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ウィクロスの世界にレッツゴー!(前編)

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    by からばこ

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    ウィクロスの世界にレッツゴー!(前編)
    はいこんにちは、からばこです。
    今日は「ウィクロスの世界にレッツゴー!(前編)」と題し、イベントやバトルの楽しみ方など、「デッキを買った後に、何をしていけばいいか」についてご紹介したいと思います。
    初心者向けイベントの探し方や特徴、店舗大会「ウィクロスパーティー」の流れ、カードや情報の集め方など、ウィクロスの世界の歩き方をお届けします。「にじさんじでウィクロスを始めてみたけど、遊ぶ機会ってどうやって見つければいいのかな?」「せっかくデッキを組んだし、色々な人と遊んでみたいな」と思っている方は、ぜひぜひお読みください!
    前編が「ウィクロス公式イベント」と「ウィクロス七つ道具」の紹介、後編が「ウィクロスパーティーの流れ」などの予定です。どうぞお楽しみに。

    まずは「お祭り」に行こう!〜ワイワイガヤガヤ公式イベント〜
    ウィクロスのイベントは、主に3種類に分けることができます。
    1. タカラトミーが主催する「公式イベント」
    2. カードショップ(店舗)で開催される「ウィクロスパーティー」
    3. カードショップで開催される大規模大会「ウィクロスセレモニー」
    です。数字が若い順に敷居が低く、気軽に参加できるイベントになります。
    1の「公式イベント」は、ビッグサイトなどのホールを貸し切って行われるイベントです。主にカードショップで開催される、「ウィクロスパーティー」「セレモニー」に比べて、交流会ありお笑いありの、いわゆる「お祭り」のようなものなので、まずはこちらの「公式イベント」に参加するのをオススメします。直近だと、9月22日に東京で「ウィクロス学園祭」が開催されます。

    このような公式イベントでは、「ウィクロスセレモニー」のような競技性の強い大会も開催されます。全国から集う猛者達が、己の意地とプライドを賭けて熱いバトルを繰り広げる、甲子園やワールドカップのようなものです。
    もちろん、始めたばかりの方に「そこに行け!」とは言いませんのでご安心ください。この大会と同時に行われる「バトルラッシュ」というイベントに参加するのを、強くオススメします。

    バトルラッシュに行こう
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    (イベントでは大型展示が行われることも。記念撮影する来場者が絶えません)
    バトルラッシュの最大の特徴は、勝敗数がそこまで重視されないことです。2回や3回など、イベントごとに設定された対戦数をこなせば、それに準じた景品(限定カードやスリーブなど)がもらえる、お得なイベントです。流れをご説明します。
    参加費を払ってバトルラッシュにエントリーすると、「待機列」に並びます。そこで隣になった人が、次のバトルの相手になります。誰と当たるかはその瞬間までわかりません。
    列の先頭まで来ると、たくさんの机と椅子が並んだ対戦スペースに案内されます。空き席に誘導されますので、着席したら2人のペースで、自由に対戦を始めてください。
    バトルが終わると、2人揃って受付に行き、参加時にもらった対戦シートにスタンプを押してもらい、1試合終了です。その後列に並び直せば、またバトルができます。
    規定の回数対戦を行ったら、受付で賞品を受け取ってバトルラッシュは終了になります。途中でドロップ(バトルラッシュを終了する)する場合はその旨を受付に伝え、対戦回数に準じた賞品を受け取ります。

    バトルラッシュでのバトルの雰囲気は、とても和やかです。
    勝ち負けの数によって賞品が変化しないことや、「対戦」より「交流」の側面が強いこともあり、非常にゆったりのんびりしています。待機列で対戦前の人と雑談する機会もあるので、仲良くなってからバトルできることもあります。
    1試合ごとの制限時間もないので、ルールやカードの効果に戸惑っても大丈夫です。相手に「始めたばかりなので戸惑うことが多いのですが、どうぞよろしくお願いします」と伝えておけば、ほぼ確実に寛大な心で見守ってくれます。「初めて会った人とウィクロスをする」という雰囲気を掴むには、ぴったりなイベントです。
    フォーマットはオールスター、キーセレクションの両方で、対戦前に選びます。参加費はほとんどの場合「3試合500円」といったところでしょうか。大型イベントではほぼ確実にバトルラッシュが行われますので、ぜひ参加してみましょう。
    私も結構こっちに出ていますので、お会いしたらぜひ、お手合わせよろしくお願いします。

    あなたの街に都道府県ツアー
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    とはいえこれらの大型イベントは、どうしても東京や大阪などの大都市圏で行われがちです。「地方は?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。心配ご無用です。ウィクロスではほぼ年に1回「都道府県ツアー」が行われています。
    ウィクロスチームが全国のカードショップを回り、小型版バトルラッシュこと「2戦バトル」や、貴重なスリーブやプレイマットが賞品になる「お楽しみ抽選会」などを行います。こちらのバトルもバトルラッシュ同様、勝敗数で賞品が変化しないので、気軽に参加できます。
    都道府県ツアーは全国各地で行われる分、その地域のプレイヤーと仲良くなれるチャンスがあります。交友が広がるとウィクロスはより楽しくなりますので、友達を作りに行くのもいいでしょう。
    長野の都道府県ツアーのレポートを以前書きましたので、雰囲気はこちらから掴んでみてください。地元のプレイヤーのみならず、こうして遠征してくる人もいます。お会いしたらぜひ!。

    ルールを学ぼう!ティーチング
    「イベントに行きたいけど、まだまだルールが不安で」という方も多いと思います。そんな方は「ティーチングイベント」に行きましょう。上記の公式イベントや都道府県ツアーで行われるほか、9月は「夏の体験会」と題し、いくつかのカードショップで開催される予定です。(情報はこちら)
    ティーチングイベントでは、スタッフや熟練のプレイヤーが紙芝居を手に、「ルリグ」「シグニ」「アーツ」などのカードの説明や、試合の流れなどをゆっくり丁寧に教えてくれます。デッキは用意されているか、構築済みデッキをそのまま持って行くことが多いです。
    実際のバトルのように、お互いが向かい合って着席しますが、対戦が行われることはほぼありません。カードを見せ合ったり、手札とデッキのカードを入れ替えたりしながら、「実際のカードに触れる」「ゲームの流れを知る」ことに重きを置いたイベントです。
    ルールが不安な方や、まずはティーチングイベントから。オススメですよ。

    また最近では、カードショップや有志のプレイヤーが、初心者向けのイベントを開催しつつあります。ツイッターなどで「ウィクロス 初心者」などと調べて、興味を持ったら参加してみてはいかがでしょうか。
    既にウィクロスを遊んでいるプレイヤー間でも、「555円デッキ」「約ネバコラボ」「にじさんじコラボ」などを受け、着々とウェルカムムードが醸成されております。高校や大学などの部活やサークルで、「後輩がやってくる!」とそわそわしているような感じです。多分。
    皆さんが期待不安を持つのと同じように、私たちもそわそわしています。ウィクロスの世界でたくさんの仲間たちと出会えるのを、心よりお待ちしております。

    おまけ・ウィクロスプレイヤー七つ道具
    トレーディングカードゲームの世界には、カード以外にもたくさんのアイテムが揃っています。これらを総称し「カードサプライ」「サプライ」といいます。
    より楽しく快適にウィクロスを遊ぶために、持っておくと便利な「七つ道具」をご紹介。お財布とご相談しつつ、集めてみてはいかがでしょうか。
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    1:デッキ・ルリグデッキ・コインカード
    2:カードスリーブ
    3:プレイマット
    4:デッキケース
    5:ストレージボックス
    6:ボールペン
    7:???

    1:デッキ・ルリグデッキ・コインカード
    あなたの相棒です。しっかり用意しておきましょう。
    コインカードは構築済みデッキのものでも、他のタイトルのカードでも、サイコロや金属のコインでも大丈夫です。対戦前に「これがコインです」と相手に見せておくとグッド。
    ウムルの「ゲート」カードや、カーニバルの「サーバントZERO」、翠子の「棘々迷路」などのトークンカードも、使う人は持っておきましょう。

    2:カードスリーブ
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    (ローダーにも厚みはさまざま。左のように、ネジ止め式のものもあります)
    デッキはスリーブ(カードを保護する袋)に入れておきましょう。裸のままでも良いですが、カードが曲がったり傷がついたりするので控えた方がいいでしょう。加えて対戦中は、自分のデッキを対戦相手にシャッフルしてもらうことがたくさんあります。トラブルの元になるので、スリーブに入れておくのがオススメです。
    スリーブはカードショップやおもちゃ屋で購入できます。だいたい5〜60枚で300〜800円くらいかな?お好きなものを選びましょう。また、対戦中にスリーブが裂けてしまうことがあります。余ったスリーブも一緒に持ち歩いておくと、いざという時に便利です。
    ルリグデッキのスリーブは、メインデッキと異なっていても、統一されていなくても構いません。メインデッキと混ざらないように気をつけましょう。
    ちなみに私のルリグデッキは「ローダー」と呼ばれる、プラスチック製のスリーブに入れています。写真のようにとても分厚いです。試合中、メインデッキのカードと絶対に混ざらないうえ、高額なカードが多いルリグデッキを、傷や汚れからしっかり守ります。

    3:プレイマット
    ラバー製の敷物です。カードショップのテーブルにプレイマット(プレマ)を敷き、その上にカードを並べて対戦します。手触りがよくカードをスムーズに並べられるほか、カードが汚れにくくなるなどのメリットがあります。
    こちらもカードショップなどで購入できるほか、公式イベントやウィクロスセレモニーの参加賞・入賞賞品で配布されたりします。もちろん、構築済みデッキ付属の紙製のものを使っても大丈夫です。何なら自作しても大丈夫です。
    持ち運び用にプレイマットを収納する筒もあり、こちらもカードショップで購入できます。卒業証書を入れる筒を使う人も多いです。

    4:デッキケース
    デッキを入れるための箱です。デッキ、ルリグデッキ、コインカードをまとめて入れます。
    プラスチックや紙など素材はさまざま。デッキのカードが全てと、入れ替えるカードが少し入るくらいのサイズくらいがオススメです。カードショップや公式大会「リリースパーティー」の参加賞で手に入ります。
    対戦中は机の上に置かず、カバンの中に入れておくのがマナーです。

    5:ストレージボックス
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    (自宅は綺麗にしておきましょう)
    カードを入れておく紙製の箱です。一般的なサイズでは、400枚くらいのカードが入ります。デッキとは別に使わないカードを分けておき、自宅に保管しておくことがほとんどですが、1つのストレージにデッキが3〜4つ入るので持ち歩きにも便利です。
    写真は私の自室です。ストレージの側面に「赤」「WXK01」などと書いておき、分類しています。こうしておくとカードを探すのに便利です。

    6:ボールペン
    公式イベントや店舗大会では、「スコアシート」と呼ばれる紙に、勝ち負けやハンドルネームを書く機会が必ずあります。対戦の時はボールペンを1本、カバンに入れておきましょう。
    忘れたら対戦相手に借りましょう。くれぐれも歩道橋で人を刺してはいけません。

    7:???
    七つ道具と書きましたが、ここは自由枠です。
    大会中の水分補給に「ペットボトルの飲み物」や、長丁場の栄養補給に「チョコレート」「アメ」(飲食禁止のお店もあるので注意)、風邪予防の「マスク」などでしょうか。もちろん「大会参加費」もここに入ります。
    1〜6のサプライは、お財布と相談しながらゆっくり揃えていきましょう。「プレイマット」がやや高いですが、あると快適ですよ。


    さてさて、前編は以上です。公式イベントはお祭りなので、ぜひお気軽に参加してください。
    私が個人ブログに参加レポートを書いていますので、せっかくならリンクを貼っておきます。雰囲気を楽しむために、ぜひお読みいただければ幸いです。 どうしても対戦メインなレポートになっていますが、エキスポや感謝祭ではユーザー出展が、同窓会では特殊ルールの大会が行われています。
    対戦のみならず、色々な角度から楽しめるイベントだよということが、少しでも伝われば嬉しいです。

    後編は「ウィクロスパーティーに行ってみよう!」です。持ち物や大会の流れ、心構えなど、ウィクロスパーティーについてご紹介しちゃいます。
    「カードショップの大会は不安だな・・・」という方も、安心してショップに行ける内容にしようと思いますので、どうぞお楽しみに。
    ではでは、後編でお会いしましょう!

ここから始めるオールスター!

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    by からばこ

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    ここから始めるオールスター!
    みなさまこんにちは、からばこです。
    今日は「ここから始めるオールスター!」と題し、オールスターフォーマットについてご紹介します。キーセレクションからウィクロスを始めた方や、最近ウィクロスを復帰された方に向けて、「キーセレクションとオールスターの違い」や「"キー"カード登場によるオールスターへの影響」などをお伝えしようと思います。
    ちょっとした読み物として、ゆるっとお楽しみいただければ幸いです。それではどうぞ!

    キーセレクションとオールスターの違い
    オールスターフォーマットについて、どのようなことを聞いたことがありますか?「カードパワーが高い」「ルリグが全員いる」「派手」など、色々な噂を耳にしているかと思います。まずはオールスターフォーマットの特徴を、つらつらとご紹介していきます。

    1:これまでのカードが全て使える
    オールスターフォーマットでは、2014年4月に発売された1弾「サーブドセレクター」から最新弾の「エクスプロード」まで、全てのカードが使えます。(禁止カードや同時使用制限カードに指定された一部を除く)。そのため戦術の幅が非常に広く、速攻系やコントロール、ワンショットや完全耐性、リソース奪取にデッキ破壊などなど、好きな戦術を選ぶことができます。
    また、全てのルリグが参戦しています。ドーナやハナレ、アンなど、まだキーセレクションに参戦していないルリグたちは、オールスターのみで使うことができます。既にキーセレクションに参戦しているルリグでも、ユヅキやウムルなど、オールスターとキーセレクションで色が異なるルリグもいます。「キーセレクション参戦を機に変わった」という表現が正しいですね。
    全てのカードが使える分、5年分のカードプールをある程度知っておく必要があります。 フォーマット分けが導入された背景にも、「全てのプレイヤーが再び同じスタートラインに立つ」「ウィクロスに関する知識・経験を問わず誰もが新鮮にゲームを楽しめる」という、ウィクロスチームのねらいがあってのことでした。懐かしいです。(詳細につきましてはこちらをご覧ください)

    2:カードパワーが高い
    オールスターで使えるカードのパワーは、キーセレクションに比べて遥かに高いです。
    例えばこの<フレイン>というカードを見てみましょう。
    場に出すだけで最大2エナチャージで、起動効果で「相手のエナ、トラッシュ、デッキのカードを1枚ずつデッキボトムに戻す」という効果を持ちます。<フレイン>を要する「リワト」デッキはこの起動効果を連打し、相手のリソースを粉々にしながら戦っていました。
    限定のないシグニにも、とても強力なカードが勢ぞろい。代表的なシグニが<ダイホウイカ>と<ジルコニウム>でしょうか。
    ダイホウイカ>はアタック時に手札を好きな枚数捨て、1枚につきマイナス6000を振ります。手札を2枚捨てれば、マイナスの値はレベル4シグニの標準的なパワーである12000。その2枚はアタックフェイズ開始時に、自身の効果でドローできます。強さは説明するまでもありませんね。
    ジルコニウム>は現在のオールスター環境で大活躍しているシグニです。トラッシュからシグニを10種類デッキに戻すと自身を蘇生し、青1エナで自身と相手シグニをバニッシュします。ポイントは、この2つの効果が使用タイミング【アタックフェイズ】を持っていること。これはアーツやエクシードなどと同様、相手のアタックフェイズに防御手段として発動できる、ということです。つまり、相手のアタックフェイズにトラッシュから出てきて、青1を払ってシグニを1体バニッシュするため、うまく使えばアーツやエクシードなどの防御手段を温存できます。
    オールスターにはこのように、アーツやエクシードのような役割を果たすシグニがたくさんいます。他にも強力なシグニがたくさんいますので、気になった方はぜひ調べてみてください。

    3:ルリグが防御を持っている
    キーセレクションのルリグは原則、相手のアタックフェイズに発動する防御手段を持ちません。翠子の「テンタクル」やアロス・ピルルクの「カタルシス」くらいで、防御のためにはアーツか"キー"カードのエクシードを発動する、という原則があります。一方のオールスターは、ルリグがアーツや"キー"カードのような防御手段を持ちます。
    例えば<散華の閻魔 ウリス>は、エクシード2でデッキとトラッシュから悪魔のシグニを1体ずつ場に出します。シグニゾーンが空いていたらそれだけで2面防御ですし、シグニの出現時効果も発動するため、「相手のシグニを1体バニッシュする」といった出現時効果を持つ悪魔シグニを場に出せば、さらなる防御が見込めます。「エクシード2で3面守れる」ということも日常茶飯事です。
    この<散華ウリス>はエクシードを消費しますが、中には回数制限のない「無限防御」を持つルリグもいます。代表格が<アロス・ピルルクN>です。相手のアタックフェイズに手札の凶蟲シグニを3枚捨てることで、相手のシグニ1体をバニッシュする効果を持ちますが、この中に<オタガメ>など「捨てられたら場に出る」シグニを含ませておくことで、1回の効果で3面防御することが可能です。次の自分のターンに再び、手札に<オタガメ>を含む3枚の凶蟲シグニを揃え続ければ、延々と守り続けることができます。
    アロスのようなルリグは稀ですが、オールスターではほぼ全てのルリグが防御手段を持っています。そのため、キーセレクションに比べて試合時間が長くなるという特徴もあります。守りに守り抜き、相手が力尽きるまで戦い続けるのも、オールスターの醍醐味です。

    4:「止めデッキ」が存在する
    キーセレクションの華代同様、オールスターにもレベル2,3で戦うルリグがいます。
    代表的なのが花代とアルフォウです。どちらもレベル2や3で止まって戦うようなデザインになっています。
    一方、2止めウムルや3止めドーナ、かつての2止めアンや2止めユヅキなど、意図的にグロウを止めて戦うデッキも存在します。これらのデッキで使うレベル2,3ルリグは、効果を持たないバニラがほとんどです。その分、ふんだんに採用できるアーツや"キー"カードを使い、一瞬で相手のライフクロスを奪い去る構築になっています。
    最近の止めデッキでしたら、しみずきさんが紹介していた2止めウムルが有名です。こちらの記事からぜひご覧ください。

    5:ルリグデッキに入るシグニがいる
    オールスターには「レゾナ」という、ルリグデッキに入るシグニがいます。
    通常のシグニより強力なパワーや効果を持ち、場を離れるとルリグデッキに戻ります。その分、場に出すためには他のシグニをトラッシュに送る必要があったり、ルールによってリムーブできない、などの制約があります。サシェやミュウ、アイヤイなどのルリグがレゾナの扱いに長けています。
    アーツや"キー"カードの枠をレゾナに充てる必要があるため、防御に制約がありますが、それを上回る破壊力や制圧力を持っています。最近では、<ジ・アース>を擁するサシェが人気かなと。ちょっと古いですが、サシェデッキについてはこちらの記事からぜひご覧ください。
    代表的なオールスターデッキ
    せっかくなので、現在環境で活躍しているオールスターデッキをご紹介します。
    幅広い角度やサンプルデッキへリンクなどをご紹介しますので、もし気になったルリグがいたら、組んでみてくださいね。

    カーニバル
    オールスターでは人気、実績ともにナンバーワンのルリグ。キーセレクションが導入されて以降、セレモニーでは100件以上の上位入賞が報告されています(WIXOSSBOX調べ)。
    特徴は、デッキのシグニのレベルを全て4として扱うという点。下級シグニである<タネガスペ><コニプラ><ケプリ>から、上級シグニである<ノベアン><ラアー>までがこの効果を持っています。
    そのため、<タネガスペ><コニプラ>でほぼ確実に手札やエナを増やせます。
    レベル1は少ないですが、<カーニバルキー>を最初のターンに発動することで、「レベル4として扱う」レベル1の<タネガスペ>を確実に2枚確保できます。事故率が低く、安定感やリソースの獲得に長けたデッキです。

    攻めは<ダイホウイカ><ガブリエルト> などの重量級アタッカーや、<ラアー><ヘルボロス>などの制圧系シグニを用います。
    防御は主に<カニキー>の書き換え。例えば、「場のシグニを<ヘルボロス>にして、アタックフェイズの起動効果でトラッシュから<カイヅカ>を蘇生させ、マイナス7000と5000を振る」や、「<ジルコニウム>にして、アタックフェイズの起動効果で青1を払い、シグニをバニッシュ」などです。アタックフェイズ中に、アーツや"キー"カードのように効果を使えるシグニがいるからこそできる芸当ですね。

    「手札の強いシグニを場に出して攻める」「防御は<カニキー>かアーツ」と、デッキの動かし方が比較的シンプルなことも、人気に拍車をかけています。当然、キーセレクションより動きは複雑ですが、オールスターの中では比較的簡単です。
    オールスターを中心にプレーしている周囲のセレクターの多くが、「オールスターを始める人に勧めるならカーニバル」と太鼓判を押しています。ぜひここからトライしてみてください。

    少し古い記事ですが、以前この「カニキーカーニバル」をご紹介しています。デッキレシピや詳しい動きは、こちらの記事をご参考にしていただければ幸いです。
    最近は<ヘルボロス>や<エフエックス><ウラタロ>を抜いて、<ジルコニウム>を増やしたり、<ホルス>を採用している例が多いです。ルリグデッキの<炎のタマ>は<ビカム・ユー>にするのがオススメです。

    タウィル
    8月末にキーセレクションに参戦するタウィルをご紹介します。
    デッキから好きなカードを加える「サーチ」が多い白ルリグの中でも、特にサーチを多用するルリグです。自身をダウンさせて天使シグニを加える<ハニエル><ミカエル><ナキールン>や、デッキから直接天使シグニを場に出す<シェムハザ>を擁しており、毎ターン好きな盤面を作ることができます。
    「<シェムハザ><シュブニグラ>何か」「<シェムハザ><ガブリエルト> 何か」など、あらかじめ自分で作りたい盤面を決めておいて、ゲーム中はそれを目指す、というプレイングがオススメです。

    防御は主に<開きし者>のコイン技を使います。トラッシュの天使シグニを7種類デッキに戻すことで、相手のシグニ1体をトラッシュに送る効果です。
    単純な防御としてももちろん、トラッシュに送られた天使シグニをデッキに戻すことで、再度<ナキールン><シェムハザ>などでサーチできるようになるため、次のターン以降の反撃にも役立ちます。また、レベル5タウィルの<永らえし者>は、自身の下にあるルリグの起動能力を得る効果を持っているため、5グロウ後もこの効果を使えます。
    永らえし者>は手札の天使を2枚捨てることで、相手のシグニのアタックによるダメージを防ぐ効果も持っているので、総じて長期戦が得意なルリグになっています。

    サーチ手段はもちろん、<シェムハザ><シュブニグラ><ガブリエルト> など、耐性を持ったシグニが豊富なので、相手の防御を気にせずに戦えるのが魅力的。最近は<黒点タマキー>を採用し、<シェムハザ>の効果を阻害せずに、<ポセイドナ><フレイン>など、他の色のシグニを入れたデッキタイプも存在します。
    「トラッシュのルリグの種類を気にする」「どのカードが何枚、どの領域にあるか考える」など、オールスターで必要な考え方も学ぶことができるので、初めての方にもオススメなルリグです。デッキレシピはWIXOSSBOXからお探しください。

    ナナシ
    プレイは比較的難しいですが、ドローを繰り替えす、オールスターらしいデッキを楽しみたい方にオススメです。こちらも8月にキーセレに参戦しますね。
    オールスターのナナシは、相手のシグニゾーンに「ウイルス」を配置しながら戦います。ウイルスのあるシグニゾーンに置かれた相手シグニは「感染状態」となり、パワーが下がったり効果が無効化されたりします。

    最近のナナシの基本戦術は、序盤から<ポレン><クロコウジ>でウイルスをばら撒き、<マイプラ>でパワーを下げて攻めるというものです。これらのシグニは<タマキー>で確実にサーチできるため、安定感は抜群。<マイプラ>のパワーマイナス値も4000と大きく、デッキによっては何もできないことも。
    グロウ後は<ラブリー・バイオ><選択する物語><THREE OUT>を使いながら、カードを次々とドローしていきます。使い終わったシグニを<ラブリー・バイオ>でバニッシュしてエナを増やし、その増えたエナで<THREE OUT>を発動し、引き込んだ別の<バイオ>でまたエナを増やし・・・、という風にデッキを回す、という具合です。この「ぐるぐる回す」戦術は、オールスターではミルルンやアロス・ピルルク、あやなどが得意としています。スペルやシグニを次々とプレイし、デッキを回転させる様は、ある種の芸術です。
    プレイは比較的・・・、いえ、結構難しいですが、極めたらどんなデッキにも勝てると言っても過言ではないかもしれません。ぜひ挑戦してみてください。

    サンプルデッキは、りくさんが執筆された「タマキーマイプラ型黒点キーナナシ」をご参考ください。
    ピルルクやミルルンなど、どんどん回すデッキを得意としている方なので、大いに役立つかと思います。ぜひどうぞ。

    その他のオールスターデッキ
    他にもたくさんありますが、キリがなくなってきたので簡単にご紹介。

    あや
    「トラップ」という戦術を使って戦うルリグです。自分のシグニゾーンに裏向きで設置し、そのシグニゾーンがアタックされたら表向きにして発動、という具合です。
    トラップにはメインデッキのシグニを利用するため、アロス・ピルルク同様、ほぼ無限に守り続けることができます。その分エナや手札の管理はシビアで、難易度は高めです。

    アルテマイオナ
    「ルリグはシグニを1体までしか配置できない」「ドローフェイズに1枚しかドローできない」という制約をお互いにかけるルリグ。特にシグニの配置制限の影響が大きく、デッキによってはこれだけで完封されることも。
    アルテマ>へのグロウはライフクロスが1枚以下のみできましたが、<エボルブ/メイデン イオナ>の登場で、ライフクロスをゆったり構えてグロウすることができるように。アニメの影響もあり、根強い人気を誇るルリグです。

    紡ぐ者
    「全てのルリグからグロウできる」「レベル5シグニの限定条件を無視する」という規格外な効果を持つルリグ。各ルリグのエース級であるレベル5シグニが共演する、ド派手なデッキが楽しめます。
    「歴代最強レベル5」として名高い<ブラジャック>が、<ノーザンセブン><フラコスタ>で耐性を持って襲いかかってきたり、場のシグニが<カニキー>で突然<グスクル>になって襲撃してきたりと、まさしく「ボスラッシュ」なデッキです。レベル4へのグロウコストが0になったため、グロウもしやすくなっています。グロウ元は<奈落ウリス><応援グズ子>あたりが人気ですね。

    まとめ
    いかがでしたでしょうか。
    オールスターの魅力はその幅広さにあります。戦術、使えるカードやルリグ、プレイングなどなど、やれることもやられることも、キーセレクションよりはるかに多いです。派手さもある一方、緻密なプレイングが求められるなど、その醍醐味は語りきれません。
    キーセレクションでウィクロスに慣れた方は、ぜひオールスターにも挑戦してください。さらに広く、ディープなウィクロスの世界が待ち受けていますよ。お待ちしています!

    デッキの検索は、ぜひWIXOSSBOXもお役立てください。だいたい全ルリグが掲載されています。わからないことがあったら、ツイッターなどでもお気軽にどうぞ。
    それでは、また次回の更新でお会いしましょう。

夏風邪をぶっ飛ばせ!バニッシュメル

    posted

    by からばこ

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    夏風邪をぶっ飛ばせ!バニッシュメル
    お久しぶりです、からばこです。
    先日風邪を引きました。38度を超える発熱は10年以上ぶりで、久しぶりに「これヤバいなあ」と泣きそうになっていました。雨続きだったことや、暑さ寒さが滅茶苦茶な気候が続いたことに加え、連日のセレモニーなどで体が悲鳴を上げたんでしょう。我ながら限界だったのね......。皆様もお体にはお気をつけてください。
    私もしっかり栄養を取りながら、紙に執筆に頑張っていきます。というわけで、栄養つながりでメルのご紹介です。夏風邪をぶっ飛ばすために、バニッシュを軸に戦うデッキに仕上げました。それではどうぞー。

    デッキレシピ
    バニッシュメル


    デッキについて
    「チャーム」を軸に戦うデッキです。チャームが付与されることで「パワー増加」「バニッシュ・バウンス耐性」を持つシグニが多く採用されたパワフルなデッキになりました。
    攻め方は、「ランサーで貫く」「除去して殴る」の2通り。<ウェディ>などのランサーによる攻撃はもちろん、相手のシグニをバニッシュすることで、直接ライフクロスを狙うこともできます。<真ユヅキキー><聖マルディウス教会>の2枚の全面バニッシュや、コイン技「ベルセルク」などの豊富な除去で、ガンガン攻めていきましょう。
    序盤の除去手段が豊富なので、下級シグニは当初、<コレステ><テツブ>などの高パワーなバニラシグニで固めていました。ただ今回は、連続攻撃ができる<カーボ>をアタッカーとして採用しています。カードが揃えば4枚のライフクロスをクラッシュできるので、狙っていきたいです。

    デッキの動かし方
    序盤は<ユヅキキー>を発動し、相手のシグニを全てバニッシュしつつ、2ドロー2エナチャージでリソースを伸ばします。そのまま<カーボ>、<ビタミンK>、何かを揃え、4枚のライフクロスをクラッシュしましょう。
    レベル4グロウ後は、<ウェディ>などのランサーで残りのライフクロスを全て削り取ります。相手のライフクロスが0枚になったら、<カルシ>などのアタックトリガーや<聖マルディウス協会>、コイン技「ベルセルク」などで、何とかして残りの一撃を叩き込みましょう。
    「<ユヅキキー>で4点!ランサーで3点!あとはなんとかする!」が合言葉です。細かい立ち回りは相手によって変わってきますが、これを覚えておけば大丈夫。強い弱いはさておいて、とても簡単なデッキです。

    採用カード
    ルリグデッキ
    レベル0
    どのレベル0も可愛くて困っています。個人的には修学旅行ルリグを推していますが、チョコルリグも捨てがたいところ。
    ???イラストでおやすみルリグが実装されるのが待ち遠しいですね。

    レベル1,2,3
    必要なコインは全部で5枚。<ユヅキキー>に3枚、<マルディウス>に1枚、「ベルセルク」に1枚です。当然、ルリグの構成はこうなります。白衣って素敵ですよね。

    レベル4
    キーセレクションに登場したレベル4ルリグ。相変わらず可愛いですね。
    出現時に2エナチャージし、エナゾーンから2枚のシグニを回収します。回収するシグニに縛りはないので、サーバントを拾うことも十分ありえます。グロウコストの支払いには注意しましょう。
    1ターンに1度、トラッシュの微菌シグニ1枚を、自分の場のシグニのチャームにできます。チャームが必要なシグニを多く持つため、必然的に、この効果を毎ターン発動していくことになります。
    また、<ビオチン>と合わせることで、自分の場の全てのシグニにチャームを付与できるようになります。「メル起動+<ビオチン>2回」や、「メル起動+<ビオチン>+<ビタミンK>」などで、チャームを3枚揃えていくことになるでしょう。
    コイン技「ベルセルク」は、キーセレクションではお手軽3面除去です。ランサーや<カルシ>などで除去できない時などに使って、攻め手を切らさないようにしましょう。

    真・遊月・鍵
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    3コインで2ドロー2エナチャージ、全面除去。すごい。
    序盤に全面開けしつつ、自分のエナや手札を増やし、そのまま<カーボ>などで突っ込むのが今回のデッキのコンセプトです。使い終わったら<ハッピー5>のコストにしましょう。
    ウリスの<チアハナレキー>もそうですが、<ハッピー5>があるからこそ、防御を持たないキーカードが環境の第一線で活躍していますよね。

    聖マルディウス協会
    10024.jpg
    今回のコンセプトその2。エクシード4で全面バニッシュと、自ターン中に自分のシグニのパワーを+1000します。
    エクシード4での全面バニッシュは、キーセレクションでは破格の性能を誇ります。1回のアクションで3面守れる上に、返しの次のターンはぽぽんと3面要求。バニッシュ耐性には無力ですが、使いやすさやお手軽さはトップクラスです。
    加えては、自ターン中に自分のシグニのパワーをパンプさせます。特に<プロテイン><カルシ>との相性がよく、前者に簡単にバニッシュ・バウンス耐性を、後者にアタック時除去を付与することができます。<ウェディ>や<ビオチン>のパンプと合わせると、レベル4シグニのパワーが15000を超えることもザラですね。
    メルでは<花代&緑子キー>が採用されることもありますが、あちらはエクシード2で1体バニッシュ×2の2面除去。それに比べてこちらは3面除去と、除去性能では<はなみどキー>以上です。<はなみどキー>出現時の1体除去も加えれば同等なのですが、除去のタイミングやコイン枚数などを考えると、イコールとは言い難いでしょう。
    ただ、小回りが効きにくいというデメリットもあります。それでもメルデッキとの相性の良さは想像以上なので、一度使ってみてください。

    セレクト・ハッピー5
    キーセレクションの鉄板アーツ。使い終わったキーを吐きながら、アンコール!
    炎真爛漫>の流行により連打が許されなくなっているので、使い方には気をつけましょう。序盤のうちから発動し、ライフクロスをしっかり守っておくのがポイント、かな?

    千変万化・暴風警報
    とりあえずの防御アーツです。<ビオチン><プロテイン>などでエナコストが枯れやすいため、「2エナで2面防御」という標準的な性能に納めました。自由枠なので、環境や好みによって自由にいじって大丈夫です。<ナンバー・バインド><落華流粋>などが候補に上がってきます。
    ただ、<千変万化>を除けば序盤で発動することも多いので、例えば<バインド>を採用するのであれば<リュック>などの白シグニを多めに入れるなど、<炎真爛漫>を見据えたデッキ構築を心がけましょう。その場合、<カーボ>にこだわらないことも十分ありえます。

    メインデッキ
    ウェディ 4枚
    メルデッキのエースシグニ。チャームの枚数によって複数の効果を発動します。
    4グロウ直後は2面立てて、「ランサー」「ランサー」「バニッシュ」「バニッシュ耐性」を選んで攻めていくことが多いでしょう。メインデッキでの除去は<ウェディ>頼りなので、相手のライフクロスが残っているうちは、無理に「ランサー」で攻めるよりも、バニッシュで攻めた方がいい場合があります。状況に応じて立ち回っていきましょう。
    相手のライフクロスが0枚になった後は、「バニッシュ耐性」&「相手シグニバニッシュ」を2回繰り返すと、相手に大きなプレッシャーをかけることができます。また<プロテイン>と組み合わせて、バニッシュ耐性を2面立てるなんてこともあります。
    チャーム3面は積極的に狙っていきたいですが、<ビオチン>を含めると多くのリソースを消費するので、「3面チャームが効果的な状況であれば作る」くらいの気持ちで大丈夫です。この辺りの見極めは慣れですね。
    除去や点取り役など、幅広い活躍が期待されるシグニ。当然の4枚投入です。眩しい笑顔の<SR版>か、どこか遠くを見つめている<SEC版>と、お好きな方を選んでください。私はノータイムで<SEC版>です。

    プロテイン 4枚
    筋肉の源。出現時に緑1で、エナゾーンから任意のシグニを回収します。
    「<プロテイン>出現→エナから<プロテイン>回収→回収した<プロテイン>を場に出して別のシグニを回収→回収したシグニを場に出す」で、手札消費1枚で3面埋めることがでいます。エナは一気に失いますが、立て直しや盤面形成の性能はピカイチです。コイン技「ベルセルク」との相性がいいのもグッド。
    表記されているパワーと異なるパワーを持つ微菌シグニに、バニッシュとバウンス耐性を付与します。<聖マルディウス協会>や<ビオチン>との相性がよく、<カルシ>を添えれば終盤でかなりのプレッシャーになります。
    総じて強力なシグニなので4枚投入しています。エナの管理には気をつけましょう。

    カルシ 2枚
    アタック時に3エナで1面除去です。<聖マルディウス教会>を場に出しておくだけで、<カルシ>のパワーが13000になります。平均的なレベル4シグニのパワーである12000を越えることができるため、簡単にアタック時の効果を発動できます。
    アタック時の効果発動にはエナ消費が重いため、ライフクロスが0枚の相手に止めを刺す時のみ使っていきます。ライフクロスの削りはランサーや他のシグニに任せ、最後に場に出すのがいい感じです。
    いざという時に<プロテイン>から回収できるよう、エナゾーンに1枚あればいいかな、という具合です。無難に2枚採用。

    チャーム付与シグニ
    序盤は<ビタミンK>で、4グロウ後は<ビオチン>でチャームを付与していきます。
    ビオチン>は前項で説明した通り、3面チャームを達成するために必須のシグニになってきますので、レベル4以降は積極的に場に出していきたいです。<ビタミンK>は<真ユヅキキー>からの<カーボ>連パンのために、序盤に1枚は確保しておきたいところです。
    チャームを持つシグニは相手に狙われやすく、特に<ビオチン>は最優先で除去されるかと思いますので、「使うときに場に出す」を心がけましょう。両方とも4枚採用です。

    チャームが付与されると強くなるシグニ
    カーボ>は何度も説明している通りなので省略します。レベル2の<カーボ><ビタミンK>+αだけでなく、レベル3で<カーボ><カーボ><ビオチン>という場面を作ることがあるので、そちらも覚えておきましょう。
    コッパー>は、チャームをつけるだけでお手軽にランサーを得ます。レベル3で<ビオチン>と組み合わせたり、レベル4以降で点数を取ったりと、小回りが利くシグニです。2枚採用してみました。

    バニラシグニ
    余ったところに入れました。<Pbx>は<聖マルディウス協会>発動のための赤エナとして使えるほか、相手に<落華流粋>を警戒させられる、という仕事があります。<祝福の五光>などの赤スペルを採用する場合のコストにも使えます。
    コレステ>の枠は、バニッシュ耐性を持つ<トロルド>などでもいいです。華代とウリスのどちらを見るかという兼ね合いにもなりますので、環境やお好みに合わせて微調整してください。今回は簡単に手に入るという意味で、<コレステ>にしました。

    サーバント
    8枚採用しています。ルリグ止めアーツがないことや、ドロー力がそこまで高くないことなどから、少し増やしました。これでも足りないと感じたら、<コレステ>などの枠で調整してください。9枚から10枚でもいいのかなあという感覚でいます。
    炎真爛漫>対策で、サーバントのレベルは散らしています。どのレベルを何枚入れるのが正解なのかはプレイヤー間の中でも分かれており、明確に「これ!」というものはありません。ただ、「2止め華代」が一定数使われているキーセレクションにおいて、サーバントの散らさないということはありえない、ということは確かになっています。どんなデッキを使うにしろ、レベル1から4のサーバントを入れておきましょう。
    華代側も、<爛漫>で何を宣言すべきかどうか決まっていなかったりします。中には「4面ダイスを振って決める」という猛者もいるという噂。あながちそれも間違っていなかったりして。

    おわりに
    いかがでしたでしょうか?
    下級をバニラシグニで固める構築もありますが、今回はバトル全体を通して、チャームを使って戦うメルらしい構築に仕上げました。チャームの使い方や付与するタイミング、どの除去を使うかなどを覚えれば、パワフルなバトルが楽しめること間違いなしです。ぜひ使ってみてくださいね。
    細かい構築やプレイングなどは日々変わっていきますので、WIXOSSBOXなどで最新の構築をチェックしておくと便利ですよ。

    夏なのか梅雨なのかわからない天気が続いているので、皆様も体調にはお気をつけください。セレモニーやウィクロスパーティーに参加される際は、マスクをつけてバッチリガードしておきましょう(反省)。
    それでは、また次回の更新で!

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