全て強い」という評価をしないタイプですが、このカードは珍しく、それに該当するスペックを持っています。書いてあることが全て強い、と言っても過言ではないカードでしょう。
    純ディソナデッキではもちろん、ある程度ディソナを採用する"準"ディソナデッキでもお呼びがかかるであろうシグニです。ディソナのカードパワーが後発のカードに置いていかれない間は、バリバリ第一線で活躍するシグニでしょう。

    2:除去が強力!
    強さのポイントの1つは出現時能力。「コスパ」「発動タイミング」が非常に優秀です。

    「2エナで12000以下のシグニを除去できる」能力は、ディーセレでは貴重です。同じコストで除去ができるシグニはチーム限定能力の<紅魔姫 シュブニグラ><羅輝石 ローズクォーツ>で、構築をかなり制限しますが、<LOVIT//ディソナ>はディソナであればどのデッキでも使えます。
    構築を制限するという点ではディソナもそうと言えますが、「センタールリグ、アシストルリグが全て指定される」チーム構成と、「メインデッキがディソナ主体になり、センタールリグとアシストルリグは自由」のディソナでは、制限の度合いが異なるのが分かるでしょう。
    他には<幻獣神 バッファロー><羅星姫 ドラコ><聖魔姫 オロチマル>も同様のパワーラインを除去できるシグニです。
    オロチマル>を除く2枚はある程度専用デッキを構築することが求められますし、そもそも除去能力が発動するタイミングが全てアタックフェイズです。
    それと比べて<LOVIT//ディソナ>は出現時。「<LOVIT//ディソナ>で除去してリムーブして、<オリゼル>などアタックフェイズで仕事をするシグニと入れ替える」のは、アタックフェイズに除去するシグニではできない芸当です。そういう意味では、同じディソナの12000以下除去の<エクス//ディソナ>よりも仕事をするでしょう(レベルが違うので一概には言えませんけど)

    そしてエナコスト。「ディソナアイコンを持つカード2枚」は、ディソナデッキで構築してしまえば、もはや無色2です。
    無色2で、12焼きを、出現時。ディーセレ最高峰の出現時除去を持つシグニと言ってもいいでしょう。

    3:常時能力が強力!
    そんなつよつよ出現時能力を持ったシグニですが、場に出たあとも仕事をします。
    その一つが常時能力で、自分のターン中、他のディソナシグニのパワーを3000アップするものです。

    3000は小さいようで大きいです。というか小さくないです。普通に大きいです。
    10000が13000になれば<マキナスマッシュ>を回避できますし、ライフバーストでありがちな「パワー12000以下のシグニをバニッシュする」を回避できます。
    3000が6000になれば、<羽化>や<カゴメカ>などの「場出し系ライフバースト」で出てきた<バクチク//ディソナ><ランスロット>などに除去されなくなりますし、2000が5000になると、<バクチク//ディソナ>らは回避できずとも、<ムジカ//ディソナ>を回避できます。
    アシストルリグやライフバーストを貫通しやすくなる自動能力なので、ゲーム中盤、特に自分が先攻でレベル3にグロウしたターンでは、積極的に場に出したいシグニとも言えます。
    相手のアシストルリグにマキナやイオナなど、「12000」をキーワードにしたルリグがいれば、貫通を狙えるでしょう。「隣のレベル1シグニが除去されますが、相手ターンにパワー12000の<LOVIT//ディソナ>が残るので、除去のハードルが高くなります。
    先攻レベル3ではパートナーシグニなど、他に場に出したいシグニも多いでしょうから、状況をよく見て判断していきましょう。

    4:自動能力がバチクソ強力!
    最後が自動能力です。自分のターン中に相手のルリグがグロウしたとき、相手のエナゾーンのカードを1枚選んでトラッシュに置くことができます。発動タイミングはそのルリグの出現時能力が発動するより前。相手がグロウ→LOVITがエナ破壊→ルリグの出現時能力の発動、という順番で処理していきます。
    これで、<マドカ//クラップ><メル・インビジブル><MC.LION-DISRESPECT>など、エナコストに色指定があるアシストルリグを強く妨害できます。
    例えば、エナがちょうど緑5枚の相手に対して<LOVIT//ディソナ>を1枚立ててアタックフェイズに入り、相手が<メル・インビジブル>にグロウしたとしましょう。
    メル・インビジブル>のグロウコストが2なので、残るエナは3エナ。このタイミングでLOVITの自動能力が処理されるので、相手のエナが3から2に減ります。そうなると、<メル・インビジブル>の3番目の能力「緑無無:このターン、次にあなたがダメージを受ける場合、代わりにダメージを受けない」のコストが支払えなくなります。

    更に強力なのが、トラッシュに送るエナはLOVIT側が選べる点でしょう。
    エナが黒5枚緑1枚の相手に対してLOVITを1枚立ててアタックフェイズに入り、相手が同様に<メル・インビジブル>にグロウしました。グロウコストを黒2で支払うと、残りは黒3緑1。ここで<LOVIT//ディソナ>の自動能力が処理され、相手の緑エナをトラッシュに送ると、緑無無のエナコストが支払えなくなります。

    エナ破壊のタイミングも「アシストルリグがグロウしている最中」なので、「焼かれたエナを<ゼノ・クラスタ>で補う」こともできません。後から緑エナが増えたところで、もう出現時能力のコストを支払うタイミングは過ぎていますからね。

    このように、大型防御のアシストルリグに対する妨害性能が非常に高い自動能力です。
    特に大型防御のアシストルリグは、センタールリグと異なる色で採用する場合が多いので、デッキ構築と実際の対戦の両方において、エナの工面や管理がシビアになりました。
    立ち回りのコツは後述しますので、使うにせよ使われるにせよ、<LOVIT//ディソナ>の存在はしっかり意識しましょう。

    言い忘れていましたが、この能力は重複します。
    LOVIT//ディソナ>2体並ぶと2枚エナを持っていきます。

    5:ディソナデッキに何枚採用する?
    そんな強力な<LOVIT//ディソナ>ですが、ディソナデッキでは現在大活躍中。優勝、入賞するデッキのほとんどに採用されています。センター、アシストに赤を採用するにせよしないにせよ、ざっと入賞デッキを見たところ、「2〜3枚」が標準のようです。
    ディーヴァグランプリ5th優勝のピルルクは4枚採用でしたし、デッキの火力やプレイヤーの好みによって、枚数は調整できます。

    やはり自動能力が強力で、2枚並べると能力が重複することから、2枚以上は採用する場合が多いでしょう。
    トラッシュ送りやドロー、<ニュー・プロブレム>などでデッキを掘り進められるのであれば2枚。ピルルクなど、除去火力がもうちょっと欲しいのであれば3枚、という印象です。

    LOVIT//ディソナ>と合わせて採用されているカードとしては、<バン//ディソナ>が多いようです。
    バン//ディソナ>はパワー10000以上のシグニを、相手に選ばせてエナに置く能力を持ちます。
    LOVIT//ディソナ>では処理できない高パワーシグニや、<聖天姫 エクシア>や<UNKNOWN CODE-RU>などの【シャドウ】持ちシグニを除去できるため、相互に補完し合えるのが嬉しいですね。

    LOVIT//ディソナ>は赤カードなので、<開園の合図>や<リル//ディソナ>、<エクスエコー>のコストに充てられます。スペルを採用するのであれば<ララ・ルー//ディソナ>も採用が検討できますね。ディソナデッキは様々な色のカードをメインデッキに採用するので、赤カードのエナ破壊が有用な場面も多いでしょう。
    ただ、強力な<LOVIT//ディソナ>はとにかく、他の赤カードは手放しに採用できるものではありません。デッキのコンセプトや攻撃力、バランスを見ながら、採用カードを選んでいきましょう。

    6:LOVITディソナを意識しよう!エナ管理術とデッキ構築術
    続いては対策編。<LOVIT//ディソナ>が飛び交う環境での、エナ管理術をご紹介します。

    ディーセレのエナ破壊における1つの基準は「3エナは持っていかれる」です。
    最近では、詰めで<LOVIT//ディソナ>2枚と、条件を満たした<ララ・ルー//ディソナ>でアタックフェイズに入ると、相手に3エナ焼かれます。そこまで行かずとも、<LOVIT//ディソナ>が2枚立てば、簡単に2エナが焼かれます。
    考えなしのエナ管理だと、アシストルリグの<マドカ//クラップ><メル・インビジブル>をフルに使えなくなりますよね。こうして「貫通」されて負けてしまった経験、お持ちの方も多いのではないでしょうか。

    自分がエナを伸ばせる構築であれば、フルで使うのであれば、「エナの支払いに必要な色を3枚はエナに残す」を基準に立ち回っています。
    「3エナは持っていかれる」ので3枚では足りないこともありますが、2枚焼かれても大丈夫な量を残しておけば、相手は絶対「<LOVIT//ディソナ><LOVIT//ディソナ><ララ・ルー//ディソナ>」にしなければならないので、相手も大変です。デッキや状況によるとはいえ、終盤でそこまで高水準なリソースが毎回残るとは考えづらいでしょう。
    3枚残しは無理でも「2枚残し」は最低ラインと考えています。
    1枚くらいは<LOVIT//ディソナ>は飛んでくるだろうという前提で、エナに緑(や青、白)を残して支払いを進め、バニッシュでエナに行く想定もして、盤面にはそれと同じ色(<ワウルフ//ディソナ>など?)を立ててアタックフェイズに入る、と意識しています。貫通されない保証はありませんが、それでも相手に求めるラインはある程度高くなりますね。
    言うまでもなく「1枚残し」はアウトです。簡単に焼かれます。

    もちろんこれは一般的なディソナデッキを想定したもので、相手のルリグがさらなるエナ破壊を持っていたり、<リメンバ・テンペスト>のような課税ルリグであれば、また変わってきます。
    対ディソナデッキであれば、<メル・インビジブル>などに必要な色のエナの支払いについては意識が必要です。考えなしに<ワウルフ//ディソナ>や無色エナの支払いに充てないように!
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    プレイングではもちろんですが、デッキ構築からエナ破壊を意識するのも大切です。
    メル・インビジブル>を採用するのなら<バン//ディソナ><アイビー//ディソナ>などを増やしたり、そもそも<黒点の記憶>を採用し、左右のアシストルリグを軽くするのもありです。
    もちろん<ゼノ・クラスタ>も有用です。<LOVIT//ディソナ>が複数並びそうな相手であれば、<ララ・ルー//ディソナ>などを使われたタイミングなど、詰めより前に使ってしまうのがいいでしょう。相手が<ゼノ・クラスタ>をケアして立ち回ってくる場合も多いので、ハンデスに合わせて使うのも手です。

    色々なところから<LOVIT//ディソナ>のエナ破壊が飛んでくるので、構築段階から厚くしておきたいですね。

    7:終わりに
    というわけで<LOVIT//ディソナ>の紹介でした。
    なかなか珍しい高嶺の兎になっていますが、ぜひぜひ手に入れて、ディソナデッキをパワーアップさせていただければと思います。
    お買い求めは遊々亭をよろしくお願いします。もしくはボックス=ガイして、SRPやLRPやURやシリアルもゲットしちゃいましょう!

    たくさんお持ちの方は、超!買取強化中ですので、お待ちしております。
    遊々亭の買取、ものすごーく素敵ですので、ぜひ一度ご利用いただければ。
    ではまた次回の更新で。

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