今日は「ウィクロスの世界にレッツゴー!(前編)」と題し、イベントやバトルの楽しみ方など、「デッキを買った後に、何をしていけばいいか」についてご紹介したいと思います。
初心者向けイベントの探し方や特徴、店舗大会「ウィクロスパーティー」の流れ、カードや情報の集め方など、ウィクロスの世界の歩き方をお届けします。「にじさんじでウィクロスを始めてみたけど、遊ぶ機会ってどうやって見つければいいのかな?」「せっかくデッキを組んだし、色々な人と遊んでみたいな」と思っている方は、ぜひぜひお読みください!
前編が「ウィクロス公式イベント」と「ウィクロス七つ道具」の紹介、後編が「ウィクロスパーティーの流れ」などの予定です。どうぞお楽しみに。
まずは「お祭り」に行こう!〜ワイワイガヤガヤ公式イベント〜
ウィクロスのイベントは、主に3種類に分けることができます。- タカラトミーが主催する「公式イベント」
- カードショップ(店舗)で開催される「ウィクロスパーティー」
- カードショップで開催される大規模大会「ウィクロスセレモニー」
1の「公式イベント」は、ビッグサイトなどのホールを貸し切って行われるイベントです。主にカードショップで開催される、「ウィクロスパーティー」「セレモニー」に比べて、交流会ありお笑いありの、いわゆる「お祭り」のようなものなので、まずはこちらの「公式イベント」に参加するのをオススメします。直近だと、9月22日に東京で「ウィクロス学園祭」が開催されます。
このような公式イベントでは、「ウィクロスセレモニー」のような競技性の強い大会も開催されます。全国から集う猛者達が、己の意地とプライドを賭けて熱いバトルを繰り広げる、甲子園やワールドカップのようなものです。
もちろん、始めたばかりの方に「そこに行け!」とは言いませんのでご安心ください。この大会と同時に行われる「バトルラッシュ」というイベントに参加するのを、強くオススメします。
バトルラッシュに行こう
参加費を払ってバトルラッシュにエントリーすると、「待機列」に並びます。そこで隣になった人が、次のバトルの相手になります。誰と当たるかはその瞬間までわかりません。
列の先頭まで来ると、たくさんの机と椅子が並んだ対戦スペースに案内されます。空き席に誘導されますので、着席したら2人のペースで、自由に対戦を始めてください。
バトルが終わると、2人揃って受付に行き、参加時にもらった対戦シートにスタンプを押してもらい、1試合終了です。その後列に並び直せば、またバトルができます。
規定の回数対戦を行ったら、受付で賞品を受け取ってバトルラッシュは終了になります。途中でドロップ(バトルラッシュを終了する)する場合はその旨を受付に伝え、対戦回数に準じた賞品を受け取ります。
バトルラッシュでのバトルの雰囲気は、とても和やかです。
勝ち負けの数によって賞品が変化しないことや、「対戦」より「交流」の側面が強いこともあり、非常にゆったりのんびりしています。待機列で対戦前の人と雑談する機会もあるので、仲良くなってからバトルできることもあります。
1試合ごとの制限時間もないので、ルールやカードの効果に戸惑っても大丈夫です。相手に「始めたばかりなので戸惑うことが多いのですが、どうぞよろしくお願いします」と伝えておけば、ほぼ確実に寛大な心で見守ってくれます。「初めて会った人とウィクロスをする」という雰囲気を掴むには、ぴったりなイベントです。
フォーマットはオールスター、キーセレクションの両方で、対戦前に選びます。参加費はほとんどの場合「3試合500円」といったところでしょうか。大型イベントではほぼ確実にバトルラッシュが行われますので、ぜひ参加してみましょう。
私も結構こっちに出ていますので、お会いしたらぜひ、お手合わせよろしくお願いします。
あなたの街に都道府県ツアー
ウィクロスチームが全国のカードショップを回り、小型版バトルラッシュこと「2戦バトル」や、貴重なスリーブやプレイマットが賞品になる「お楽しみ抽選会」などを行います。こちらのバトルもバトルラッシュ同様、勝敗数で賞品が変化しないので、気軽に参加できます。
都道府県ツアーは全国各地で行われる分、その地域のプレイヤーと仲良くなれるチャンスがあります。交友が広がるとウィクロスはより楽しくなりますので、友達を作りに行くのもいいでしょう。
長野の都道府県ツアーのレポートを以前書きましたので、雰囲気はこちらから掴んでみてください。地元のプレイヤーのみならず、こうして遠征してくる人もいます。お会いしたらぜひ!。
ルールを学ぼう!ティーチング
「イベントに行きたいけど、まだまだルールが不安で」という方も多いと思います。そんな方は「ティーチングイベント」に行きましょう。上記の公式イベントや都道府県ツアーで行われるほか、9月は「夏の体験会」と題し、いくつかのカードショップで開催される予定です。(情報はこちら)
ティーチングイベントでは、スタッフや熟練のプレイヤーが紙芝居を手に、「ルリグ」「シグニ」「アーツ」などのカードの説明や、試合の流れなどをゆっくり丁寧に教えてくれます。デッキは用意されているか、構築済みデッキをそのまま持って行くことが多いです。
実際のバトルのように、お互いが向かい合って着席しますが、対戦が行われることはほぼありません。カードを見せ合ったり、手札とデッキのカードを入れ替えたりしながら、「実際のカードに触れる」「ゲームの流れを知る」ことに重きを置いたイベントです。
ルールが不安な方や、まずはティーチングイベントから。オススメですよ。
また最近では、カードショップや有志のプレイヤーが、初心者向けのイベントを開催しつつあります。ツイッターなどで「ウィクロス 初心者」などと調べて、興味を持ったら参加してみてはいかがでしょうか。
既にウィクロスを遊んでいるプレイヤー間でも、「555円デッキ」「約ネバコラボ」「にじさんじコラボ」などを受け、着々とウェルカムムードが醸成されております。高校や大学などの部活やサークルで、「後輩がやってくる!」とそわそわしているような感じです。多分。
皆さんが期待不安を持つのと同じように、私たちもそわそわしています。ウィクロスの世界でたくさんの仲間たちと出会えるのを、心よりお待ちしております。
おまけ・ウィクロスプレイヤー七つ道具
トレーディングカードゲームの世界には、カード以外にもたくさんのアイテムが揃っています。これらを総称し「カードサプライ」「サプライ」といいます。より楽しく快適にウィクロスを遊ぶために、持っておくと便利な「七つ道具」をご紹介。お財布とご相談しつつ、集めてみてはいかがでしょうか。
2:カードスリーブ
3:プレイマット
4:デッキケース
5:ストレージボックス
6:ボールペン
7:???
1:デッキ・ルリグデッキ・コインカード
あなたの相棒です。しっかり用意しておきましょう。
コインカードは構築済みデッキのものでも、他のタイトルのカードでも、サイコロや金属のコインでも大丈夫です。対戦前に「これがコインです」と相手に見せておくとグッド。
ウムルの「ゲート」カードや、カーニバルの「サーバントZERO」、翠子の「棘々迷路」などのトークンカードも、使う人は持っておきましょう。
2:カードスリーブ
スリーブはカードショップやおもちゃ屋で購入できます。だいたい5〜60枚で300〜800円くらいかな?お好きなものを選びましょう。また、対戦中にスリーブが裂けてしまうことがあります。余ったスリーブも一緒に持ち歩いておくと、いざという時に便利です。
ルリグデッキのスリーブは、メインデッキと異なっていても、統一されていなくても構いません。メインデッキと混ざらないように気をつけましょう。
ちなみに私のルリグデッキは「ローダー」と呼ばれる、プラスチック製のスリーブに入れています。写真のようにとても分厚いです。試合中、メインデッキのカードと絶対に混ざらないうえ、高額なカードが多いルリグデッキを、傷や汚れからしっかり守ります。
3:プレイマット
ラバー製の敷物です。カードショップのテーブルにプレイマット(プレマ)を敷き、その上にカードを並べて対戦します。手触りがよくカードをスムーズに並べられるほか、カードが汚れにくくなるなどのメリットがあります。
こちらもカードショップなどで購入できるほか、公式イベントやウィクロスセレモニーの参加賞・入賞賞品で配布されたりします。もちろん、構築済みデッキ付属の紙製のものを使っても大丈夫です。何なら自作しても大丈夫です。
持ち運び用にプレイマットを収納する筒もあり、こちらもカードショップで購入できます。卒業証書を入れる筒を使う人も多いです。
4:デッキケース
デッキを入れるための箱です。デッキ、ルリグデッキ、コインカードをまとめて入れます。
プラスチックや紙など素材はさまざま。デッキのカードが全てと、入れ替えるカードが少し入るくらいのサイズくらいがオススメです。カードショップや公式大会「リリースパーティー」の参加賞で手に入ります。
対戦中は机の上に置かず、カバンの中に入れておくのがマナーです。
5:ストレージボックス
写真は私の自室です。ストレージの側面に「赤」「WXK01」などと書いておき、分類しています。こうしておくとカードを探すのに便利です。
6:ボールペン
公式イベントや店舗大会では、「スコアシート」と呼ばれる紙に、勝ち負けやハンドルネームを書く機会が必ずあります。対戦の時はボールペンを1本、カバンに入れておきましょう。
忘れたら対戦相手に借りましょう。くれぐれも歩道橋で人を刺してはいけません。
7:???
七つ道具と書きましたが、ここは自由枠です。
大会中の水分補給に「ペットボトルの飲み物」や、長丁場の栄養補給に「チョコレート」「アメ」(飲食禁止のお店もあるので注意)、風邪予防の「マスク」などでしょうか。もちろん「大会参加費」もここに入ります。
1〜6のサプライは、お財布と相談しながらゆっくり揃えていきましょう。「プレイマット」がやや高いですが、あると快適ですよ。
さてさて、前編は以上です。公式イベントはお祭りなので、ぜひお気軽に参加してください。
私が個人ブログに参加レポートを書いていますので、せっかくならリンクを貼っておきます。雰囲気を楽しむために、ぜひお読みいただければ幸いです。
- 2017年8月開催「ウィクロスエキスポ」
- 2018年3月開催「ウィクロス同窓会」
- 2019年1月開催「WIXOSSCUP仙台」と松島旅行記
- 2019年4月開催「WIXOSS大感謝祭」ユーザー出展レポート
対戦のみならず、色々な角度から楽しめるイベントだよということが、少しでも伝われば嬉しいです。
後編は「ウィクロスパーティーに行ってみよう!」です。持ち物や大会の流れ、心構えなど、ウィクロスパーティーについてご紹介しちゃいます。
「カードショップの大会は不安だな・・・」という方も、安心してショップに行ける内容にしようと思いますので、どうぞお楽しみに。
ではでは、後編でお会いしましょう!