先日風邪を引きました。38度を超える発熱は10年以上ぶりで、久しぶりに「これヤバいなあ」と泣きそうになっていました。雨続きだったことや、暑さ寒さが滅茶苦茶な気候が続いたことに加え、連日のセレモニーなどで体が悲鳴を上げたんでしょう。我ながら限界だったのね......。皆様もお体にはお気をつけてください。
私もしっかり栄養を取りながら、紙に執筆に頑張っていきます。というわけで、栄養つながりでメルのご紹介です。夏風邪をぶっ飛ばすために、バニッシュを軸に戦うデッキに仕上げました。それではどうぞー。
デッキレシピ
バニッシュメル
非LB
計20枚
デッキについて
「チャーム」を軸に戦うデッキです。チャームが付与されることで「パワー増加」「バニッシュ・バウンス耐性」を持つシグニが多く採用されたパワフルなデッキになりました。攻め方は、「ランサーで貫く」「除去して殴る」の2通り。<ウェディ>などのランサーによる攻撃はもちろん、相手のシグニをバニッシュすることで、直接ライフクロスを狙うこともできます。<真ユヅキキー><聖マルディウス教会>の2枚の全面バニッシュや、コイン技「ベルセルク」などの豊富な除去で、ガンガン攻めていきましょう。
序盤の除去手段が豊富なので、下級シグニは当初、<コレステ><テツブ>などの高パワーなバニラシグニで固めていました。ただ今回は、連続攻撃ができる<カーボ>をアタッカーとして採用しています。カードが揃えば4枚のライフクロスをクラッシュできるので、狙っていきたいです。
デッキの動かし方
序盤は<ユヅキキー>を発動し、相手のシグニを全てバニッシュしつつ、2ドロー2エナチャージでリソースを伸ばします。そのまま<カーボ>、<ビタミンK>、何かを揃え、4枚のライフクロスをクラッシュしましょう。レベル4グロウ後は、<ウェディ>などのランサーで残りのライフクロスを全て削り取ります。相手のライフクロスが0枚になったら、<カルシ>などのアタックトリガーや<聖マルディウス協会>、コイン技「ベルセルク」などで、何とかして残りの一撃を叩き込みましょう。
「<ユヅキキー>で4点!ランサーで3点!あとはなんとかする!」が合言葉です。細かい立ち回りは相手によって変わってきますが、これを覚えておけば大丈夫。強い弱いはさておいて、とても簡単なデッキです。
採用カード
ルリグデッキ
レベル0
???イラストでおやすみルリグが実装されるのが待ち遠しいですね。
レベル1,2,3
レベル4
出現時に2エナチャージし、エナゾーンから2枚のシグニを回収します。回収するシグニに縛りはないので、サーバントを拾うことも十分ありえます。グロウコストの支払いには注意しましょう。
1ターンに1度、トラッシュの微菌シグニ1枚を、自分の場のシグニのチャームにできます。チャームが必要なシグニを多く持つため、必然的に、この効果を毎ターン発動していくことになります。
また、<ビオチン>と合わせることで、自分の場の全てのシグニにチャームを付与できるようになります。「メル起動+<ビオチン>2回」や、「メル起動+<ビオチン>+<ビタミンK>」などで、チャームを3枚揃えていくことになるでしょう。
コイン技「ベルセルク」は、キーセレクションではお手軽3面除去です。ランサーや<カルシ>などで除去できない時などに使って、攻め手を切らさないようにしましょう。
真・遊月・鍵
序盤に全面開けしつつ、自分のエナや手札を増やし、そのまま<カーボ>などで突っ込むのが今回のデッキのコンセプトです。使い終わったら<ハッピー5>のコストにしましょう。
ウリスの<チアハナレキー>もそうですが、<ハッピー5>があるからこそ、防御を持たないキーカードが環境の第一線で活躍していますよね。
聖マルディウス協会
エクシード4での全面バニッシュは、キーセレクションでは破格の性能を誇ります。1回のアクションで3面守れる上に、返しの次のターンはぽぽんと3面要求。バニッシュ耐性には無力ですが、使いやすさやお手軽さはトップクラスです。
加えては、自ターン中に自分のシグニのパワーをパンプさせます。特に<プロテイン><カルシ>との相性がよく、前者に簡単にバニッシュ・バウンス耐性を、後者にアタック時除去を付与することができます。<ウェディ>や<ビオチン>のパンプと合わせると、レベル4シグニのパワーが15000を超えることもザラですね。
メルでは<花代&緑子キー>が採用されることもありますが、あちらはエクシード2で1体バニッシュ×2の2面除去。それに比べてこちらは3面除去と、除去性能では<はなみどキー>以上です。<はなみどキー>出現時の1体除去も加えれば同等なのですが、除去のタイミングやコイン枚数などを考えると、イコールとは言い難いでしょう。
ただ、小回りが効きにくいというデメリットもあります。それでもメルデッキとの相性の良さは想像以上なので、一度使ってみてください。
セレクト・ハッピー5
<炎真爛漫>の流行により連打が許されなくなっているので、使い方には気をつけましょう。序盤のうちから発動し、ライフクロスをしっかり守っておくのがポイント、かな?
千変万化・暴風警報
ただ、<千変万化>を除けば序盤で発動することも多いので、例えば<バインド>を採用するのであれば<リュック>などの白シグニを多めに入れるなど、<炎真爛漫>を見据えたデッキ構築を心がけましょう。その場合、<カーボ>にこだわらないことも十分ありえます。
メインデッキ
ウェディ 4枚
4グロウ直後は2面立てて、「ランサー」「ランサー」「バニッシュ」「バニッシュ耐性」を選んで攻めていくことが多いでしょう。メインデッキでの除去は<ウェディ>頼りなので、相手のライフクロスが残っているうちは、無理に「ランサー」で攻めるよりも、バニッシュで攻めた方がいい場合があります。状況に応じて立ち回っていきましょう。
相手のライフクロスが0枚になった後は、「バニッシュ耐性」&「相手シグニバニッシュ」を2回繰り返すと、相手に大きなプレッシャーをかけることができます。また<プロテイン>と組み合わせて、バニッシュ耐性を2面立てるなんてこともあります。
チャーム3面は積極的に狙っていきたいですが、<ビオチン>を含めると多くのリソースを消費するので、「3面チャームが効果的な状況であれば作る」くらいの気持ちで大丈夫です。この辺りの見極めは慣れですね。
除去や点取り役など、幅広い活躍が期待されるシグニ。当然の4枚投入です。眩しい笑顔の<SR版>か、どこか遠くを見つめている<SEC版>と、お好きな方を選んでください。私はノータイムで<SEC版>です。
プロテイン 4枚
「<プロテイン>出現→エナから<プロテイン>回収→回収した<プロテイン>を場に出して別のシグニを回収→回収したシグニを場に出す」で、手札消費1枚で3面埋めることがでいます。エナは一気に失いますが、立て直しや盤面形成の性能はピカイチです。コイン技「ベルセルク」との相性がいいのもグッド。
表記されているパワーと異なるパワーを持つ微菌シグニに、バニッシュとバウンス耐性を付与します。<聖マルディウス協会>や<ビオチン>との相性がよく、<カルシ>を添えれば終盤でかなりのプレッシャーになります。
総じて強力なシグニなので4枚投入しています。エナの管理には気をつけましょう。
カルシ 2枚
アタック時の効果発動にはエナ消費が重いため、ライフクロスが0枚の相手に止めを刺す時のみ使っていきます。ライフクロスの削りはランサーや他のシグニに任せ、最後に場に出すのがいい感じです。
いざという時に<プロテイン>から回収できるよう、エナゾーンに1枚あればいいかな、という具合です。無難に2枚採用。
チャーム付与シグニ
<ビオチン>は前項で説明した通り、3面チャームを達成するために必須のシグニになってきますので、レベル4以降は積極的に場に出していきたいです。<ビタミンK>は<真ユヅキキー>からの<カーボ>連パンのために、序盤に1枚は確保しておきたいところです。
チャームを持つシグニは相手に狙われやすく、特に<ビオチン>は最優先で除去されるかと思いますので、「使うときに場に出す」を心がけましょう。両方とも4枚採用です。
チャームが付与されると強くなるシグニ
<コッパー>は、チャームをつけるだけでお手軽にランサーを得ます。レベル3で<ビオチン>と組み合わせたり、レベル4以降で点数を取ったりと、小回りが利くシグニです。2枚採用してみました。
バニラシグニ
<コレステ>の枠は、バニッシュ耐性を持つ<トロルド>などでもいいです。華代とウリスのどちらを見るかという兼ね合いにもなりますので、環境やお好みに合わせて微調整してください。今回は簡単に手に入るという意味で、<コレステ>にしました。
サーバント
<炎真爛漫>対策で、サーバントのレベルは散らしています。どのレベルを何枚入れるのが正解なのかはプレイヤー間の中でも分かれており、明確に「これ!」というものはありません。ただ、「2止め華代」が一定数使われているキーセレクションにおいて、サーバントの散らさないということはありえない、ということは確かになっています。どんなデッキを使うにしろ、レベル1から4のサーバントを入れておきましょう。
華代側も、<爛漫>で何を宣言すべきかどうか決まっていなかったりします。中には「4面ダイスを振って決める」という猛者もいるという噂。あながちそれも間違っていなかったりして。
おわりに
いかがでしたでしょうか?下級をバニラシグニで固める構築もありますが、今回はバトル全体を通して、チャームを使って戦うメルらしい構築に仕上げました。チャームの使い方や付与するタイミング、どの除去を使うかなどを覚えれば、パワフルなバトルが楽しめること間違いなしです。ぜひ使ってみてくださいね。
細かい構築やプレイングなどは日々変わっていきますので、WIXOSSBOXなどで最新の構築をチェックしておくと便利ですよ。
夏なのか梅雨なのかわからない天気が続いているので、皆様も体調にはお気をつけください。セレモニーやウィクロスパーティーに参加される際は、マスクをつけてバッチリガードしておきましょう(反省)。
それでは、また次回の更新で!